ONLニュース(98年02月前半分)
←目次へ

前日の雪辱!伏兵、王者をフォール。 2.15 南宇和闘牛場特設会場大会結果
帝国プロレス@WWWWA 八女記者【1998年02月15日(日) 20時59分】→記事にジャンプ

告知コーナー
横プロ ローカル新聞『はまがぜ』記者【1998年02月15日(日) 15時56分】→記事にジャンプ

屁歩虎魔死印頭、誕生!! 「バトルヒムズ」第2戦/第1・第2試合
M.O.W 大井スポーツ 谷町記者【1998年02月15日(日) 07時18分】→記事にジャンプ

A.L.2月興行詳細発表 交流戦花盛り、今回はJRAからも。
アスリーツリーグ 憲作記者【1998年02月15日(日) 05時03分】→記事にジャンプ

B.羽賀フォール負け、タイトル奪取への道前途多難か 2.14 香川県善通会館結果
帝国プロレス@WWWWA 八女記者【1998年02月14日(土) 23時36分】→記事にジャンプ

新たなる激震の予感 ECVV選手軍団編成成る。加入予定選手、名前まで公開
ECVV ビーエル記者【1998年02月14日(土) 14時56分】→記事にジャンプ

2.11 徳島県池田町総合体育館結果
帝国プロレス@WWWWA 八女記者【1998年02月14日(土) 01時53分】→記事にジャンプ

けがが無くてよかった。 R.R.R自主興業無事終了!
R.R.R 週刊Fプロ記者【1998年02月14日(土) 00時43分】→記事にジャンプ

そして、新たな星を見つける。 A.L.珍道中
アスリーツリーグ in M.O.W 憲作記者【1998年02月12日(木) 12時45分】→記事にジャンプ

海崎、防衛に王手か? 「バトルヒムズ」開幕戦/第4試合・第5試合(メーン)
M.O.W 大井町スポーツ 谷町記者【1998年02月12日(木) 07時12分】→記事にジャンプ

NEO三月興行全カード発表
NEO GONGS チャーマー記者【1998年02月11日(水) 18時28分】→記事にジャンプ

帝国プロレス 2月シリーズ日程
帝国プロレス@WWWWA 八女記者【1998年02月11日(水) 04時12分】→記事にジャンプ

ついに開幕!バトルヒムズ!! 「バトルヒムズ」開幕戦速報/第1・2・3試合
M.O.W 大井町スポーツ 谷町記者【1998年02月10日(火) 04時01分】→記事にジャンプ

まあまあ、月並みな盛況で・・・ JRA2・8初の自主興行。第1回ミニチュアトーナメントの覇者は?
JRA 信子記者【1998年02月10日(火) 00時53分】→記事にジャンプ

FEWと帝国プロレス、イチから出直し。
WWWWA 八女記者【1998年02月09日(月) 19時13分】→記事にジャンプ

『んを』バンザイ!! セルジオとまこと、正式に『んを』のメンバーに。そしてなぜかファイプラー狙われる。
ゼーレ <んをパパ>ホークマン記者【1998年02月07日(土) 15時14分】→記事にジャンプ

「私は手抜き試合をする気はない」 クローズアップNEO −メルビィ・ニムガーレンの場合−
NEO GONGS チャーマー記者【1998年02月06日(金) 22時11分】→記事にジャンプ

「夢」の跡・・・・・・。 ハイパー・タイガー「奴等は許さない・・・」
W.W.O 豊田 前記者【1998年02月06日(金) 01時12分】→記事にジャンプ

虎・虎・虎・虎・虎・鶏!? 今年の主役だ!寅年記念バトルロイヤル!
HFA ぴろき記者【1998年02月06日(金) 00時43分】→記事にジャンプ

JRA2・8興行会見 JRA2・8初興行に向け始動!
JRA 京スポ 信子記者【1998年02月05日(木) 21時15分】→記事にジャンプ

これは始まりにすぎない 次回大会カード発表第一弾!
NEO GONGS チャーマー記者【1998年02月05日(木) 19時05分】→記事にジャンプ

大都会プロレス興行『大都会199X '98』終了 「NGRはどこいった?」との有識者の声。
NGR 新神戸スポーツ・鬼井記者【1998年02月05日(木) 11時41分】→記事にジャンプ

「優勝する義務がある」 『HFAエース決定リーグ戦』初日、まずは順当な結果!
HFA ぴろき記者【1998年02月05日(木) 02時24分】→記事にジャンプ

そして6人残った……。 カドモン2.5nd興行 Ehding
カドモン ワンダラー・KYOU記者【1998年02月05日(木) 01時50分】→記事にジャンプ

マキシマム、セクハラ大王への道・・・ 「俺は男とは試合したくねぃ!」
W.W.O 豊田 前記者【1998年02月05日(木) 01時42分】→記事にジャンプ

「バトルヒムズ」発表! 2月初シリーズ「バトルヒムズ」対戦カード&招聘選手発表
M.O.W 大スポ 谷町記者【1998年02月04日(水) 20時54分】→記事にジャンプ

7分36秒の逃走 ターザン、まことに結局は快勝!!
ゼーレ ホークマン記者【1998年02月04日(水) 20時44分】→記事にジャンプ

正統派新軍団 R−Xって何!? 吉川、青田の原爆固めに沈む
ゼーレ ホークマン記者【1998年02月04日(水) 20時13分】→記事にジャンプ

最悪の旅、完結!! ひどい茶番だ・・・。見慣れた熊とインチキ試合。
ゼーレ ホークマン記者【1998年02月04日(水) 17時49分】→記事にジャンプ

フロリダでのその後・・・ ドイツ大会の前にこれを書かなきゃ・・・
ゼーレ ホークマン記者【1998年02月04日(水) 16時26分】→記事にジャンプ

2・3ドイツ大会結果速報!!! 詳細はのちほど
ゼーレ・ドイツ大会 ホークマン記者記者【1998年02月04日(水) 13時36分】→記事にジャンプ

1・30 WWWWA定期興行メインイベント結果など
WWWWA 八女記者【1998年02月04日(水) 11時40分】→記事にジャンプ

2・15大会カード決定!とビッグ・モアへのインタビュー
AFW YAN記者【1998年02月04日(水) 05時48分】→記事にジャンプ

高い高い壁・・・ R.R.R自主興業第2段、グルーサム戦リポート
R.R.R 週刊Fプロ記者【1998年02月03日(火) 02時14分】→記事にジャンプ

1月興行詳報 A.L.アルテミス〜月燈〜 (後編)
アスリーツリーグ 憲作記者【1998年02月03日(火) 00時34分】→記事にジャンプ

フロリダあっさり到着! 中途半端はよくないぜ、ベイビー!!
ゼーレ、フロリダ ホークマン記者【1998年02月02日(月) 20時59分】→記事にジャンプ

ガイツうなぎ入手!そしてフロリダへ! またしてもくだらなさ爆発!!ガイツ、ここにあり!
ゼーレ ホークマン記者【1998年02月02日(月) 18時35分】→記事にジャンプ

A.L.1月興行詳報 A.L.アルテミス〜月燈〜 (前編)
アスリーツリーグ 憲作記者【1998年02月02日(月) 01時37分】→記事にジャンプ

鍵を持つ者 サイレント・コア、第2段階へ -戦慄の道場マッチ-
M.O.W(サイレント・コア) 大スポ 谷町記者【1998年02月01日(日) 06時56分】→記事にジャンプ

竜司へのインタビュー
AFW YAN記者【1998年02月01日(日) 00時21分】→記事にジャンプ


記事閲覧(新しい記事から順に並んでいます)

前日の雪辱!伏兵、王者をフォール。
2.15 南宇和闘牛場特設会場大会結果
帝国プロレス@WWWWA (八女記者)【1998年02月15日(日) 20時59分】

メインイベント(30分1本勝負)
B.マニア&H.タイラー&F.インテグラ VS B.羽賀&C.市来&越村 道明
前日の試合で、手痛いフォール負けを喫した羽賀の巻き返しが期待されるこの試合。今日も外人組が好連係を見せて有利な展開。日本人側も危機感が出てきたのか、乱戦の際に、市来が卍固めでフィーバーをK.O.。しかし権利のある選手はタイラー。試合は続行。日本人側が優位に立ったと思われたが、外人側も粘る粘る。マニアが越村にスリーパー。目の焦点が合わなくなった越村、奇跡的に越村が復活。人数を利した攻撃で、越村がマニアをフォール。日本人側が前日の雪辱をはらした。

なお、マニアは羽賀との勝負を避けたのか直接対決はなかった。

○ 越村道明(28分47秒、ジャパニーズレッグロールクラッチ) バーン!マニア×

セミファイナル(30分1本勝負)
J.取手&川田上 明 VS アイ=フライヤーズ
取手、試合開始から飛ばしまくるが、外人組はクイックタッチ&連係技&反則技でなんとか互角。その後、日本人側は個々の力を生かした試合を展開していき、外人側を追い込む。外人組も粘ったが、23分47秒、J取手のジャーマンスープレックスで決着。
徳島武闘館での賞金マッチが同一メンバーで行われるが、日本サイドにとって幸先良い勝利となった。

○ J.取手(23分47秒 ジャーマンスープレックス) 伊吹舞 ×


(その他の結果)
第一試合 伊吹羅生門 VS 力士徹
 (15分0秒 時間切れ引き分け)
第二試合 ヴー VS 光本 隆一
 (4分11秒 K.O.)
前日の疲れが残っていたのか、光本やや不調。ヴーも試合を早く決めにかかった。
←トップに戻る

告知コーナー
横プロ (ローカル新聞『はまがぜ』記者)【1998年02月15日(日) 15時56分】

=ここは、『はまかぜ』告知コーナーです。一行200円から。=

■即効!!元祖インドエステ
    ビューティーサロン・キルクル  0120-◇※★♭♪

■フロアレディー募集 時給2.700円〜
    パブ シクラメン   (桜木町)045-*▲○♯
  
■横プロ興行「98'英雄にあこがれてツアー」今週シリーズ開幕。

 開催日予定 2/17,20,23,26,3/2,3
 会場    市民体育館他

***他団体特別参戦予定選手************
"フィットネスサンダー"トニィ・リトゥル(M.O.W) "イノセントソルジャー"メルビィ・ニムガーレン(NEO GONGS) "孤高の飢狼"バサラ(W.W.O) "蒼い閃光"新田 英二(A.L.) "飛燕怪人"成田 順(A.L.) "パワフル・シープドッグ"アデミール・オズマ(A.L.) "ミスターアメリカン"ヤンキー・スミス(HFA)
**************************
なお、カードその他詳細に関するお問い合わせは横プロ事務所まで(広報部)

■「求む!風呂トイレ付き2万円台!!」サック万太郎

<横プロ興行パンフレットはこちら>
←トップに戻る

屁歩虎魔死印頭、誕生!!
「バトルヒムズ」第2戦/第1・第2試合
M.O.W (大井スポーツ 谷町記者)【1998年02月15日(日) 07時18分】

「バトルヒムズ」第2戦はM.O.Wの地元でもある品川区民ホールにて行われた。

さて、今日もいってみよ〜ウ!

〜98.2.11第2戦・品川区民ホール〜
▼第1試合 シングルマッチ・5分1本勝負
 稲葉 開山 VS 鹿嶋 嘉晃

鹿嶋のデビュー第2戦目は何と、サイレント・コアの稲葉開山。
第4試合で音無vs土門というカードがあるため、「他の人間と組むぐらいなら
第1試合で構わん」とタッグ試合に出る事を拒否し、第1試合で鹿嶋の相手となった。
5分1本勝負なのはM.O.Wからの入団テストのようなもので、鹿嶋に5分以上かかるようでは問題有りという感じネ!
ゴングと同時に蹴り掛かった鹿嶋だが、あっさりかわされすぐに稲葉におもちゃにされてしまう。剛腕パンチを喰らいドラゴンスリーパーで悶絶!
しかし、元気だけはいい鹿嶋はそれをエスケープすると稲葉の巨体を裏投げ一閃!
と、ここまでは良かったが稲葉は何もなかったように起き上がる。アバランシュプレスを皮切りにフィニッシュまで鹿嶋に何もさせずだった。
そのフィニッシュもロープに振ってのカウンター裏投げから裏アキレス腱固めとプロレスチックに鹿嶋を料理した。
3分クッキングとはいかなかったが、3分31秒という許容範囲内。新人相手に圧倒的な力の差を見せつけた。

□試合結果
 稲葉◯(3分31秒 裏アキレス腱固め)×鹿嶋


▼第2試合 タッグマッチ・30分1本勝負
 ミスターCB & フレデー・M & モータル・アベンジャー
      VS
 東京ZIN & 魚頭 玉三朗 & 新山 信太郎

魚頭-CBの前哨戦第2弾。
今日も今日とておつゆを飛ばしながら入場する魚頭。しかも気合いが入ってるせいかいつもより量は多めに違いない。
6人タッグなので、開幕戦のメンバーにそれぞれ1人足した訳だが、魚頭組はZINを、CB組はモータルを追加。
しかし、魚頭組にZINが入った事により試合後、忍ともかんともな事態を引き起こすことになるとは誰ひとりとして知る由はなかった。

開幕戦同様、魚頭-CBの絡みで試合はスタート。
じっくりと攻めたてる魚頭だが、地力で勝るCBはマンハッタンドロップで簡単に主導権を握りショートレンジラリアットから釣り鐘ヘッドドロップと喰らうと堪らずZINにタッチ。
ZINはいきなり長滞空ブレンバスターでCBを場外にたたき落とす。が、CBはすぐに帰還し、あっという間にZINを張り倒しストンピングの嵐。
姑息なZINは1人でダメなら2人でどうだと新山にタッチし、CBを新山得意のローリングバックドロップを喰らわさせた上で、無理矢理引き起こし浴びせ蹴り!
が、その後、新山がCBに場外に落とされモータル、フレデーに袋ダダキにされる。あわれだ。

その間、ZINは魚頭と2人でCBを攻める。そう、けしてZINは1人では攻めない。セコイ。
乱戦に乗じてまんまとステップ延髄ニールキックをCBに決め、ヘッドドロップを叩き込むZIN。いつのまにかに魚頭がサポート役という図式が。

そうこうするうちにリングに戻った新山はCBのバックをうまく取ったが、金的蹴りがジャストミート!のたうち回る新山にストンピングを喰らわすとフレデーに試合権利をスイッチ。
フレデーも新山の股間にヘッドドロップを決め悩めかしい表情を浮かべる。
しかし、そんなハラスメントに耐え新山は地味ながらしっかりとフレデーに勝負してゆく。
また、モータルも出番は少ないがジュニアらしくフェイスクラッシャーや打点の高い一回転ドップキックでやや自己主張。

地味に攻めつづける新山が遂に動いた。
フレデーをボディスラムで場外に落とすと自ら場外戦を仕掛けると、両軍待ってましたとばかりに場外に雪崩れ込む。
新山と魚頭はツープラトンブレンバスターをフレデーに決めハッスルファイトだ。
カウントが12になるとZINと魚頭はリングに戻り、その後を新山が行こうとした。
その時だ。
CBに捕まりフェンスにハンマースルーされ、リングから遠ざけられる。ここで、カウントは15だ。すでにボーダーラインに突入。
場外に残るのはCBと新山のみ。CB組の試合権利はすでにリング上で若いつばめ達と戯れているフレデーにある。これは危険な兆候だ。
急いでリングへ戻ろうとする新山の前にCBは立ち塞がった。
問答無用に組み付くとマットのない部分でアバランシュプレス!CBが立ち上がった時、すでにカウントは17。
CBはマンダムな笑みを浮かべ足早にリングへと去っていく。

まだ、新山は諦めない。カウント18で起き上がり19でリングの前まで辿り着く。後はエプロンからリング内に戻るだけだ!
さあ、とエプロンに手をついたその瞬間、運命の20カウントは刻まれた!
呆然と立ち尽くすZINと魚頭。そして、うなだれるJRAセコンズ。

結果を言うとこうだ。
新山、フレデーにリングアウト負け!試合時間は5分28秒。
この結果に観客が騒ぎ出した。色々あった野次のうち、次が抜粋である。
例1「このヘッポコー軍団ー!なにしくさっとんのじゃー!」
例2「セコイぞォー、ZIN〜!ひとりで攻めろ〜!」
例3「OH!ZIN〜!ワンダフルね〜!!OH〜!」
と言われ放題だ。

すでにCB組は花道を引き上げていく最中、観客の野次に切れたZINはマイクを握りしめ絶叫。
ZIN「やかましいワ!!このスットコドッコイがァッ!おんどれ、俺樣がヘポコだってぬかすんか!ああッ?いいか!耳の穴ようかっぽじって一言漏らさず聞きやがれ!!ヘポコは魚頭と新山の2人であって俺様は関係ないわッ!ボケッ!俺様は言うなればこいつらの保護者みてぇなもんだな!そうだろ?魚頭。」
と、いきなり振られた魚頭はこう答えた。
魚頭「え?何が違うんですかッ?」
ZIN「て、てめぇ、俺様はヘポコじゃねいゾ!」
魚頭「でも、門仲さんは今日メーンだからそれに比べるとヘポコですゥ」
ZIN「んだとコノスカタンが!第2試合とメーンの何が違うンじゃい!あ・・、違うじゃん。コ、コノヤモーッ!俺、ヘポコ?」
魚頭「そんな気がしますゥ〜」
ZIN「OK!みんな、俺達の叫び、聞いてくれ!」
魚頭「あう。どうしちゃったんですかゥ〜」
ZIN「ヘポコで何がわりィ?ああッ?俺様は今日、この時間、この場所で高らかに宣言する!今から魚頭、新山、そしてこの俺様がヘポコマシインズを発足する!!そこのヘポコセコンズは準構成員とす!」
魚頭「あ、あうあ。ちょっと何言ってるんですか?」
ZIN「シャラップ、ナウ!!いいか、よお聞けッ。何を隠そう俺様はこの団体のオーナーなのだ!!俺達が法だ!時代はヘポコだ!!ヨォ、アンダスタン?」
観客「早く終われ〜」
ZIN「まだだ!最後まで聞けボケナスどもがッ!漢字名は屁歩虎魔死印頭だ!!」
魚頭「さ、サイコウですゥ!」
ZIN「いいか?ものども。俺樣は輝きがちがうんだよ。本気と書いてヘポコだ!ああッ?解ったかッ、コノボケッ!!」
と言いたい放題言うと、マイクをブン投げ、花道をひとりで激走してさっていった。

まるでコントのごとく繰り広げられたヘポコマシインズの発足。予想だにしないイベントに観客は「本気と書いてヘポコってどんな理屈だ?」と一様に目が点になってしまった。ZINは本気(ヘポコ)なのか?

