ONLニュース(98年01月前半分)
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インタビュー、新年1発目
アスリーツリーグ、97年の年末を振り返る
アスリーツリーグ (憲作記者)【1998年01月15日(木) 23時36分】

今日は成人式。街に華やかな着物姿の娘さんたちが溢れるなか、正式には今年初めてとなるアスリーツリーグの取材を行なった。A.L.ジャパンジムで、新田と八島の2人にインタビューした。

記者(以下−)「すっかり遅くなってしまったんだけど、まずはWWWWA主催の『CBD’97』から。優勝、おめでとう。」
新田(以下新)・八島(以下八)「あ、どうもありがとうございます。」
−「八島選手は、これがデビュー戦でもあったわけだけど。」
八「うん。そうですねえ、やっぱりちょっと、緊張したかな。」
新「嘘です。全然緊張なんかしてなかったですよ、こいつ。会場には遅刻して来るわ、弁当は2つも3つも食うわ、挙げ句の果てには控え室で大いびきかいて寝てるわ…。もうちょっと、緊張感ってもんがあってもいいんじゃねえか、と思いましたね。」
八「ははっ。まあ、そう言うなって。」
新「おかげで、俺の方はアップもろくに出来なかったんだから。」
−「そういう平常心が、いい結果につながったのかな?」
八「そう、そのとおりです。人間、平常心を保たなければ、普段出来ることでも出来なくなったりしますからね。」
新「そんな立派なもんじゃないですって、こいつのは。図々しいだけなんですよ。」
−「まあ何にせよ、結果としては言うことなしだよね。」
八「ですかねえ。うまくいきすぎ、と思う部分もあるけどね。」
−「特に印象に残った試合とか、選手はいるかな?」
新「印象に残ったって言うか、なんか変わった選手が多かったですよね。1回戦のインビジブル・ストーカー選手、2回戦のポイズン・ジャイアント選手。決勝のレオン・ザ・グレート選手も。でもおもしろかったですよ、勉強にもなったと思うし。」
八「うーん…。私は、決勝でやった、バサラ選手とか。『あぁ、うまいな』って思いましたね。」
−「そう言えばそのバサラ選手からは、再戦の要求があったとか。」
八「ああ、はい。会長の方にね。でもなんか、今、うちドタバタしてて。いずれ闘ることになるんじゃないか、とは思うんですけどね。まだちょっと、はっきりしたことはわかりません。」

−「では続いて、旗揚げ戦の『ALC’97』について。奇しくも、この2人で決勝を争ったんだけど。」
新「うん。俺自身は、ベスト4に入るのが目標だったんで。ほんと、優勝できるなんて思ってなかったですね。出場してくれた選手もみんな、決して弱くはなかったんだし。」
八「私の方も、なんだかあれよあれよと勝ち進んで…。気がついたら決勝戦だった、という感じで。」
−「ちょっと聞きにくいんだけど、決勝の結果については?」
八「口惜しかったですねぇ、やっぱり。せっかくあそこまでいったのに、最後にコケてしまいましたね。」
−「A.L.の他の選手は、みんな残念な結果に終わったね。」
新「そうですね…。小峰が1回戦勝っただけで、あとはみんな負けちゃいましたからね。あそこまで悲惨な結果になるとは、思ってなかったなあ。もうちょっと、みんなイケると思ってたんですけどねえ。」
八「でもその分、みんな今年に入ってから一生懸命練習してますから。まあ、これからですよ、私も含めてね。」

−「今後について、何か一言。」
新「えっと、とりあえず1月の下旬に興行があるはずです。まだ組み合わせとかは、決まってないみたいだけど。まずはそれに向けて、練習です。」
八「気分を入れ替えて、また頑張っていきたいですね。今年はアスリーツリーグにとって大切な1年。戦いの輪を拡げつつ、しっかりとした土台を築いていかないとね。まあ、期待してください。」
−「それでは、今年もよろしくお願いします、ということで。」
新・八「ありがとうございました。」



ECVV事務所を拡張
ECVV (ECVVプレス記者)【1998年01月15日(木) 21時02分】

 今後活発化していくであろう実施大会を考慮して、ECVVは記録所を開設した。オフィス入口にメニューを追加してある。一旦入ってしまえば後々閲覧者には解りやすくなるはずである。
「まだプレハブ小屋なのでこれからデザインなどに力を入れていきたいと思います。皆さんからのアドヴァイスもお願いしたいですね」とオーナー・潮崎_春樹氏。

<ECVVオフィス入口>


命運、我にあり。
M.O.W大晦日年越し興行・M.O.W初代ヘビ−級王者決定トーナメント/一回戦
M.O.W (大スポ 谷町記者)【1998年01月15日(木) 07時36分】

第四試合終了後、10分の休憩をはさんで、トーナメントの組み合わせがクジ引きにより決定、発表された。

第五試合・海崎 礼爾 vs 左近 番斎、
第六試合・音無 誠次 vs ストロング 猛鬼、
第七試合・第五、第六試合の勝者で決定戦、
という組み合わせで行われる事になった。

カード発表会見では番斎が音無を一回戦の相手に指名していたが、これは御覧の通り番斎の思惑通りとはならなかった。海崎にとっては初戦を猛鬼、音無という難敵からではなく、番斎からとなった訳だが、この番斎、暗に海崎越えを目標としており、いずれにせよ手負いの海崎にはまったく気を抜く事の出来ない相手なのである。


第五試合 時間無制限1本勝負
海崎 礼爾 vs 左近 番斎

試合開始を前に両者がリング上に対峙した。海崎は痛み止めを打っての強行出場な訳だが、特に気負いを感じさせる表情ではない。
変わって番斎はといえば、眼をぎらつかせ獲物を狙う獣のようである。
暫く両者、動かないが、しびれを切らし先に手を出したのは番斎だった。前蹴りで間合いを詰めると海崎をいきなりロープに振って何か狙うが海崎にそのまま潰され、サッカーボールキックを喰らう。
序盤、海崎は番斎の後頭部にカカトを落とし、セントーン、腕ひしぎと連携で番斎を攻め、番斎は顔面ニーリフトを軸に釣り鐘ストンピングで海崎を攻める。
番斎は海崎の負傷箇所を攻めるかと思われた。が、いつもと変わらず自分のプロレスで海崎に挑んでいる。小柄の身体で海崎をネックハンギングツリーに捕らえ、ギロチン式のピースクラッシャーを決めると一気に試合ペースを握りにかかる。

ゴッチ式パイルドライバーで、海崎をマットに突き刺すとポストに登り、フライングバンザイ(ボディ)プレス!カウント3ギリギリで海崎返すが、海崎越えをここでせんと猛ラッシュに入る。
もう一度ゴッチパイルで海崎をグロッキーにさせ、ポストから「ヨッシャァァッ!!」の叫びと共にウルトラ・バンザイ・ラナ!!
結局、2カウントで返されたが流れを掴んだ番斎はもう攻めるだけだった。
番斎の猛攻を拭い、キックを中心に切り崩しにかかる海崎。腕ひしぎを再三に渡って仕掛けた事を見るにやはり、腕を狙っていたようだ。
中盤、ミドルキックで番斎を怯ませ、海崎はノーザンライトボムを狙ったが、ここで番斎は逆にスモールパッケージに固めていったのである。裏をかかれた海崎は何とか返すも、番斎はチャンスとばかりに必殺の“Hail and Kill”(DKボム)へ。

決まったと思われたが海崎は肩を上げた。しかも海崎の表情はこの状況を楽しんでるように笑みを浮かべて立ち上がったのである。この展開を望んでいたのだろうか。NEOトーナメントの時の切羽詰まった感じではなく、まるで下からの追い上げを楽しんでいるようだ。
僅かの間に2度も2.9カウントのニアフォールを奪われたが、それが嘘だったように番斎の後頭部に見事なハイキックを決め、得意の裏STFに持ち込んだ。

しかし、番斎もまた獣の眼のままだった。
まず、頭突き連打からエルボー・スイシーダ。そして、顔面にもろにヒジをくらって吹っ飛んだ海崎をゴッチパイルでマットに突き立て、まともポストに上がり今度は海崎の後頭部目掛けて、再びエルボー・スイシーダ。やはり、ジュニアで培った技がここで活きてきた。
満を持して、2度目の“Hail and Kill”。
しかも、これはロープが近いの越しての攻めで、海崎を引きお越しフロントバンザイホイップで投げ飛ばした。
が、投げられた海崎はスックと立ち上がり、ミドルキックの牽制からスクリューハイキック、そして、そのまま腕の負傷を気にも止めずにノーザンライトボムで脳天を突き刺し、トップロープからサマーソルトドップ弾!

2人の凄まじいラリーに観客もヒートしてきた。そこに来て海崎は番斎の“Hail and Kill”狙いをリバースして返し場外に落とし、背後の助走をつけるためロープに走りだした。何と俗に言うハヤテスペシャル2号で番斎に突っ込んでいった。これで観客が熱くならないはずはない。

それ喰らったにもかかわらず番斎も圧巻で、場外で先ほど未遂の終わった今日3発目の“Hail and Kill”を敢行。
この2人、ここまでやってまだ終わらない。
海崎は朦朧としながらもジャンピングキックを放ち、場外で腕ひしぎ。
力で返した番斎は海崎をフェンスにハンマースルー。あえなくフェンスに激突し、ぐったりになった海崎に背後から浴びせ蹴りをぶちこみ、揚々とリングに戻り、これで決めるとばかりに高々と両腕を突き上げ「ヨッシャァァァ!!」と咆哮。

その時すでにリングに帰還していた海崎はその瞬間を逃さずに番斎に有無を言わせずノーザンライトボムで場外でのお返しをし、エプロンに出ると番斎が起きるタイミングを見計らってスワンダイブミサイル!
番斎は形勢を変えようと大技に出ようするが海崎はそれも計算の上か、膝蹴りでカットするとすかさず腕を取り一瞬のうちに極めてしまった。
「さっさとしろッ!!」海崎がギブアップか確認しろとレフェリーに怒鳴りつけた。

ゴングが鳴った。両者はそのままセコンドが来てもしばらく立ち上がれなかった。海崎は試合の緊張が解けたせいか付き人の伝奇が来ても腕を押さえてうずくまっていたが何とか立ち上がった。レフェリーが海崎のもとに寄り、ゆっくりと海崎の腕をあげた。

また、番斎は、セコンドについていた大和が肩を貸そうとするがそれ拒否し、自らロープを使って立ち上がった。その姿はけしてかっこいいものではなかったが、その自分で立ち上がろうという姿勢は観客に十分伝わっただろう。

海崎はその姿をみると、すぐにリングを降り決勝に備えるため控え室に戻っていった。
あれだけの攻撃を正面から受けるのは腕を折った人間がする事ではない。だが、海崎はこの番斎との1戦を単なる一回戦とは捕らえてなかったのだろう。だからこそ、あれだけの試合をしたのではないか。
そして、試合後にこうコメントした。

海崎「今の試合で、このままいけると確信したよ。身体はボロボロなのに何だかいい気分だ。少々、ハデなウォーミングアップになっちまったなぁ。ハッキリ言って、もう決勝の分の体力はねぇよ。でもよ、会見の時も言ったけど、そのなんつうか感覚が俺の中にまだあるんだよ。このまま多分いける。決勝はどっちが来ても地獄だよ・・・くくっ。いいかい?こんなもんで」

番斎はといえば全試合終了後に取材を受けると、マスコミに告げそのまま決勝まで見守るようだ。


珍しく、試合後に喋ってくれた海崎。次の試合で音無と猛鬼、どちらが勝ち上がるのか?そして、初代王者は・・。

第五試合 M.O.W初代ヘビ−級王者決定トーナメント/一回戦 時間無制限1本勝負

 海崎 礼爾◯(7分9秒 腕ひしぎ逆十字固め)×左近 番斎


W.W.O、遂に興行開催へ
リング購入記念興行カード発表
W.W.O (豊田 前記者)【1998年01月15日(木) 05時04分】

関係者から「ホントにやるの?」と囁かれるなか、遂に全試合のカードが発表された。

W.W.Oリング購入記念興行「Rebirth」 1998.1.17 神奈川・厚木文化会館記念ホール

▼第一試合(15分一本勝負)
"喧嘩上等"小鳥遊(たかなし) 勇馬 VS"ブリティッシュ・ブラッド" デイヴィッド・シーマン
『両者ともにリングデビュー戦。ケンカファイトの小鳥遊か、クールなレスリングのシーマンか。熱い試合が予想される』

▼第二試合(15分一本勝負)
"戦う管理人" ファイプラー弘樹(HFA)VS "荒ぶる若虎" ハイパー・タイガー ツヴァイ
『若手の登竜門となった感のあるファイプラーに若虎がどこまで食い下がれるか』

▼第三試合(タッグマッチ30分一本勝負)
"四次元の森"グリン・ピース(横浜プロレス)&"太陽のルチャドール" デフ・レオパルド(横浜プロレス)
                 VS
"魔性の月" エル・イホ・デル・ルナ&"赤熱の太陽" エル・イホ・デル・ソル
『メキシコより招聘された双子のタッグチーム「エル・キョーダイン」(勝手に命名)横プロジュニアとのハイレベルな攻防が期待される』

▼第四試合 (30分一本勝負)
"フィットネス・サンダー"トニィ・リトゥル(M.O.W)VS "鋼鉄の惨殺処刑台" アイアンメイデン
『全くタイプの違う二人。メイデンが凄惨な流血戦へと引きずり込むか、トニィがラフをパワーでねじ伏せるか』

▼第五試合 闇討ちストロボフラッシュデスマッチ(30分一本勝負)
"雪の舞姫"雪摸 美人(JRA)VS"超高校級ファイター"マキシマム前田
『ONL初の男女ミックスドマッチ。両者とも「負けたら引退」を賭けた一戦。デスマッチで完全決着!』

▼第六試合 (タッグマッチ60分一本勝負)
"銀河警官"メルビィ・ニムガーレン(NEO GONGS)&"地獄の虎"シヴァルツ・ティーゲル
                 VS
"伝説を越える虎"ハイパー・タイガー&"孤高の餓狼"バサラ
『夢のタッグマッチ。展開されるのは芸術的な試合か、それとも・・・』


97年の暮れを振り返る!
メカバトル、CBD、A.L.C、そしてnWo弘樹…
HFA (ぴろき記者)【1998年01月15日(木) 03時26分】

昨年末(12月31日)にHFAを代表してファイプラー弘樹にインタビューを行ったが、そこでは聞ききれなかったことを各選手に聞いてみた。

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まずはWWWWA開催のメカバトルトーナメントにストロング猛鬼(M.O.W)と組んで出場、準優勝を果たしたヘル・リーダー(47)に話を聞いた。

記者「ヘル選手、準優勝おめでとうございます。」
ヘル「あぁ〜?オラ!準優勝だぁ〜?ざけんなっ!」
記者「あ…、えっと…、(まずいこと言っちゃったかな)」
ヘル「ブラザー(ブラッディマスク)と組んでたら優勝だ!オラッ!」
記者「え、えっと…、でも猛鬼選手だって強いじゃないですか。」
ヘル「黙れ!モーキじゃ役不足だっ!俺達、鬼神衆が最強だっ!」
記者「あ…、そ、そうですか…、はい。(恐いから逃げよっと)」

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さて、気を取り直して。
そのヘル&猛鬼に一回戦で負けた金 韓宇(29)だが、現在は闘神四天王“炎の朱雀”ことファイヤー・フェニックスに受けたダメージが深く足の治療のため入院中だ。病床で、金は次のように語ってくれた。