屁歩虎魔死印頭。忍ともかんともである。

□試合結果
 フレデー◯(5分28秒 リングアウト勝ち)×新山

第3試合以降も続々!!
←トップに戻る

A.L.2月興行詳細発表
交流戦花盛り、今回はJRAからも。
アスリーツリーグ (憲作記者)【1998年02月15日(日) 05時03分】

アスリーツリーグ2月興行の日程と対戦カードが発表された。

 ★A.L.Orion〜銀矢〜 2月21日(土) 於・岡山遊楽園ホール

第1試合 鹿嶋 嘉晃(M.O.W) 対 成田 順[0勝2敗]
第2試合 新山 信太郎(JRA) ・ 小峰 広志[2勝1敗] 組
       対
      アデミール・オズマ[0勝2敗] ・ 新田 英二[6勝1敗] 組
第3試合 門仲 伝奇(M.O.W) 対 キース・ガードナー[0勝2敗]
第4試合 斎藤 多夏史(カドモン・般若) 対 有倉 雅史[1勝2敗]
第5試合 八島 康彦[6勝1敗] 対 氷野 将也[1勝1敗]

                  (戦績はシングルマッチのみのもの)

 今回、JRAの新山 信太郎選手がいよいよ初参戦する。昨年末のALC’97に出場の予定だったが、諸事情により中止。自団体が正式に旗揚げしたところで、改めて仕切り直しとなった。タッグマッチながらA.L.の暫定エース新田と対戦する。
 初登場と言えばもう一人、M.O.Wから鹿嶋 嘉晃選手も参戦。先日デビューしたばかりだが、A.L.マットでどんな試合を見せてくれるか、注目される。第1試合で成田と激突。
 そして同じくM.O.Wから、1月(A.L.Artemis)に続いて門仲 伝奇選手が出場。本人の希望ということで、キースとのシングルマッチを行う。今回も恐怖のキリング・エッジは炸裂するか!?
 交流戦もう1試合は、セミファイナルで有倉がカドモンの斎藤 多夏史選手を迎え撃つ。バチバチの打撃戦となるのは必至。互いに、一歩も退かない意地の張り合いを期待したい。
 メインイベントでは、八島と氷野の一戦が組まれた。こちらは一転して組み技主体の両者。A.L.では珍しい寝技の攻防で、観客を納得させることができるか。メインの重責に負けることなく、好勝負を見せてもらいたい。

(小磯会長のコメント)
 えー、いつの間にやら、他団体から参加いただける選手が増えてきて、ひとまずお礼申し上げます。今回も、5試合のうち4試合が交流戦ということで、ある意味びっくりしております。
 実際のところ、うちの正式メンバーが8人しかおりませんので、正直に言って他団体の協力なしにはろくに興行もできない状態です。今後も、なるべくいろんな選手に来ていただきたいですね。また、それでこそ本来の「アスリーツ・リーグ」と言えると思いますのでね。
 それでは、次回の興行にご期待ください。
←トップに戻る

B.羽賀フォール負け、タイトル奪取への道前途多難か
2.14 香川県善通会館結果
帝国プロレス@WWWWA (八女記者)【1998年02月14日(土) 23時36分】

今大会より、オンリーフォールマッチが採用されることになった。
--------------------------------------------------------------
メインイベント(60分1本勝負)
B.マニア&H.タイラー&F.インテグラ VS B.羽賀&C.市来&J.取手
帝国プロレス最強トリオ登場。この組み合わせでは負けられない日本人組。序盤、取手を標的にした外人組がストレッチ技、連携技で優位に。5分47秒、マニアのスリーパーが完全に決まったが、日本人側コーナーであったため、意識を失いかけた取手に市来がタッチ。代わった市来も首を集中的に狙われ、グロッギー状態で羽賀にタッチ。ようやくタイトルマッチの前哨戦らしくなってきた。力を貯めていた羽賀の脳天唐竹割り、ジャイアントキックなど猛攻が始まる。しかし外人組がクレバーに連携を駆使し反撃。18分57秒、ついにマニアが片エビ固めで、ボーイング羽賀から3カウントを取った。

セミファイナル(30分1本勝負)
越村 道明&川田上 明 VS アイ=フライヤーズ
(4分50秒 両軍リングアウト)
日本人組の連携技が見事に決まり、外人組を追い込んだ。しかしフォール負けだけは避けたい外人組が日本人組を場外に誘い込み両軍リングアウト。

(その他の結果)
第一試合 伊吹羅生門 VS 力士徹
 (15分0秒 時間切れ引き分け)
ショルダースルー、ドロップキック、ボディスラムなどで力士が伊吹を追い込んだが、決定打には至らず。

第二試合 ヴー VS 光本 隆一
 (15分0秒 時間切れ引き分け)
 ヴーが蹴りで優位にたったが、あえて決めに行かず、時間切れまで
 光本をめった打ち。
←トップに戻る

新たなる激震の予感
ECVV選手軍団編成成る。加入予定選手、名前まで公開
ECVV (ビーエル記者)【1998年02月14日(土) 14時56分】

 どこぞでテクニカルクリティカルの技に遭い、いまなお回復の兆しみえていない、よって次期大会のセッティングすらままならないオーナー潮崎_春樹氏であるが、重い腰を上げ、ついに団体内グループの編成に着手した。
 それに伴い、目下調整中の3選手の名前と簡単な特徴を公開した。
 直接オフィスに向かわれたし。

<ECVV office>
←トップに戻る

2.11 徳島県池田町総合体育館結果
帝国プロレス@WWWWA (八女記者)【1998年02月14日(土) 01時53分】

メインイベント
B.マニア&H.タイラー&F.インテグラ VS B.羽賀&越村 道明&J.取手
 (時間切れ引き分け)

地味な絞め技中心に試合は展開。越村がかなり追い込まれたが、決め手には至らず。注目の羽賀とマニアの対決シーンはなし。

セミ・ファイナル
C.市来&川田上 明 VS アイ=フライヤーズ
 × 川田上 明(6分59秒 リングアウト勝ち)伊吹 舞 ○

伊吹神楽が川田上明を場外でいたぶっている間にリングアウト。ハイフライヤーズの狡猾さが光った。

(その他の結果)
第一試合 伊吹羅生門 VS 力士徹
 (時間切れ引き分け)

第二試合 ヴー VS 光本 隆一
 ○ ヴー(3分42秒 胴絞め裸締め)光本 隆一 ×
←トップに戻る

けがが無くてよかった。
R.R.R自主興業無事終了!
R.R.R (週刊Fプロ記者)【1998年02月14日(土) 00時43分】

R.R.R自主興業第2弾
1月28日=葛飾橋病院体育館(観衆・326人)

こんにちは、週刊Fプロです。かなりの時間があいてしまいましたが、さきに行われた興業のインタビューをしてみたいと思います。

ゴーストマン VS ブンブン丸・ガーディアン
7分24秒、TKOによりゴーストマン(マーフィー)選手の勝ち

(記者)ズバリ負けてしまいましたね。敗因はなんでしょう?
(卯月)うーん、試合がきれいすぎたってところですかね。
まぁ、まだデビュー戦ですからね、けがしないだけ良かったというところです。
(記者)対戦相手のゴーストマン選手はかなりのパワーを持っていたようですね。
(卯月)えぇ、パワーもさることながら、スピードもスタミナもかなりのものを持っていましたね。正直、あれだけのビックマウスぶりを見ても、全然強がっていってるんじゃ無いとわかりますからね。
(記者)では、当分は勝てないと・・・。
(卯月)そんなことは無いです!素質ならうちのガーディアンだって良いものを持ってますから。でもまぁ、再戦は当分無理かな?
(記者)なんでです?
(卯月)賞金として(ガメル)と(草加せんべい)とどっちが良い?って聞いたら、オッ、NO−−−−!っていいながら怒って帰っちゃいました。こんなチープな団体には二度と来ないっていってました。
(記者)そりゃ、そうでしょう、ぶっ飛ばされなかっただけでも良かったですよ。
(卯月)ハッハッハ、そのときは返り討ちにしてやります。俺の逆さ押さえ込みをお見舞いしてやる!
(記者)・・・・・殺されても知りませんよ・・・・・・


さて、第1〜3試合・メインの試合は週刊Fプロにて紹介させていただきます。

<週刊Fプロ>
←トップに戻る

そして、新たな星を見つける。
A.L.珍道中
アスリーツリーグ in M.O.W (憲作記者)【1998年02月12日(木) 12時45分】

 しゃこ、しゃこ、しゃこ。歯ブラシが軽快なビートを刻む、いつも通りの朝。今日もいい天気だ。
 と、電話が鳴る。こんな時間には珍しいことだ。誰からだろう。

「憲作サン!ZINが試合をスルは本当デスカ!」
「?!?!?!」
「…オー、ソーリィ。おずまデス。」
「あ、ああ、オズマか。グッモーニン。」

 オズマは、1月の興行の後も日本に残って、A.L.ジャパンジムで練習をしている。オーストラリアに帰るよりは、こちらにいる方が練習相手にも恵まれるのだ。

「おはよございマス、憲作サン。ZINが試合する聞きマシタ。知ってマスか?」
「えーと、ちょっと待ってね。」

 私は自製の興行カレンダーを調べた。なるほど、今日はM.O.Wの興行がある日だ。

「今日は東京で試合があるみたいだね。」
「私、トテモ見たいデス。憲作サン、連れて行ってくれまセンか?」
「えっ、今から?」
「今からでは間に合わないデスか?」
「いや、そういうわけじゃないけど…。」
「ジャパンの選手のみんな、面倒クサがって連れて行ってくれまセン。もう憲作サンしかいないのデス。」

 かくして私たちは、急遽東京へ向かうこととなった。このところA.L.の方に特別な動きもないし、他の団体の興行を見ておくのは私にとっても悪くない話だ。岡山駅で待ち合わせ、新幹線に乗り込む。

「ZIN選手とは、ALC’97の1回戦で試合をしたんだったよね。」
「イエス。私にとってはデビュー戦でシタ。残念ながら敗けてしまいまシタ。その翌日も、タッグで試合をしまシタ。」
「そのZIN選手を、そんなに見てみたいってのは、やっぱり、もう一度闘いたいということかい?」
「ノー。…いえ、もちろん試合を出来ればそれはハッピーですガ。それよりも今は彼を見て勉強シタイ。ZINからは、学ぶべき点がメニィメニィありマス。」

 そうなのだろうか。オズマとはファイトスタイルも全然違うし、何よりもZIN選手だってまだまだ若手の一人なのだ。これは、一種のインプリンティングみたいなものなのかも知れないな、などと私が考えているうちに、列車は東京に到着した。
 せっかくなので名所をいくつか巡ってから、試合会場の遊楽園ホールに入る。ZIN選手は第1試合に出場だ。

「OH!ZINが出てきまシタ!ZIN〜!」

 オズマは椅子から立ち上がり、大きく手を振る。満員の会場ではあるが、それでも目立つことこの上ない。試合が始まってからも、力が入るのか時々立ち上がって大声で声援を送る。私はその度に、後ろの席のお客さんに謝らなければならなかった。
 試合の方は、この日デビューの鹿嶋選手を相手に大技を連発し、危なげなく勝利を飾る。

「ZIN選手、勝ってよかったね。」
「…ウゥ。スバラシイ。ZINはワンダフル。来てヨカタ。憲作サン、どうもアリガト。」

 やれやれ、ようやく興奮が収まったようだ。これで私も、落ち着いて観戦できそうだ。せっかく来たのだ、私だって存分に楽しませてもらおう。

 しかし。

「オォ…。」

 第3試合の選手入場の時、隣席から溜め息が聞こえた。イヤな予感がする。ZINの目は、今花道を抜けてくるピッコロ選手に釘付けだ。

「…ピッコロ!彼もワンダフル!…ピッコロ〜!!」

 私は悟った。要するに、オズマは外見の派手な選手が好きなのだ。ファイトスタイルにしても、師弟だけあって、ZIN選手とピッコロ選手には相通じる華やかさがある。その辺もまた好みに合うのだろう。

 全試合が終了した。この時間になると、もう岡山まで帰る列車はない。今日は東京に泊まるしかないだろう。そう思って、未だ興奮冷めやらぬオズマに声をかける。

「オズマ、今日は東京に泊まろう。で、明日…」
「明日はどこデスか!ZINとピッコロの試合、どこでやりマスか?」

 …どうやら、M.O.Wのシリーズ興行を全部見なければ、私も岡山には帰れな
いらしい。しょうがない、最後までつきあうとするか。
←トップに戻る

海崎、防衛に王手か?
「バトルヒムズ」開幕戦/第4試合・第5試合(メーン)
M.O.W (大井町スポーツ 谷町記者)【1998年02月12日(木) 07時12分】

やあ、みんな元気してた?じゃあ、さっそくいってみよ〜う。

〜98.2.9開幕戦・遊楽園ホール〜
▼第4試合 6人タッグマッチ・60分1本勝負
 音無 誠次* & 稲葉 開山* & 土門 康平* (*=サイレント・コア)
         VS
 左近 番斎-『漢』& 大和 鉄之助-『漢』& 門仲 伝奇

開幕戦の第4試合は、音無率いるサイレント・コアと番斎達の『漢』が6人タッグで激突。M.O.Wでの本格的な軍団対決という意味を持つ重要なカードでもある。
『漢』は現在、番斎と大和の2人しかおらず、あと1人いなければ6人タッグは組めない。そこで今回は新人の伝奇をその1人として起用。

『漢』から先に入場。そして、サイレント・コアの3人が入場してくるのだが、ここで観客から早くもどよめきが起こる。
そのどよめきの対象はやはり稲葉開山であろう。とにかくデカイ。猛鬼ほどではないが202cmのスーパーヘヴィの巨体が先陣を斬って入場してくる樣は何か期待せずにはいられない!

試合開始早々、音無と番斎のファーストコンタクトだ。実現はしなかったが王座決定トーナメントの会見の席で番斎は音無を一回戦の相手に指名するなど、かなり音無を意識しており、番斎と音無の絡みは『漢』vsサイレント・コアを語る上での重要なファクターである。
序盤、いきなり必殺のメコンデルタ(首極め腕卍)で番斎を捕獲する音無。
カットに入ってきた大和を同様にフォロー入った稲葉と組んで喉輪岩石というコンビプレーを見せるサイコア。まるでスキがない。
しかし、その中でどうも攻めあぐねる土門。シリーズ開幕前、結果を出すと公言したからにはここで何か見せないと音無戦は無意味と取られかねないだろう。結局何も出来ずに稲葉にタッチ。
すると観客は待ってましたとばかりに騒ぎだす。番斎をDDTでマットに打ちつけ、エルボー弾!その眩しいスキンヘッドを番斎の脳天にマシンガンのごとく打ち下し、ダウンした番斎の両足をムンズと掴むと何とジャイアントスイング!!
さすがにこれは伝奇のカットに遭い3回転半程だったが、観客はどよめきっぱなしだ。

『漢』と伝奇もなかなかのチームプレーを見せキッチリお返しする。
ここで番斎のタッチを受けたの伝奇。そのまま稲葉を番斎とのWバックドロップ!その流れでフロントスープレックスで稲葉の巨体を宙にまわせ、三角絞めという得意のコンビネーションも繰り出し、乱戦の中では稲葉をキリング・エッジで投げ斬るなど、観客を驚かせる。シリーズ前のオフに瞬発力の強化の為に短距離ダッシュを幾度もこなして来たとの事だが、確かにその事実が伝奇の丸太のような太ももに見て取れた。音無のマウントパンチで流血するもまったく気にせずに試合に集中した。
また、このスキンヘッド対決は伝奇も188cmとかなりの長身のためド迫力であった。
大和のとっつあんもまだ死んじゃあいないとばかりにハッスルファイト。得意のカミカゼ(K)・ドリラーで音無をマットに突き刺すなど存在をアッピール。

6人タッグともなるとやはり乱戦になるのは必至だが、音無と稲葉は的確に『漢』をさばいていく。
稲葉は番斎達を次々に必殺のパワーボム「ガイエスブルグ」で叩き付けていく。しかし、音無の的確かつ鋭い攻めは観るものに単純に「強い」という意識を埋め付けた。
では土門はどうだろうか・・・?
だが、土門はその不安を自ら打破するのだった。
番斎にバックを取られるもそれを前転裏膝十字で切り返すと、こだわりの足殺しに行く。アンクルホールドをはじめ、裏アキレス腱固め、STFでネチッこく番斎の足を絞り上げる。
そして低空ドロップ、ローキックで動きを止め、番斎の気を足にそらさせておいた上で必殺のラグナロック。そのまま入魂のアンクルホールドを自軍のコーナー近くで完璧に極めた!
伝奇、大和がすぐさまカットに入るが時すでに遅し。番斎は無念のギブアップ。
そう、早速土門が結果を出したのである。

だが、土門が自ら勝ち星を揚げるという結果を出したにもかかわらず、音無は無言のまま花道の奥へと稲葉と共に去ってしまう。
残された土門はひとりで勝ち名乗りを受けるが、その表情は険しいものであった。
◯試合後のインタビュー
土門「隊長がどう言おうと俺は結果を出した。違いますか?まあ、まだ最初の段階。
俺だってまだ満足してない。11日の試合は勝ちにいきますよ!」

と勝利宣言も出たが、音無はこう言う。
音無「自分が一番だと思ってるのか?あの馬鹿は。何も言う事はない。自分に今、何が足りないか気付いてない。今日の試合もチームプレイで山猿どもに押されていた。ひとりで勝ったつもりか?11日は馴れ合いの試合をするつもりはない。潰す。それだけだ」

との発言から11日の音無vs土門は凄絶な試合となるだろう。
さて、番斎自身が土をつけるというこの結果は第3戦でのAOAヘヴィへの切符を遠ざけるにもなりかねない。ただでも、猛鬼有利の声が多い中での敗北はかなり痛い。
試合後の番斎は「あんなレスラー崩れにやられたからなんだっつんだ!このアホンダラっ!いいか?元々、俺はベルトなんて興味ねぇんだよ!あんなガラクタ誰が欲しいんだ?ああ?下らねぇッ」
と逆切れの御様子だった。

□試合結果
 土門◯(12分30秒 アンクルホールド)×番斎


▼メーン タッグマッチ・60分1本勝負
 海崎 礼爾 & ボン・ジョンボビ (横浜プロレス)
        VS
 ストロング猛鬼 & トニィ・リトゥル

トニィとジョンボビ。
この2人は昨年暮れのWWWWAのメカバトルトーナメントに出場し、猛鬼&ヘルに敗れたもののONLにメリケン在りと、世間に認めさせた。
プライベートではマブダチの関係にある2人だが、しかし、この2人ただのマブダチ関係ではない。
そう、好敵手と書いて「親友」なんである。

試合は海崎と猛鬼の戦いから始まった。ベルト挑戦が濃厚な猛鬼と海崎の絡みはやはり見ごたえがある。
シャープな蹴りが猛鬼のドテッ腹に幾度も突き刺さるが、猛鬼も強引にヘッドロックに持ち込みエルボーを脳天に落としダウンさせるとそのまま超肉弾プレス。
そんなお互いの手探り合いを経て、海崎からボビへ。
すると猛鬼もトニィにスイッチ。トニィからボビへの最初の挨拶は強烈な喉笛チョップだ。ハイアングルボディスラムでマットにボビを叩き付けたトニィはストラングルホールドγでボビの首を攻める。
海崎がカットに入ってくるがトニィは猛鬼と2人で合体パワーボムをボビに炸裂させる。

アルゼンチンバックブリーカードロップでスタミナを奪おうとするトニィ。ボビも簡単にペースを握らせずにワンハンドバックブリーカー、低空ジャーマンとつなぎトニィに対抗。
そして、トニィはカットに入った海崎にWハイキックコンビネーションを喰らうも、倒れるボビを引きずり起こし、得意のアメイジング・Dでボビの脳天をマットに突き立てる。

ボビはダブルアームホイップで流れを変えんとするが、その後2度目のアメイジング・Dからのストラングルに捕まってしまう。トニィはすかさずナイスポーズ!!
しかし、ここぞとばかりにバッド・メディシン(TFPB)を炸裂させ反撃の狼煙をあげる!ここまで優勢に攻めていたトニィは何とか2.9カウントで返す。返されたらもう一度と今度はクロスアーム式のバッド・メディシン!!
猛鬼がカットに入ろうとするが自力でクリアー。

クロスアーム式のバッド・メディシンはトニィのメルトダウナーでもある。自分の得意技を喰らったトニィは今度はしっかりボビにメルトダウナーをお返し。ロープに近かったためブレイクになったが、やはり対抗意識ありありだ。

この試合、ほとんどトニィとジョンボビを中心に展開していくのだが、海崎&ボビはボビのダブルアームホイップで猛鬼をフラフラにし、海崎がミサイルキックを決めるという息の合ったコンビネーションを見せつける。
猛鬼も得意のSSDをボビに決めるが、海崎のWハイキックコンビネーションでダウン。そのままカンクーントルネードを喰らい、海崎のペースにはまってしまう。

NEOトーナメントでその脅威を知らしめた、あのノーザンライトボムからスコーピオンが決まった時点で勝負は決まっていた。
何とか脱出した猛鬼はツームストンを狙うも海崎はそれをアストロシザースのような形で見事に切り返し、ヒールホールドへ。
ダメージが蓄積していた猛鬼は技を返されたショックもあったのか、なんとそこでマットをたたいてしまうのだった。

勝ち名乗りを受ける海崎とジョンボビを見たトニィは顔を赤くしてマットを叩いて悔しがった。
つぎの試合はタッグを組むが、この2人やはり戦っても面白い。この試合はトニィはボビ、海崎は猛鬼と見事に相手を選んで戦っていたのが印象的だった。ボビをバッド・メディシン2連発にしっかり対抗したトニィ。最終戦のカードはほとんど未定である事から、もしかするとこの2人の一騎討ちもあり得る。そうなると第2戦、第3戦と見逃せないだろう。トニィ自身も「ボビはリアルフレンドだヨ!でも、真のフレンドだからこそ熱くなれるのサ!シングルマッチ?ボクには見えるヨ!美しい肉体が奏でるシンフォニーを!マックスボルテージでそんな君も肉体のシンフォニーを奏でてみないかい?今なら御奉仕価格の19,800円だヨ!」
と、一騎討ちに乗り気のよう。

そして、海崎は挑戦濃厚と言われる猛鬼を直接降した事により、ベルト防衛を印象付けた。「今日の猛鬼はどっか具合悪ィんじゃねぇか?全然手ごたえなかったな。ま、番斎との一戦はあいつも簡単に負けられんだろ。下馬評じゃ勝って当然とか言われてるからな。ま、番斎が来ようと、猛鬼が来ようと俺はまだ負けられん。ウチの選手全員から防衛するまでな。新人も挑戦出来るかって?ああ、そんな権威まだねぇからな。だが、そんな簡単には挑戦させんさ。伝奇は今日の試合見る限り良くなった。前は攻めるポイントがバラバラだったからな。一点を攻めろって何度も言ってやっと理解してきたみたいだな。ただ、新人達のベルト挑戦はまだ先の話さ」
と将来の展望を話すなどかなり余裕の表情だった。


□試合結果
 海崎◯(9分41秒 ヒールホールド)×猛鬼


第2戦は2月11日、会場は品川区民ホールだ!
注目の試合はやはり第4試合の音無vs土門と第3試合の猛鬼&ピッコロ組とトニィ&ジョンボビのメリケンのタッグマッチか?
←トップに戻る

NEO三月興行全カード発表
NEO GONGS (チャーマー記者)【1998年02月11日(水) 18時28分】

 NEOの三月大会全カードが以下の通り発表された。

▼15分一本勝負
雨宮五月 vs シュトルム・ペーター
加藤圭司 vs 中田慎吾<んを>
メルビィ・ニムガーレン vs 吉川竜司<AFW>
鶴波力一郎 vs 神城潤一
ジェット・ユミーデ vs 斎藤多夏史<カドモン・般若>
流星満潮 vs ビッグ・モア<AFW>

「んを」主催興行が延期になったために、圭司vs中田がセミファイナルで組まれることになった。
 メインの雨宮の対戦相手はサンボとアマレス経験者のロシア戦士、シュトルム(初参戦)。
 噂されていたW.W.Oとのカードは無し。肩すかしといった感じではあるが、
圭司「喧嘩なら路地裏でやればいい。NEOはもう他団体と交わる気は無くなりました」
 と、鎖国宣言。AFW勢やカドモンの斎藤については、
「今大会は発表したから、やります。今後は未定」
 とのこと。
←トップに戻る

帝国プロレス 2月シリーズ日程
帝国プロレス@WWWWA (八女記者)【1998年02月11日(水) 04時12分】

帝国プロレス2月シリーズの日程が発表された。
今シリーズはインターナショナル選手権者B.マニアが来日、最終戦で一騎打ちを行うB.羽賀とのタッグでの前哨戦がメインとなるだろう。
なお、目標の定まらない裏虎月道場のメンバーは身内同志の対戦で帝国ファンへの浸透をはかる。
-------------------------------------------------------------------------
出場選手:
WWWWA 本部
 帝王 バーン!=マニア、壊し屋 ヘル=タイラー、フィーバー=インテグラ
 アイ=フライヤーズ(伊吹舞、伊吹神楽)

帝国軍
 水道橋の巨人 ボーイング羽賀、赤獅子 コンコルド市来
 赤大将:ジャンプ取手、いぶし銀:越村 道明
 ダイナミックK:川田上 明、伊吹羅生門、力士徹

裏虎月道場
 裏虎月流修士 美咲 大和、伝・雪怪獣ヴー、裏虎月流修士見習い 光本 隆一
-------------------------------------------------------------------------
2.11 徳島県池田町総合体育館(18:30)
 1.伊吹羅生門 VS 力士徹
 2.ヴー VS 光本 隆一
 3.C.市来&川田上 明 VS アイ=フライヤーズ
 4.B.マニア&H.タイラー&F.インテグラ VS B.羽賀&越村 道明&J.取手

2.14 香川県善通会館(18:00)
 1.伊吹羅生門 VS 力士徹
 2.ヴー VS 光本 隆一
 3.越村 道明&川田上 明 VS アイ=フライヤーズ
 4.B.マニア&H.タイラー&F.インテグラ VS B.羽賀&C.市来&J.取手

2.15 南宇和闘牛場特設会場(18:00)
 1.伊吹羅生門 VS 力士徹
 2.ヴー VS 光本 隆一
 3.J.取手&川田上 明 VS アイ=フライヤーズ
 4.B.マニア&H.タイラー&F.インテグラ VS B.羽賀&C.市来&越村 道明

2.21 土佐市市民体育会館(18:00)
 1.伊吹羅生門 VS 力士徹
 2.ヴー VS 光本 隆一
 3.C.市来&J.取手&川田上 明 VS アイ=フライヤーズ&F.インテグラ
 4.B.マニア&H.タイラー VS B.羽賀&越村 道明

2.28 徳島武闘館(13:00)
 1.伊吹羅生門 VS 力士徹
 2.光本 隆一&F.インテグラ
 3.美咲 大和 VS ヴー
 4.J.取手&川田上 明 VS アイ=フライヤーズ
 5.H.タイラー VS C.市来
 6.WWWWAインターナショナル選手権 B.マニア(王者) VS B.羽賀(挑戦者)
←トップに戻る

ついに開幕!バトルヒムズ!!
「バトルヒムズ」開幕戦速報/第1・2・3試合
M.O.W (大井町スポーツ 谷町記者)【1998年02月10日(火) 04時01分】

ついに開幕したM.O.W初のシリーズ戦『バトルヒムズ』。
目玉はやはりAOAヘヴィ王座戦だが、サイレント・コアが3人となり、本格的にチームとしての戦いを始めるという事も注目である。
また、他団体からの招聘選手は横浜プロレスからボン・ジョンボビが全戦参戦。そして、あのJRAからミスターCBと新山信太郎が全戦参戦。ある意味、この3選手がシリーズの顔とも言える。
ジョンボビはトニィとの絡みが中心だが、組んだり、対戦したりと何か起こりそうな予感をさせるカードばかりである。
CBは昨年の暮れに魚頭との一騎討ちが流れ、もはやこの話は終わったと思われていたが、JRAとのパイプはまだ続いており今回のシリーズ制導入もあり、シリーズを通して前哨戦も組むという形で最終戦に魚頭vsCBというカードが決まったのである。
新山はといえば、すでにCBのおまけで参戦と関係者の間で噂になっているが、そんな事はまったくなく、新山の修行の場としてM.O.W側から招聘されたのである。ちなみにJRAの魔矢野、桜、日曜も新山のセコンドとしてシリーズに帯同している。
では、試合結果いってみよう。

開幕戦 〜会場・遊楽園ホール〜
▼第1試合 シングルマッチ・15分1本勝負
 東京ZIN VS 鹿嶋 嘉晃

M.O.W4人目の新人、鹿嶋 嘉晃(かしま・ひろあき)がこの試合でデビュー。シャウト溝口ジムの出身で基本はあるようだった。しかし、内容はZINの一方的な攻めでまったくいいとこなしで完敗。
だが、ZINは初っぱなから必殺の裏DDTなどの大技を連発するなど、大味で馬鹿丸出しといった感じ。新人相手にそこまでする程余裕がないのだろうか?今後の課題である。
ちなみにこの日、A.Lのアデミール・オズマらしき人物がリングサイドで観戦していた。A.Lのトーナメントで一度、ZINと戦い敗れているオズマだが、この観戦は素直にZINの試合を観に来たとの事らしい。熱心にZINの動きを追うつぶらな瞳がキュートだった。

□試合結果
 ZIN◯(5分00秒 飛びつき前方回転エビ固め)×鹿嶋


▼第2試合 タッグマッチ・30分1本勝負
 ミスターCB (JRA) & フレデー・M
      VS
 魚頭 玉三朗 & 新山 信太郎 (JRA)

魚頭とCBの前哨戦の第1戦にあたるこの試合。なんとも以外な結果になった。
前半、魚頭・新山組はスムーズにタッチを交わしCBを攻め立てる。一方、CBはかなり長い時間一人で戦う。どうも目立ちたがり屋のようだ。
フレデーはとろりとした瞳でCBの背中を見つめていたが、タッチを交わすと若いつばめ達の股間をオサワリ攻撃!ついでに自分の股間系攻撃と存分に楽しんでいるよう。

終盤、CBのパワーに押されて、2人とも脳天を4種のパイルで何度もマットに打ち込まれ、追い討ちのヘッドドロップも股間に打下ろされる。そろそろ、2人の股間もレッドゾーン突入だ。

やるだけやったか、CBはそこで、魚頭を大回転ジャーマンでブン投げ、得意の場外戦へ持ち込む。が、これが以外な結果を招くのだった。
魚頭は直ぐさま起き上がり、場外マット上にビックバディボム!そしてアバランシュプレスと連発。その間、新山はフレデーを雪崩式サイドスープレックスに斬ってとりナイスフォロー。この時、すでに場外カウントは15。しかし、百戦錬磨のCB。慌てずに魚頭にパイルを仕掛けようとしたが、何と魚頭はこれをリバースで返し、まんまとリングに帰還。フレデーも新山得意のローリングバックドロップでダウン。
ここで無情にも20カウントが告げられた。

試合が終わった直後、誰もこの自体を理解出来ずにいたようだが、JRAのセコンド3人衆は万歳三唱してた。

果たしてこの結果は魚頭にとって地獄の門を開けた事になるのだろうか?帝王はこのまま黙っていないだろう・・・

□試合結果
 CB×(15分57秒 リングアウト勝ち)◯魚頭


▼第3試合 ジュニアシングルマッチ・15分1本勝負
 ピッコロ・ザ・スーパースター VS モータル・アベンジャー

ピッコロの珍しいシングルマッチ。相手は、メキシコ修行から帰った元ピーター・パニッシャー。ピーターは団体設立時に活躍していたが、いつのまにか消息不明になったがメキシコで再修行して帰ってきたのである。この度、新期一転、リングネームもモータル・アベンジャーと変え、再デビューと相成った。

ピッコロがシングルマッチに望むが久しぶりとあって、マニアがかなり熱のこもった声援も送る。しかし、ピッコロはいまだスリムなままだ。気持ち悪いと何度も言ったのに。チビッコはすでに半泣きだ。
しかし、試合のピッコロはいたってシビアだった。ひとつひとつの技が的確でしかもスキがない。次々とクラッチ技を繰り出し、立て続けにニアフォールを奪う。

モータルも人工衛星ヘッドシザースホイップや、ロープに振ってのカウンターサイクロンホイップ、ラウンディングボディプレスで反撃するがいまいちのってこない。
ピッコロのゆきドラ2が炸裂すると、モータルの動きはもう完全に止まってしまう。
何とかピッコロに技を仕掛けようとするも、あっけなく蹴倒されてしまい、なんとそのままピッコロはドルクラで余裕の3カウント。
物足りないピッコロはビッグファイヤー!ついでにポストからサマーソルトドロップとやりたい放題。マイクで「メヒコに行ってもムダネ!ちょっとやったからってルチャドールにはなれないネ!このウンコタレ!!」と痛烈なお言葉。

久しぶりのシングルマッチはリアルピッコロを呼び起こしたようだ。

□試合結果
 ピッコロ◯(4分55秒 ドルフィンクラッチ)×アベンジャー



第4試合、メーンイベント詳細記事はしばし待つベシ!!
土門は結果を出せるのか?トニィとジョンボビの絡みは?海崎は猛鬼にどうでるのか?
←トップに戻る

まあまあ、月並みな盛況で・・・
JRA2・8初の自主興行。第1回ミニチュアトーナメントの覇者は?
JRA (信子記者)【1998年02月10日(火) 00時53分】

 JRAが初の自主興行を2・8京都で開いた。昨年暮れのドタバタ劇から、取りあえずほっと一息といったところか。
 今回の興行は自主興行とはいいながら、影ではONLの数団体からの協力があった事をフィナーレで発言するなど、表向きは自主興行だが他団体の協力があったようだ。
 さて、内容はというと小規模な体育館を取りあえず盛り上げる事には成功したようだ。とりわけ、第1回ミニチュアトーナメントと称して行われたJRAのヘビー級のトーナメントでは優勝候補の本命ローレル桜。人気面ではJRA随一を誇る鉄砲玉、新山が共に1回戦で敗れる波乱があったものの、盛況の中で幕を閉じた。
 今回はシングル戦を5試合とやや少なめでの興行だったが、JRA関係者側はそれなりに満足できたようだ。

第5試合 メインイベント〜第1回JRAミニチュアトーナメント決勝〜
 時間無制限1本勝負 トップガン魔矢野 VS マーベラス日曜
 間接技が主体の魔矢野とキック系の技が主体の日曜で争われる事になった決勝戦。
 1回戦を本命視されていた桜を破ったとはいえ、長時間の激闘を繰り広げた魔矢野は入場時からやや疲労が残っている。対する日曜は新山を一蹴した感のある日曜は観客席を見回してメインの観客の反応を伺う余裕を見せている。
 試合開始と同時に日曜のキック攻撃が的確に魔矢野を捕らえていく。体格の小さい魔矢野はタックルでグラウンドに持ち込もうとするが、冷静な日曜はこれをいなしながら再びキック攻撃に転じる。頭部、腹部、脚部へとキックを打ち分けて魔矢野の動きが鈍くなったところへ一気にブレーンバスター。更にとどめとばかりにバックに回ってバックドロップを狙った時だった、一瞬の隙をついて脇固め。完全に虚をつかれた日曜はリング中央で動けない。
 予想外の展開でトーナメントを制した魔矢野は今後JRAの顔となるのか、試合後のコメントを聞いても全くわからない様相だった。
 メイン終了後全出場選手がリング上で万歳三唱を行った姿が妙に印象的なJRA初興行だった。

   ○トップガン魔矢野(2分14秒 脇固めKO)マーベラス日曜●

 魔矢野「あー、きつかったす。大きな二人との試合だったからね。勝つにはあれ(逆転の脇固め)しかなかったでしょ。相手はスタミナもまだまだあったみたいだし、まあ完勝って感じじゃなかったね。」
 信子 「とりあえず、JRAでは頂点に立ったわけですけど、今後の予定は?」
 魔矢野「今日の勝ち方じゃ、とてもトップになったと思えないよ。そう、思わない?今度はMOWに信ちゃんが出るから応援がてら、勉強してくるよ。よそとはそれからの話だね。」    
 
 日曜 「あ〜、やられた。あいつ(魔矢野)のあれ(返し脇固め)は、気をつけなけりゃって思ってたのに。くやしいよ。でも、完敗した訳じゃないからね。とりあえず、MOWさん見て勉強してきます。」
    
第3試合 第1回JRAミニチュアトーナメント第2試合
 30分1本勝負   新山 信太郎 VS マーベラス日曜
 JRAの人気面だけではトップの新山だけにこの大会に勝って実力もトップに立ちたいところだ。逆に日曜は、この日2試合目の新山に負ければ駄目レスラーの烙印をおされかねないだけに負けられないといった所か。
 序盤はお互い探り合いで静かなスタートなった。日曜得意のキックを新山もかわしながら、様子を伺っていた。しかし、じれた新山が無謀にも人間風車を狙っていった所で、日曜のキック連打が決まった。足から頭更に腹部とコンビーネーションキックが当り、新山はサンドバック化してしまった。しかも、追い討ちは日曜得意にニールキックだ。1発目を喫した状態でかなりグロッキー気味の新山にブレーンバスターで追い討ちをかける日曜。こうなると、単発攻撃しかできない新山反撃の糸口がない。最後は日曜止めのXパイルで、万事休す。 
 新山はついに初興行での勝利はならなかった。

  ●新山 信太郎(4分9秒 逆さ押え込み)マーベラス日曜○

 日曜 「信ちゃん、あっけなかったね。興行の準備とか開幕戦を全部きりもみしたから、疲れてたんじゃないかな。決勝?魔矢野はねちっこいからな、でも勝機は十分にあると思うよ。それより、お客さんの反応良かったかな?」
 新山 「残念でしたね。結構、声援あったのに期待に応えられなかったです。一気に攻め込まれると、対処に困ってしまいました。今度のMOWさんでそのあたりをを勉強していきたいですね。有り難うございました。次回は頑張ります。」

第2試合 第1回JRAミニチュアトーナメント第1試合
 30分1本勝負   ローレル 桜 VS トップガン魔矢野
 新山への忠義心で共にJRA入りを果たしたが、個人的には仲が良くないとされている魔矢野と桜。パワーの桜は序盤から大技を多用するが、魔矢野はグラウンドでねちねちと間接を攻めていくタイプとファイトスタイルも全く異なるが、意外と試合は噛み合うようだ。序盤から大技狙いの桜を魔矢野はことごとく、切り返す。圧倒的なパワーの差に捕まると危ない魔矢野は間接をじわり、じわりと攻めていく。
 中盤になり、桜が得意のアルゼンチンバックブリーカーを必要に繰り返し、反撃の糸口を見つけると魔矢野が息切れ状態になってくる。ここで、小柄な魔矢野が無理して桜を投げに行った為、両者もつれあうように場外へ。この場外戦で優位に立った魔矢野が序盤から攻めていた腕に狙いを定め、徹底した腕攻撃へ。腕を殺された桜は必殺のJRAボムが使えない。アルゼンチンBBも腕のダメージの為に破壊力に欠けてきた。これをチャンスと見た魔矢野がカウンター攻撃を連発、最後は得意の腕ひしぎ逆十字で、本命といわれていた桜を下した。

  ●ローレル 桜(7分22秒 腕ひしぎ逆十字)トップガン魔矢野○

 魔矢野「あの馬鹿(桜)のパワー半端じゃねいよ。俺も背骨が痛いよ。決勝?そうだな、信ちゃんとやりてえな。(現実は対日曜戦となる)」
 桜  「ちくしょー、完敗だ。作戦ミスだったよ、あいつのサブミッション結構、効くなー。今度はこうはいかんぞ。」

第1試合 JRA自主興行開幕試合
 5分1本勝負    新山 信太郎 VS 北斗ヴェガ
 オープニングセレモニーの後、最初に入場したのは新山。例によって念仏拝みをして、北斗の入場を待ち構えるがやや緊張の面持ちだ。ここまでの事務的な処理などもこなしながらトレーニングを積んできただけに疲労があるのだろうか心配である。逆に後から入場の北斗は指を立てながら、新山を見据えている。新山の表情もオープニングセレモニーとは違い真剣な表情に変わっている。エキビション的な試合とはいえ、ジュニア選手に負けられないといった所か。
 試合は序盤から北斗の派手な空中殺法と新山の地味な攻撃で一進一退の攻防となる。時間制限が短いだけにどちらからともなく、短期決戦を挑んだ感じだ。最初は動きの速い北斗に面食らった新山だが、次第に流れに合わせていけるようになってきた。ここで、ローリングバックドロップを繰出すが、北斗も余裕があるようだ。終盤一気にたたみ掛けようとした新山を場外に放り出すと、北斗は空中弾を見舞っていく。ここで観客は一気にヒートアップ、第1試合から盛り上がりを見せた。
 リングに戻った新山は3種類のバックドロップを放つが北斗もカウント2で跳ね返す。ここで、タイムアップとなり新山は攻め込みながらも勝利を逃してしまった。

   新山 信太郎(5分00秒 時間切れ引き分け)北斗ヴェガ

第4試合 セミファイナル〜JRA自主興行特別記念試合〜
 15分1本勝負   北斗ヴェガ VS 雪野 美人
  
 唯一のJRA専属選手ではない雪野にJRA初日から負けるわけにはいかない北斗。しかし、雪野の積極的なキック攻撃が北斗に襲い掛かる。ジュニアらしい速い動きの中で、序盤が流れた。共にロープを使い始めた中盤に体力に劣る雪野にやや息切れが起こり始めた。序盤のミスキックの反動がでてきたのであろうか、このチャンスを見逃さなかった北斗は、ブレーンバスター、サイドスープレックスなどで攻め込み一気に勝負に出る。しかし、とどめのダイビングヘッドバットをかわされ、墓穴を掘った北斗に再びキック連打を浴びせる雪野。完全に形勢逆転だと思われた瞬間、必殺の北斗三弾原爆が炸裂。ふらふら、立ち上がった雪野を最後は丸め込みJRAの明日のジュニアを担う面目を北斗がかろうじて守った。

  ○北斗ヴェガ (6分8秒 高角度前方回転エビ固め)雪野 美人●

 北斗「取りあえず、勝てて良かったね。ONLもジュニアの活性化が進んでいるようだから、これからは他団体の選手にも目をむけたいね。」
 雪野「ノーコメント」

オープニングセレモニー概要
 新山を先頭に本日出場の魔矢野、桜、日曜、北斗が入場。
 新山「自分達は、まだひよこですが、他団体に馬鹿にされないよう一生懸命に勉強し、戦いますので御声援宜しくお願いします。」
 この謙虚さが新山最大に魅力なのだろうか?