金「ヘルとはOGREで何度か戦った事がある。いわばライバル的な関係だったがな。」
記者「それは初耳のような気がします。」
金「俺がOGREで親しかったのがカルロス(ゴッド)とフウマ(ハイマスター)。そしてライバルだったのがヘルだ。」
記者「残念ながら今回は負けてしまいましたね…。」
金「ああ…。この足さえよくなればリベンジを果たすのだが…。」
記者「全治の見込みは1ヶ月と聞いてますが。」
金「それはまだどうなるか分からん。とにかく今はリハビリを続けるしかない。」
記者「ところで、タッグを組んだW=Evoの李選手はどうでしたか?」
金「ああ、いい選手だな。彼とはいつか戦ってみたいな。」
記者「なるほど。それでは今日はおじゃましました。一日も早い復帰を望みます。」

どことなく元気がない金 韓宇だった。

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さて次は、これまたWWWWA主催のCBD(コミュニケーションブレイクダウン)に出場したポイズン・ジャイアントとクラッチャーまこと(18)のインタビューだ。と言っても、ご存知の通りポイズンはしゃべれないのでまことだけに話を聞いてきた。しかし、そんなポイズンとタッグを組んだ悲山彗一(W=Evo)はえらい。

記者「えっと、CBDとA.L.Cはどうでしたか?」
まこ「うーん、僕よくわかんない。
記者「わかんない、って君ねぇ…。ザブー選手に迷惑かけてたそうじゃないですか。」
まこ「だって…
記者「あと、A.L.Cでアスカ選手のラフ攻撃にキレたそうですね。その後、絞め落とされたそうですが。」
まこ「あの人ひどいよ、めちゃくちゃだよ…。
記者「って君ねぇ、そんなんじゃダメだよ。デビューしたんだからもっとしっかりしなくちゃ。」
まこ「うん…

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さて、そのA.L.Cに出場していた疑惑のnWo弘樹だが、これは本人に聞いてみた方が早いだろう。というわけでファイプラー弘樹(25)の登場。

弘樹「ようやくオラの番か。」
記者「で、なんでまた南蛮の配下になっちゃったんですか?」
弘樹「って、アホなこと言うなよ。俺がホントにA.L.Cに出てたら優勝してるじょ。nWo弘樹と名乗る奴はA.Lの八島とかいう奴に負けてるじゃん。あれ俺じゃないよ。」
記者「あ、そうなんですか? ……うーん、ホントですか?」
弘樹「おいおい、疑ってるのか?なんなら八島を倒して証明したろうか?」
記者「あ、そんなこと言っちゃっていいんですか?自信あるんですか?」
弘樹「あったりまえよ!」

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というわけで97年の暮れを振り返りましたとさ。


「今日から“遊び人”の驚さんと呼んでくれ」
加藤驚、ニックネームを変更
カドモン・般若 (ワンダラー・KYOU記者)【1998年01月15日(木) 02時48分】

 今年から心機一転、リニューアルを図っているカドモンは、ただ今その準備に大忙しの状態である。とりあえず今月中に、団体としてのカラーも明確にした新生カドモンがスタートするワケだが、今日は準備活動に大わらわの般若リーダー、加藤驚選手にインタビューをした。

K「いやぁ、遅いけど明けましておめでとうございます」
加「いやぁ、こちらこそ」
K「早速インタビューしますね。まず、やはり新生カドモンのカラーについてですけど……コンセプトはどこまで練れてます?」
加「開発率60%ってトコだな」
K「何でも、般若の喧嘩プロレスを生かした団体にするとか」
加「そうそう。軍団設立の時に言ってた『価値ある喧嘩』が、カドモンのイメージとして定着したからね。結構支持得られて嬉しいよ」
K「そうなると、多団体交流路線は……」
加「それは継続するよ。ウチは興行自体が毎回お祭り騒ぎだし、派手に行きたいからね。だけど、選手も結構増えてきて純血でも十分やっていけるようになったよ。多団体選手を含めて、1興行で7〜8試合はやりたいね」
K「試合でのルールで特徴はありますか?」
加「タッグ、6人タッグは全部トルネードで行く事が決定した」
K「すごい展開になりそうですね」
加「般若のスタイルの凄さを認識してもらうには、やっぱトルネードでなくちゃ」
K「そう言えば、次回興行で般若特攻部隊・八岐遠呂智の第二の男が登場するらしいようですけど」
加「そうそう。まだ到着してないけど」
K「楽しみですね」
加「楽しみにしててね」

 ここからは、話題ごとに分けます。

【南蛮帝国】
K「南蛮帝国もいよいよ人外を登場させますね」
加「ほぼブラジルだってか……だっせ」
K「まだいますよ。今、オノー氏はギリシアに行ってるらしいんですけど」
加「そんなに増やして、あいつ何する気なのかなぁ」
K「人海戦術に決まってるでしょ。またく呑気だから」
加「いいって事よ」
K「そういえば、ゼーレの葛城ミサト嬢を預かっているらしいようですけど」
加「えっとねぇ。とりあえずゼーレさんにはいずれ帰さにゃあかんでしょーね」
K「帰したくないですか?」
加「そりゃ設立準備に人材はほしいもん。今広報のバイトしてもらってる」
K「結構好みだとか」
加「ヤボったい事言わないの」
K「給料はどうなってるの?」
加「払ってますよ。カドモンが。結構いい稼ぎになってるらしいね」
K「スタッフ強化しなさい」
加「うへーい」

【多団体の動向】
K「まずはやっぱり新革命ですか」
加「あっちのトップ所がこぞって来るらしいね。とりあえず来たらやる……でいいでしょ。基本的に喧嘩は拒まないよ」
K「その他に接触のある団体はいますか」
加「やっぱメカバトルの優勝はデカかったね。一気に格が上がったよ。そろそろ俺の首取って名を上げようという連中が出てきてるよ」
K「具体的には誰ですか」
加「MOWのサイレント・コア」
K「あの軍人集団ですか」
加「前から噂は聞いてるけど……やってみたいって気もするよ。まぁ、正式に対戦要求しているワケじゃなくて、ただその動きがあるよってな噂を耳にした程度だけどね。とりあえずウチじゃ喧嘩の舞台は、他人を蹴落としてでも確保する気構えが必要だね」
K「えらく強気ですね」
加「ウチは乱入構わずが基本でいく!」
K「負けたらどーする気?」
加「悔しがります」
K「たわけぇ。もっと軍団にプライドかけろよ」
加「いいじゃん。看板立ててるワケでもないし」

【そして注目発言】
K「ニックネーム変えるとか」
加「うん。俺も“”つきのニックネームにしようかな思ってさ」
K「えっと、聞いた所によりますと、あんたを抜かした般若のメンバーで決めるとか」
加「そうそう。いいニックネームが出来てると思うよ。おーい、タカシぃー」
斉藤多夏史「はいはいぃ」
加「ニックネーム決まった?」
斉「はい」
K「んで、何になりました?」
斉「“遊び人”です」
K「はい?」

……。
…………。
………………。

K「アホかい。仮にも喧嘩集団のリーダーが遊び人でどないする」
斉「だって、最近の加藤さんギャルゲーばっかやってるんですもん」
K「だからって遊び人はないでしょ」
斉「だって、実際に遊び人なんですからしょうがないって武骨さんが……」
K「おい、驚。いいのかよ」
加「採用」
K「はい?」
加「今日から俺の事は“遊び人”の驚さんと呼んでくれ」
K「あんた……どこまで傾きよるね」

 かくして突如誕生した新ニックネーム。ギャルゲーフリークの加藤驚にはこたえる名前だろうが、見ての通り悪びれる事が好きな男である。

加「さて、これからきゃんバニプリモやろーっと。唯ちゃーん、今行くぞー」
K「仕事しろっ!!」
加「ぶぅ〜っ」


仁義なき戦い 炎上作戦
1・15 ティファナ特別興行
WWWWA (八女記者)【1998年01月15日(木) 00時27分】

1・15 WWWWA ティファナ大会の第一試合、第三試合、第四試合の世界一はやい結果をお伝えしよう(なぜなら、メキシコはまだ14日だからだ)。なお選手のインタビューなどは後ほどお送りする。

第一試合 力士徹 VS 伊吹羅生門
前回の試合で全く手が出せなかった伊吹羅生門、今回はニーリフト、ハンマーパンチ、ショートレンジラリアット、ウエスタンラリアート等でいっきにラッシュ。しかしツームストンを出そうとしたところで、力士の人工衛星ヘッドシザースが決まる。その後、力士がフルネルソンバスター、パワーボム、ツームストンパイルドライバー3連発、超肉弾プレスで伊吹からフォールを奪う。

○ 力士徹(2分40秒 チョークスリーパー)伊吹羅生門 ×

第三試合 伊吹神楽 VS 伝・雪怪獣ヴー
離れての掌打の撃ち合いからスタート。神楽がステップキックや凶器攻撃などで有利に試合をすすめ、チョークスリーパーでギブアップを奪った。ヴーもハイキックで粘ったが、ギミックが邪魔になったのか、打撃系選手が殴り合いで負けるという最悪の事態になった。

○ 伊吹神楽(2分40秒 チョークスリーパー)ヴー ×

第四試合 伊吹舞 VS 美咲大和
会場にオクタゴン用と思われる金網が運ばれてきた。準備が行われている。あれ?ちょっと形が違うぞ。これは…ひょっとして…

神楽「プロレスの恐ろしさを見せたる。ノーロープ金網電流爆破マッチじゃあ。」
美咲「なんや、こりゃあ!話がちゃうど!」
神楽「なんや、にげるいうんかい。こんならも肝っ玉が小さいのお。怖いんなら、とっとと帰ったらエエじゃろがぁ。」
美咲「誰が逃げるねん。やったろうやないか。」

ということで試合開始。
前半、投げあい、バックの取り合いなどプロレスのような展開で開始。
美咲は虎月投げ(フロントスープレックス)、ダブルリストアームソルトなどで有利な展開に持っていく。しかし3分過ぎ、舞が美咲を金網に投げつけ、美咲爆発。もう一回。これでもかと三回目!その後、舞は、チンクラッシャー、カベルナリア、水車落とし、マンハッタンドロップ、ボディソバットでチョークスリーパーを出すが、美咲なんとかクリアー。ここで前回の試合で神楽をKOに追い込んだ裏虎月落とし!決まるか!
(どぉぉぉぉん)
伊吹舞(5分00 両者KO)美咲大和

神楽「すまんのお。大爆発を5分に設定しとったみたいや。」


JRA復活!?
あの人は今・・・・・・
JRA (信子記者)【1998年01月14日(水) 21時42分】

こちらは、1998年創刊、京都スポーツ新聞の信子記者です。
これからは、ONL記事をを中心に取材をしていきますので宜しくお願い致します。

 さて、第1回目の今日は、あの1997年に唐突に現われ崩壊したとされているJRAの広報部長が現在NEOのリングアナをしているという情報をキャッチしましたので、取材しました。
信子 「あの、NEOのリングアナさん。」
リン穴「なによ、あんた。今、忙しいのよ。」
信子 「すいませんが、あなたは元JRAの広報部長さんじゃないんですか?」
リン穴「なんや、そんな話かいな。」
信子 「そういった、噂が飛び交っていますが?」
リン穴「そうよ。何か文句あんの?」
信子 「やっぱり、そうなんですね。JRAは本当に崩壊したんですか?」
リン穴「え、何?崩壊したって報道されてたじゃない。私だって、ALトーナメントの当日に事務所にいったら扉が閉鎖されてたんだから、わかんないわよ。」
信子 「え、じゃあ、広報部長は聞かされてないんですか?」
リン穴「そうよ、後で記事を読んで見れば、私をおいてMOWの怒羅のポケットに去っていったとか書いてあるし、こっちも給料もらってないんだから探してるのよ。」
信子 「それで、NEOさんに就職されたんですか?」
リン穴「アルバイト、アルバイト。」
信子 「それで、JRAの会長を探した結果はどうだったんですか?」
リン穴「新山とCBには会いましたよ。」
信子 「え、今は何をされているんですか?」
リン穴「それが、不思議なのよね。新山は魚頭選手やサック選手と戦った記憶がないらしいのよ。」
信子 「え、戦ったじゃないですか?」
リン穴「それどころか、私とも面識がないと・・・・。」
信子 「はっ?一体どういうことなのでしょう?」
リン穴「それどころか、新山選手はプロレスしてなかったのよね。」
信子 「ますます、状況が把握できないんですけど。」
リン穴「それに、新山の体格も前に見たときより幾分小さかったような気がしたのよね。」
信子 「それじゃ、別人ですか?」
リン穴「いや、私の推理によると前にいた新山選手はやっぱり未来の人だったんじゃないかな。それで、この間あった新山は現在の新山じゃないかな。そういえば、JRAのパンフも200○年って記載されてたし。」
信子 「なるほど。って、なかなか大胆な推理ですね。まるで、見てきたような。」
リン穴「(ギクッ)いやいや、推理よ、推理、あくまで推理だからね。」
信子 「(ジロッ)なんか、その慌てぶりが怪しいですね。」
リン穴「あ、もう私、忙しいからおしまいね。NEOはよくこきつかうのよ。会社の体制が悪いんじゃないの?ほんまに。」
信子 「あ、そんな事いったらクビにされちゃいますよ。」
リン穴「あ、やば。今のは記事にするなよ。」
信子 「はいはい。わかりました。」
リン穴「その変わり、JRAの事の調査ができたら1番に教えてあげるかんね。」
信子 「お願いしますね。それから、CB選手は何をされてたんですか?」
リン穴「床屋で髪の毛染めてた。けど、英語がわかんないんでほっといた。」
信子 「本気で調べてるんでしょうね?」
リン穴「あ、試合が終わったんでアナウンスしにいかなきゃ。」
信子 「あ、逃げないで・・・・。行ってしまった。」
信子 「このように、今回の取材ではJRAの消滅は不透明なままになってしまいました。しかし、これからの取材により明らかにしておきたいと思います。」
警備員「はいはい、ここは選手の通るとこだから、のいて、のいて。」
信子 「え、そうなの?」
警備員「ほら、ごっついおじさんが出てきたでしょ。邪魔だからのいた、のいた。」
信子 「うわっ、押さないで〜。以上 NEOの会場の試合の途中のリングサイドからの報告でした。」


流血地獄に潮が満ちたとき…
流星、地獄変で初勝利
NEO GONGS (K+α記者)【1998年01月13日(火) 01時35分】

「君はなじるかも知れない、夢ばかり追いかける僕を…」
新テーマ曲で入場してきた流星。今年にかける意気込みをあらわしているかのようだ。
流星地獄変第二戦はアスリーツ・リーグの空手家・有倉との一戦である。前回がWWOのバサラだったことを考えると、幅広い対戦をしたいという流星の心意気をフロントが受け入れてのものである。
この 流星満潮vs有倉雅史 も、バサラ戦と同じように5分4ラウンドで行われた。