フィナーレセレモニー概要
 雪野を除く出場選手5人が再びリングへ
 新山「今日はこれぐらいの試合しかお見せできませんが、いずれ皆が満足して帰れるような試合をしたいと思っております。」
   「今日、ここに集まって頂けたお客様と今日の成功を祝って万歳三唱をしても宜しいでしょうか?」
 これにはファンも総立ちで、会場一体となって万歳三唱を唱えた。

 以上のような試合結果になったわけだが、ヘビー級の4人もまだエースが決まったといった感じではない。かと、いって闘争をするわけでもないJRAだったが、観客と一体になれた手応えは感じたはずだ。この興行をステップにして新たな展開に期待したいところである。
←トップに戻る

FEWと帝国プロレス、イチから出直し。
WWWWA (八女記者)【1998年02月09日(月) 19時13分】

興行の失敗および所属レスラーのWWWWA本部移籍から、窮地に陥っていたFEW(Far East Wrestling)が、同じく選手会クーデター騒動で経営側が大量離脱した帝国プロレスと合併することを発表した。団体名は選手の多い「帝国プロレス」の名前を引き継ぐことになった。イチから出直しとなる帝国プロレスの次回興行予定は、また後日お伝えする。

元FEW所属選手の進路は以下の通り。

Tiger Joe
WWWWA本部に移籍。2月末のWWWWA世界チャンピオン挑戦者決定戦に出場。ここのところ、負けが先行しているため、日本国内での修業の旅にでかける。

く〜り〜ST
帝国プロレスの社長に。同時にWWWWA世界ランキング入りを目指すことを表明。Tiger Joeとともに修業の旅にでる。

その他のFEWのWorld Divisionの全選手。
WWWWA本部に移籍。

キリコ・キュービィ、Arugak、その他世界ランカー
WWWWA本部に遠征。NWA、UWF、田町愚連隊(旧称)の選手は、基本的に元の団体のまま、所属がかわらない。ランキング外になった場合は、出身団体に戻って、ランキング入りを目指すことになる。

伊吹舞、神楽
WWWWA本部に移籍。TV選手権者決定戦が延期となったため、ミネアポリス地区を中心にInternational Divisionにてタッグ王座を目指す。

キンコンカーン
もう一度、海外マットでトップをとりたいとの本人の強い意向があり、WWWWA本部に移籍。
川田上明
帝国プロレスに入団。

裏虎月道場の3人
海外遠征するほどの金がないため、帝国プロレスに乗り込んで生活費をかせぐ予定。
←トップに戻る

『んを』バンザイ!!
セルジオとまこと、正式に『んを』のメンバーに。そしてなぜかファイプラー狙われる。
ゼーレ (<んをパパ>ホークマン記者)【1998年02月07日(土) 15時14分】

2・3ゼーレ ドイツ大会の第3試合でHFAのクラッチャーまことはターザンヤマモトに結局、ボコボコにされてしまった。リング中央でへたれこむまこと。
と、そのとき、予想通り彼らがリングに近づいてきた。そう、彼も含めて・・・。
例によって先頭にNEOの中田の姿が。その後ろに黒い覆面男。やっぱり・・。
中田がエプロンサイドに上がる。ロープを広げて黒い覆面男をリングに招き入れる。客からは厳しい罵声が飛ぶ。
「おい!お前、試合に出ないでなにやってんだよ!!ゼーレが嫌ならやめちまえよ!!」
「なにが『んを』だ!!バカガイツ!!バカは引っ込め!!」などなど。
NEOのリングでメルビィと好勝負をしてもファンはエアガイツをまだまだ認めてはいないということだろう。
無言のまま、リングに上がる中田と黒い覆面男。へたれこんだクラッチャーまことを二人はじっと見つめている。やはり観客からは非難の声。
「お前ら、いじめんのヤメロよ!!かわいそうだろ!」
「そうだ!弱いものいじめ反対!!」
ん・・・・?
その時、中田が黒い覆面男のマスクを脱がそうとしはじめた。おいおい、どうなってんだ!?!?観客も先ほどよりさらにざわつき始める。

しかーし!!中田が取った黒いマスクの下にもう一枚、白いマスクが・・・。ここで、ようやく観客も気づいたようである。そう、『んを』の新メンバーとなったカドモンのセルジオ越前である。観客の反応は・・・
「セルジオ、お前もかー!?」
「入っても特はないぞ、やめとけ!!」

で、エアガイツはやはり会場にはいないのか!?!?いやいや、そんなはずはないと誰もが思っていたとき、どこからともなく声が。
「俺はここダァーー!!」
とマイクなしの地声なのに会場全体に響く声が聞こえてきた。その先は、天井!!
天井からロープで吊るされゆっくり降りてくるエアガイツ。こんなところで何気に金かけてる。WWCで見たのをそのままパクったのか!?
ゆーっくり降りてくるエアガイツ。しかし地上10m付近まで近づいたところで、ブチッ!!!あっ、ロープが切れた!!
ドスン!
クラッチャーまことの上に落ちた!!
「・ぅ・・・・・」もはや声の出ないまこと
史上最低のリングインを果たしたエアガイツ。落下したときに足を痛めたのか、なかなか立てない。かっちょわる〜。
しかしセルジオ、なぜかギブスをもっている。横には『んを』と書かれている特製ギブスのようだ。それをはめるガイツ。するとすぐに立ち上がる。・・・用意周到なのが妙に気になるが。
立ち上がったエアガイツ、どこから手に入れたのかスプレーの缶を持っている。なにやるんだ、っておい!まさか!
缶をカチャカチャと振ったあと、スプレーはまことの背中に向けられてプシュー・・・。やっぱり背中になんか書きはじめた。プシュプシュプシュー・・・。完成したのは、ん?なんの文字だ?犬か?書きおわったまことを中田は自分の肩に抱きかかえる。
「鶏」
スプレーなのになんでこんなにはっきり書けるんだ?って聞きたくなるぐらいきれいに書かれている。まさにチキンファイター!!観客もこれには思わず笑ってしまった。

そしてエアガイツのマイク
ガイツ「みなさーん、元気ですか!?」
客「元気じゃねーよ!!」
ガイツ「えー、今日からみんなに新しいお友達が増えます。暖かく迎えてあげてね。そう、みんな、もう知ってるよね!?カドモンのセルジオ君でーす!!」
客「ファンとセルジオの両方をバカにしてるぞ、バカガイツ。」
セルジオ「えー、ただいま紹介に預かりましたセルジオ越前です。くだらない南蛮帝国、そしてオノーを潰すために『んを』に入ります。」
客「南蛮帝国より『んを』のほうがもっとくだらねってば」
セルジオ「オノーを倒し般若と戦うために『んを』に入ったんだ。これはもう決めたことだから、ファンがどう言おうと知ったこっちゃない!!」
まことはまだ中田の肩でぐったり・・・
ガイツ「セルジオの決意は相当なものだよ。だって『んを』に入るのだよ。この『んを 』に入ってまでオノーを倒したいっていう気持ちが強いってことなんだよ。そんくらいの覚悟だってことだよ。オノーを倒したいっていうこの気持ち、みんな分かってやれよ!おい!!わかんねえやつはバカだ!!」
客「バカはどっちだ!!」
ガイツ「で、ここにもう一人、ここに鶏がいるんだけど、こいつも『んを』に入れようかと。」
客「まこっちゃんを巻き込むな!!」
ガイツ「まことはなあ、HFAのファイプラーが嫌いなんだよ、恨みもってんだよ、な?」
まこと「・・・・・・」
ガイツ「まことが弱虫だと思われてるのはアイツのせいなんだよ。なにがチキンファイターだよ。ほんとは復讐したいんだよ、ファイプラーに。だけどまこと一人だとなかなかそれができないんだな、これが。いいやつだから、基本的に。復讐したいなんて言い出せないし、ましては行動にも移せないわけだよ。そこで『んを』だよ。俺らがまことが立ち上がるのを手助けしてやるわけだよ。言ってることわかるか?バカども。」
客「バカバカいうな!バカ!!」
ガイツ「ところで、ファイプラー!!聞こえるか?」
客「聞こえるわけねえだろ、ドイツだぞ、ここ。」
ガイツ「聞こえるてるなら出てこい!!」
客「いねーよ!」
ガイツ「・・・・出てこないのか!!だったらまことよりお前の方がチキンだぞ!!いいのか!?お前がチキンファイターだ!!」
客「いないんだから出てこれるわけないだろ!!」
ガイツ「はっはーん。出てこない気だな。俺にビビってるのか。おい、ファイプラーフライドチキン!!お前に一言物申す!!」
客「さむいぞ、さむすぎだ!バカガイツ!!」
ガイツ「おい!ファイプラー!まことのどこがペラペラの体なんだよ!そこら辺にいる兄ちゃん以下にしか見えない!?ふざけるな!!おまえ、まことの体、みてんのかって!好きなこと言いやがって・・・・まあ、ペラペラだけど・・・・レスラーをナメんなよ!!俺もね、今日みてショッパかったら潰すつもりでいたよ、つぶすつもりで!こうやってね。」
と言ってギブスを付けている方の足でまことに延髄斬り!!鈍いいやな音が・・。崩れ落ちるまこと。さらにグッタリ・・・
ガイツ「だけどがんばっただろが、今日!まことはこんなヘナチョコで・・・・・ってまあかなりヘナチョコだけど、つぶれていったるかって!?・・・・潰されてるけど。悔しいぞ、ホントに。」
客「そんなこと言ってたか?ファイプラーは??」
エアガイツの横にはうなだれているまことの姿があった。
ガイツ「こいつはレスラー生命をかけて乗り込んできたんだろうが!試合でボロクソいわれてバカにされてコケにされて、そこから這い上がろうとしてるんじゃないか。這い上がってきてるじゃないか!違うか!?俺、間違ってることいってるか!?・・・・いってるかな??」
はっきりいってまことは弱虫である。しかしは弱虫なりに試合をしっかり成立させているのである。
ここでようやく中田が
中田「そこら辺の兄ちゃんがなれるほど、レスラーって甘くないんだよ。いいか、まことは常に決死の覚悟で来てんだぞ、ゼーレに。リングに上がることがどれだけ勇気のいるこか、わかってんのか!」
ガイツ「まこと、一生懸命やってんじゃねえかよ。負けても負けても一生懸命、来るじゃねえか。・・・来てるか?」
セルジオ「いいじゃねえか、ボコボコにされたって。それでやりすぎか。じゃあ俺ら、手加減しろっていうのか。そんなのレスラー失格だぞ。」
ガイツ「がんばってんじゃねえかよ!わかってやれよ。ファイプラーを見返すような大変身、遂げるぞ、まことは。まこと、いってやれ、おまえ!」
まことが絞り出すような声でいった・・・
ファイプラー、恨んでるからな。・・・・・復讐してやる

まことの衝撃的発言!!「鶏」を背にした男は強い!?
なぜか『んを』の理不尽な怒りの矛先はファイプラーへ向けられた。なぜ??
観客も勢いで押し切られた感じである。

ガイツ「と、いうことで『んを』は俺と中田、そしてセルジオとまことの4人になった。このメンバーで興行をやる。大会名は・・・・詳しいことはあとで中田から聞いてちょ。場所は遊楽園ホールだ!!バカファンども、コイ、コノヤロー!!『んを』の凄さ、見せつけてやるぞ、オイ、コラ、エーッ!?これ見に来たらみんな『んを』の虜だな、たぶん。バカファンが『んを』に入りたいっていっても入れてやらんぞ!『んを』の裏看板の『アリトキリギリス』ならいいけどな。あと、ファイプラー!お前みたいな弱虫野郎も『んを』に入れてあげない!!『アリトキリギリス』だったら入れてやる。入りたかったらはっきり言えよ。おい、聞いてるのか!?」
最後までファイプラー弘樹がいると勘違いしているらしい。

カドモンのセルジオ越前とHFAのクラッチャーまことが正式に『んを』への参加を表明した。これでメンバーは4人。戦力的にもそろってきた。しかも今月『んを』主催興行を行うということだ。ようやく『んを』が形になってきたか!?いったい、どうなる!?!?

最後に
ガイツ「まこっちゃん。プレゼント。はい、これ」
まこと「?」
ガイツ「手作りの虎のマスク。かっちょいいぞ、これ被ると。強く見えるぞ。」
まこと「あ、ありがと・・・

そうしてガイツ、中田、セルジオ、まことはそろって同じ控え室に戻っていった。
よく分からんけど、『んを』をちょっと見守ってみようとおもう。
ホークマン、『んを』パパ宣言ダァー!!
←トップに戻る

「私は手抜き試合をする気はない」
クローズアップNEO −メルビィ・ニムガーレンの場合−
NEO GONGS (チャーマー記者)【1998年02月06日(金) 22時11分】

記者(以下−)「早速ですが、WWOメインでの内容にクレームがついています。メルビィ選手は試合後ノーコメントだったので、その真意を話してもらいたくて今日取材をお願いしたのですが」
メルビィ・ニムガーレン(以下メル)「うむ。貴公もご苦労だな。私としては話す必要性など感じないのだがな。オーナーとも話はつけてある。これから私が話すことは全てNEOの発言とみなしてかまわないぞ」
−「はい。では、まずはWWOメインを秒殺で終わらせた事についてですが」
メル「私は、あの間合いとタイミング、私の能力内で最善の行動は何か計算してサイドアームロック(脇固め)を仕掛けた。それが、あの結果につながったのだ。私は勝利を導くべく全力を尽くした。間違っているか?」
−「しかし、WWOのリングで秒殺はまずかったのではないでしょうか」
メル「私は常に真剣勝負をするべくリングに立つ。では逆に聞くが、私にどうして欲しかったというのだ? 手抜きのサイドアームロックをしろとでも言うのか? WWOの選手はどうか知らないが、私は、いやNEOはどんな技にでも全力を尽くす。少なくとも、真剣勝負ごっこをする気など毛頭無い」
−「…」
メル「付け加えれば、あそこで極められたバサラの未熟こそ非難されるべきではないのか? 私があの試合に関して言いたいことはそれだけだ」

−「分かりました。では次に、流星選手のマッチメークについても非難されています」
メル「それこそお門違いだな。既に発表されているが、次の流星の対戦相手はAFWのビッグ・モアだ。ALの有倉戦後に流星が『自分の求めていた闘いはこれだ』と言ったのは、あくまで流星本人の好みだ。NEOは流星に様々な団体の様々なスタイルを経験させる考えだ。それに…流星はバサラに再戦を求めたはずだ。それを拒否し、『もっと経験を積んでからもう一度』と言ったのはどこの誰かな。忘れたとは言わせない」
−「なるほど。NEOとしては、今後WWOに対してどのような行動を取るつもりでしょうか」
メル「別に何もない。今回は言われなき中傷に対してどちらが正しいか天下に問うべく喋っただけだ…と、ここまではNEOの発言だ」
−「と言いますと…?」
メル「これは私個人の発言だ。このメルビィ・ニムガーレン、今回のような侮辱を受けたのは初めてだ。つまり、この私に喧嘩を売ってきたと解釈する。NEOだけならともかく、この私を侮辱した罪は重い。覚悟しておくことだ。しかし、私とて鬼ではない。慈悲の選択肢をくれてやる」
−「それは?」
メル「降伏か死か。好きな方を選ぶがいい」
←トップに戻る

「夢」の跡・・・・・・。
ハイパー・タイガー「奴等は許さない・・・」
W.W.O (豊田 前記者)【1998年02月06日(金) 01時12分】

W.W.Oリング購入記念興行「Rebirth」 1998.1.17 神奈川・厚木文化会館記念ホール
▼第六試合 (タッグマッチ60分一本勝負)
メルビィ・ニムガーレン(NEO GONGS)&シヴァルツ・ティーゲル
             VS
       ハイパー・タイガー&バサラ

その「夢」は一瞬で覚めた・・・。僅か128秒の出来事。
ここまでの試合には無かった、リング上の異質な空気に戸惑う観客。
観客の視線の先には、左腕を抑えたまま片膝を付くバサラとそれを気遣うティーゲル、そして、拳を握り締めたタイガーの姿が。
試合を決めたメルビィは、すでに控え室へ。

試合は、タイガーとティーゲルの蹴り&投げあいでスタート。そして、両陣営共にタッチし、リングへ飛び出したメルビィとバサラが組み合う。両選手の一挙手一投足を見逃すまいと息を殺す観客席。
しかし、一瞬、戸惑いの表情を見せるバサラ。何故だ?その瞬間、バサラの左腕に絡み付くメルビィ。脇固め!
リング中央のバサラの低い呻き声が耳に入った瞬間、危険を感じたレフェリーが慌てて試合を止める。コーナーのタイガーは立ち尽くしたままだった。

○メルビィ(2分8秒脇固め)バサラ●

勝ち名乗りを受けると観客席に敬礼し、リングを去るメルビィ。騒然とする観客。

担架で運ばれて行ったバサラを見送った後、憮然とした表情でタイガーが語り始めた。

タイガー「何なんですか、アレは?!メルビィの参戦は、流星の修行に協力した礼に、ってことでしょう!?どうしてああいう試合になるんだ。

 大体、流星がウチで修行したいって言い出したから団体としては出来ることは何でも協力します、って代表は言ったんですよ。
 試合の日程にあわせてわざわざバサラさんを呼び寄せたり、今後のことも考えたりとかね。色々骨折ったんですよ?全部、流星の将来の為に助力を、ってね。それが、一戦やっただけでお終いですからね。
 確かに、NEOに言わせればそこまで頼んでない、ってなるかもしれないけど。正直、バサラ戦はただの話題作りだったみたいですね。アスリーツリーグでのコメントを見て確信しましたよ。
 キックや空手の試合がやりたいんなら初めからW.W.Oのリングへ上がる必要なんか無かったじゃないですか?メジャーだかなんだか知らないけど、あいつら、ウチの厚意を何だと思ってるんですかね。調子に乗るなって!

タイガーの語気は熱を帯びてくる。

 恩を仇で返すとはこの事ですね・・・流星の件だけなら何も言うつもりはなかった。
 でも・・・集まってくれたお客さんに期待外れの試合を見せてしまったのだけは我慢ならない!魅せる試合が出来ないんならウチのリングに上がる資格は無いんだ!
 あの程度の試合しか出来ないんじゃ、雨宮とかいうポッと出のしょっぱいエースと変わらないじゃないか。
 今日の結果に喜んでいた一部のマニアはいたかもしれない。けど、それ以外の大勢のファンの方がウチにとっては大切なんです。それを無視する様な試合をする選手はウチには上がってほしくないんだよ!

 今日のメルビィの試合・・・あの試合がNEOという団体からの礼と受け取りましたから。

大きく一息つくタイガー。

 ちょっと言い過ぎましたか・・・とにかく、俺個人としてはあいつらは許しませんから。
 本当は俺だってリングを降りてからのゴタゴタは見せたくないんだ。試合で魅せるのが俺達の仕事でしょう・・・。」

タイガーは怒りをかみ締め吐き捨てるようにコメントすると、控え室には戻らず会場の外へ。そのまま夜の闇に消えていった・・・。

大荒れとなった記者会見場。それは、団体同士の間に深い亀裂が生じた瞬間だったのか。もはや、個人の問題では済まされないであろうタイガーの発言。
これを受けてNEOはどう出るか・・・NEO GONGSのリアクションに注目したい。
←トップに戻る

虎・虎・虎・虎・虎・鶏!?
今年の主役だ!寅年記念バトルロイヤル!
HFA (ぴろき記者)【1998年02月06日(金) 00時43分】

はい、2月5日博多スターレーン大会のメインエベント『寅年記念バトルロイヤル』の模様をお伝えします。この試合は、虎のみなさんの今年の活躍を願って催されました。参加メンバーは5人…のはずだが、急遽一人追加された。HFA所属の謎の虎仮面“チキンタイガー”だ。背中にスプレーで書かれたと思われる“鶏”の文字がうっすらと残っている(ゼーレドイツ大会、試合後記事参照)。

まあ、そんなやつはほっておいて、見所たくさんのこの試合。ONLの中でもトップに位置するTiger Joe、ジュニアの人気者ハイパー・タイガー、隠れた実力者シヴァルツ・ティーゲル、地球を守るぞグリン・ピース、猛獣ワータイガー。みんな立派な虎である。

▼メインエベント(『寅年記念バトルロイヤル』通常ルール)▼
▼参加メンバー▼
○Tiger Joe(WWWWA)
○ハイパー・タイガー(W.W.O)
○シヴァルツ・ティーゲル(W.W.O)
○グリン・ピース(横浜プロ)
○ワータイガー(HFA)
○チキンタイガー(HFA)


さあ、始まった。お互い牽制などせずにいきなりの大乱闘。ピースは果敢にもJoeに向かっていく。一方のチキンタイガーは、すみっこで怯えている。ONL設立記念試合でタッグを組み活躍したティーゲルとハイパーは互いに張り合う。ワータイガーは倒れた相手に馬乗り攻撃を仕掛けて場を荒らしている。

ONL記念試合であのアイカミカゼ(Planets)を仕留めたティーゲルの大技ラッシュがJoeに炸裂。ハイパーやチキンと組んで合体ボムを見舞う。さらにバックドロップなどで優勝候補のJoeをターゲットに攻め込む。一方、逃げ惑うチキンをムキになって追いかけるピース。チキンに対してキック、キック!切れたチキン、ケンカラーッシュ。

4分過ぎ、ピースがJoeにムーンサルトフォール。カウント2.5!結構ダメージがでかいぞJoe。でもネックスマッシュで反撃。ハイパーはキックを主体にうまく戦っている。しかし飛び技もあります。ティーゲルに対してスワンダイブミサイルキック。そしてピースはテクニカルな選手。前方回転エビでJoeを押え込むもカウント2.5。そしてワータイガーは馬乗り攻撃で場を荒らしてます。

5分を過ぎたところからみんなバテバテ。誰がいつ力尽きてもおかしくありません。おっと、またしてもピースとチキンがやりあってる。チキンまたまた切れて馬乗りパンーチ。ピースは華麗にスターダストプレスでチキンをいじめる。そんな中で、残りの4人は乱戦状態。ティーゲルの背後からハイパーのハイマン蹴りが襲ってきた。ダウンするティーゲル、すかさず裏アキレスを決めるハイパー。ついに一人脱落。最初に脱落したが得意の大技でJoeを痛めつけてました。

■×シヴァルツ・ティーゲル(7分22秒、裏アキレス腱固め)○ハイパー・タイガー

ピースがチキンをジャーマンに捕らえる、と同時にハイパーがJoeをタイガーSP。かっこいいぞ二人!ここからがまたすごい。ハイパーがJoeをもう一度タイガーSP。それを猛獣タックル(両足タックル)でカットするワータイガー。そのワータイガーをすかさずピースの飛びつき回転エビ固めが襲う。と思ったらチキンがタックルでカット。すごい連携だっ!で、チキンがつまづいて転んだ(両足タックルね)ところでJoeが片羽絞め。チキン敗退。よくここまでがんばった。残り4人。

■×チキンタイガー(9分33秒、片羽絞め)○Tiger Joe

ここでピースが魅せる。ハイパーを場外に叩き落としてラ・ケブラーダ!自爆。場内に戻ってきた二人。ハイパーがタイガードライバー2連発でピースから3カウントを奪った。ピース敗退。その間、ワータイガーはJoeの執拗な片羽絞めを受けていた。

■×グリン・ピース(10分23秒、タイガードライバー)○ハイパー・タイガー

ワータイガー、息切れしてます。そこへJoeがドラゴンスリーパー。猛獣を仕留めた。

■×ワータイガー(11分01秒、ドラゴンスリーパーホールド)○Tiger Joe

残ったのはベストドレッサーのハイパーと、やられまくっていたが結局ここまで残ったJoeである。二人になってからの最初の技はハイパーのジャンピングブレーンバスター。Joeを場外に叩き落とす。フラフラになって戻ってきたJoeをハイパーはすかさずキャプチュードで投げ、ムーンサルトフォールで速攻カウント3。

■×Tiger Joe(11分27秒、ムーンサルトフォール)○ハイパー・タイガー

優勝はハイパー・タイガーさんでした。優勝商品としてタイガーバーム一年分が送られました。虎のみなさん、今年はあなたたちの年です。がんばって活躍してください!


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
次回興行予定『エース決定リーグ戦2日目』3月上旬、博多スターレーン

▼第1試合(女子シングルマッチ5分1本勝負)
海野 幸 VS 相川 こずえ

▼第2試合(『エース決定リーグ戦』公式戦、15分1本勝負)
フウマ VS クラッチャーまこと

▼第3試合(『エース決定リーグ戦』公式戦、15分1本勝負)
田所 大介 VS ヤンキー・スミス

▼メインエベント(『エース決定リーグ戦』公式戦、15分1本勝負)
ファイプラー弘樹 VS ビクトル・キリアコフ

乞うご期待!
←トップに戻る

JRA2・8興行会見
JRA2・8初興行に向け始動!
JRA (京スポ 信子記者)【1998年02月05日(木) 21時15分】

先日、2・8開幕興行を行う事を発表したJRAが記者会見を開いた。会見に現れたのは青痣だらけのJRA広報部長のみゆき氏と新山をはじめとする2・8興行で発表されている出場選手達だ。

信子 「いよいよ、2・8興行が近づいて来ましたね。今の心境はど うですか?って聞きたいところですが、その顔どうされた んですか?」
みゆき「あ、この痣?転んだの。」
信子 「それにしては、あっちこっちにありますね。」
みゆき「今日はそんな会見じゃないんだから、個人的な話は今度 ね。」
信子 「あ、はいはい。」
みゆき「それじゃ、取りあえず発表内容だけ報告しますね。
     2・8興行で北斗ヴェガ選手と戦う選手がXになっていまし たが、雪野選手に決定しました。本日は会見には来ていま せんが、当日は出場します。以上です。」
信子 「あ、それだけですか?雪摸選手ってWWOでマキシマム 選手と戦った人でしょ?」
みゆき「聞こえにくかったですか?雪野選手です。雪摸選手では ありません。」
信子 「ですよね、雪摸選手はマキシマム選手と引退をかけての 試合だったんですものね。」
みゆき「まあ、JRAとの契約も1試合だけ名前を貸しただけです から、どうでもいいですけどね。他に質問は?」
信子 「新山選手になんですけど、MOW興行に出場されるんで すね。」
新山 「はい、今回はMOWさんのシリーズに全戦出させてもらい ます。」
信子 「下馬評では、若手相手にかなりの苦戦が予想されていま すが?」
新山 「そうですね。MOWさんはONLでも知名度が高いですか ら、JRAの宣伝にもなりますし、何といっても修行の意味で は最高のカードを組んでもらったと思ってます。」
信子 「特にこのカードってのはあるんですか?やはり、シングル の鹿嶋戦ですか?」
新山 「いや、特にってのはないです。鹿嶋選手はどんな選手か わからないですけど、とにかく1戦1戦で、持てる力を全て 出したいですね。」
信子 「CB選手も乗り込んで行くわけですが?」
新山 「CB選手とはタッグがあるんですけど、あまり個人的に仲 良くないですからね。実は、MOWさんサイドからのオファ ーがあった時にCB選手とタッグを組む話もあったんですよ 。それをわがままで、カード編成を組み直してもらいました 。」
信子 「そうだったんですか。お陰でMOW選手とのタッグチーム になりましたね。」
新山 「そういう意味でも良かったと思います。対戦だけじゃなく、 組む事による勉強は、多いと思いますから。今後、JRAに かけている物を探す為にも戦いもあり、組ませてももらえ るのは、僕は幸せ者です。」
信子 「MOWについて、最後にお聞きしたいのですが、軍団抗争 がありますよね。興味のある軍団ってあるんですか?」
新山 「う〜ん、抗争については特にコメントしようがないですね。 ただ、個人的にはMOWさんにはいろいろお世話になって るし、協力できる事があるなら協力していきたいですね。」
信子 「わかりました、次に2・8興行に向けてですけど、一言ずつ コメントもらえますか?」
新山 「僕は体調万全ですね。ここで勢いをつけてMOWさんとこ で、勉強したいですね。」
信子 「他の方は、随分大きい方ですが。」
桜   「俺?俺ですか?信ちゃん(新山)には昔、借りがありまし てね。それでJRAを再興するってんで、是非協力させてく れって頼んだんですよ。パワーだけならJRAでは、NO.1 だと思ってるよ。体調も万全だしね。」
魔矢野「俺も体調はいいね。体が小さい分は、サブミッションで補 える。俺も信ちゃんには、昔の恩義があるから、なんでも 協力したいね。この横の木偶の坊とは、そりがあわんけど ね。」
日曜 「(魔矢野に向かって)マヤ、もめるような事をいうなよ。
    俺も信ちゃんに世話になったもんですよ。信ちゃんは顔も 恐くて、レスリングも下手だけど、いい奴ですよ。まあ、JRA はアットホームな団体にしていきたいですね。」
北斗 「JRAの考え方に興味を持って参加させてもらう事にしまし た。ここではJRが私しかいないですけどね。結構、提携し ている選手はいるみたいだし、ONLでもJRの選手もたくさ んいるから、ここで実力つけてどんどん参加していきたい ですね。」
信子 「なかなか、明るい雰囲気でいいですね。それでは、2・8楽 しみにしてますので、頑張って下さい。」

以上のように、明るい雰囲気で行われた会見だったが、なぜかみゆき氏にいつもの明るさが見られないのが、妙に印象的だった。
みゆき氏の表情が冴えなかったのは、青痣が原因なのだろうか?それとも・・・・。
        
 
←トップに戻る

これは始まりにすぎない
次回大会カード発表第一弾!
NEO GONGS (チャーマー記者)【1998年02月05日(木) 19時05分】

「NEOの野望 −覇王伝・者の章−」
横浜文花体育館 決定カード
▼15分一本勝負
流星満潮 vs ビッグ・モア<AFW>
ジェット・ユミーデ vs 斎藤多夏史<カドモン・般若>
メルビィ・ニムガーレン vs 吉川竜司<AFW>



「NEOの野望 −武将風雲録・闘の章−」
日本武闘館 1998.1.7 全試合結果
ゴーストマン(3分24秒 ギブアップ)ストロング猛鬼
雨宮五月(2分49秒 スリーパーホールド)鶴波力一郎
斎藤多夏史(5分49秒 ノーザンライトスープレックスホールド)加藤圭司
流星満潮(2R2分37秒 クロスアームブリーカー)有倉雅史
エアガイツ(6分38秒 ジャーマンスープレックスホールド)メルビィ・ニムガーレン
中田慎吾(8分15秒 リバースアキレスホールド)神城潤一
←トップに戻る

大都会プロレス興行『大都会199X '98』終了
「NGRはどこいった?」との有識者の声。
NGR (新神戸スポーツ・鬼井記者)【1998年02月05日(木) 11時41分】

 2月4日に大都会プロレス興行『大都会199X '98』最終戦が行われ、1月より続いていた今シリーズが終了した。
 大都会プロレスはONLに新規参入したNGRの提携団体で、元NGR所属のレスラー、スーパーヘル選手が95年に旗揚げした団体。NGRの冬期OFF(1月〜2月)の間は、客層を意識してか精力的に興行を行っている。

 シリーズは大都会プロレス所属のレスラーに加え、提携先のNGR、MKW所属選手の単独参戦、、昨年末にバックアップカートリッジの消失で崩壊したDMLLの生き残りルチャ選手らをゲストレスラーとして招き、

  1.DMLL復興スペシャルマッチ
  2.選手層増強のためのフリーレスラーの参戦(入団試験も兼ねる)
  3.WJ選手権挑戦者決定リーグ(4人参加)
  4.アジアンタッグベルト防衛戦(2戦)

 を主軸に興行が行われた。

 ポイント1、2のゲストマッチと選手層の増強はNGR王者に就いて波に乗るスーパーヘル選手の意気込みが感じられ、その意気込みに呼応した元DMLL選手も連日好試合を繰り広げ、噂される団体復興への着実な手応えを得たようだった。

 フリー選手の参戦は2人の選手の参加があ、残念ながらエディットの調整が間に合わず最終日のみに参戦した東条雅人選手は一戦だけの対戦でアピール不足とされ、次期シリーズへも参戦が決定している。
 また、参戦第1戦と2戦の動きが別人の様であったもう一人のフリー選手、モテ待木選手も引き続き参戦が決定しているが、大都会プロとしてもどちらか1人のみを入団させる意向のため、次期シリーズでは直接対決がカードに組まれる予定だ。

 一方、インディー王座戦線を主戦場にインディー団体を転々としていたWJベルトを昨年12月に現王者赤木哲志がMKWに持ち帰り、インディーVSメジャーの図式が色濃くなっていたが、次期挑戦者もNGRのシシ・ハポン選手がこの興行で挑戦者決定リーグで優勝し、WJベルトの主戦場をひとまずメジャーに引き戻したようだ。

 赤木とハポンは他団体所属ながら同期デビューの間柄で、昨年メキシコ遠征途中にDMLLが崩壊するまで行動を共にしており、赤木選手とは帰国後初対決となる。同期レスラーの中でも初めてシングル王者になった赤木選手とハポン選手の意地、そして96年デビュー組による初のタイトルマッチ、さらには去年後半から関係悪化状態にある、NGRとMKWの微妙な関係に光明がさすのか悪化の一途か、注目の一戦である。
(この試合は他団体で行われるため速報されません。ご了承ください。)

 メインイベントとして精力的にカードが組まれたアジアンタッグベルト(ジュニアクラスのタッグ王座)防衛戦は、防衛第2線のヘル・ゼウス&キマイラの大都会の悪役チームとの対戦はスーパーヘル選手の必殺技『ゴートゥーヘルバックドロップ』で、挑戦者組がダブルノックアウトしてしまうという凄惨な試合となった。まだまだ元メジャー出身のスーパーヘルとヘル・ゼウスの間にはかなりの実力の差があるようだった。防衛3戦目は前王者組が所属していたヒゲ軍団のネコ柳館長&極悪ヒゲ坊主組がリングに上がったが、ヘルのパートナーである小早川選手がヒゲ軍団の悪逆殺法の前に敗北した。結果、防衛回数は2回でストップ、アジアンタッグベルトはインディー団体WGVのヒールコンピに持ち去られてしまった。
 なお、防衛第4戦が実現しなかったシリーズ最終戦では元王者組スーパーヘルVS小早川健司のシングルマッチが行われたが、3分過ぎに小早川のハイキックでスーパーヘルがクリティカル。元王者組のベルト奪回は暗雲が垂れ込めてきたようだ。

 なお、2月シリーズ興行も大都会プロによる『獄門島'98』が行われる予定。次期シリーズではスーパーヘル選手のNGRジュニアヘビー選手権試合も予定されている。

[新神戸スポーツ新聞・鬼井記者]

<最終日試合結果>
←トップに戻る

「優勝する義務がある」
『HFAエース決定リーグ戦』初日、まずは順当な結果!
HFA (ぴろき記者)【1998年02月05日(木) 02時24分】

今日は2月5日、場所は博多スターレーン。さて、前回のインタビューでお届けした通り、今回の興行から5回に渡ってHFAエース決定リーグ戦が行われる。今日はその第一回戦と、かねてから計画されていた寅年記念バトルロイヤルが行われた。まずはリーグ戦の3試合をお送りする。

▼第1試合(『エース決定リーグ戦』公式戦:15分1本勝負)▼
○ファイプラー弘樹(4分11秒、裏STF)×クラッチャーまこと

序盤、いっきにカタを付けようとするファイプラーがバックブローを乱発するが、クラッチャーはタックルでかわす(転んでいただけか?)。作戦変更したファイプラーは組んでからローリングエルボーなどで攻めつづける。逃げ回るクラッチャーを相手に途中でやや息を切らしつつも、結局は完封勝利。

ファイプラー「相手が相手だったけど、とにかく最初が肝心だからね。」
まこと「ドイツから帰って来たばかりなのに…

▼第2試合(『エース決定リーグ戦』公式戦:15分1本勝負)▼
○ビクトル・キリアコフ(5分54秒、ダブルリストロック)×田所 大介

このリーグ戦の主役(?)というべき田所が、ボディスラム、チョップ、ストンピングといったプロレス技でキリアコフを攻め立てる。だがキリアコフはこれらの攻撃を受け流しつつ、隙あらば関節を取りにいく。中盤、田所は一気にラッシュ!ビッグバディボムや必殺喉輪落としでキリアコフをカウント2まで追い込む。だが5分17秒にキリアコフの非情な飛びつき腕ひしぎで田所の腕が伸びきる。しかし田所は耐えて戦い続ける意志を見せ、両手フォールでキリアコフを押さえるもカウント2.5。5分50秒、キリアコフの飛びつきクロスヒールホールドで田所は足も痛める。ここまでされたら田所はもはや抵抗できなかった。

キリアコフ「手加減してやったつもりだ。結盟軍と戦うまでこんなところで負けてられない。」
田所「いってぇ…。く、くそやろー!これから全部勝ちゃいいんだよ!」

▼第3試合(『エース決定リーグ戦』公式戦:15分1本勝負)▼
○フウマ(5分27秒、ムーンサルトフォール)×ヤンキー・スミス

ヤンキー、序盤から何とかの一つ覚えのごとくDDTを連発。美しくない。一方、フウマは静けさの中にも美しさを感じさせる技の数々を披露。手刀や浴びせ蹴り、ラウンディングボディプレスやウラカンラナで攻め立てる。派手好きヤンキーはランニングボムを狙うも、ことごとくフランケンシュタイナーで切り返される。なかなかの接戦だったが最後は美しくムーンサルトフォールでフウマの勝利。

フウマ「このリーグ戦はあまり乗り気ではなかったが、拙者は優勝する義務があるだろう。そうでなければ正規軍に入った意味がないからな。」
ヤンキー「オーノー!サミー!(!?)」

▼メインの寅年記念バトルロイヤルは後日お伝えする。
←トップに戻る

そして6人残った……。
カドモン2.5nd興行 Ehding
カドモン (ワンダラー・KYOU記者)【1998年02月05日(木) 01時50分】

 【前回のあらすじ】
 カドモン2.5nd興行ファイナル、般若vs南蛮の6menトルネードバトルは、乱戦の手練が多い般若優勢で試合が進んだ。そしてダウンしたストーカーに跨った加藤驚がキャメルを決めようとした瞬間……。
 照明が消えた……!

 沈黙は、ほんの一刹那であった。
 突然の停電騒ぎに観客はどよめきだち、不安の声を上げた。だが、それを上回る期待感が観客のパニックを抑えていた。確信犯的なパニックが頻繁に起きるカドモンの空気を観客は心得ていたのかもしれない。
 だが、観客の予想は大きくはずれた……確信犯は南蛮だと決め込んでいたから。

 照明がつくと、そこには6人の男が向かい合っていた。
 片方には、般若がいた。斜に構える“武骨”と身構える“天軍”、そして加藤驚が立っている。3人とも南蛮と戦っていた時とは表情が完全に違う。
 そしてもう片方は……新顔だ。レザージャケット姿の男が3人。
 ブロンドの髪に髭、シェードをかけた男。
 筋骨隆々、顔にタトゥーのある男。
 レザーの覆面を被った小柄な男。
 此奴らの姿は、紛れもなくフリーウェイの無法者、バイカー集団のナリである。
 
 睨み合っている。
 無言のまま睨み合っている。
 そして2人の足下にはつい今し方、般若と戦っていた南蛮の3怪人がきれいに倒されている。般若に攻められていたとはいえ、南蛮の怪人がこうも簡単に倒されるとは……。
 睨み合いが硬直してからどれぐらい経つだろう。加藤が口を開いた。

加「チーム名は?」
シェードの男「Easy Ridersとでも呼べ」
加「バイカーには、カラー(紋章)ってのがあるだろ?」
シ「……“Loony Goons”」
加「“般若”……だ。“武骨”、“天軍”、俺は加藤驚」
シ「‘FXSTS’ Springer Softail」
タ「‘FLSTS’ Heritage Classic」
レ「‘XLH’ Sportster 883」
加「期日は?」
スプリンガー・ソフテイル「今からでもいい」
加「俺も今でもいいけど、そうもいくまい。何たって、今あんたらがノシたケダモノたちにはお仲間が多いんでね」

 加藤が入場口に目をやる。するとP・サミー・オノーと南蛮帝国怪人が一斉にリングへとなだれこもうとしている。何せ総勢2327人である。観客とほぼ同数の怪人が突撃をかまそうとしているのだから、会場は今度こそパニックに陥った。
 そしてリングの6人も下っぱの人海の中に消えようとしていた。

加「次回はカドモンのホームグラウンド、練馬の“THE AFTER LIMITs”だぜー。遅刻すんなよーッ!!」
ス「OK!!」

 かくしてカドモン2.5ndは超騒動で幕を下ろした。
 次回から、カドモンのホームグラウンド・アリーナ、練馬の片隅にある地下バー“THE AFTER LIMITs”にて興行が行われる。
 謎のライダー軍団、“Loony Goons”が今後般若とどう絡むのか注目である。
 それでは次回3nd興行をお楽しみに!!