第一ラウンド開始早々に後ろ回し蹴りやストレートの掌底を積極的に繰り出す有倉。流星はそれを冷静にさばいてローキック。だが、空手でロー対策は万全の有倉も、しっかりと防御する。
あくまで強気に突きと上段、下段を織り交ぜて突進する有倉。流星は巧みなステップでヒラヒラとかわしつつローキック。かと思えば、さっと懐に飛び込んでの払い腰から腕ひしぎで攻める。有倉もクリンチ状態になったところでスタンディングのフロントスリーパーで締め上げるが、お互いに有効打にはならない。
三分過ぎ、有倉の息が上がったところで流星が怒涛のハイキック連発。ガードされてもおかまいなく蹴りまくり、10発近く蹴ったところでヒールホールドに移行するが、これはエスケープ。
有倉の顔面突きも流星に数発ヒットするが、流星はおかまいなしのロー、ハイキックでダウンを奪う。もう何度目となるのだろう。流星がハイキックで倒しておいての腕ひしぎにいこうとした時、第一ラウンド終了。
第二ラウンド、呼吸の回復した有倉が顔面突きを三発たて続けにヒットさせ、流星は目蓋を切る。しかし、チェックしようとしたレフェリーを押しのけて強引に試合を再開させると、ソバットラッシュからのスリーパーでエスケープを「2」にする。
有倉も負けじとフィストドロップを敢行。パイルドライバーまで放つが、これでまた息が上がってしまった。直後にハイキック、ヒールホールドでエスケープしてしまう。なんとかソバットのコンビネーションを見せるが、ここまで。
終盤は完全に流星ペース。足も砕けよのキックラッシュで有倉を圧倒し、最後は膝蹴りを連発しての腕ひしぎ逆十字でギブアップを奪い、血染めの対他団体初勝利を手にした。

流星「面白い!面白かったです。自分のやりたかった事はこれなんだなと、やってて思いました。ALさんとはこうやって勉強しあっていきたいですね。小峰さんにも借りを返さないといけないですし。
正直、悩んでたんですよ。記念大会第一試合という大役を任されたのに、何にも実績が出せなかったじゃないですか。でも自分、諦めないですから。スコータイに追いつくまで、信じたことを貫きたいと思います。今日はありがとうございました。押忍!」


「んを」勢力拡大!!
ついにエアガイツの口からセルジオの名が!!
ゼーレ (ホークマン記者)【1998年01月12日(月) 13時25分】

先日のNEOの大会で珍しく真面目にメルビィ選手と試合をしたエアガイツ選手の試合後の控え室でのコメント

−「みごとメルビィ選手を倒しました」
ガ「ハッピーカムカム!!」
−「珍しく真面目にやってしかも勝ちましたね」
ガ「いや、いい汗かいたよ。俺ってやればできるんだね。自分でビックリしたよ。ていうか、ゼーレの大会じゃないから、やる気マンマン!!ゼーレは腐りきってるからダメ!!バカばっかだろ?ゲントウ、冬月、キール。どうしようもないよ。しかしさすがはメルビィだね。こんな俺でもちゃんと勝負してくれるからね、ついこっちもはりきっちゃうよ。ゼーレにはこういう奴がいないんだよな。戦ってて楽しくなる奴がね。」
−「試合後、カドモンのセルジオ選手の名前が出ましたが『んを』入りと見ていいんですか?」
ガ「は〜い〜!!」
−「なぜイクラちゃん・・・・」
ガ「おう、セルジオは『んを』のメンバーだぁー!!つよーい味方だぁー!」
−「これで『んを』のメンバーはガイツ選手と中田選手とセルジオ選手の3人ですね。あとHFAのまこと選手も・・・?」
ガ「あばれこまいぬ×2、カメレオンマン」
−「意味不明です」
ガ「強力だね、こうみると。いつのまにか『んを』もでかくなったなぁ。セルジオと中田には頑張ってもらわねば。私はもう、トシだから。ゴホゴホ・・・。」
−「一番若いですよ。で、まことくんなんですけどハワイで拉致した後とうなったんですか?」
ガ「逃げられたね、見事に。トイレに閉じ込めておいて後で見たらいないの!逃げ足はやいね、さすがに。ちゃんと日本に帰ったのかなあ?」
−「『悪の華』の時はいないようでしたが。」
ガ「もしかしてハワイにいるかも・・・。ま、いいや。だけど今度まこっちゃん見つけたら逃がさないよ。覚悟しといてね。」
−「これからの『んを』の活動は?」
ガ「そうだな、まあ基本的に自由だからね。メンバーがそれぞれ好き勝手にやってもらっていいよ。俺自身はまこちんラチることしか考えてないから。そんでもってハワイのベルトもねらおうかな。まあ、セルジオが何をやってくれるかに注目だな。」
−「南蛮帝国に葛城ミサトを拉致されたのは、どうしますか。」
ガ「それは俺の管轄下じゃないもん。まあ、そっちでセルジオが動くかも知れないけど。サミーのこと嫌ってたからね。その辺はご自由に」
−「最後に一言」
ガ「ダッフンダ!」
−「もう少し真面目に・・・」
ガ「98年は『んを』がプロレス界を変える。『んを』はまだまだデカくなるからな。ファッキンゼーレ!!ファッキンONL!!」

なにげに『んを』が勢力を拡大中。『んを』はエアガイツの気まぐれで作った軍団だが、もう気まぐれでは済まされないところまできている。中田、セルジオといった強力なメンバーを引き連れ98年、本当にプロレス界を変えることができるか!?


「炎」、97年を振り替える!そして、98年の展望は?
”他団体の大会”に参加した選手たちへのインタビュー(1)〜ローズマリー熊野・編
(逆沢 鰤次記者)【1998年01月12日(月) 05時29分】

今回、わたくし逆沢は、選手たちにインタビューを敢行すべく、ここ「炎」の道場兼宿舎にやってきた。もちろん新年の挨拶も兼ねているが。
早速、一人捕まえた。「A.L97'第三位」・ローズマリー熊野選手だ。

逆沢(以降、逆)「どうも、あけまして、おめでとうございます!」
熊野(以降、熊)「あ〜ら、どうも逆ちゃん!よく来たわねえ、ってあんた新年会にも来たけどさ。フリーってのは、そんなに暇なのかしら?」
逆「いや〜そうなんですよ。暇で暇で(苦笑)。ところで、今日は、選手の方たちインタビューをさせてもらいに来たんですけど、皆さん居られますか?」
熊「みんなゴロゴロしてるわよ。さっき午前中の練習を終えたばっかりなの。あっ、大岩君は仕事だった。霊挫墓亞の連中は、部屋で「ファイプロ」やってたよ、あの、ロッキー・ツジがモデルやってるやつ。」
逆「(まだ、PCエンジン使ってるのか・・・うぷぷぷ。)そうですか、ではまず、熊野さんにインタビューさせて下さい。去年は”A.L.”の大会に参加しましたよね?」
熊「ええ、急だったんだけどね。でもワクワクしたわよ、やっぱり。それに、ウチみたいな弱小団体にお声が掛かるなんて思ってなかったから、団体に所属するものとしては、とてもうれしかったの。」
逆「残念ながら、優勝は逃しましたけど、見事な三位入賞でしたよ。」
熊「私は、打撃やラフが苦手だから、大変だったの。みんな、強かったし。でも、一緒に参加したアリババが、負けたけど新山選手相手に善戦してたでしょう。だから、私も負けてられないなって。あのメンバーの中では、年齢も、キャリアでも私が一番上なんだし。」
逆「熊野さんの活躍と、アリババ選手の善戦は、他の団体の関係者やファンの方たちに、この”炎”という団体を知らしめる好材料になったんじゃないんですかねえ。」
熊野「そうねえ。そういってもらえると、うれしいわ。これからも、機会があれば、出てみたい。でも、きついのよねえ、私や剛志さんには。はっきりいってレスラーとしては下り坂だし、故障も多いし・・・。でも、私たちにも、ベテランとしての意地があるから。VIEW JAPANの辛い練習をくぐりぬけて、ここまで来たという、ね。」
逆「なるほど。ところで、剛志さんに聞いたんですが、団体の運営は、ほとんど熊野さんが仕切ってるそうですが、ご苦労も多いでしょう?」
熊「ええ。剛志さんは、今のビクトリー武蔵さんみたいなポジション、つまり会長、って感じねえ。まあ、プロレス以外は何もできない人ですから・・・。
私は、バーの経営もあるし大変なの。どっちも、火の車なんだけどね(笑)。」
逆「ははは(笑)。試合後の打ち上げでも使われて、ただで飲み食いされてしまうというバーですね。」
熊「そう。でも、これからは、そうはいかないわよ。この大不況でねえ・・・、ほんとに苦しいから。橋本首相には、ラブラブキッス固めをお見舞いしてやりたいわね。なんとかせいよ、橋本!(男モードになる熊野)」
逆「いやー、どこも大変ですからねえ。それでは最後に、今年の、団体としての、あるいは熊野さん個人としての豊富をお聞かせください。」
熊「そうね〜、ま、団体としては、早く今年の第一回目の興行を行うこと。後はそれからね。なかなか、会場をおせえられなくて・・。あと、これはまだ秘密なんだけど、他団体との交流戦もやるかもしれないわ。まだ、詳しくは言えないけどね。」
逆「それは、以前噂された、”新革命プロ”とですか?結構、あれは論議になりましたよねえ?」
熊「だから、....ヒ・ミ・ツ!どうなるか、わかんないしねえ。」
逆「それでは、個人として何かありますか?いちレスラーとして。」
熊「うん。まず、”霊挫墓亞ドックス”との抗争の決着をつける事。あいつら、不潔なんだもん。ソンシーは気味悪いし(笑)。エテモンキーは、山から見た事もない生き物をひろってくるし。」
逆「さっき見ましたよ、ソレ。あれ、なんなんでしょうか?」
熊「さっぱり、わからないわ。なんか”ピカチュー”って呼んでるわよ、あいつら。話が脱線したわね・・。あとはねえ、それが片付いたら、剛志さんとシングルでやりたいわ。メインでね。最後に、他団体に一人興味のある選手がいるので、胸をかりたいかな、って。」
逆「それは、いったい?」
熊「うん、私や剛志さんの先輩にあたる方で、最近復帰した選手よ。あとは想像して。」
逆「あ〜、大体わかりましたよ。伝説の選手ですよねえ。大巨人ロシュモフの足を骨折させた、あの・・・」
熊「しーっ!それ以上はダメッ!あくまでも、私の夢なんだから。ま、それぐらいかしらねえ、今年の目標は。」
逆「その方と、熊野さんって、なんか顔にてますよねえ。ま、その件はお楽しみ、ということで。今日はどうもありがとうございました。」
熊「いいえ、こちらこそ。ところで、次はだれにインタビューするの?」
逆「ええ、次はレオン選手か、アリババ選手にする予定なんですが。」
熊「あらま、あの二人は何言ってるかわかんないから、大変ねえ。レオンは剛志さんに、アリババは鬼首に通訳してもらわなきゃね。それでもわかんないだろうけど、だいぶマシになるでしょう。」
逆「そうですね、そうします。それでは、またよろしくおねがいします。」
熊「こんな、長い文を最後まで読んでくれる人なんているのかしら?記事ももうちょっと節約しなくっちゃね。あら、また今月も赤字だわ・・・・。」


仁義なき戦い メキシコ死闘編
1・15 WWWWAティファナ特別興行カード発表
WWWWA (八女記者)【1998年01月11日(日) 23時52分】

WWWWAティファナ特別興行「仁義なき戦い メキシコ死闘編」のカードが発表された。ONLで紹介されている選手のカードを紹介する (すべて15分一本勝負)。

第一試合 力士徹 VS 伊吹羅生門)
「第二試合昇格をかけて、今日も二人は戦う。」

第三試合 伊吹神楽 VS 伝説怪獣ヴー
裏虎月流の一番弟子ヴーのプロレスデビュー戦。立ち技系の選手と聞くが、どんな試合をみせるのか。

第四試合 伊吹舞 VS 美咲大和
く〜り〜ST氏によると、金網の中で試合をするとのこと。ルール的にやや不利と考えられる伊吹がどの程度プロレスの恐ろしさを見せるか。そしてTiger Joe王座陥落で、いきなり目標を失った美咲の次の目標は誰だ?

美咲「今度の試合は逃げられんように金網にしてもろた。ケチョンケチョンにしたるで。え、次の目標?1/15のお楽しみにしとくわ。」

第五試合 浦晃平(新革命) VS Firey Pyro Kill
新革命より参戦要望のあった浦晃平がWWWWAマットに立つ!なお、Fireyからのコメントは以下の通り。

Firey「パスポート用意しろよ。」

第八試合(メインイベント)会長職争奪Arugak三番勝負第一戦敗者髪切りマッチ
Arugak VS く〜り〜ST

両者ノーコメント。なお、プレッシャーのせいかく〜り〜の調整は順調とのこと。万全の体調で試合に望めるだろう。


光と闇の頂上対決!
「んを」勢力拡大 セルジオも「んを」入り
NEO GONGS (K+α記者)【1998年01月11日(日) 12時35分】

NEOの象徴、メルビィ・ニムガーレン。不思議な選手だ。体格は華奢、NEOの中でもずば抜けて強いわけではない。ONL記念大会では一人だけ敗北を味わい、トーナメントの海崎戦でもいいところなく敗れ去っている。
それでも、NEOの顔とまで言われているのは、「輝き」の選手だからなのだろう。
勝っても負けても、常に対戦相手はメルビィの存在感の中に、掌の上にいるのではないか。そう見えるのは記者だけだろうか。相手も自分も輝かせ、結果的に相手より目立ってしまう。
今回は『んを』の首領・エアガイツとの試合。存在感対決、である。

試合開始直後からガイツがラッシュをかける。ナックルパート、ニーリフト、アームブリーカー、インディアンデスロック左ジャブの連打から右ストレートでダウンを奪うとエルボードロップを連発。アキレス腱固めで絞り上げる。しかし、グラウンドテクニックならメルビィも負けてはいない。一本背負いで叩き付けるとヒールホールドへ。焦ったガイツの延髄斬りを軽くかわすと脇固めだ。
ガイツはロープに振っての脇固めで会場を沸かせる。ここで一気に元祖ジャーマンを炸裂させたが、これはロープ。
直後にメルビィもミドルキックからのニーリフト、膝十字でポイントを取り返した。両者互角、か。ガイツがジャーマンでポイントを2にした直後にメルビィはヒールホールドでポイントを取り返す。
その後もガイツは積極的にジャーマンを狙うが、メルビィは巧みにディフェンス。ならば、とフロントスープレックスを三連発。メルビィはボディブローから小刻みに寝業を仕掛ける。

五分経過のアナウンスと同時に、メルビィが飛んだ。流星体落し、シューティングスタープレス!しかしこれはエスケープ。
なおもメルビィはその場でバク宙…回転地獄蹴り!このあたりのアクロバットな動きはメルビィの真骨頂だ。
「顔だ、ガイツ!」
セコンドの中田の声に反応するかのようにガイツが掌打。これを大袈裟なガードでディフェンスしたメルビィ。隙きだらけのところでガイツのジャーマンがまたも決まる。エスケープだと分かるや否や、スリーパーでポイント「5」だ。

「立てコノヤロー!」
挑発するガイツに遠慮なくメルビィは応えた。ローリングソバットでガイツを吹き飛ばすとエプロンへ。必勝パターンのスワンダイブミサイルキック。しかし、直前でなんとかかわしたガイツはこれ以上ないというくらいの高角度ジャーマンスープレックスで3カウントを奪った。

3カウントが入った直後に、メルビィはうっすらと笑っていたように見えた。まるでダメージがなかったかのように立ち上がると、
「なかなか楽しませてもらった。また手合わせ願おう」
と言い残し、リングを降りた。
何か言い返そうとしたガイツだったが、中田が制止した。あらためて中田から手渡されたマイクを握り締め、叫ぶ。
「セルジオ! お前もダァーッ!」
この時、会場は歓声に包まれた。ギミックキャラと思われていたガイツが、確かなテクニックを持つ選手だとNEOファンに認知されたのである。
控室のガイツのコメントはホークマン記者担当なので、中田のコメントを紹介しよう。
「ま、見てのとおり。僕はね、別にNEOの選手が憎いわけじゃない。選手を使い捨てにするオーナーの体制を破壊したいだけ。(神城は)素質はあるよ。後は、雑音とか気にしないで育っていけるか。(ガイツvsメルビィは)ガイツの初めての好勝負だったんじゃない? 選手を生かすも殺すもオーナー次第ってこと。ゼーレも腐ってるよ。それだけ。
(セルジオは『んを』入り?)ガイツに聞いてくれ。僕から詳しい事は言わない。だけど、この青のコスチュームが彼へのメッセージ。岡野が国民的英雄になれたのは誰のアシストがあったからか。初めて世界選抜に選ばれた日本人は誰か、ね。『んを』の自主興行をね、やりましょう。もちろん、フランスで」