オノー「ちょっと、ワタシたちはお前らのカマセドッグじゃないネー!!」
←トップに戻る

マキシマム、セクハラ大王への道・・・
「俺は男とは試合したくねぃ!」
W.W.O (豊田 前記者)【1998年02月05日(木) 01時42分】

W.W.Oリング購入記念興行「Rebirth」 1998.1.17 神奈川・厚木文化会館記念ホール
▼第五試合 闇討ちストロボフラッシュデスマッチ(30分一本勝負)
雪摸 美人(JRA)VSマキシマム前田

興行を翌日に控えたW.W.O事務所に一通のFAXが届いた。
差し出し先はJRA広報となっている。マキシマムの対戦相手、雪摸 美人からのメッセージだ。

 マキシさん、今回は御指名頂きありがとうございます。
 まさか、このような若さで引退を決意されてるとは思いませんでした。
 しかも引退の相手に強豪を選ぶとかではなく女の子を相手にするとは、思った通り卑らしい人ですね。
 もう、引退後の予定は組まれているのですか?
 妻子ある身なのだから、先を見据えた行動を取ってくださいね。
 もし、引退後の仕事がないのだったらJRAで雇いましょうか?丁度、馬運車の掃除係に欠員がありますよ。
 あ、それから私の出場料500万ガバスは手形でもいいですよ。但し、まわり手形にしてくださいね。
 え?何?負けないから引退しない?何を戯けた事を言ってるのですか?それなら、指名した相手を間違ってますよ。
 だいたい、あなたは自分が強いと思ってるのですか?それなら、単純な馬鹿ですね。
 まあ、ONLの人達の手前もあるだろうから多少時間をかけて遊んであげますから。それが、私の慈悲と受け止めて下さい。
 それでは、就職活動頑張って下さいね。

以上である。(原文まま)
隣りでFAXを読むマキシマムの肩がわなわなと震える。

マキシマム「ここまで言われちゃあ手加減は出来ないね。遊んでもらおうぢゃないの。ウケケケケケ・・・・。
 けど、女性を鉄板ブーツで蹴るのもアレだしこの試合では使わないでおこ」


休憩時間中に次々と搬入される機器。設置が終わると場外にはリングを取り囲むストロボライトが。
舞台は整った。

青コーナーよりマキシマムの入場。コメントの通りトレードマークの鉄板ブーツは履いていない。
緑の地に白のナイキマークが映えるシューズで登場。(キックパラメータは7)
と、リングに上がったマキシの足をよく見ると・・・素足にマジックで書いてある。何考えてんだか。
続いて赤コーナーより、美人(自分で美人言うな!)の入場。
マスクと場内の暗めの照明で表情まで窺い知る事は出来ないが、中々堂々とした入場ぶり。

試合は場内の照明が完全に落ちた状態で、ストロボライトの光だけを頼りに行われる。
ストロボの点滅間隔は一定では無く、試合中に完全に照明が落ちた状態で戦う事も有りうる。
首へのダメージが蓄積される。
両者ともに、負けたら引退を宣言し、中央で握手。試合開始のゴング!
キックで牽制するマキシ。バックステップで距離を取り、隙を見ると果敢に懐へ潜り込む美人。水平チョップ、延髄への踵落しを連発で決める。マキシの爆弾である
マキシを倒すと、馬乗りに。と、その瞬間、照明が落ちる・・・場内に響く打撃音。その後も急所に攻撃を集中され、全くペースのつかめないマキシ。大ピ〜ンチ!

時折場内が暗転する中、しばらく攻守を入れ替えつつも試合が展開して行く。
試合が動き始めたのは3分過ぎ。バックスピンコンビネーションを叩き込むと、フラフラと立ち上がる美人にトップロープで「イェーイ!」アピールからのミサイルキック。
そのままロープへ振り、必殺のベリーロールニールキック!一気に決めるかと思われたが、やすやすと負けるわけにはいかない美人。
ショートレンジラリアートからドラゴンスリーパーで締め上げる。そしてツームストンの体勢に(ここで場内暗転)マキシの脳天がマットに突き刺さる音が。
ダウンしているマキシの口元がほころんでいるように見えるのは気のせいか・・・。
チャンスと見たか、弱り目のマキシに延髄斬りを食らわさんと溜めを作った瞬間、マキシの鋭いハイキックが!
そのままこだわりのドルフィンクラッチへ・・・3カウント!マキシマム、文句無しで勝利。

●美人(5分9秒ドルフィンクラッチ)マキシマム○

試合後、マキシマムの口から訳の分からないコメントが。
「いや〜、今まで生きてきて、こんなに幸せな思いをした事はありません!
 ということでこれからしばらくはムサい男とは試合したくないです。ONLも女子レスラーが増えてきてる事だし、いろんなとこにちょっかい出してみたいな、と」

勝手にしてくれ。
←トップに戻る

「バトルヒムズ」発表!
2月初シリーズ「バトルヒムズ」対戦カード&招聘選手発表
M.O.W (大スポ 谷町記者)【1998年02月04日(水) 20時54分】

この度、M.O.Wはかねてから噂のあったシリーズ制を導入する事になった。
初のシリーズは「バトルヒムズ」と銘打たれ、2月の9、11、14、17日の日程で全四戦。開幕戦は聖地・遊楽園ホールで、最終戦は武闘館にて取り行われる。
それに伴って最終戦以外の全カード発表と、他団体からの招聘選手発表の記者会見がなされた。
以下のとおりである。
ちなみに最終戦で決まっているカードは魚頭-CB戦のみである。


2月「バトルヒムズ」シリーズ招聘予定選手

◆“夜更けのランナウェイ”ボン・ジョンボビ (横浜プロレス)

◆“アメリカンプロレスの裏のドン”ミスターCB (JRA)
◆“JRAの鉄砲玉”新山 信太郎 (JRA)


2月「バトルヒムズ」シリーズ 対戦カード
開幕戦--------------------------------------------------------
▼メーン タッグマッチ・60分1本勝負
 海崎 礼爾 & ボン・ジョンボビ (横浜プロレス)
        VS
 ストロング猛鬼 & トニィ・リトゥル

▼第4試合 6人タッグマッチ・60分1本勝負
 音無 誠次* & 稲葉 開山* & 土門 康平* (*=サイレント・コア)
         VS
 左近 番斎-『漢』& 大和 鉄之助-『漢』& 門仲 伝奇

▼第3試合 ジュニアシングルマッチ・15分1本勝負
 ピッコロ・ザ・スーパースター VS モータル・アベンジャー

▼第2試合 タッグマッチ・30分1本勝負
 ミスターCB (JRA) & フレデー・M
      VS
 魚頭 玉三朗 & 新山 信太郎 (JRA)

▼第1試合 シングルマッチ・15分1本勝負
 東京ZIN VS 鹿嶋 嘉晃

第2戦--------------------------------------------------------
▼メーン タッグマッチ・60分1本勝負
 海崎 礼爾 & 門仲 伝奇
      VS
 左近 番斎 & 大和 鉄之助

▼第4試合 -特別試合- シングルマッチ・時間無制限1本勝負
 音無 誠次 VS 土門 康平

▼第3試合 45分1本勝負
 ストロング猛鬼 & ピッコロ・ザ・スーパースター
          VS
 トニィ・リトゥル & ボン・ジョンボビ

▼第2試合 タッグマッチ・30分1本勝負
 ミスターCB & フレデー・M & モータル・アベンジャー
      VS
 東京ZIN & 魚頭 玉三朗 & 新山 信太郎

▼第1試合 シングルマッチ・5分1本勝負
 稲葉 開山 VS 鹿嶋 嘉晃

第3戦--------------------------------------------------------
▼メーン AOAヘヴィ級王座挑戦者決定戦・時間無制限1本勝負
 ストロング猛鬼 VS 左近 番斎

▼第4試合 タッグマッチ・60分1本勝負
 海崎 礼爾 & 土門 康平
      VS
 音無 誠次 & 稲葉 開山

▼第3試合 6人タッグマッチ・45分1本勝負
 トニィ・リトゥル & 大和 鉄之助 & ミスターCB
         VS
 ボン・ジョンボビ & 門仲 伝奇 & 魚頭 玉三朗

▼第2試合 ジュニアタッグマッチ・30分1本勝負
 ピッコロ・ザ・スーパースター & 東京ZIN
          VS
 フレデー・M & モータル・アベンジャー

▼第1試合 シングルマッチ・15分1本勝負
 新山 信太郎 VS 鹿嶋 嘉晃

-------------------------------------------------------------
御覧の通り、JRAから新山とCB(JRA内ではフリー)が全戦参戦。CBは魚頭との一騎討ちを念頭に置いた前哨戦が中心。新山はM.O.Wの新人達の輪に入り、CBとも対戦するがこの中で存在感を埋もらせずに活躍できるのか?

そして、いまやすっかりビッグネームになったボン・ジョンボビが今シリーズに初参戦。全戦に参戦。
タッグ試合にしか出場しないが開幕戦ではマブダチのトニィとタッグながら対決。第2戦ではチームを組んで猛鬼&ピッコロと対戦。が、第3戦では再び敵同士となり、合いまみえる。最終戦ではどのようなカードが組まれるのか?

注目の試合だが、まず開幕戦の第1試合に見なれない名前があるのに気付いたであろうか?そう、鹿嶋 嘉晃。新人である。この試合はまさしくデビュー戦で、ZINとのシングル戦。どんなファイトを見せてくれるのだろうか?

第2戦目の特別試合は音無と土門戦。このカードは先日の道場マッチを経て、音無からフロントに要請されたカードで、注目のサイレント・コア対決である。また、第3戦・第4試合では海崎と組んで音無&稲葉とも対戦する土門。この試合を通して土門は実績を勝ち得られるのか?

M.O.W認定ヘビー級王座の正式名称がAOAヘヴィ級王座に決定した。
そして、海崎の初防衛戦の相手だが、逆指名の形で番斎がチャレンジャーになる方向にあったが、先日のインタビューにある通り番斎はそれを突っぱね。猛鬼とやれと発言。しかし、猛鬼もNEOでゴーストマンに惨敗。簡単に猛鬼が挑戦者とは行かなくなったのである。そこで、番斎VS猛鬼という挑戦者決定マッチを行う運びになった。つまりこの試合の勝者が挑戦者となる。番斎はあまり乗り気ではないが、猛鬼はゴーストマン戦敗北でのイメージダウンを一気に一掃しようとの狙いがあるため、下手をすれば番斎はただの対戦相手になりかねない。ここは番斎にとっても正念場となる。かませ犬でないと訴えたなら・・・。


初のシリーズ戦。果たして吉と出るか、凶と出るか。開幕戦が待ち遠しい。
←トップに戻る

7分36秒の逃走
ターザン、まことに結局は快勝!!
ゼーレ (ホークマン記者)【1998年02月04日(水) 20時44分】

第三試合は当初エアガイツVSクラッチャーまことだったがエアガイツの一身上の都合によりターザン・ヤマモトVSクラッチャーまことに変更された。一身上の都合ってなんだよ、おい!

まこと、先に入場。早くも一歩引いている(3歩ぐらいか?)。ターザン、今日もアホな顔まるだしでリングイン。考え様によっちゃあ、エアガイツよりたちが悪いです、ターザンは。まことは無事帰還できるか!?

試合開始。なんと、まことの両足タックルがターザンを捕らえる。おい、ほんとかよ!?その後もバンバン片足タックルを決めるまこと。ターザンの裏拳は空を切りまくり。まことすべて避ける。すごいよ、まことさん!!まこと、バックに廻ってはロープに振る。それの繰り返し。組んで技を仕掛けるのはまことなのだがいかんせん攻撃をしないため試合が進まない。ターザンの裏拳は相変わらず当たらない。うーん・・・。3分すぎからフォールをねらうようになるまこと。バックに廻り逆さ押え込み。カウントが1にも満たないうちに返してしまう、ターザン。いつ終わるんだよ、この試合。
直後にターザンの裏拳、初ヒット。吹っ飛ぶまこと。捕らえて必殺の背骨折り。まこと声にならない声を上げる(いつもよりさらに小さいため、なにも聞こえない)。しかし今日のまことはちょっとちがう!!首固めを連発!!おい、まさか勝つつもりか!?しかーし、背骨折りを連発され、半べそ状態のまこと。呼吸を整える回数が多くなってくる。その時をねらってターザンの裏拳が連続でヒット!!豪快に吹っ飛ぶまこと。この辺にプロ意識が見える!?!?
なんと、とっくに5分経過し7分に。相変わらずまこと逃げまくり。倒されては顔面を思いっきり踏みつけられ、巨体を浴びせられる。だんだん、かわいそうに思えてきた(最初からか?)。ふとみるとまことグッタリ。ターザン、勝利を確認したのかコーナーからダブルニー!!まこと、死ぬ寸前か!?起こされ裏拳、そしてケンカラッシュから超肉弾・・・。これにてジ・エンド。
7分36秒 超肉弾プレスからターザンヤマモト選手の勝利!!
だけどよく7分36秒も逃げたもんである。

まことにとっての真の地獄は試合後に訪れた。やっぱり、こうなる運命なのか!?
←トップに戻る

正統派新軍団 R−Xって何!?
吉川、青田の原爆固めに沈む
ゼーレ (ホークマン記者)【1998年02月04日(水) 20時13分】

第一試合は置いといてまずは第二試合から

エアガイツが来れないということでカード変更が発表されたがまったくブーイングなし!エアガイツ、居てもいなくてもいっしょってことである。

AFWから初参戦の吉川竜司選手が先にリングイン。上半身の筋肉がかなり際立つ。最初対戦予定だったターザンばりの筋肉である。
で対戦相手だが青田昇という名前。名前はどうでもいいんだが彼はゼーレを解雇された16人の1人である。今回選手不足のため急遽呼び出されたそうだ。お互いどんな選手かを知る由もなく、様子を見るように静かに試合は始まった。
まずは青田はソバットを放つ。これは空を切る。吉川は青田を倒しては各種エルボー攻撃で攻める。立ち上がった青田はダブルアームの体勢。早くもタイガードライバーか、と思わせたがもちろん吉川はこれを返す。
その後吉川、コーナーに振る。なんと早くもスペースローリングエルボー!!まだ1分もたっていない。青田もビックリしている様子。これを見る限り吉川に緊張の色は見られない。身体はそこそこ大きい割によく動く選手である。
青田も負けてはいない。自分のペースに持ち込むために腕ひしぎや脇固めで攻めていく。青田はストロングスタイルを目指していたが、会社はそれでは今の時代客は呼べないと、青田を解雇。今日は意地でもストロングスタイルを貫くつもりである。
吉川の攻めは多彩である。コーナーに追いつめて串刺し浴びせ蹴り。ダウンしたところにラウディングボディプレス。飛び道具を使った後は力を示すかのようにリフトアップ。そしてまたコーナーにのぼり、ローリングセントーン・・・これはかわされる。青田も反撃の機会を伺う。吉川のノーザンねらいをDDTでかえし、起こして元祖バックドロップ。これで一気に流れが変わってしまった。吉川が起き上がったところに冴刃ばりの大車輪キック!!そしてバックを取りドラゴンスープレックス。さっきまでの劣勢がうそのような反撃の速さである。
吉川も雪崩式フランケンかなにかをねらうがこれを弾き飛ばされ、逆にタイガードライバーを食ってしまう。これは2で返す。青田、一気にたたみかける。吉川のボディのパンチを連打、起こしてバックをとる。またドラゴンか!?食らうまいと吉川もバックに廻る。お返しに得意のドラゴンか!?これも青田、バックに廻り回避。そして青田のジャーマン、炸裂!!最高のブリッジが弧を描き、レフリーがカウントしやすい位置だったため、なんとこれで決まってしまった。
「5分ジャスト、原爆固めにより青田昇選手のかちー」
敵地で初戦を飾れなかった吉川だが、自分の持ち味は出せたのではないだろうか?もちろん、今日の姿がすべてではあるまいが。

試合後、青田マイクと掴む。
「えー、きょうはリングに上がれてとてもうれしいです。吉川選手、ありがとう!
僕はゼーレを事実上解雇されたわけですが、もっとこのリングに上がりたいです!!そう思ってるのは僕だけじゃありません。みんなあがってきてください。」
そうすると観客席で見ていたシャルルマーニュ部長と源 静夫がリングに上がってくる。
「ここにいる部長も源さんも僕と同じように解雇されました。解雇されたのはストロングスタイルを目指してきた人たちばかりです。会社はストロングスタイルを排除しようとしました。基礎がしっかりできなくてどうするんですか!?受け身ができてないのに危ない技ばかり使っていいんですか!?レスラーが頭から逆さまに落とされるのだけを見にアナタたちはプロレス会場にきてるんですか!?実際、部長や源さんがいなくなったらゼーレの道場で誰が基礎を教えるんですか!?部長も一言いってください。」
部長「いまプロレス界はおかしくなってきています。客が入れば、金が儲かれば会社はいいかもしれないけど『プロレス』そのものが崩壊しますよ、このままじゃ。このプロレス界でもっとも内部が壊れてるのははっきりいってここ、ゼーレです。一番腐敗してるところから立てないしていかなくてはならないと私たちは思うのです。そのために私たちは解雇された身でありますが、こうしてゼーレのリングに立っているわけであります。」
源「青田君や部長がいったとおり基礎をしっかりできないものはプロレスラーではありません。私たちはストロングスタイルをどうにかここゼーレにも残していきたいのです。ちゃんとしたプロレスラーを後世に残していきたいのです。このまま21世紀になるとしたらプロレスそのものがまったく違うものになってしまうとおもうのです。」

三人の熱意は客にそこそこ伝わってる模様。「そうだ!!いいこと言うぞ!!」「ストロングスタイルを消さないでくれよ!!」などといった賛同の声が飛ぶ。

青田「皆さん、ありがとう。皆さんの応援があればこのリングにまた立てると信じています。一応、解雇された6人でこれから活動していきたいと思っています。きょうはありがとうございました。」
部長「これは新しいグループと思ってもらって結構です。軍団名も考えてあります。さ、源君。」
源「ズバリ、名前は RESTRACTION−X です。」
青田「ストロングスタイルとかけ離れてるとお思いの方もいるとは思いますが、この名前は別にふざけている訳ではありません。私たちはリストラの名のもとで解雇されました。リストラの本当の意味はRESTRACTION、つまり再構築。新たに立て直すと言う意味です。レストラされたものがストロングスタイルをもう一度立て直すという意味から RESTRACTION−X にした訳です。これからこのR−Xをどうかよろしくおねがいします!!!」

三人は最後に深々と頭を下げリングを降りた。観客の暖かい拍手に包まれ三人は会場を後にした。

ゼーレにまた新軍団が結成された。RESTRACTIO−X。『んを』とはまったく違った角度からプロレスを考えさせられる。観客の支持は上々。実際、試合でストロングスタイルを見せていくことができるか?そこにかかっているだろう。
←トップに戻る

最悪の旅、完結!!
ひどい茶番だ・・・。見慣れた熊とインチキ試合。
ゼーレ (ホークマン記者)【1998年02月04日(水) 17時49分】

(なぜかここから日記風)
1月29日
アトランタについたらやっぱりWWCが興行をやっていた。試合開場にいってみると大盛り上がりだった。俺も中に入ろうとおもったら「チケットもってますか?」と係りの人にいわれた。この町ではまだまだ俺も有名じゃないらしい。一発、はり手を食らわして勝手に中に入った。
ちょうど試合はアステカ・ドラゴンさんとブラックカイザーの中身の人がクルーザー級かなんかを懸けて戦っていた。どうやらアステカさんがドラゴンスリーパーで勝ったようだ。アステカさんはこっちでもすごい人気だ。その次の試合は阪田さんとDDPのシングルだった。日本のファンは見たいだろうなと思いつつ見てたけどあっさりDDPがDカッターで勝ってしまった。なぜあんな奴が人気者なのか俺にはわからない。サカタロックが見たかったが3分ちょっとで終わってしまったため見れず。
試合後、無断で控え室に行ってみるとたくさんレスラーがいた。ドゥガンもマッチョマンもさすがにデカイ。みんな『んを』をぱくったようなTシャツを着ている。なんかやな気分だ。そのとなりに外国人控え室が会ったので入ってみるとアステカさんと阪田さんがいた。二人とも初対面だったが「『んを』のエアガイツです」というと笑いながら暖かく受け入れてくれた。ベルトを取ったアステカさんは特に上機嫌のようだ。クラウザーさんに会ってきてこれから熊を倒しにいくということを話したら大笑いしていた。アステカさんも阪田さんもいい人でいろいろプロレスの話を聞かせてもらった。
その夜はアステカさんのおごりで阪田さんと3人で晩飯を食った。クラウザーさんの話じゃないけどこっちのビーフとコウベのビーフはぜんぜん違う。味わう暇もなくたくさん食った。俺の様子に阪田さんも唖然としていた。なにせ太平洋横断中になにも食ってないから腹がペコペコだった。だけど後で「食いすぎだ!!」とアステカさんに怒られた。今日は二人とも同じ部屋のようでちゃっかり俺も泊まらしてもらった。

1月30日
朝、起きたらアステカさんも阪田さんもまだ爆睡中。どうやら俺が寝た後も二人で飲んでたようだ。朝御飯を食べてお礼を言って帰ろうと思ったらアステカさんが途中まで連れてってやるといってくれた。なんてやさしいひとだ!!ふつうなら遠慮して「結構です」と断るとこだろうが俺の辞書に遠慮という文字はない!!明日ミネアポリスで試合というのでそこまで乗せていってもらうことにした。
車での長旅は疲れるだろうなと思いつつ乗っていた。運転手はあの営業部長兼広報部長のマグナム君である。アステカさんとマグナム君の会話はコントを見てるようで面白かった。アステカさんに「マグナム、いらないからあげる」と言われたので、誘ってみたら「『んを』?なんすか、それ?」と一蹴された。マグナム君にまで馬鹿にされてしまった。こっちまでは『んを』の活躍ぶりがまだ伝わってないらしい。
ミネアポリスについたらアステカさんは試合なので降りた。俺も降りようかと思ったらアステカさんに「カナダまでマグナムに送ってもらっていいよ」といわれたのでまた遠慮なくカナダまで連れてってもらった。マグナム君と二人きりになると昇竜門のおもしろエピソードをたくさん聞かせてもらった。こんな話を聞いたら昇竜門には行く気になれないと思うような過激なものばかりだった。しかもほとんどマグナム君の自分の話。自分が問題児だということは承知しているようだ。だけどマグナム君もいい人である。

1月31日
朝、カナダについた。ここで俺のビッグプロジェクトは発動しはじめる。アラスカではないが、ここカナダをアラスカと偽るのだ!!雪がたくさんあれがどこもいっしょである。
「最強の熊を知りませんか?」と書いてあるボードを首から下げる。ちょっとするとここにすんでいる邦人という設定のマグナム君が来て場所を教えてくれた。ここまでやってくれてありがとう!マグナム君!!
マグナム君には日本に来たときにフーゾクに連れていってあげることとキン肉マンの裏ビデオ(今は無き戦ってるときのビデオ。マニア必見)をあげることを約束した。マグナム君は無邪気な笑顔を見せてミネアポリスに帰っていった。本当に感謝してます。マグナム君、そしてアステカさん。
マグナム君から教えてもらった偽の場所に向かうと、そこにはもう俺の用意した熊が二匹待っていた。タンパにいるときに日本に電話してわざわざカナダに来てもらった。
そう、1匹はゼーレの某シロクマともう一匹は某帝国の熊である。本当はもう一匹呼んだが(某 月の輪熊)、来れなかったようだ。
まあ2匹いれば十分である。打ち合わせ通り熊には噛むふりをしてもらった。なかなか演技派だぞ、某帝国の熊!!それに引き換えウチのクマは本気で噛みやがった。バカヤロー!!
最後はお約束の延髄斬りで二匹まとめてピンフォール!(52秒 体固め)エアガイツの勝ち!!
帰ったらサミーにお礼を言っておこう。インチキ試合でもなんでもありだ!!寒いので1分もやらなかった。あ〜さぶぅ〜・・。だけどこれでバッチリだろう!!どこからどう見てもアラスカで最強の熊と戦い、そしてみごとに勝利を納めた映像である。エアガイツ最強説の誕生だ!!はっはっはっはっは。
さっさとハングライダーで帰ろう。


ここで日記は終わっている。実にひどい旅である。これは放送されないという。と、いうかできない。誰も見たいひともいないだろう。
1月31日なのでドイツには間に合うであろうとおもったが・・・・
←トップに戻る

フロリダでのその後・・・
ドイツ大会の前にこれを書かなきゃ・・・
ゼーレ (ホークマン記者)【1998年02月04日(水) 16時26分】

エアガイツ、うなぎを持ってクラウザー邸へ。
その途中、偶然にクラウザーと遭遇。ガイツ、クラウザーの愛犬ジャンゴを蹴り飛ばしてしまう・・・

クラウザー「大丈夫か、ジャンゴ。よしよし・・。」
ガイツ「あっ、クラウザー。お久しぶりですぅ。」
クラウザー「WHO?ジャンゴを蹴り飛ばしたのはお前だな。許さんぞ!!」
ガイツ「すいませんでした。お許しを。クラウザー様。」
クラウザー「知らない人にこんな道端で土下座されても困るぞ。」
ガイツ「クラウザーさん、俺っすよ、忘れたんすか。ジャーマンいろいろ教えてもらったじゃないっすか。」
クラウザー「私はこんな頭の悪そうなボーイに教えた記憶はないぞ。ジャンゴを蹴るような、モラルのないやつは嫌いだ。」
ガイツ「(マスクを脱ぐ)覚えてないですか!?」
クラウザー「知らんといったら知らん」
ガイツ「ついにボケたか、クラウザー!!ダァー!!(延髄!)」
難なくかわすクラウザー、倒れたガイツの腕を取って一捻り!
ガイツ「まだまだボケてはいないようですね、クザウザーさん。ちょっと試してみただけです。イタタタタ・・・は、はなしてくださいよー、痛いっす。」
クラ「ボケるわけないだろ!私は毎日トレーニングつんでるんだから。で、ユーは誰だっけ?」
ガイツ「やっぱりちょっとボケてるみたいですね。エアガイツですよ。EHRGEIZ!イタタタタ・・・・・」
クラ「そうか、なんかいたような気がするな、そんなやつが。お前か。勝手にエアガイツは使わないで欲しい。私の好きの言葉なんだから。」
ガイツ「名乗っていいっていったじゃーん。ねー、いったよねー?」
クラ「なんだ、こいつは、まったく。こんなやつにスープッレクスを伝授した自分を恥じるよ。」
ガイツ「まあまあそんなこと言わないで、これをもってきたんですよ、今日は。クラウザー先生の好物ですよ。」
クラ「なにをもってきたんだ?」
ガイツ「うなぎ・・・って早く離してよー。痛いっつーの」
クラ「OH−!!うなぎはグットだ!!」
ガイツ「離せっつーの!!!」
クラ「てこの原理だ、ハッハッハッハー!!」
ガイツ「その話は何回も聞いたよ・・・・。早く離せ!コノヤロー!!」
クラ「ギブアップか?(笑)」
ガイツ「ギブアップ・・・・」
クラ「やさしくしたつもりだがね(笑)。で、うなぎは?」
ガイツ「これです(といって硬度10のうなぎを差し出す)」
クラ「なんだこれは?固いじゃないか!!」
ガイツ「捕まえようとしたら固くなっちゃいました」
クラ「こんなうなぎいらん!!(激怒)。私を騙すのもいいかげんにしろ!!」
ガイツ「これ本物ですぅ。しかもダイヤになってるから普通のうなぎより高んですってば。」
クラ「食べれなきゃ意味がない!!」
ガイツ「そうですけど・・・貴重ですからこれは。せっかく自分で取ったのに・・」
クラ「いらないといったらいらない!!」
ガイツ「相変わらず頑固なおやじだな。」
クラ「で、それだけか?」
ガイツ「なんか冷たいなあ、クラウザーさん。」
クラ「私もユーといつまでも遊んでられるほど暇じゃないんだよ。」
ガイツ「いまから熊を倒しにいくんですけどなにか必殺技を教えてください!!」
クラ「熊?自分で倒そうとおもったのか?」
ガイツ「いや日本のTV番組です。」
クラ「・・・・ビジネスで来たのか・・・。最近はだれも来てくれないからユーが来てくれてほんとはちょっと嬉しかったんだが・・・ビジネス、マネーがないと、もう私のところには誰も来ない・・・・。みんなビッグネームになったら来なくなってしまう。ハヤマ、ヤマト・・・サエバのそうだ。変わらないのはカジワラだけだ。カジワラ イズ ナンバーワン!!ミトもミツルもマイサンだ!!」
ガイツ「俺は?」
クラ「ユーはNOだ!!ハッハッハッハ!!」
ガイツ「NO?ひどいよー!!」
クラ「サナダと同じだ。よかったな。ハッハッハッハ!!」
ガイツ「そういえば真田さん、ニクソンとの再戦が決定しましたね。」
クラ「まあ、サナダがもう一回やればどうにかなるだろ、あんな臭いヤツらは。」
ガイツ「相当嫌いですよね、クラウザーさんはステイシーのことが」
クラ「YA!あいつらのどこが強いんだ!?しかもすぐマネーのことだ!それしか考えていない!!それにやつらのやることと言ったらただ寝ることだけじゃないか。下にもぐって極められないで、じっとしている。あんなもの私だったらすぐ極めるよ。」
ガイツ「おお、さすがはクラウザー。とにかくすごい自信だ!!」
クラ「熊だってこの気になれが極めることぐらい簡単だろう。要はてこの原理だ。『操縦棹をくれれば世界を動かしてやる』ってね。(笑)」
ガイツ「教えてくださいよ!!」
クラウザー「これは教えるものではない。見て覚えるんだ!!そんなことより金もうけに走るやつは早く帰ってくれよ。」
ガイツ「そうだ、もういかなきゃ。んじゃまた。」
クラウザー「・・・・なにがエアガイツだ。まったく!!もう2度と来るな!!」
ガイツ「またくるよーん!!バイバーイ!!」
クラウザー「・・・・・」

そしてガイツはなぜかアトランタへ向かうのであった・・・
(いつまで続くんだ・・・・)




←トップに戻る

2・3ドイツ大会結果速報!!!
詳細はのちほど
ゼーレ・ドイツ大会 (ホークマン記者記者)【1998年02月04日(水) 13時36分】

昨日ドイツ、 ヴィルヘルムスハーヘンアリーナで行われた試合結果速報!!
(観衆1万6000人 珍しく超満員)
※諸事情によりカードが一部変更になりました。

◆メインイベント
×ビッグバンスタン・ブローガン、ジル・コリント (7分36秒 胴締めスリーパー) SSS・マシーンT○ ・マシーンU
マシン軍団の圧勝!!コリントなにもできず・・・。やばいぞ、正規軍!!

◆セミファイナル ハワイ無差別級選手権試合
○アランテス・ド・ナシメント(6分17秒 バックドロップホールド)ボン・ジョンボビ×
後半苦戦するも最後は隠し玉バックドロップホールドで見事勝利!!初防衛、成功!!

◆第4試合 タッグマッチ
×アンドレ・ジャ・ザイアント、ポイズン・ジャイアント(7分58秒 サダウロック)グレート・ガマV6、サダウ・ポッテムットソン○
なんかすごい試合だった、いろんな意味で(笑える試合はそうないぞ!)。チーム息切れ早くも解散か!?!?

◆第3試合
○ターザン・ヤマモト(7分35秒 超肉弾プレス)クラッチャーまこと×
諸事情によりエアガイツが来なかったためカードが変更。まことは7分以上逃げまくった。試合後、やはりアイツが・・・・。ひどいよ!!

◆第2試合
○青田 昇(5分 ジャーマンスープレックス)吉川 竜司×
ターザンが第3試合になったことで吉川の対戦相手はゼーレの正統派、青田に変更。誰だそれ!?しかしなかなかのいい勝負となった。試合後、また軍団・・・・。ゼーレは試合後のエピソードが多くて困る。軍団多すぎ!!

◆第1試合
惣流アスカラングレー(無効試合)碇シンジ
はぁ・・・・

全体を通し、今回もかなりひどかった・・・。
←トップに戻る

1・30 WWWWA定期興行メインイベント結果など
WWWWA (八女記者)【1998年02月04日(水) 11時40分】

第八試合
WWWWA 世界ヘビー級選手権試合&Arugak会長職争奪三番勝負第二戦
○ キリコ・キュービィー (4分26秒 KO) Arugak ×

キリコ・キュービィーが第三代WWWWA 世界ヘビー級チャンピオンに。
く〜り〜ST、会長職も防衛。
============================================================
大会後、WWWWA総会が開催され、以下の発表が行われた。

・シアトルに本部がうつされ、World Champion Divisionのランキング戦などは本部WWWWAアリーナで行われることとなった。
・く〜り〜ST会長を解任。後任はなく合議制となる。く〜り〜は、今後WWWWAの一会員として自分のテリトリーで活動を続けるであろう。
・解任の理由として、ティファナ興行の大赤字に続き、1・30大会も赤字(タンク・バイソンのギャラがメチャクチャ高かったらしい)、スーパーフライの試合中の事故などが挙げられた。
・く〜り〜のテリトリーであるFEWは名称を変更する予定。International DivisionとTV Champ Divisionの選手およびWWWWA本部から送り込まれる選手で興行を行うとのこと。
←トップに戻る

2・15大会カード決定!とビッグ・モアへのインタビュー
AFW (YAN記者)【1998年02月04日(水) 05時48分】

AFWの2・15大会の対戦カードが決まった。

第一試合 シングルマッチ15分1本勝負

山田 年男 VS ダスティ・マクマイケル

第二試合 シングルマッチ30分1本勝負

ラスト・テンプラー VS B・バッカス

第三試合 シングルマッチ30分1本勝負

ビッグ・モア VS 荒田 英雄

セミファイナル タッグマッチ60分1本勝負

サイコ・ファントム VS ダンク ・ブルーガー
吉 川 竜 司 ランディ・ブルーガー

メインイベント 電流爆破時限爆弾デスマッチ15分1本勝負

オーディン VS ラルカン・ファウスト

以上である。

今日私はAFWの道場で短い時間だがビッグ・モアにインタビューをすることにした。

YAN
「 どうも、ビッグ・モアさん。他団体への大会出場おめでとうございます。」
B・モア
( モシャモシャモシャ・・・)
YAN
( ・・・!! あれっ、鮭食ってるキャラクターじゃなかったんだ。)
B・モア
( モシャモシャモシャモシャモシャ・・・)

30分経過

YAN
「 あ・あのー。」
B・モア
( モシャモシャモシャモシャモシャ・・・)
YAN
「 モアさん?」
B・モア
「 ・・・竜司(ポツリ)。」
YAN
「 ヘっ?」
B・モア
「 竜司のとこ先に行ったダスね。」
YAN
「 えっ・いや・あの・・・。」
B・モア
「 弁解は聞きたくないダス。もう帰るダス。」
YAN
「 お・大物は最後にということで・・・。」
B・モア
「 ふーん、そういう事なら聞いてやらないこともないダス( ちょっとうれしい)。」
YAN
「 ほっ、それでは。NEO GONGSですがシリアス路線という事でモアさんとはあわないのではないでしょうか?」
B・モア
「 オレッチの口調を言ってるダスか?」
YAN
「 いいえ、全部です。(キッパリ)」
B・モア
「 ・・・・・・これインタビューダスね?」
YAN
「 もちろんです。」
B・モア
「 ・・・・・・帰るダス。」
YAN
「 ああっ、ちょっとまだ途中です。」
B・モア
「 普通インタビューっていったらもっと気持ちのいいものダス。」
YAN
( そうだっけ?)
B・モア
「 今度はちゃんとやるダスよ。」
YAN
「 は・はい。では最初に戻りNEO GONGSの事ですが・・・。」
B・モア
「 BAW!! NEOだろうが2・15で戦う荒田だろうがオレッチのスープレックスにかかれば即KOダス。 陸に上がったサーモンのようにしてやるダスよ。」
YAN
「 り・陸に上がったサーモンですか・・・。」
B・モア
「 そうダス! オレッチにかかれば・・・。」
YAN
「 あっ、テープがもう残り少ない様ですのでこれでお終いとゆうことで。」
B・モア
「 ・・・・・・もうダスか。」
YAN
「 どうもありがとうございました。」

こうして私YANは会社へと急ぐ、しかしあの部屋は生臭かった。


←トップに戻る

高い高い壁・・・
R.R.R自主興業第2段、グルーサム戦リポート
R.R.R (週刊Fプロ記者)【1998年02月03日(火) 02時14分】

1月28日、東京都葛飾橋病院体育館 観衆250人

−−−R.R.R自主興業第2段無事終了・・・・とはいえないだろう。
通常の試合、及びタイトルマッチは週刊Fプロで伝えることが決定しているが、暗い記事だけの雑誌は作りたくなかったので、本当はこの号に載せたかった。(週刊Fプロ記者)−−−

この日行われたガーディアンVSゴーストマン戦をリポート、ガーディアン選手のコメントは次回発売の週刊Fプロにて載る予定である。スパイディうづき氏のコメントはどうなるのか?

<週刊Fプロ増刊号>
←トップに戻る

1月興行詳報
A.L.アルテミス〜月燈〜 (後編)
アスリーツリーグ (憲作記者)【1998年02月03日(火) 00時34分】

第4試合 斎藤 多夏史(カドモン・般若) 対 氷野 将也

 ゴングが鳴ると、まずは自己紹介とばかりに氷野は大外刈りから裸絞めへ。対する斎藤もニーリフトから後頭部に膝を落としていく。お互いの得意なパターンを披露し合い、好勝負への期待を感じさせた。その後も斎藤はニードロップ、氷野は裸絞めを軸に、同じような展開が延々と続く。
 1分半ごろから様子が変わってきた。斎藤がサッカーボールキックで氷野をのけぞらせると、氷野はSTF、サソリ固めと2倍にして返していく。
 しかし、氷野はやはり裸絞めにこだわりを見せ続ける。大外刈りから裸絞め。払い腰から、一本背負いから…、まるで他の技を忘れてしまったとでも言うように、裸絞めを繰り返す。流れを変えたい斎藤がジャイアントスイングに。これはバランスがやや悪く、4回転しかできなかった。めげずに斎藤は脳天唐竹割り、サッカーボールキック、そしてフロントネックロック。リング中央のいい位置で決まったが、氷野はなんとかこれをはね返した。
 3分30秒、バックに回った氷野が斎藤を高々と担ぎ上げ、豪快なバックドロップ。受け身を取り損ねダメージの大きい斎藤に対し、必殺のストラングルホールドγで追い込む。ロープに逃れた斎藤をリング中央まで引き摺り戻し、再三ストラングルで締め上げていく。前半の裸絞めのダメージもあり、斎藤はかなり苦しそうだ。
 フィニッシュ直前、斎藤もキックで反撃を試みるが、もはやスタミナが残っていないのは記者席から見ても明らかだった。結局氷野が腕ひしぎをがっちりと極め、斎藤は無念のギブアップ。氷野の渋いこだわりが、斎藤の気迫を打ち砕いた。

   ●斎藤{5分6秒 腕ひしぎ逆十字固め}○氷野

 氷野のコメント:やっぱり、相手のことがわからなくて怖かったスからね。自分の一番頼れるものに頼るしかなかった。次からは、もっといろんなものを出していきたいスね。


第5試合 新田 英二 対 キース・ガードナー

 メインイベントを務めるのは、A.L.の前身である「竜虎塾」での兄弟弟子にあたるこの両者。師匠にあたる小磯会長も本部席で見守るなか、リング中央でしっかりと握手を交わし、試合が始まった。
 お互いに手の内はわかっているだけに、さして警戒する様子もなくいきなり激しい打撃戦。手数はキースの方がやや上か。しかし新田もまだ余裕を持って受けている感じだ。いくつかいいのが入るが、構わず打ち合いに持っていく。
 1分15秒、キースはタックルでテイクダウンするとヒールホールドへ。このあたりは、母国オーストラリアに帰ってから磨いてきた技術なのだろう。位置的にはロープブレイクになりそうだったが、レフェリーのチェックが入る間もなく自ら切り返す新田。膝蹴りで倒すと、キースの顔面を容赦なく蹴っていく。
 激しい打撃戦が繰り広げられるなか、4分過ぎハイキックラッシュからの腕ひしぎを新田が決めるが、ロープブレイク。今度はキースのクルックヘッドシザース。そして5分過ぎ、キースの掌打が新田の顔面を完全に捕らえた。新田が膝からくずれ落ちる。フラフラになった新田を担ぎ上げると、キースはリング内をフルに使ってのランニング・パワーボム!カウント1、2、3か!?いや、寸前のところで新田の肩は上がっている。
 歯を食いしばって立ち上がった新田は、体ごと叩きつけるようなミドルキックからフライングニールキックへ。今度はキースがダウンだ。
 これでなんとか息を吹き返した新田は、キースが自力で立ち上がるのを待つと、一気にバックを取ってジャーマン。カウント2で返すキース、いよいよ試合はラストスパート。キックで倒し、関節を取り合う。そして最後は片羽絞め。新田がキースを振り切った。