結盟軍、全タイトル返上!
HFA選手権を新設!初代王者決定戦開催予定!
HFA (ぴろき記者)【1998年01月10日(土) 03時36分】

OGREの闘神四天王が登場して俄然面白くなってきた(?)HFA。結盟軍と四天王の戦いもすぐそこまできている。だがここへ来て結盟軍は保持する全タイトルを返上した。ゴッドいわく「我々は富や名声のために戦っているのではない。ベルトなんてものは欲しい奴にくれてやる。」というわけで、HFAのベルトはすべて結盟軍が持っていたため、すべて空位となった。これに乗じて、HFAでは各タイトルを新設し、初代王者決定戦を行う方針である。

▼返上以前の王者(旧HFA選手権)▼
ヘビー級シングル>ゴッド
ヘビー級タッグ>ゴッド&あけぼの
ジュニアヘビー級シングル>スコータイ
ジュニアヘビー級タッグ>スコータイ&金
6人タッグ>ゴッド&バイソン&スコータイ

新設タイトルとして、とりあえずはヘビー級シングル、ヘビー級タッグ、ジュニアヘビー級シングルの3つを予定しているとのこと。どのようにして初代王者を決めるのかはまだ未定だそうだ。

初代王者争いに絡んでくると記者が予想する選手を挙げておこう。まずヘビー級シングルだが、結盟軍を除くとすると該当者がいないような気もするが、ここは新規加入の四天王に注目したい。次にヘビー級タッグだが、これはやはりヘル・リーダー&ブラッディマスクの師弟コンビに期待がかかる。ジュニア級シングルは、我らがヒーロー、ファイプラー弘樹に期待したいところだが、フリーとなったハイマスター、コマンドサンボのキリアコフもあなどれない。

四天王の登場、タイトルの新設など、98年のHFAは早くも話題満載(?)だ。


カミカゼまさかの最下位
速報 Planetsリーグ
Planets (あらかち記者)【1998年01月10日(土) 03時27分】

 このたびPlanetsでは久々に公式リーグ戦を行った。参加選手は13人。サテライト180(ワンエイティ)の選手2人を含んでいる。
 ところが子のリーグ戦でアイカミカゼ選手は2勝しか上げられずに最下位に終わった。体調が悪かったのか田の選手に水をあけられているのか。それにしてもサテライト180の選手よりもしたの成績に同団体代表の川田上選手が一番心配している。
 なお優勝はブルブルブロディ選手。詳しい結果は次回に報告する。

<Planets>


横プロ新春第一弾!!
カード発表で〜す。
横プロ (サックマン記者)【1998年01月09日(金) 02時49分】

横プロ98年度興行第一弾 『カルトマニアinクラブ24』
   (開催日は未定)

▼第一試合▼(15分一本)
ボンバー泉川 vs ブルドッキン兵助

▼第二試合▼(30分一本)
グレイ1・グレイ2・グレイ3
       vs
グレイ4・グレイ5・グレイ6

▼第三試合▼(30分一本)
コーポ・ミヨシ & チンピラ
       vs
マミー & ニルバナナ


トミー会長「やあやあ、どーも。こんなのもたまにはありだよね。せっかくニルバナナがアフリカから帰ってきたからさー。」
サック「正月で選手が集まらないだけのくせに。」


ほそぼそ新年会!!
年末を振り返りつつ正月にひたる横プロ事務所
横プロ (ヒロト記者)【1998年01月09日(金) 01時05分】

今日は横浜プロレスの新年会に招待されたので、各選手に去年を振り返っていただこうと思ってます。

−こんにちはー、明けましておめでとうございます。
トミー会長「やあやあ、どーも。おめでとー。ささどうぞ。」
−あれっ、サックさん。こんなとこで何してるんですか。
サック「みりゃわかんだろ、雑煮を食ってるのだ。」
−そうじゃなくて学生業が危うくなって自宅で缶詰と聞きましたが。
コーポ・ミヨシ「ヤマモトー、ヤマモトじゃないかあ、ひさしぶりだなー。」
−えっ、違いますけど、
ミヨシ「何いってんだよヤマモトー、ヒャヒャヒャーッ!」
−ところで、他の皆さんはどこですか
会長「いないよ、みんな忙しいんだって。」
−えっ、新年会は、
サック「だからやってるだろ。あっ、そうだ、オヤジお年玉おくれおくれ。」
会長「ハッハッハッ。今年は忙しくなりそおだなー。」
サック「とぼけんなよ、オイッ。あんたにとってここのレスラーは息子みたいなもんだろ。だからおくれおくれ。」
ミヨシ「ヤマモトー、今何やってんだよ、俺は千葉の実家の豆腐屋でよー・・・」
−だから僕はヤマモトじゃ・・、あれっ、ミヨシさんはアメリカ人ですよね?
会長「ハッハッハッ。今年は忙しくなりそおだなー。」
サック「あんた、そんなことが通用すると思ってるの。チンピラはアニキにもらったって言ってたぞ。」
会長「じゃあ、お前もアニキにもらえばいいじゃないか。」
サック「ことわられた。」
ミヨシ「ヤマモトー、いいから飲め飲め、ヒャヒャヒャーッ!」
−ミヨシさんは飲み過ぎじゃないんですか。
サック「そいつ酒一滴も飲んでないよ。」
−えっ?この人はいったい・・・
会長「ハッハッハッ。まあいいじゃないかヤマモト君。」
−いやっ、だから僕は、
サック「オヤジいいからお年玉よこせっ!スト起こすぞ、試合放棄するぞっ!」
会長「うるさいやつめ、ホラ、これでどうだ。」
サック「んっ、なんだこれ、お米券じゃないか。こんなもんでお茶をにごす気かー。」
会長「いらないなら返せ。」
サック「うっ、まっ、まあ、これはもらっておこう。」

−そういえば、サックさんは年末にA.Lの大会に出場しましたね。
サック「フフン、まーねー。」
−フフンって、あっけなく負けてみたいですけど、
サック「あん、何質問してんだお前は。バトルロイヤルで優勝したっ!!」
−まあ、そうですけどトーナメントは?一回戦はシードだったくせに・・。それにバトルロイヤルはただ相手を外に放り投げてただけ、
サック「うるさーい!!このへっぽこ記者め。勝てばいいのだ。わかったかへっぽこ!!」
−もう、インタビューしませんよ。
サック「うっ、まっ、まあ、飲んでよヤマモト君。オヤジ、酒がねえぞ酒がー。もっときーきかせろコノボケ」

ブワッ!!バコッ!!!(会長のジャンボラリアット、しかしサック、サッとかわす。ミヨシにヒット。)

ミヨシ「ブキュッ!」
サック「フフフのフ。いつもいつもくらうと思ったら大間違いなのだ。」
会長「うぬー、こやつ・・・。なんてねっ!!」

ガツン!!(会長のジャンピングニーがサックに炸裂。)

サック「う〜・・お・の・・れ・・・(バタム)。」
会長「ハッハッハッ。今年も横プロは全力で駆け抜けるぞー!!」


極秘盗聴テープ入手!!
碇ゲントウと冬月コウゾウの会話、完全再現
ゼーレ (ホークマン記者)【1998年01月08日(木) 18時26分】

ゼーレの社長 碇ゲントウと副社長 冬月コウゾウの会話の盗聴テープが私宛てに送られてきた。送り主はわかっていない。ハワイ大会後の二人の会話だと思われる。これは明らかに盗聴テープと見られるため紙面に載せるのをためらったがゼーレの実態を少しでも知ってもらうため敢えてここに載せた。ちなみにゼーレ側にはなんの許可もとっていない。

冬月「碇、いいのかこれで」
ゲントウ「・・・ああ」
冬「息子のデビュー戦はどうだった?」
ゲ「負けたやつに用はない」
冬「相変わらず厳しいな。」
ゲ「E計画で必要だったから呼んだまでだ。」
冬「レイの様子は?」
ゲ「・・・・・・」
冬「・・・・・・。マシン軍団はどうだ、碇」
ゲ「・・もとから期待していない。E計画の捨て駒だ」
冬「そうだな。いわばあれも試作でしかないからな。コリントの口を防ぐのにはちょうどいいんじゃないか」
ゲ「・・・・ああ」
冬「そうだ、この前の大量離脱の件はどうする?」
ゲ「やめたいやつはやめろ」
冬「ちょうどいい機会だ。リストラする必要もなくなったし。勝手に辞めてくれた方が楽だ」
ゲ「・・・・ああ」
冬「次はどこでやるんだ?」
ゲ「・・・ドイツだ」
冬「そうか、ドイツか。じゃああれを運ぶんだな」
ゲ「・・・ああ」

ここでテープは途切れている。時間にして約1分30秒。この短い時間の中にフロントの実態が見えたような気がする。


ゼーレ、またも崩壊寸前!!そしてE計画!!
メイン後の恐怖!赤木、マシン軍団を率いて大暴れ!!
ゼーレ ハワイ大会 (ホークマン記者)【1998年01月08日(木) 17時56分】

メインはジル・コリントVSビッグバン・スタン・ブローガン
前回はブローガンまさかの失神KO負け。そのリベンジとして組まれたこのカード。今回は時差ぼけもなく、体調は万全のブローガン。しかしハワイでさらに体臭を強めるコリント。さて今回はどうなる!?
ハワイでの人気はややブローガンが勝っている。セミの興奮がメインまで続いている。試合は前回の試合とは正反対の両者完全燃焼。
試合開始。先手はブローガンが取る。ゴリラスラムからギロチン、キングコングニーと交互に出していく。コリントもゴリラスラムから定番の足の裏の匂い攻撃。ブローガン、早くもロープに降ってラリアットを狙うがこれは読まれている。一進一退の攻防の後、前回同様早くもコリントがワキガDEポンを仕掛ける。しかし同じ手を二度食うほどブローガンは甘くない。ロープに逃げると今度はまたコリントをロープに振って必殺イースタンラリアットで強烈なお返し。ここから7分間のハイスパートレスリングが始まった。両者全力投球。一歩も引かない構え。結局最後はまたもコリントのワキガDEポンでブローガンあえなくギブアップ。今回は全力を出せたため両者すがすがしい笑顔が見える。お互いの健闘を称えて抱き合う。ここに一つの友情が芽生えた。
コリントがマイクアピール「えー、どうにか勝つことができました。ブローガンはいいライバルです。これからも戦っていきたいと思います。な、ブローガン!(固い握手)ところで今日は勝ったのでいいたいことを言わせてもらうぞ。まずは前の大量離脱のことから言わせてもらうぞ!!」
と、ここで
バリバリバリバリ!!!
マシン軍団がリングを突き破って(えっ!!)現れる!!!
次の瞬間、1号はコリントにハイキック!!2号はブローガンをドラゴンSP!!
客もあまりの凄さに反応できない。
その後もマシン軍団はコリントとブローガンに攻撃を加える。
コ「なんなんだ、おまえたち!なんで、ここにいる!?今大会は出ないから日本にいるんじゃないのか!?」
無言の1号2号。と、そこに赤木リツコ博士登場。
コ「おい、リツコさん。こいつらどうなってんだ。」
赤「あなたにはこれ以上会社の批判はされたくないの。と、いうよりさせないわ。ちょっと最近しゃべり過ぎよ。コリントさん、あなたがしゃべりすぎると計画も進まなくなるの。わかってください。」
コ「どういうことだ!?このマシン1、2はあんたが仕組んだのか!?どうなってんだ!?!?」
赤「そうよ。あらかじめ隠しておいたわ。あなたが何かしゃべったら出てくるようにしてあったの。」
コ「どうしてだよ、あんた、俺達を裏切ったのか!?」
赤「裏切るもなにも会社の命令に従っただけよ。それも社長直々の命令。」
コ「ゲントウ・・・・。畜生、許せねえ!!俺らからもの言う権利も奪うのか!?」
赤「これもE計画のためよ。詳しくは言えないけど。」
マイクなしのため観客には聞き取れない
コ「Eケイカク?マシンもその計画にはいっているのか?またわけわからんことにカネかけるのか、この会社は。だからみんな辞めていくんだ。」
赤「日本でやったマシンの試合は試運転よ。大袈裟にいえば彼らはあなたの口を閉じるための道具。あなたが批判を続ける限りマシン軍団もあなたを狙うわ。だからこれからは会社の批判はしないって誓ってください。」
コ「ヤダ!!」
コリントがマイクを掴み
「みんな,聞いてくれ!!」
赤「止めなさい!!」
マシン1号2号がまたもコリントを襲う。
赤「しょうがないわ。E計画のためだもの・・・。」
コリントを助けるべく立ち上がったブローガンにもハイキック。コリント、ブローガン、マシン軍団の前になすすべなし。
ぼろぼろになりコリント、ブローガンおきあがってこれず。マシン軍団はまだ攻撃を続ける。
赤「もう、いいわ!やめなさい!!」
ようやく攻撃をやめるマシン。どうやら赤木博士には絶対服従のようだ。
赤木は何も言わずにマシン軍団を引き連れて引き上げた。
観客は大ブーイング。罵声が飛び交う。
コリントとブローガンはタンカで運ばれた。
今回も異様な雰囲気でハワイ大会の幕は閉じた。

その後病院でのコリントとブローガンの会見
コ「畜生!!なんて会社だ!!ますます許せねえぞ!!何がマシンだ、このやろー!!馬鹿にすんな!!奇襲食らったから今日はやられっぱなしだったけどふつうにやったら2分で倒せる。ばかやろー!!」
ブ「そうだ!俺とコリントが組んで戦ったら1分だ!!」
コ「一緒にたたかってくれるのか!」
ブ「当たり前だのくらっかー!!」
コ「ありがとう。ブローガンがいれば恐いものなしだぞ。俺達二人と戦えるのか?どうなんだよ。リツコさん、あんたも許さないぞ。今度の大会は俺とブローガン組VSマシン軍団だ!!文句は言わせねえぞ。」
ブ「ラリアットでKOだ!!」
コ「徹底的に潰すぞ。なにがE計画だ!!給料払え、給料を!!ゲントウ出てこい!!」

今回もひどい会社であるが、はたしてE計画とはなんなのか!?


第七代目ハワイ王者、誕生!!
アランテス、夢、勝ち取る!涙の初戴冠!!
ゼーレ ハワイ大会 (ホークマン記者)【1998年01月08日(木) 15時14分】

もう相当昔の事ですが、ゼーレ ハワイ大会のセミファイナルで超人ハワイ無差別級(旧ヘビー級)第7代チャンピオンが誕生した。
ハワイ大会に名を連ねていなかったアランテス・ド・ナシメントがなぜかチャンピオンになってしまった。
最初の予定では グレートガマV6とサダウ・ポッテムットソンによる決定戦のはずだった。

最初にグレートガマが入場、次にサダウが入場。そして第2代目チャンプで1000回防衛の記録を持つハワイの国民的英雄でもあるレジェンド超人ジェシーメイビアによる認定宣言が行われている最中、今日試合のなかったアランテスがリングに上がってきた。
アランテス「ジェシーさん、頼む。私を決定戦に出させてくれ!いくら会社にいっても無駄だった。あなたしか頼める人がいないんだよ。どうか頼みます!!」
ジェシー「ミーにそんなこと言われても、そう簡単に認める訳にはいかないな。このベルトはとても価値が高い。初代はいまや伝説のプリンス・カメハメ、そして私、その後はあのキン肉マンも巻いたこのベルト。ジェロニモが返上して以来、ここハワイのテリトリーは急激に小さくなっていった。だからこのベルトは封印された。あれ以来、ハワイでレスリングが盛んになったことはない。今回、ゼーレの方から打診がありベルトを復活させることでハワイテリトリーも復活すれば、との思いで私もこれを許可したのだ。決まっているカードをそう簡単に変えるほど安いベルトではないのだよ。わかったかね。」
ア「私は初代王者プリンス・カメハメとあなたのタイトルマッチを見てとても感動しプロレスのファンになりました。チャンピオンはかっこいいんだなと思いました。そのころもう漁師をしていた私に夢と希望を与えてくれました。ジェシーさんの防衛戦は全部、生で見て、あなたがキン肉マンに負けたとき、私はついにプロレスラーになろうと決心しました。今では50過ぎになってしまった私ですがこのベルトへの思いは人一倍です。このベルトを巻くのを夢見てここまでやってきました。もう復活することはないと思っていたこのベルトが復活すると聞いて会社に直訴しましたが、年寄りにベルトは似合わないと一蹴されました。しかし!どうしてもあきらめきれません!!ガマやサダウとまだまだ体力、勿論気力でも負けていないと自分では思っています。だから・・・、お願いします!!」
J「わかりました。あなたのこのベルトへの想い、十分伝わりました。私は許可してもいいんですが、ガマとサダウはどうなんでしょうか?」
ガマ「・・・(コクリとうなずく)」
サダウ「OK。アランテスさんの気持ち、僕にも伝わりました。この際三人でやりましょう。3WAYダンスでチャンプを決める。いかがかでしょう、ジェシーさん。」
J「うーん、3WAYか・・・。OK、それでいいでしょう。3人が思いっきりやってくれれば多分、このベルトに恥じないいい試合になるとおもいます。ということで、私ジェシーメイビアがこの3人の勝者が復活ハワイチャンピオンであることをここに認定します!!」

そんなこんなで急遽3WAYダンスによるハワイ無差別級選手権試合が開始された。赤、青、ニュートラルにそれぞれ別れるガマとサダウとアランテス。試合開始のゴング!!3人とも牽制してなかなか攻撃をしかけない。ガマとサダウはにらみあっている、と思いきやふたりでアランテスに襲い掛かり合体パワーボム!!サダウのストンピング、ガマのヘッドドロップで追い討ちをかける。やはりこの試合に割り込んできたアランテスを最初に潰そうとの考えなのか。この後もサダウとガマは少しはやりあうも基本的にはアランテス一人が集中攻撃を食らう展開が続いた。5分過ぎ、突如1人が脱落する。今まで共闘していたと思われた二人だがガマが急にサダウに輪廻を放った!サダウ、この一発で切れる。得意のキックでガマを追いつめる。その時、アランテスは離れて呼吸を整えている。キックの防御ができていないガマは防戦一方。ガマもどうにか立ち上がりサダウに向かっていく。その時、絶妙のタイミングでサダウの飛びつき回転エビがガマを捕らえる!!
クリティカル!!!
ガマ、ここで脱落!!
ムエタイやってるくせに丸め込みでクリティカルを出すサダウはやはりだたものではない。
ついにアランテスとサダウの一騎打ちとなる。いかんせん二人だけになると、体の大きさがはっきりしてくる。50過ぎても素晴らしい肉体を維持しているアランテスの体が、軽量のサダウに比べると一段と大きく見える。後半あまり被害を受けていないアランテスは50過ぎとは思えぬ驚異の回復力で体力面ではサダウにひけをとっていない。そして豪快な攻撃でサダウを攻める。ミドルを連発し対抗するサダウ。ローをいくら放っても倒れる気配の無いアランテス。ベルトへの執念がにじみ出ている。そしておもむろに軽量のサダウを肩に担ぎ上げる。この体制は・・・・そう、まさかのバックフィリップ(フリップではないのだ)!!悶絶しリング下に転げ落ちるサダウ。それを見たアランテス、ロープに走る。まさか、と思ったときアランテスの体はサダウに向かって一直線に飛んでいった。ジェットマグロ、炸裂!!リングに戻ってきたアランテス、勝利を確信し観客にアピール。客も大歓声でそれに応える。サダウはもう戦意消失ぎみである。戻ったサダウを今度はフィッシャーマンズDDT!そしてアランテス目に涙を浮かべながらやはり最後はハワイチャンプにふさわしいあの技。
バックフィリップ!!!サダウはノックアウト!往年のカメハメを彷彿させる完璧なバックフィリップであった。
アランテス・ド・ナシメント、完璧な勝利で新王者に!
ジェシーメイビアから直接ベルトを巻いてもらうと嬉しさのあまり、リング上で号泣。50過ぎの男の涙は最高にかっこいい!!

試合後のコメント
グレートガマV6「(ノーコメント)」

サダウ・ポッテムットソン「完敗。悔いはない。アランテスさんのバックフィリップは凄すぎた。あんなの返せないよ。ベルトへの執念が違った。またチャンスをねらうよ。」

アランテス「ありがとうございます。みなさまのおかげです。この年までやってて本当によかった。今までの人生の中でこんなに嬉しいことはないです。夢にまで見たこのベルトは一生防衛します。(バックフィリップはやはりカメハメを意識して?)はい、私の心の師匠です。最後はあの技と決めていました。」(ここでJ・メイビアが祝福に来る)
J「Good Fight !!あのバックフィリップは素晴らしい。私もプリンスを思い出したよ、あれを見て。私に優るチャンプになってくれ。Good Bye!!」
アランテス「ジェシーさん、感謝してます。ありがとうございました。あなたやカメハメより凄いチャンピオンになります。皆様、今日はほんとにありがとうございました。もう、泣きませんよ(笑)。」

感動のセミのあと、いよいよ問題のメインイベント・・・・。


バサラの執念、今一歩及ばず。
レオン、バサラ組、CBD97 決勝戦に散る。
W.W.O (豊田 前記者)【1998年01月07日(水) 21時43分】

新田が止めの腕ひしぎ逆十字に入った。クラッチが切れ、バサラの腕が完全に伸びる。
一瞬の躊躇の後、苦悶の表情を浮かべながらのタップ。
レオン、バサラ組の健闘も空しく準優勝という結果に。

バサラは片膝をついた状態で拳を固く握ると、マットへと叩き付けた。
その目は口惜しさに満ちている。
そして、ゆっくりと立ち上がると傍らのレオンの元へ。
レオンの耳元で2、3何かを告げた後、レオンとがっちりと握手。
踵を返すと足早にリングを降りた。

記者はバサラを追って、控え室へと向かう。
人だかりを抜けて控え室ドアを開けると、バサラはすでに荷物をまとめ控え室を後にしていた。

2度ならず3度目の取材失敗。

同日夜W.W.O代表のmae氏に電話取材を行ってみた。
mae「ここまできて急造チームの欠点が出てしまいましたね。相手チームの豊富な連携に太刀打ちできなかったようです。
本人は今回の結果に満足してはいない様です。近いうちにリベンジマッチを組んでくれ、との希望もありました。
フロントとしてはアスリーツリーグさんの方へ打診してみるつもりでいます。」

新田といえば、A.L.Championship'97 準決勝戦でマキシマムも負けを喫した相手。W.W.Oとしてもこのまま負け続けてはいられない。
待て、次号。


帰ってきた新人殺し
「んを」中田、NEOとは完全決裂!
NEO GONGS (K+α記者)【1998年01月07日(水) 20時00分】

中田慎吾がNEOのリングに帰ってきた。前回のトーナメント一回戦でユミーデにポイント負けして以来、約三ヶ月ぶりのリングとなる。しかし、今では立場は大きく様変わりし、エアガイツ率いる超党派軍団『んを』の参謀格としての中田であった。『んを』中田として初の試合が、NEO武闘館大会第一試合、
神城潤一 vs 中田慎吾
となる。
青のニューコスチュームで入場してきた中田。目つき、顔つきが違う。あふれ出てくるかのような殺気と怨念。もはや、NEOのコーチを務めた中田ではない。復讐鬼・中田がそこにいた。
そんな中田に、予想されていたブーイングはほとんどなかった。中田の思いを、悔しさを観客も理解していたのだろうか。
一方の若手、神城潤一には、デビュー戦と同じように、緊張の色はない。ある意味、NEOで最も自由な選手だ。自分の好きなように、思い切り戦えばいい。

試合は、きわめて地味な展開。スタンドでの攻防から倒してのグラウンド技。典型的なUスタイルではあるが、記者はこれは元々のプロレスにも十分含まれているものと判断する。
2分過ぎ、試合が動き出す。中田がステップキックからの片羽絞めでエスケープを奪うと、直後に神城も足4の字でエスケープを取り返す。
その後も、打・投・極の試合となった。
中田は裏アキレス、アキレス、アームロックで5の、神城は腕ひしぎ、脇固めで3のポイントとなったが、結局は8分過ぎ、息のあがった神城を中田得意の裏アキレスで仕留めた。

そこには、殺伐とした雰囲気はなかった。純粋に技術を交流しあう若手育成試合。そんな感じだった。NEOも中田も求めていた風景。しかし、時の流れはそんな感傷を拒否した。
中田自ら握手を求めておいてのハイキック! 完全に虚をつかれた神城はガードもままならず、失神。担架で運ばれる羽目となった。
これには観客もヒートアップ。
「中田ァー、そんなんでいいのかー!」
様々な怒号と野次が飛び交う。全てを無視して、中田はリングを降りた。無表情ではあったが、それは決意した男の顔であった。そのまま、場外で待機する。
会場が騒然とする中、エアガイツのテーマ曲が流れてきた。第二試合は、
メルビィ・ニムガーレン vs エアガイツ
である。


R.R.R元年!
純血リーグと若手の育成と・・・・
R.R.R (直也記者)【1998年01月07日(水) 00時43分】

はい!今年創刊、週刊Fプロ、アートクラブマガジン社の直也記者です。今日は同じく正式に活動を再開したR.R.Rの取材にやってきました、あっそこの体の大きな若手選手!うづき代表はどこにいるのでしょうか?
デビルマン(以下デビル)馬鹿野郎!若手とはなんだ!確かに若いか゛俺はR.R.Rのドリームチームのエースだ!今日は俺も代表に会いに来たんだ、あのやろう、俺に色物試合ばっかりさせやがって、今日は絶対一言いってやる!
(記者)色物試合でもしっかり勝ってるじゃないですか、流石エースですね
(デビル)それも違う!ポイズンジャイアントとは決着が付いたとは思っていない!一回目は突然の試合終了だったし、二回目は相手がゴットとの試合を控えていたから実力をおさえていたに違いないんだ!
(記者)でも、記録の上では負けなしですよ?
(デビル)そんな記録なんてくそ食らえだ!相手を倒して勝たないでなんの意味があるんだ!畜生!もういいっ、帰る!
(記者)あらら・・・ホントに帰っちゃった(あれだけ短気だからすぐ暴走するんだな・・・納得)
(うづき)あっ、あいつ帰りました?
(記者)あっ、代表どうしたんですか?さっきまで彼カンカンになって待ってたんですけど・・・・
(うづき)だから隠れてたんです(^^)正月からうるさいのやですからね
(記者)ひっ、ひどい・・・
(うづき)いいんですよ、怒りの矛先は作っときましたから、
(記者)矛先ですか?
(うづき)えぇ、久しぶりに3チーム(マスターズ、ドリームチーム、愛狂軍)と、フリー選手を集めましてリーグ戦をやることになりました。デビルマンにはそこでトップを取って見ろ!とでも言えば大丈夫ですよ、ハハハ。
まずリーグ戦で各選手の実力とレベルを確かめなおします、そこで使えないような選手ならもう一回道場からやり直させます。
(記者)厳しいですね。
(うづき)当たり前ですよ!せめて見せられるレベルじゃないと、軍団自体だって全然意味のないものですからね、そのためのリーグ戦です。
(記者)なるほど・・・・
(うづき)それからもう一つ、うちの格闘技専門の新人が一人いるんですが、うちのメンバー全員でももう勝てないほど強くなっちゃったんですよ、で、そいつの相手だけは他団体の選手に胸を貸して欲しいんですけどね、なかなかうまくいかなくて・・・・
アッ、そいつはオクタゴン専門ですから通常の試合はでません。
(記者)リングネームは・・・・?
(うづき)マスターズのブンブン丸・ガーディアンです、R.R.Rの守護神として名付けました。
(記者)ガーディアン選手ですか・・・・わかりました、Fプロの方でも対戦者を募集して見ます。
(うづき)お願いします
(記者)では、今日はこの辺で・・・

以上が今回の取材内容である、週刊ファイプロでも広く対戦者を募集することにしました、オクタゴン戦に興味がある方是非連絡を入れてください。
あっ、あと週刊ファイプロは毎週木曜日発売です(R.R.R団体内に掲示)たぶん・・・


「抗争勃発前夜」後編
WWWWA 12月定期興行「Birthday EVE」
WWWWA (八女記者)【1998年01月06日(火) 23時53分】

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第十試合 Tiger Joe VS Giant Demon Arugak
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FPORGからやってきた最極悪最セコのArugak。一方、自分を磨くため、戦い続けるTiger Joe。この試合を前にして、幻術を使ったのか、Tiger Joeは身長が10cm高くなっています。2回目の防衛戦のゴングが今鳴ろうとしています。
「カーン」
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Tiger Joeいつもの後ろにまわって、ネックスマッシュを決めようとするが、ことごとく急所蹴りでカットされる。4回目ついに成功。続けてサンセットフリップ。調子に乗ったJoe、またもネックスマッシュ、サンセットフリップ。

しかし落ち着き払ったArugak、フロントネックロックからエルボー、背中へのヘッドドロップを五回繰り返す。腰を集中的に狙ってきた。4回目のエルボーでJoeを倒したArugakは拷問ロメロ。これを跳ね返したJoeはモンゴリアンチョップ、ボディニーリフト、サンセットフリップ二連発。

Arugak、相変わらずフロントネックロックからエルボー、背中へのヘッドドロップを三回繰り返した後、高角度パワーボム!しかしJoe、すっくと立ち上がり延髄踵落とし、ここで片羽締め!モンゴリアンチョップ、ハイマンキック、また起こしてハイマンキック。片羽締め。これをクリアーしたArugak、バックフリップ、高角度パワーボム2連発、逆エビ、高角度パワーボム、逆エビ!レフェリーゴングを要請!ベルトは海外流出!

× Tiger Joe (7分5秒 逆エビ固め) Giant Demon Arugak ○
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試合後、Arugakがマイクをとった。
Ar「く〜り〜、く〜り〜。出てこい。出てきたようだな。WWWWAの強さの象徴であるベルトはいただいた。次は会長の貴様だ。次の大会のメキシコティファナ大会でベルトと会長職をかけて勝負だ。貴様に勝って俺が会長につく。」(同時通訳)
く「まあ、待て。会長職を戦いで決めるわけにはいかへん。それに俺自身にベルト挑戦の資格はない。次回挑戦者は今日の第九試合で決定している。キリコ・キュービィだ。会長職は、キュービィ、Tiger Joeがタイトルマッチに負けたならば考えよう。」
Ar「よし会長職の話は約束だぞ。」
く「当たり前だ。」
Ar「その前に俺は貴様に生き恥をさらしたい。別のものをかけて勝負しないか……そうだ、髪の毛がのびてきたようだな。のばしているのか?よし!その髪をかけて勝負だ!」
く「お前が負けたときはどうする!」
Ar「俺が万が一負けたならば会長職をあきらめる。そして俺も髪を切ろう…」
く「よし!いいだろう。会長職争奪Arugak三番勝負、第一戦は髪切りマッチだ!」
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突然決まったArugakの会長職争奪三番勝負。第一戦は、く〜り〜STとの髪切りマッチだ!ところで気になるだけど、Arugakの髪みたいなのは地毛なんだろうか?


「抗争勃発前夜」前編
WWWWA 12月定期興行「Birthday EVE」
WWWWA (八女記者)【1998年01月06日(火) 23時49分】

97年12月25日に行われたWWWWA興行「Birthday EVE」。ちょっと遅くなったが、ONLに関係するレスラーの試合についてレポートしよう。
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第一試合 力士徹 VS 伊吹羅生門
試合前に、「この二人の対決は第一試合の名物カードして、これから行っていく」「KO勝ち決着があった場合は勝ったものが第二試合に進出」という発表があった。
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力士、人工衛星ヘッドシザースドロップ2連発、喉輪落とし3連発。フルネルソンバスター、ジャンピングツームストン、人工衛星ヘッドシザースドロップ、ジャンピングツームストン、ミドルキック、サンダーファイヤーパワーボム、侍パワーボムでカウント3を奪った。羅生門全く手が出ず!。

力士徹(2分14秒 侍パワーボム)伊吹羅生門 ×
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力士コメント
「今日はデビュー戦だったが、ちょっと大技を出し過ぎたようだ。基礎体力の違いってヤツかな。はやくKOして、こんなヤツとの第一試合はオサラバしたいね。」

羅生門コメント
「くやしいっす。もっと練習して一方的に力士に勝つまでになりたい」

二人の戦いは始まったばかりだ。先にKO勝ちするのはどっちだ。
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第五試合 伊吹神楽 VS 美咲大和
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ともにWWWWAマットは初めて。美咲は、WWWWAのチャンピオンに挑戦状を叩き付けているが、メキシコから来日した伊吹神楽が「ポッと出の野郎がタイトルマッチに挑戦するなんて、WWWWAをナメ過ぎだ。プロレスの恐ろしさを見せてやる」と発言したため、実現。
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序盤、神楽のラフ殺法炸裂。ステップキック、トーキック、ストンピング、顔面ニーリフト、鎌攻撃で美咲流血。ここで大技を出そうとした神楽が美咲のパンチ、サッカーボールキック4連発をくらい、一気に形勢逆転。フ

ァイヤーマンズキャリー、背負い投げ、フロントスープレックス2連発。神楽、ステップキック2連発、チンクラッシャー&鎌攻撃2連発で反撃するが、美咲必殺の捻りバックドロップ連発で神楽ノックアウト負け。

× 伊吹神楽(4分17秒 KO) 美咲大和 ○
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美咲コメント
「プロレスをなめるなってゆっといて、野郎反則攻撃ばっかりやないか。そっちこそ、裏虎月流修士をナメるのもタイガイにせえゆうねん。こうなったWWWWAの下っ端から全員ブチのめしてから、Tiger Joeに挑戦や。次は伊吹舞!お前や。網の中で勝負や!」
神楽からはコメントとれず。
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第八試合 伊吹舞 VS Firey Pyro Kill
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2月開催予定のTV選手権決定リーグで優勝候補の2人の対戦。舞は新革命参戦を控えており体調は万全。一方Fireyは、世界ヘビー級チャンピオン決定リーグ戦、大きく負け越し。この試合が復帰戦だ。現時点での2人の実力をはかるには条件が悪いが、新革命への壮行試合として行われた。
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Fireyの首投げ、ボディスラム、鎌攻撃。舞もネックスマッシュ、トーキック、水車落とし、カベルナリアで応戦。

Firey構わずブレンバスター、ボディスラム、フロントスープレックス、スリーパー、喧嘩ラッシュ、ジャンピングネックブリーカー、ランニングパワーボム、ブルーサンダーで攻め立てる。舞、トーキック、ファイヤーバードスプラッシュ、ジャンピングネックブリーカー、串刺しDDT、カベルナリアで形勢逆転、一気にフィッシュまでたたみかけそうな勢い。

舞が、とどめとばかりにツームストンドライバー96(Kドリラー)を決めた!余裕が出たのか、舞が両手を叩いて客を煽っているぞぉ。おっと、そのスキをFireyが逃さなかった。ビッグバディボム!カウント3!

× 伊吹舞 (7分31秒) Firey Pyro Kill ○
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Fireyコメント
「私は世界ヘビー級リーグの成績のせいで、私自身の今までのレスラーとしての自信が一気にふっとんだね。(10分、苦労話つづく)今日のイブキとの戦いは、負け犬Fireyとの戦いでもあった。そして、私は自分自身とイブキに勝った。負け犬だったところの私は今日死んだんだよ。新しい私の誕生を歓迎してくれ。(以下20分自画自賛続く)」
復活した神楽「へッ。今日は見ての通り、負けてやったんだよ。新革命参戦への準備運動かな。本番じゃあ負けねえから首洗ってまってろよ、Firey。」


HFA、98年一発目!
『闘神四天王見参!』開催決定!
HFA (ぴろき記者)【1998年01月06日(火) 15時51分】

HFAの98年一発目の興行には、ついにOGREの闘神四天王が正式参戦する。前大会の『黒き華』でそのうちの一人ファイヤー・フェニックスが、結盟軍のテコンドー使いである金 韓宇の足を破壊したのは記憶に新しい。その他の四天王がどのような戦いを見せてくれるのか注目である。ここで闘神四天王4人の名前を紹介しておこう(ニックネームは今考えたので後ほど変わる可能性大)。

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戦慄の赤い鳥“炎の朱雀”ファイヤー・フェニックス
若き天才ルチャ戦士“水の青龍”ブルー・ストリーク
超拳法“風の白虎”タイガー・ストライカー
殺人バックブリーカー“大地の玄武”ブラック・ロック
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また、今年第一弾のこの興行は『闘神四天王見参!』と名付けられ、一部のカードが発表された。今回は「結盟軍 vs OGRE」というカード編成ではなく、結盟軍阻止に失敗した元OGREの鬼神衆&ハイマスターが四天王の制裁を受けるというカード編成になっている。その他の対戦カード・参加選手は未定。HFA事務局によると、いつも通り他団体からの参戦選手も受け付けているとのこと。また、“寅年記念マッチ”のワータイガーの相手(条件:トラに限る。ドラでも可。)も募集している。

予定カード
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▼OGRE制裁シングルマッチ▼
ファイヤー・フェニックス(闘神四天王) vs ハイマスター(フリー)

▼OGRE制裁タッグマッチ▼
タイガー・ストライカー&ブラック・ロック(闘神四天王)
       vs
ヘル・リーダー&ブラッディマスク(鬼神衆)

▼寅年記念マッチ▼
ワータイガー(魔神衆) vs 未定

▼女子シングルマッチ▼
マダム有明 vs 海野 幸
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CBD97 決勝
WWWWA (サト・クン・リー記者)【1998年01月06日(火) 01時21分】

青コーナーから、バサラとレオン・ザ・グレート入場。続いて、赤コーナーから新田英二&八島康彦入場。両チームともパワー型を相手に関節技でじわじわと攻め勝ち上がってきたタイプだ。
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コミュニケーションブレイクダウン97決勝戦
 バサラ&レオン・ザ・グレート VS 新田英二&八島康彦
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バサラ、逆さ押さえ込み。しかし新田、八島の合体ドロップキック炸裂。その後、新田が間合いを見ながら、掌打、掌打、掌打、続いてパンチで倒して、アキレス腱固め。ここで両軍フォローに。八島、新田の合体パワーボム。八島のヒールホールド。レオン、大技を狙っているのか、技を膝蹴りで返されてしまい、手が出せない。両軍分かれたところで、バサラ、レオンにタッチ。

レオン、ニーリフト、ヒールホールド。ニーリフト、馬乗りパンチ。新田自力で跳ね返す。レオンが倒れたところに八島の腕ひしぎ逆十字。一方、新田はバサラをハイキックでダウンさせて片羽締め。レオン、新田を蹴ってカット、続けてテキサスジャブ、延髄斬り、フロントスープレックスで場外に落とす。場外から上がった新田、八島にタッチ。

新田と入ってきた八島で合体パワーボム。続けて、八島の腕ひしぎ逆十字。しかし自力で脱出したレオン、ニーリフト、起こしてチョークスリーパー。また起こしてリバースブレーンバスター。八島反撃、ボディパンチで倒して、ヒールホールド。バサラがフォローに入る。ここで両軍乱闘状態に入る。

場外に落ちた八島を追っかけたバサラは腕ひしぎ地獄にあってしまう。いつまでも反撃されるわけにはいかないバサラ、馬乗り掌打、ビクトル膝十字。一方、リング上に戻ったレオンは新田を胴締めスリーパー地獄。バサラの反撃と時を同じくして、新田の反撃開始。片羽締め。ここで、八島が脱出して、両チームリングに戻る。(5分経過)
その後、腕、脚関節の攻防が延々続く。主にバサラへの攻撃が目立ったが、バサラも独自色であるマヤ式ジャーマン、ムーンサルトプレスなどを見せる。
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8分過ぎ、疲れの見えてきたレオン。腕が下がってきたバサラにタッチしようと青コーナーに戻ろうとしたが新田の掌打でダウン、片羽締め。バサラ、カットしてマウント掌打。今度こそタッチしようとするが、またも新田の掌打が炸裂。またもダウン。新田素早く片羽締め。バサラがカット。すぐさま八島が倒れたままのレオンにヒールホールド。

カットされた新田はバサラにバックソバットを食らいダウン。続けてバサラ、新田をマシーンスープレックス。一方レオンは、八島をノーザンライトボムの構え。最も高く持ち上げたところで、復活した新田がレオンをハイキックでカット。これは、キビシー。新田、倒れたレオンを片羽締め、バサラのカット、フロントスープレックスホイップが決まったところでレオン脱出に成功。バサラにタッチ。新田も八島にタッチ。

バサラ、八島をマシーンスープレックス。新田がカット。さらにハイキックラッシュ2連発乱打でバサラをダウン。待っていたかのように八島がレオンが三角締め。レオン、カット、しかし今度は新田がバサラを腕ひしぎ逆十字。レオン、またカット。続けて倒れたままの八島に獅死吼斬。

このスキに新田起き上がって、バサラにアキレス腱固め。新田自力で脱出。しかしバサラ、新田にビクトル式膝十字、ドラゴンスクリュー、アンクルホールド、グランドコブラ。レオンはヒールホールドで八島をカット。しかし決定打には至らず。あきらめないバサラ、ドラゴンスクリュー、リストアームロック、剃刀ブレーンバスター。すっくと起き上がった新田。間合いをとってハイキック、片羽締め。レオンがカット。八島がバサラに飛びつき腕ひしぎ逆十字固め。レオン、カット。新田が倒れたままのバサラに腕ひしぎ逆十字。レオン、カット。八島がバサラに腕ひしぎ逆十字。レオン、カット。新田が腕ひしぎ逆十字。ここでレフェリーゴングを要請!
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× バサラ(11分56秒 腕ひしぎ逆十字)新田英二 ○


M.O.W大晦日年越し興行・第四試合
メルビィ、戦慄の刃を抜く。
M.O.W (大スポ 谷町記者)【1998年01月05日(月) 10時14分】

急遽組まれたこのシングルマッチ。サイレント・コアの土門康平とNEO GONGSの象徴、メルビィ・ニムガーレン。この二人がNEOのルールで戦うのだ。
土門が先日のインタビューでこの試合の内容如何によっては雨宮戦を実現させるつもりでいる事を口したのである。つまり、土門にとってこの試合をステップにするという思いがこの一戦のテーマになった。
しかし、これはあくまで土門サイドからの話である。メルビィにとってはそれはただの屈辱にすぎない。
若手の戯れ言につき合う事はNEOのメルビィにとっては何の価値もないだろう。
ステップに出来るものならしてみるがいい。そう答えるのではないだろうか。


さきに土門が入場、花道を歩くメルビィを見据えている。この時、雨宮戦を向こうに見ていたのだろうか。
そして、リングに上がったメルビィ。その姿に何故か、妙な違和感がある。これまで他団体、またNEOでも感じた事のないものだった。

僅か、1分22秒。
土門の足は鈍い音を発し、レフェリーが試合を止めた。
それがメルビィの答えだった。

土門が出した技はハイマン蹴り、ミドルキック、ローキック、首投げのみ。
メルビィはそれらをすべてさばいて、マウントからの掌打で2ポイント、顔面ニーリフトからの腕ひしぎで1ポイント。そしてフィニッシュの膝十字で土門の左足を破壊した。まったくスキのないメルビィのワンサイドゲームだった。


最初、うなだれていた土門は足を引き摺りながらメルビィにこう言った。
「完敗・・、いや、そんなもんじゃありませんね・・・これは。気持ちがこの一戦に入ってなかった証拠です。こんな醜態さらすなんて・・・。メルビィ選手・・もう一度・・もう一度戦ってください」

その言葉を黙って聞いていたメルビィは土門を見据えたままだった。そのままリングを降りるかと思ったが
「いつでもかまわないぞ。ただし、実績を持ってきてもらわないと、な」
と土門に向けて課題を提示し、無言で敬礼をしリングをおりた。

リングに残された土門はメルビィの背中を見ながら、苦虫を潰したような表情で叫んだ。
「雨宮ァァ、いるんだろ!!くそったれがぁ・・・。これでテメェとの勝負はしばらくお預けだ・・・。おい・・・いいか?・・・俺とやるまで負ける事は許さねぇぞ!くそったれがっ!!」

試合後のインタビューだが、土門はリング上で言った事が全てだと言い、拒否。
伝奇戦に続き、まったく手が出ないという結果に終わったこの試合。そして、土門にとって雨宮戦が険しい道の向こうにある事を実感する事になった。果たして、実績と呼べる結果の今後積むにはどんな選手と当たればよいのか?土門の次の相手は誰なのか?

また、土門が叫んだ言葉通り、雨宮はこの会場に居た。メルビィのセコンドで来たのか、それとも土門を見にきたのか定かではないが、雨宮は土門の叫びを聞いたハズである。


M.O.W大晦日年越し興行・第三試合
子供達は泣叫び、大人達は怒号する。渦中のピッコロ連敗地獄にハマル。
M.O.W (大スポ 谷町記者)【1998年01月05日(月) 07時58分】

変わり果てた姿で彼が観客の前に現れた時、その場は一瞬凍てついた。
「奴は誰だ!?何だあのちんどん屋みてぇのは!!」
そう誰かが叫んだ。叫ばずにはいられないのは確かだ。やはり記者の想像通り、子供達は泣いている。だから言ったではないか。
試合の結果を言うと、ピッコロは伝奇戦2連敗に続きまたも自ら黒星をつける3連敗目に突入。こんどはトニィの足4の字に沈んだ訳だが、やはりトニィもピッコロよりキャリアは下である。

序盤、ピッコロはトニィのハイアングルボディスラムからのギロチンの連携で完全にペースを握られてしまい、3分すぎにはトニィのアメイジング・Dを2発も浴び、すでに死に体に。ここで、トニィがフレデーにスイッチしたため、そのスキにピッコロもちゃっかりZINにタッチ。

ZINは相変わらずのシャウトで自らを鼓舞し、華麗にステップ延髄ニールキックをフレデーにかまし、熱血逆水平チョップを胸元めがけて乱打し、ハッスルファイト!
が、直後にフレデーに場外に叩き落とされると、トニィに捕まり、花道でアルゼンチンで絞め上げられ観客に醜態を晒す。なんとか脱出したがカウントは16まで進んでいた。急いでリングに戻ると、ピッコロはフレデーをエビ固めに取っている。
ZINが「師匠、そいつは俺の獲物だよ」と言って、ぼうっとしてると背後にトニィが忍びより、そのまま掴むとZINの体を物のように背後にジャーマンで投げ捨てた。回転してうつ伏せの状態でマットに落ちるZIN。そして、トニィ&フレデーに追われ自分のコーナーに逃げるピッコロ。

あわれ、ZIN。この後、トニィの殺人級のバックドロップ、フレデーのおさわりノーザンライトボムを喰らい虫の息。ピッコロもたびたびZINのフォローに入るが、一方を相手にしてるとZINが大技を喰らっているという最悪の結果に。これで、終わってしまうとみられたがZINはフレデーを自コーナーに誘い込むとフィッシャーマンバスターでダウンさせ、ピッコロにスイッチ。
意気揚々とリングインしたピッコロはフレデーのバックを不用意に取った。
待っていたのはフレデーの急所蹴り。これにはまだリングの中にいたZINも呆然。そこをフレデーに蹴飛ばされダウン。可哀相なZIN。

〜この時、ちょうど97年から98年になった瞬間でもあった。なんで98年になるのを待ってから試合にしないのか疑問に感じたが、観客はそんなことはどうでもいいほど元気がないようだ。なるほど、これ正解だね〜

フレデーはピッコロを引き起こすと、パイルドライバーの体勢に。そして、ピッコロの股間にサっと手を通し、もう一方の手を取りグリップすると・・・そのままジャンプしてピッコロの脳天をマットに突き刺しつつ、ピッコロを股間をおさわりした!!そう、これが噂のおさわり式パイルドライバーだ!!
フレデーはそれだけではなく、「ウッゥ」と自ら腰をグラインドさせ、ピッコロに行くゾとアピール!そしてフレデー、顔面をピッコロの股間目掛けて打ち下ろした。その瞬間観客の呻き声が漏れる。
観客の顔色が悪い。子供は目が座ってる。
ここでサスガに切れたか、ピッコロ、フレデーをフィッシャーマンバスター刑に。そのままドル・クラでキメた。観客は少し安堵を表情を見せるが、考えてみればピッコロの股間はフレデーの顔のそばにある訳だから、あまりいい状態ではないと気付くと、再び暗い表情を浮かべていたようだ。
トニィがカットに入り、これはカウント2止り。立ったフレデーはピッコロにローリングジャーマン。しかし、これはブレイク。いくらなんでもロープに近すぎる。

やっと、乗って来たピッコロはミステリオ・ラナ、ゆきドラ2、ドラスク、フランケンとこれがスーパースターの技だといわんばかりにフレデーを攻めるが、トニィのカットに遭い、いずれも3カウントは奪えず。
フレデーがトニィにタッチし、そのまま捕まったピッコロはフレデー&トニィの合体パワーボム(フレデーが掛けた)、トニィはそのままポストに登りダイビングセントーンでピッコロを空爆。そして足4の字。
ZINがカットに入ってくるがこれは自力で凌ぐ。カットに入っていたZINがフレデーを捕まえてフォローに入るのを見ると、ピッコロはトニィをグランド卍固めで拷問開始!が、ZINを振り切ったフレデーがすぐにカット。怒りのピッコロ、コーナーに戻るフレデーを追い掛けて敵陣に自分から踏み込んでしまった。この行動がピッコロにこの試合の審判を下す事になる。
振る返ると、トニィ。
ピッコロはそのまま、アメイジング・Dを喰らい足4の字で速攻ギブアップ。

ピッコロ、3連敗。この結果にピッコロは
「ウ〜ン、年越しを気にシテタラ、負けちゃったネ。段取り悪いネ。この団体。だから、負けたネ。そうでしょ、ZIN?」
「そんな訳ねぇだろ!!この野郎!!っていうのはネタで、段取りわりぃから負けたんだよ、このボケ!!」
とZINが答えてくれた。しかも、それ以上は試合と何も関係ない事を喋り倒していた。次は勝てるのか?ピッコロ。さっさと体、元に戻せ。ピッコロ。子供が泣いてるし。

さて、勝ったトニィとフレデーのインタビューである。
トニィ「イェスッ!!見てくれたかい!!このボクのパワー、そしてテクニックを!!」
記者「ええ、見事でしたね。しかし、トニィ選手はタッグ戦がうまいですね。誰と組んでも」
トニィ「オオゥウ、イエスッ。みんなフレンドさ!そうだろ?フレデー」
フレデー「シギンッ!!(歌えコノヤロウ!!)、アイライケッ!!(最高ダァァ!!)」
トニィ「そうだろ!」
記者「そうだろって何がだよ」
トニィ「そんな事はイイんダヨッ!!イェスッ!!(ナイスポーズ、勿論グッドスマイル)」
フレデー「フリャッシュッ!!アァァアッァ!!」
トニィ「さあ、今年もヨロシク!!これはお年玉ダヨ!!全米No.1トレーナー、トニィ・リトゥルのアブアイソレーターだ!!これを定価4,000ドルのところを御奉仕価格で10,000円で御提供ダ!!」
記者「なんで4,000ドルもすんだよ。この詐欺師が!!だいたい誰に話してンだよ。今」
トニィ「そんなフラッシュな君には特別にボクの開発したプロテイン、マックスボルテージをプレゼントダ!!それでこのボディをゲット!!(ナイスポーズ+グッドスマイル)」
記者「何でフラッシュなんだよ。え、くれるの?何だか悪いねぇ。君、最高ダネ!!」

ついにマックスボルテージをゲット!!、これで記者も今年はギャルにモテモテになるのだ!!


伝奇戦を終えた八島にインタビュー
アスリーツリーグの新年会
アスリーツリーグ (憲作記者)【1998年01月04日(日) 02時25分】

M.O.W年越し興行の第2試合に、八島康彦選手が出場した。この試合(対門仲伝奇戦)を取材するため、記者は年末の慌ただしい中を東京へ向かった。試合は既に報じられているとおり、八島の勝利。この夜は都内のホテルに宿泊し、翌日になって記事を書こうとしているところへ、電話が入った。アスリーツリーグの選手たちが、新年会をやるから私も来いと言うのだ。そこで、指定された横浜市内の中華料理店『華苑鬢』に向かった。

記者(以下−)「どうも。盛り上がってるね。」
新田(以下新)「おー、憲作さん。いらっしゃい、ま、とにかく座って」
−「年末にジャパンジムの方へ取材に行ったんだけど、小磯会長と有倉君しかいなかったよ。」
新「あぁ、俺らは、30日からこっちへ来てましたからね。」
−「そうなのか。それはやっぱり、八島君のセコンドにつくため?」
新「ま、それもありますけどね。」
小峰「ほら、新田がこの前、横プロのバトルロイヤルでもらった食事券があったでしょ?それをついでに使っちゃおうってんで、5人で来たんですよ。」
−「あ、この店…。でも、5人って。どうせなら、有倉君も一緒に来ればいいのに。」
新「(眉間にしわを寄せて)有倉はねぇ、今度NEO GONGSで流星戦が決まってたでしょ?練習しなきゃいけないから、誘わなかったんですよ。」
−「でも…」
新「いいのいいの、有倉くんは練習熱心ですから。さ、そんなことは気にせず、飲んでくださいよ」

−「門仲戦について、八島君のコメントをもらっておきたいんだけど。」
八島(以下八)「あ、はいはい。」
−「率直なところ、どうだったかな?」
八「あのぅ、今回は他団体のリングだったでしょ。『もーう』、大変だったんすから。」
−「……」
八「あれ?」
−「……。」
八「おもしろく、なかったですか?あのね、M.O.Wと『もう、大変』ってのを掛けてみたわけだけど。」
−「いや、それはわかります。」
八「おもしろくないか…。まあいいや。で、門仲選手の話ね。この前、うちの大会で見てて。彼もアマレス出身だって言うんで、興味はありました。そしたら、今回、いきなり試合をすることになってしまって。」
−「そう言えばトーナメントでは氷野選手と当たったわけだけど…。」
氷野「強かったッス。」
八「試合はね、作戦勝ち。最初っから飛ばして、相手がわけわかんないうちに決めちまえって思って、速攻を仕掛けたら、それがはまったっていう感じ。氷野との試合を見てて、時間が長引くほど力を出すタイプだなと思ったんでね。だから昨日の試合では、彼はほとんど実力を出せていないと思います。」
−「なるほど。同じアマレス出身ということで、今後タッグを組んだりする機会もあると思うけど。」
八「うん、それは俺も楽しみです。そう言えばうちにも定期的に上がりたいって言ってたらしいし。あと誰だっけ、カドモンさんの…」
新「さいとーら、さいとー。」

ふと見ると、新田はすでにへべれけに酔っ払っている。

八「そうそう、斎藤選手。彼からもそういう話が出てるそうで。うち、選手少ないからね。ありがたい話です。大歓迎ですよ。」
−「無事旗揚げも終わって、今年はどんな年に?」
八「そうですねー。まあ、トーナメントは一種のお祭り。月並みだけど、今年からが本当の勝負です。新田にも借りを返さないといけないし、頑張りますよ。」
−「どうも、ありがとう。」

この後、選手5人と私は飲むわ食うわの大騒ぎ。私の二日酔いは、まだ醒めていない。


ほぼブラジル
半魚人の名前決まる。
カドモン・南蛮帝国 (南蛮帝国下っぱ記者)【1998年01月04日(日) 01時56分】

 昨年末からブラジル・アマゾン川流域で半魚人を探してた南蛮帝国の懲りないマネージャー、我らがP・サミー・オノー様が先日、寄宿先である東京・練馬に帰国した。
 オノー様は帰り道に迷ってペルーまで行ってしまい、やさぐれペルー兵20人ほどと喧嘩になったが2327人の我ら下っぱ軍団員がこれを成敗。ペルー政府に引き渡して、その報奨金で堂々の飛行機での帰国になった(我々は麻薬の密輸船らしき船をジャックして帰ってきたが)。
 さて、我々がゲットした半魚人。どうやら彼ら独自の言語体系があるらしく、その翻訳で一苦労はしたが、どうやら名前があるらしい。

 グゥルズュルトゥッピョエ・キャヒョトゥッビャビュビョ・スグュットッュキュトョルッテュ・ルトゥゾォットゥ・トゥルォイットゥッ・ミシャトゥティッチャ・トゥテュニットゥグ・ティラトゥラカン・ヌフョオヒュ。
 
 どうやらアラブ人と同じように先祖の名を代々つなげていく名前らしいのだが、オノー様は早くも舌を噛んでしまった。これはどすこい熊吾郎様と同様に我らで名前をつけてやる必要がありそうだ。
 発見を本部に連絡した折りに名前を公募して様々なアイディアをいただいたが、それらを考慮してオノー様はこう名付けた。

オ「君は今日から『ほぼブラジル』ネ」

 ブラジルとペルーの国境付近で取れたから、ボボ・ブラジルにあやかって名付けたらしい。悩んだ末とはいえ、短絡的である。
 かくして、南蛮帝国の怪人はこれで7人になった。めでたいめでたい。


全カード決定!
NEOに吹く風は「新たな時代」か、「俺の時代」か
NEO GONGS (K記者)【1998年01月03日(土) 22時01分】

「NEOの野望 −武将風雲録− 闘の章」
1998.1.XX 東京・日本武闘館
全カード

▼NEOvs『んを』 15分一本勝負
@神城潤一 vs 中田慎吾<んを>
Aメルビィ・ニムガーレン vs エアガイツ<んを>
▼流星地獄変第二戦 5分4回戦
B流星満潮 vs 有倉雅史<アスリーツリーグ・ジャパン>
▼15分一本勝負
C加藤圭司 vs 斉藤多夏史<カドモン・般若>
D雨宮五月 vs 鶴波力一郎
▼グルーサムファイト 10分一本勝負
E“ゴーストマン”エベレスト・マーフィー vs ストロング猛鬼<MOW>

未定だった最後のカードは雨宮vs鶴波に決定された。鶴波には「この試合で負けたら既存バランスに修正する」とオーナーから勧告が出ている。まさに瀬戸際。自らの存在意義と時代を守れるのか? そして超新星・雨宮は一気にNEOの頂点へ駆け上る事ができるのか?


M.O.W大晦日年越し興行・第二試合
八島圧勝!伝奇、A.L.修行を懇願す。
M.O.W (大スポ 谷町記者)【1998年01月02日(金) 21時09分】

先日のALC’97に出場したM.O.W若手3人だが、いずれの選手も良い結果を残す事は出来なかった。その中で伝奇は2日目の特別試合でZINと組んでA.L.オーストラリア勢とのタッグマッチに臨むが、キース・ガードナーの脇固めで伝奇が仕留められている。
そして、この試合は以前に「組んでみたい」という発言が八島から出ていたため、まずタッグを組む前に両者の実力を確認しあうという意味あいのカードである。だが、確認しあうだけではなく結果も出さなくてはならない。

試合が開始すると、八島は牽制のミドルを放つ。伝奇は膝を上げてガード。八島はすぐに組み付きファイヤーマンズキャリーを連続で決める。伝奇は首投げで八島をダウンさせるがうまくグラウンドに入っていけない。八島は逆に簡単に伝奇の腕を取って、腕ひしぎ逆十字固めに入る。
返した伝奇は八島と間合いを取り、流れを断ち切ろうとするが八島は間合いを詰め伝奇を青コーナーにホイップすると、伝奇の巨体をコーナーに乗せ、一気にフロントスープレックスに持っていった!八島はその後も伝奇に休む間を与えずに腕ひしぎに。何とか脱出した伝奇だが、その表情は焦りという文字が浮かんでいた。

首投げや大外刈りでダウンさせ、足関節を極めるなど一応攻めを見せるが八島の飛びつき腕ひしぎや、飛びつきクロスヒールホールドなどのアクロバチックな関節技に完全に呑まれてしまい、後が続かない。
2分30秒過ぎには場外戦になるが何と八島は飛びつきクロスを場外で仕掛けた!しかし、八島はこれだけでは済まさず、一本背負いで伝奇をマットのないところに投げ付け、三角絞めまで極めたのである。

リングに戻った後もブレイクであったが、飛びつき腕ひしぎを極める八島。ここで伝奇は起死回生のキリング・エッジを狙って八島のバックに廻ろうとするが八島はそれを読んで体を浴びせて押し倒してしまう。3分30秒過ぎにも再度バックを取ろうとしたが、やはり八島に潰されてしまった。ここで伝奇の攻めは途切れてしまう。八島の裏拳が顔面にヒットし、ダウン。アンクルホールドで極められるがこれは粘って返すが八島の攻めは一向に休まらない。バックスピンコンビネーションでダウンさせるや、何と引きずり起こして伝奇の首に腕を巻き付けたのである。一瞬のうちに伝奇は崩れ落ちた。そしてだめ押しのアンクルホールドでレフェリーがゴングを要請。しばらく起き上がれない伝奇は魚頭の肩を借りてやっと立ち上がった。
そして八島のもとに近寄ると「八島選手、申し訳ありませんでした。もう一度チャンスを下さい。出来たら、アスリーツリーグで修行さてください。お願いします・・」そういうと膝を突いて倒れてしまった。人情野郎魚頭はまたもおつゆ・鼻水・涙を垂れ流しながら伝奇を背負いリングから降り、花道をさがっていった。

伝奇はダメージが深いため、ノーコメント。何故か変わりに魚頭がコメントしてくれた。
魚頭「門仲さん、情けない、情けないって言ってます。何も出来なかったって。ううっ。汚名返上させてあげて欲しいですぅ。ボクからもアスリーツリーグさんにお願いしますぅぅ」
と、おつゆ・鼻水・涙を垂れ流しながら、記者に懇願してきた。
確かに伝奇、完敗。ほぼ手の内を読まれ、得意のスープレックスを完封されての敗北である。しかし、まだデビューしたばかり、負けて学ぶ事も大切なハズ。この結果を糧にして這いあげれば良い。

第二試合結果
 ×門仲 伝奇(4分42秒 アンクルホールド)◯八島 康彦(アスリーツリーグ)


ECVV旗揚げプレイベント終わる
シングルリーグに先立っての純血タッグリーグ戦だ
ECVV (ECVVプレス記者)【1998年01月02日(金) 11時49分】

 旗揚げ記念シングルリーグ戦に先立って、ECVV所属選手のみによる2回戦総当
たり制タッグリーグ戦が行われたのでここにお届けする。

▼蝶極 雅比呂&オペラ・ザ・カシーン 組
▼ジャスティン・バインダム&カルガリー・スミス 組
▼ミスチェーン・長島&猛武盗賊 組
▼ザ・シーノ&グレート・メヒスト 組

(なおメヒストとは、シーノが“アラビアの妖術”により作り出した自らの分身であ
る。──実際には色が違うだけ)

【公式戦結果】

[1回戦]
○長島&猛武(13分5秒、吊り天井)蝶極●&カシーン
○シーノ&メヒスト(15分46秒、キャメルクラッチ)バインダム&スミス●
−−−
○蝶極&カシーン(10分55秒、STFによる失神KO)シーノ&メヒスト●
○長島&猛武(12分16秒、吊り天井)バインダム&スミス●
−−−
○バインダム&スミス(13分41秒、ブラックジャッククロー)蝶極●&カシーン
○長島&猛武(11分29秒、チェーン乱打による失神KO)シーノ&メヒスト●

[2回戦]
○バインダム&スミス(19分15秒、ブラックジャッククロー)シーノ●&メヒスト
○長島&猛武(16分53秒、チェーンロック)蝶極●&カシーン
−−−
○蝶極&カシーン(17分40秒、STF)バインダム●&スミス
シーノ&□メヒスト(4分31秒、リングアウト)長島■&猛武
−−−
○シーノ&メヒスト(17分45秒、キャメルクラッチ)蝶極●&カシーン
長島&○猛武(22分38秒、膝十字固め)バインダム&スミス●

【星取表】       1−2−3−4−
1)蝶極&カシーン   ・・●○●●○● 10
2)バインダム&スミス ○●・・●●●○ 10
3)長島&猛武     ○○○○・・○■ 25 優勝!!
4)シーノ&メヒスト  ●○○●●□・・ 14

 オーナー潮崎_春樹氏の予想をはるかに超えた、女子プロコンビの快勝。実際には
2回戦第2節、蝶極組がバインダム組に勝った時点で優勝が決まった。
 それでもゲーム差を詰めようと奮闘した(事実最後の試合が最長となった)バイン
ダム組であったが、及ばず。
 2位のアラビア組の健闘からも考えるに、やはり相手を流血させると強いのか?
 各選手のコメントを別記事にて掲載する。ECVVの相関図がはっきりしつつある。


優勝チーム・長島と猛武盗賊に亀裂
タッグリーグ戦を終わって各選手かく語りき
ECVV (ECVVプレス記者)【1998年01月02日(金) 11時47分】

▼ミスチェーン長島1
「あんなもんでしょ。当然の結果よ。1つだけ負けたのは、まああんなの負けたうち
に入んないけど、あんまりぶっちぎりじゃあ皆さんやる気なくしちゃうでしょ? 最
初なのに」

▼猛武盗賊
「優勝? うれしくない。目立てなかったから。最後の最後で一つだけとったけど、
面白くないわ。そもそも、長島とは同じヒールだけど方向性が違うのよ。だから新し
いパートナーを探そうと思うのよ。長島、悪いけど今日でタッグは解消。私にふさわ
しい、美しいパートナーを選ぶわ」

▽ミスチェーン長島2
「金魚のフンはそのうち離れていくものなのよ。別にどうでもいいわ。もっとも、み
んな私のマネをしなければ輝けないのよ」

▼ザ・シーノ
「長く試合をやりすぎた。最後から2つ目の、リングアウトで勝ったやつ、ああいう
ので全試合通さんといかんのだ。3勝3敗なんて、まともにやりすぎたわ。わしの本
分から外れとった。まあ色々と考えなければいかんな。
 メヒストは今回で終わり。もっともあれは苦肉の策でな。わしの手足となる有能な
若いのを知っとる。今はほおにイスの金具が刺さったとかで入院しとるが、回復次第
連れてくる」

▼ジャスティン・バインダム
「ガッデム! コンディションは悪くなかったのに……次はシングルだ」

▼カルガリー・スミス
「私がスロースターターだったのでジャスティンの足を引っ張ってしまった。もっと
早いうちからアグレッシヴに技を出していかなければならない。調整するよ」

▼蝶極 雅比呂
「ガッチャメラ! ふざけんな、オラ、エーッ!? これからだこれから。今に分から
せてやるよ。カシーンとはこれからもやっていく。タッグというものを教えていく」

▼オペラ・ザ・カシーン
「(無言)」

 オーナー潮崎_春樹氏によると、このタッグリーグは団体内の力関係を知るために
適宜行っていくとのこと。「Jリーグと同じで、最初は数は少ないけれど規模は大き
くしていくよ。もっとも、衰退するところまでマネしないけど」(氏)。
 次のシングルリーグ戦に向けて調整に突入した選手もいる。結果は随時事務所
(http://www.asahi-net.or.jp/~XS6K-SNZK/fi-pro.html)にてお知らせするのでよろ
しく目を通されたし。

<ECVV事務所>


M.O.W大晦日年越し興行・第一試合
怒羅を撃破!JRAは奴の腹から戻って来たのか?
M.O.W (大スポ 谷町記者)【1998年01月02日(金) 02時16分】

この試合を語るには昨年のJRAの怪記事を焦点にせねばなるまい。現在、JRA事務所は連絡がまったく取れない状態にある。ただの長期休暇だという説もあるが。ともかくJRAは怒羅え門の腹のポケット(五次元世界へ繋がる扉とも言われるが、ホントか?また、ポケットは背中にもあり)に吸い込まれていったとういう事で例の怪記事は結ばれている。だが、そもそもこの記事を何故怪記事となすかだが、決定的な理由がある。それはあの記事にあるM.O.W団体紹介一番下にいるとされる青いもの、つまりは怒羅え門であるが、あの化け物はまだ正式にONLには資料公開されておらず、現在のところM.O.W団体紹介には怒羅え門は存在しないのである。存在するとしてもそれは未来の話である。ようするにこれはとんだ与太話になる。

だが、この試合の主役、『人生は勝ち取るもの』と言ってはばからない魚頭玉三朗は違った。この男、決まっていたCB戦が流れたというのもあるのだろうがあの怪記事を間に受け、怒羅を倒せばJRAが戻ってくると思いこみ自ら怒羅とのシングルをフロントに直訴したのである。そして、その願いが通って怒羅とのシングルマッチが組まれたのである。


入場は魚頭から。花道をあるく魚頭、おつゆを飛ばしてしないのはこの時だけじゃないのだろうか?そしてもう一方の花道からあの蒼き魔神、降臨!!
試合開始のゴングと同時に両者いきなりがっぷり四つの状態に。両者一歩も譲らずそのまま組み手を切る。再び組んで魚頭が顔面かきむしり!返す怒羅は一本足頭突き。この後、魚頭は怒羅を場外にハイアングルのボディスラムで叩き落とすも落とされた怒羅はすぐさまにリングに。うまくペースをつかめない魚頭はここから怒羅のラフ殺法に完全に青息吐息に。

その流れで2分30秒過ぎにハイアングルのパワーボムを投げっぱなしで喰らってしまうも、何とかエルボーで怒羅の技を次々に潰すが、またもハイアングルパワーボムホイップでマットに叩きつけられてしまった。しかも釣り鐘ニードロップ2連発のおまけつき。

ここで動きが止まるかと思われたが直ぐさま立ち上がるとモンゴリアンで反撃に出た。このモンゴリアンチョップは要所要所の流れでおおいに効果を発揮していた。4分前には必殺の一本釣り固め(フィッシャーマンズスープレックス)が出るが、これはニアロープ。しかし、波に乗った魚頭はアバランシュプレスを連発。以外にゴツゴツしたプロレスをみせる魚頭は充実した表情で戦っている。

叩きつけた後は得意のボストンクラブで怒羅を絞め上げる。それに対して無表情の怒羅はわがままなグーパンチを様々な形で魚頭に叩き込む。しかし、魚頭の皮は厚いのか一向に流血はしない。背中のポケットから出した大鎌でもまだ流血しない。さすがに魔神も業を煮やしたか三たびハイアングルPBを敢行。7分過ぎまで怒羅の大技を耐える魚頭という図式で試合は進んでいく。しかし、その大技と大技のスキを突いて入魂の一本釣り固めを繰り出すも、怒羅は余裕の2カウントで返す。が、魚頭はもう止まらない。これでもかと怒羅をマットに叩きつける。そして超肉弾固め!しかし、返す怒羅。ふらりと立った怒羅にジャンピングネックブリーカーを決め、止めとばかりにもう一度超肉弾固めに。1、2、3。レフェリーは魚頭の腕を上げた。魔神、おつゆ野郎にピンフォール負け。

勝った魚頭はマイクを掴み「これでJRAは戻って来ます!!CB選手、ボクは待ってますっ。ありがとうっ。皆さんありがとうございまぁすっ」といっておつゆのほかに涙・鼻水を垂らしながら花道をさがっていった。で、怒羅はといえば、ゆっくりと立ち上がりおもむろに腹のポケットに手を突っ込んで何か取り出した。
怒羅「エニィウエア扉ァァァ!!!」そう叫ぶと扉を開いた。
扉の向こうにイケナイものが見えたような気がしたが怒羅は一瞬のうちにその扉に吸い込まれていったのだ。リング上には何もない。しかし、観客は何ごとも無かったように次の試合を待っている。いや、今の出来事など知らないのだ。では私だけが知っているのか?まさか。やはりJRAは奴の腹に消えたのか?何か自分の身に危険な事が起こるのではないか、そんな気がしてきた。いや、忘れようこれは何かの間違いだ。そうに決まっている。さあ、次の試合がはじまる。今のは何もなかったそうだ。それで行こう。

第2試合が始まろうとしてる今、すでにその出来ごとは忘れていた。


NEO武闘館大会パンフ下書きから
本年もよろしくお願い申し上げます
NEO GONGS (K記者)【1998年01月01日(木) 17時12分】

新年、あけましておめでとうございます。並びに、本日はご来場下さいまして、誠にありがとうございます。選手、社員を代表しまして厚く御礼申し上げます。昨年は様々な障害を乗り越え、非常に良い興行成績を収める事ができました。これも皆様方の激しく、温かいご声援の賜物でございます。

先に開催の「NEOトーナメント」では、激しい優勝争いの中、雨宮五月が栄冠を手にしました。全国各地で温かい声援を送って下さった皆様方、本当にありがとうございました。

さて、本年の第一弾興行の武闘館大会。NEOvsMOWの戦闘機頂上対決、NEOvsんを、流星地獄変。そして僭越ではありますが、私、加藤圭司のONLデビュー戦。いずれも、熾烈に、ドラマチックに、激闘を展開するでしょう。
皆様方のご声援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

「世界一格好いい奴はNEOが決める!」

NEO GONGS オーナー
加藤圭司


新年明けましておめでとうございます。
これからもよろしく。
カドモン (ワンダラー・KYOU記者)【1998年01月01日(木) 16時41分】

 みなさん明けましておめでとうございます。
 1998年、カドモンは一独立団体として再スタートする所存です。般若の展開する「魅せる喧嘩道」をメインに、これからも元気に活動してきますので、みなさんよろしくご贔屓のほどを。
 
【選手・フロント一同】
・加藤驚 ・“武骨”兆 ・斉藤多夏史
・P・サミー・オノー ・インビジブル・ストーカー ・どすこい熊吾郎
・C・W・ニコルズ ・nWo弘樹 ・南蛮帝国下っぱ
・セルジオ越前 ・吉田装甲車 ・フライング・ガーディアン
・ウイリアム・レミングストン ・コンザロ・デル・アルヴァレス
・イグナティウス・デ・ロクサス
・ワンダラー・KYOU



CBD97 二回戦第二試合
WWWWA (サト・クン・リー記者)【1998年01月01日(木) 14時53分】

一回戦で「んを」入りを目指していたセルジオを撃破、ポイズン・ジャイアント&悲山慧一の毒陶酔コンビが青コーナーから入場。赤コーナーからは、アスリーツ・リーガーズの入場だ(記者が勝手に命名)。
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CBD97 二回戦第二試合
ポイズン・ジャイアント&悲山慧一 VS 新田英二&八島 康彦

試合開始直後、新田は離れての立ち技、ボディパンチでポイズンを攻撃。様子見か?一方、ポイズンは腿キック、コブラクロー、ボディスラム。しかし少し打撃が効いてきたようだ。新田は、ポイズンを一本背負い、2連発、腕ひしぎ逆十字、悲山のフォローが入ったところで、A.L.’sタッチ。

追ってきたポイズンに合体ドロップキック。八島、そのまま三角締め。続けてサイドスープレックス、三角締め、悲山のカットが入ったが、構わずポイズンに合体パワーボム。悲山にも続けて合体パワーボム。八島、倒れているポイズンにアンクルホールド。バックスピンキックラッシュ。早くもフィッシュストレッチスリーパー。ポイズン、逃れたところで悲山にタッチ。

しかし、八島はフィッシャーマンズキャリー、アンクルホールド。カットされた。アレ?あまり攻撃されていないはずの八島がフラフラ立ち上がる。ポイズンの毒霧。悲山のキック、倒れたところで悲山のフィッシュストレッチスリーパー。外されたが、ギロチンピースクラッシャ、ジャイアントスイング。起き上がった八島、水面蹴り2連発でなんとか逃れる。

A.L.’S合体パワーボム、新田のリストアームロック、離れての蹴り攻撃。悲山も負けていない。サイドスープレックス、スプラッシュマウンテン、カウントは2。新田の離れての蹴りがジワジワ効いてきたのか、悲山疲れが見える。ここで新田、バックドロップ。ニールキック、フランケンシュタイナー2連発、合体パワーボム、裏投げ、ニールキック、ハイキックラッシュ、アキレス腱固め。レフェリーゴング!

新田英二(10分18秒 アキレス腱固め)悲山 慧一
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少しタイプの似ている悲山にポイズンがどう絡んでくるかがみものだったが、悲山をタッチさせなかった(ポイズンがカット→八島が悲山を関節で逃がさない→悲山が関節から逃れた頃に八島が攻撃)アスリート・リーガーの勝利となった。

レオン・ザ・グレート、バサラ、新田英二の関節、打撃、テクニックを得意とする選手達でCBD97決勝が争われることになった。馬乗り/非馬乗りが、どのように効いてくるかみものです。



謹んで新年のお慶びを申し上げます。
W.W.O (mae記者)【1998年01月01日(木) 02時40分】

W.W.Oは皆様のおかげで無事旗揚げの年を越すことが出来ました。2年目の今年もレスラー、社員一同「プロレスは芸術」をモットーに頑張ります。

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