   ○新田{7分23秒 片羽絞め}●キース

 キースのコメント:オーストラリアで練習して強くなって、もうエイジにも勝てると思っていたのだが…エイジはその私よりさらに強くなっていた。もっと練習して、今度こそ勝ってみせる。

 新田のコメント:いやぁ、しんどかった。キースは昔より強くなってたよ。まあ、いつかまた闘らないといけないね。

 小磯会長のコメント:2人とも内容はまだまだ幼稚だが…、今は、ご苦労さんと言っておきますかな。また明日からみっちりと練習させて、もう少しマシな物をお客さんに見ていただけるよう、私も努力します。本日はありがとうございました。
←トップに戻る

フロリダあっさり到着!
中途半端はよくないぜ、ベイビー!!
ゼーレ、フロリダ (ホークマン記者)【1998年02月02日(月) 20時59分】

太平洋上空・・・・

ガイツ「さぶっ!!風船おじさんの気持ちわかるよ、まったく。これでフロリダいけんのか!?」
前方に雲が・・・・
ガイツ「うわぁぁぁぁ・・・・」
上昇気流に巻き込まれる・・・・・
ガイツ「うわぁぁぁぁぁ・・・・・・。到着!!着地成功!!」

とまあ簡単にフロリダについてしまいました。

ガイツ「クラウザー邸はどこだ!?キョロキョロ??」
犬A「ガルルルルルゥゥゥゥゥ・・・」
ガイツ「出たな、暴れこまいぬ!!ダァー!!」
犬A「ガウ!!」
ガイツ「よわっちいのお、最近の若いもんは・・・」
そのとき
クラウザー「おー、ジャンゴ大丈夫か!?!?」

じかんの関係上ここまで
中途半端でスイマセン。
←トップに戻る

ガイツうなぎ入手!そしてフロリダへ!
またしてもくだらなさ爆発!!ガイツ、ここにあり!
ゼーレ (ホークマン記者)【1998年02月02日(月) 18時35分】

エアガイツはうなぎを求めて浜名湖へ向かいました

浜名湖にて
ガイツ「うーなぎ、うなぎ。何見てはねるー。ったくなんでうなぎなんだよー。クラウザーがうなぎ好きなの誰も知らねえっつーの!!やってらんねーよ!!」
裁きの神ジャスティス「突然ですがうなぎのとりかたを説明します。」
ガイツ「裁きの神!?ま、いいや。おしえてー偉い人!!」
ジャ「うなぎが目の前を通ったらAボタンをひたすら連打してください。」
ガイツ「簡単だなー!おう!わかった!!」
ジャ「Aでうなぎをつかんだら今度は逃がさないように、十字キーとA,Bを交互に連打してください。ちょっとこっちは難しいです。」
ガイツ「んじゃ、やってみよー!!」
うなぎが前を・・・
ガイツ「連打、連打!!オラオラオラオラ!!!!」
ジャ「うーん、ちょっと早すぎますね。目の前に来てからです。私が手本を見せましょう。こうです。(といってあっさりうなぎをつかむ)」
ガイツ「う・・うまい!!でっ、弟子にしてください!!」
ジャ「いや、私は弟子を取らない主義で・・・」
ガイツ「なんだ、つまんない・・・。こうっすか?(目の前を通過・・・)AAAAAAAAAAA・・・・。よし!!なんとか捕まえた!!」
ジャ「早く十字キーとA,Bを連打しないと・・・・・」
ガイツ「ウワッ!逃げられた!!」
ジャ「だから言ったじゃないですか。捕まえたらすぐABを連打です。そしてこのかごに入れてください。」
ガイツ「できねえよ!!!」
ジャ「じゃあ、本当のことを教えてあげましょう」
ガイツ「じゃあ、いままでのは嘘だったのかい!!」
ジャ「あながちうそじゃないですけど、こっちのほうが有効です。」
ガイツ「教えて、偉い人!!」
ジャ「うなぎをつかむときのコツはつかもうとする気持ちをなくすこと・・・・うなぎの動く方向にさからわず自分の体をついていかせる・・・・。」
ガイツ「よし!!」
目の前をうなぎが・・・・
ガイツ「オラッ!テエメー!!捕まえたぞ!!」
うなぎ「(ぬるっ・・・)」
ガイツ「そうはいくか、このやろー!!・・・・うなぎの動く方向にさからわず自分の体をついていかせる・・・・。」
うなぎ「(こしゃくなー!!ドロップキック!!)」
ガイツ「肉のカーテン!!」
うなぎ「(ふっ、肉のカーテンがこの私に通用するとでも思ったか)」
ガイツ「くやしかったら攻撃してこい!!」
うなぎ「(ふふふふふ・・・私の怖さを知らないようだな。私が強度を自由に操れるのを忘れたか?)」
ガイツ「こい、コノヤロー!!」
うなぎ「(硬度10、ダイヤモンド!!地獄のメリーゴーラウンド!!)」
ガイツ「ひっかかったな!!ぬるぬるしてないうなぎなんて誰でも採れるわい!!
よっこいしょ。」
うなぎ「うぐ・・・」
ジャスティス「一本!!!エアガイツの勝ち!!」
ガイツ「ヤッター!!!!!!」
ジャスティス「みごとだったぞ、ガイツ。さ、早くフロリダへ!」
ガイツ「むむむむ・・・早く成田に戻らねば。」
ジャ「いやいや、ここからでも行けるぞ。」
ガイツ「ほんとうか!?こりゃうれしい!!でもどうやって!?まさかヘリとか!?」
ジャ「ハンググライダー!!」
ガイツ「・・・・・たけしの挑戦状」
ジャ「そうです。まず、スナックあぜみちでカラオケをしてきてね。」
ガイツ「地図が必要だってことかい」
ジャ「うまく歌えたらまたここに来なさい」
ガイツ「2コンのマイクでアー、アー!!歌えるわけねえだろ!!!」
ヤクザ屋さん「へたくそ!!おい!うるせえなぁ!!出て行け!!」
ガイツ「ダァー!!延髄!!」
ヤクザ屋さん「ぐへっ!!」
ガイツ「地図、入手!!おーい、偉い人!!」
ジャ「おっ、地図取ったのか。じゃあ、ハンググライダーあげる。くれぐれも飛行機乗らないように、落ちるからね。んじゃまた。バイバイ!!」
ガイツ「サンキュー!!偉い人!!ハンググライダーでフロリダへレッツラゴー!!」

ということでうなぎを手に入れたガイツは風にのってフロリダで旅立ちました。
つづく。

←トップに戻る

A.L.1月興行詳報
A.L.アルテミス〜月燈〜 (前編)
アスリーツリーグ (憲作記者)【1998年02月02日(月) 01時37分】

第1試合 有倉 雅史 対 アデミール・オズマ

 オープニングマッチは、これまでシングルマッチ未勝利の2人の対戦。初勝利を目指して、入場の時から気合が乗ったいい表情を見せる。立ち上がりは、両者とも動きが硬い感じだ。大技を狙っているようだが、ダメージが無いうちからこれは無理だろう。
 1分を超えたあたりで、まずはオズマの緊張がほぐれた。ボディスラム、腿キック、もう一発ボディスラムからスリーパーホールド、これはロープブレイク。一方の有倉は、ボディブローから馬乗りになっての掌打、アッパーブロー、正拳突きと自分の得意な攻撃を出すが、ペースを掴むには至らない。
 3分前後、試合は膠着状態に。お互いの技を嫌がり、消極的な試合運び。心ない観客から野次が飛ぶ始末だ。状況を打破したのは有倉。パンチとキックのコンビネーションで攻め始め、野次を収める。しかし焦れていたのはオズマも同じだ。必殺のオズマ・クラッシュ(=ダブルアームホイップ)で有倉をマットに叩きつけると、ストンピングで踏みつけておいてスリーパーホールドへ。ポジションもまずまずだったが、これは有倉が自力で返す。ならばと続けてジャンピングDDTから再びスリーパーに入るが、今度はロープブレイク。もう一歩のところで、波に乗り切れない印象だ。
 4分半、有倉はパイルドライバーでオズマを弱らせると、コーナーに登ってニードロップ、そして必殺かかと落としを見舞う。すかさず逆エビに固めるが、これもロープブレイク。
 5分が経過すると、再びオズマのペース。ペンデュラムバックブリーカーを連発した後、コーナーからのダイビングヘッドバットで有倉の腰にダメージを与える。ここで一気に大技で決めようとしたが、これが裏目に出てしまった。エルボーで返され、背後から後ろ廻し蹴りを喰らう。そして有倉は、伸びのある掌打から最後はブラックカイザーボム。シングルマッチ初白星を挙げた。

   ○有倉{6分14秒 ブラックカイザーボム}オズマ●

 オズマのコメント:最初の試合で、緊張してしまった。私のいい所を見せられなくて残念だ。また次頑張る。
 有倉のコメント:勝つには勝ったが、プロとして恥ずかしい試合。情けない。


第2試合 八島 康彦 対 成田 順

 試合開始直後、成田の掌打で八島が鼻血を出すという波乱の幕開けとなった。これによりペースを奪った成田は、フライングメイヤー、エルボードロップ、掌打と持ち前の小気味いい動きを見せる。八島も打撃技から入っていくが、成田のディフェンス技術が光る。
 1分45秒を過ぎたところで、八島の反撃開始。まずはクロスヒールホールドをきっかけに、アンクルホールド、三角絞め、フィッシュストレッチスリーパー、腕ひしぎ逆十字…お得意の関節地獄に成田を引きずり込む。
 3分を経過する頃、成田がようやくこの地獄から脱出。アームホイップで投げ飛ばすと、後頭部に容赦ないドロップキック、起きたところへ逆回し蹴りなどを出していく。
 八島は相変わらずのマイペース。いったん場外にエスケープした成田を自らリングに押し戻すと、自分はそのまま場外で息を整える。「早く来い!」と吼えた成田は、上がって来た八島にいきなり必殺のトルネード(=スクリューハイキック)を叩き込み、拷問コブラツイストで締め上げる。これはロープに逃げられたが、攻撃の手を休めず延髄へのニールキックから逆回し蹴りを連発し、スタンドのスリーパーへ。
 追いつめられた八島の目が、妖しく光った。不用意に近づいた成田を、目にも止まらぬスピードの裏拳でダウンさせると、三角絞めからクロスヒールホールドへ。八島の底力を感じさせるフィニッシュだった。

   ○八島{6分46秒 飛びつきクロスヒールホールド}成田●

 成田のコメント:やられた。勝てると思って気を抜いてしまった。口惜しい。
 八島のコメント:最初のアクシデントで、焦ってしまったかな。ちょっと危なかったね。まあでも、こんなもんでしょう。


第3試合 門仲 伝奇(M.O.W) 対 小峰 広志

 自団体の興行で八島に不完全燃焼の敗北を喫した門仲。その八島との再戦を希望してのA.L.参戦だったようだが、今回の相手は小峰。再戦を早く実現させるためにも、この試合で存在をアピールしておく必要がある。
 序盤は打撃の攻防。まだ様子見の段階とはいえ、両者ともにディフェンス技術は高く、有効な一発はもらわない。門仲としては組みついての投げにもっていきたいところだが、小峰の手数の多さになかなか踏み込んでいくことができない。
 1分直前、ようやく懐を取った門仲は、なんといきなりのキリングエッジを爆発させた。奇麗に投げきったが、しかし小峰もまだまだ元気だ。すぐさま起き上がり、スイングしてのネックブリーカードロップ2連発からフォールの体勢に入るが、これはロープブレイク。続いて門仲を引き摺り起こし、起きあがりこぼしチョップから背中への痛烈なサッカーボールキック。徐々に小峰のペースとなっていった。
 嵩にかかって攻め込む小峰だったが、ここで落とし穴が待っていた。蹴り足を捕らえた門仲は、リング中央でアキレス腱固め、もの凄い形相で締め上げる。小峰がこれを耐えると、今度はボディブローの連打から腕ひしぎ逆十字へ。しかし今度はロープブレイク。
 いったん分かれた後、小峰は不意をついて一気にラッシュ。最も得意なコンビネーション(=サイバーブロー)から、バックに回ってスピードの乗ったバックドロップ。門仲の投げにもひけを取らない一発だった。これで門仲は意識が飛んだか、小峰のコンビネーションがおもしろいように決まり始める。バックスピンコンビネーション、ハイマン蹴り、掌打、そして2度目のサイバーブロー。人間サンドバックと化した門仲も、最後は裏アキレスで仕留めた。

   ●門仲{3分40秒 裏アキレス腱固め}小峰○

 小峰のコメント:「キリングエッジ」っての?あれは効いた。受け身を取る暇もなかったね。恐い技。今日はどうにか勝ったけど、もしまた闘ることがあったら、次はわからんね。
←トップに戻る

鍵を持つ者
サイレント・コア、第2段階へ -戦慄の道場マッチ-
M.O.W(サイレント・コア) (大スポ 谷町記者)【1998年02月01日(日) 06時56分】

M.O.Wにおいて新顔にも関わらず、もっともチームらしいチームはサイレント・コアなのである。現状のところではあるが。

M.O.Wに音無誠次率いる、サイレント・コアが初参戦したのは10.25遊楽園興行。(カードは音無&土門 VS 海崎&伝奇)
そして、先の年越し興行でスキンヘッドの稲葉開山が合流し、土門康平を併せた3人のチームへと段階を上げた。

王者決定トーナメントで音無が猛鬼を下したこともあり着実に支持層が出来てきたが、その一方、彼等はM.O.Wのコアなファン層から『レスラー崩れ』とか、『レスラーもどき』と反発を受けているのも確かで、外敵視する向きもある。
しかし、それは何の問題もないであろう。彼等は元軍人。媚びを売る気は毛頭ないのだ。

今回、断わられるのが関の山だと踏みつつも、そんな彼等に取材を申し込んでみた。
その答えは、道場に来いとの事だった。

M.O.Wの道場に着くと、魚頭と伝奇が端のほうでチャンコを作っていた。リングの上では音無と稲葉がスパーリングの最中だった。土門はと言えば、何故かチャンコの味見をしている。
音無が記者に気が付くと、スパーを切り上げインタビューに応じてくれた。

記者「今回の取材を受けていただいて感謝いたします。今日は、今後あなた方サイレント・コアがM.O.Wでどのように展開していくのかという事をお聞きしたいと思います」
音無「今後か?いいだろう」
記者「では、チームとしてはどのようなポジションにあると感じていますか?」
音無「我々が頂点立つのは時間の問題だ。何故なら、我々と同レベルの力を持つチームは居ないからな。山猿とロートルのコンビもあるが、脅威にはならん。特にあのロートルはもうダメだな。早く消えたほうがいい。身のためだ」
記者「『漢』の事ですか?ハッキリ言いますねぇ。まだ、やっても居ないじゃないですか」
音無「ふん、ロートルにつき合うほど、情はないんでな。排除するまでだ」
記者「その言葉はM.O.Wのコアなファンから反発を受けますよ。おそらく」
音無「下らん。だから、どうした?それでどうなる?ああ言うのは淘汰されるだけだ。我々が手を下さなくても、海崎、猛鬼が引導を渡すだろうよ。違うか?」
記者「では、今度の興行で『漢』との試合が組まれる場合、まったく負ける要素はないと?」
音無「敵の脅威評価を怠る事は、戦場では死につながる。リングでは死にはせんだろうがな。それだけだ。ま、他にメンバーを補充すればマシになるんじゃないのか?」記者「では、土門選手が年越し興行で、NEOのメルビィ・ニムガーレン選手に秒殺されたのはその脅威評価を過ったという事なんでは?」
音無「その通りだ。奴はメルビィの能力を正常に判断する事も出来なかった上に、試合に集中していなかった。奴に気を取られてな」
記者「奴とは?」
音無「さあな。自分で調べろ。見当は付いてる筈だろうが?」

ここで、音無が立ち上がると、部下の2人にむかってこう叫んだ。
音無「おいッ!稲葉ッ、リングに上がれ!土門ッ、貴様いつまでそこで油売ってんだ馬鹿野郎!!貴様もリングに上がれッ!」
記者「え、あ、ちょっと・・・」
音無「只ひとつ、懸念事項がある。まあ、見てろ」

2人はリング上にあがると、
土門「何すんですか?スパーですか?」
音無「そうだ。ただし、貴様のような腑抜けは実戦でないと目が覚めんだろう。いいかっ、稲葉ッ。これは実戦だ。昔のように潰してやれ」
稲葉「了解!んじゃ行きますか。ヒヨッコさんよ」
土門「ちょっと待って下さいよ!何でいきなり?」
稲葉「無駄口叩いてる余裕はねぇぞ!」と、言い放ち稲葉が土門に組み掛かる。

そう、稲葉 VS 土門という道場マッチが突如行われる事になったのである。これは得をした!

だが、記者の期待を裏切り、この一戦は結果が出るまでそう時間はかからなかった。
一方的な結果になったのである。稲葉の高角度パワーボム(「ガイエスブルグ」というらしい)で土門をマットに幾度も叩きつけられる様には正直、度胆を抜かれた。これは明らかに潰しである。スパーではない。パワーボムはホールドしたのも合わせれば10発も繰り出されたのである。
元軍人が何でパワーボムなんか使うんだか分からんが、これだけまざまざとその脅威を見せつけられたら何も言う事はない。剛腕から繰り出される正拳突きもインパクト十分だった。止めはドラゴンスリーパーとかなりプロレス的な技で締めくくったのである。
約3分30秒。あっという間の出来事だった。

土門はマットに大の字。稲葉はほとんど息も乱さずにリングを降りた。

この時の記者の気持ちを言葉にするとすれば、それは『戦慄』という2文字になるだろう。ちなみに土門が出した技らしい技はドラゴンスクリューぐらいのものだった。

音無「土門ッ!貴様はこれまで何を学んだ?貴様、実績が欲しいんだったな?そのザマで実績がどうのとのたまうのか?」

大の字の土門が何とか上半身を起こし、音無に言った。
土門「くっ、痛っ・・・。やりますよ・・・。俺は・・掴みますよ」
音無「ふん。いいだろう。おいッ!そこのオツユ、フロントに伝えろ。俺と土門のシングルマッチをシリーズのいつでもいいから組めってな。おい、聞いてんのか?さっさと事務所行って来いッ!」
魚頭「はうッ。行ってきまっすゥ」
音無「記者さんよ。今、見た通りだ。この馬鹿がこのままの限り我々も前には進めん。今度のシリーズで土門が結果をで出せん場合はチームからつまみ出す。無能な奴を手許に置く事はチーム全体に致命的な障害をもたらすだけだからな」
記者「はぁ。今度のシリーズは土門選手の正念場ですねぇ」
音無「ふん。勝手にしてくれ。稲葉、行くぞ」

リングに土門を置いて、道場を後にした。

佇む土門が「谷町さん、俺、やりますよ。雨宮の野郎の前に俺自身を確立します。そして、メルビィ選手に借り返しますよ。皆、ぶっ潰してやりますよッ!!」
記者「ええ、わかりました」
土門「チャンコ喰いませんか?彼等のなかなかうまいですよ」
記者「はぁ、いただきますゥ」

と、何故か伝奇とオツユ野郎の作ったチャンコを御馳走になった記者だった。
今回の取材でサイレント・コアもまだ初期段階だと言う事を知らされた。そして、チームの完成には土門の力が必要なのだという事が音無の無言のメッセージに思えてしかたがなかった。
←トップに戻る

竜司へのインタビュー
AFW (YAN記者)【1998年02月01日(日) 00時21分】

YAN
「 NEO GONGSとゼーレへの大会出場が決まり日がたちましたがこのたびゼーレの大会カードが正式に発表されその事についてですが。」
竜司
「 ああ、その事ですね。 正直最初それを聞かされた時はあまりピンとこなかったんですがこうしてカード組まれたのを見て実感がわいてきましたね。」
YAN
「 ゼーレではターザン・ヤマモト選手との対戦ですが?」
竜司
「 研究はしてますよ、みっともない試合はしたくありませんからね。」
YAN
「 ターザン選手に向けて何か一言いってもらえますか?」
竜司
「 熱い試合をしましょう、メインを食うほどのね。」
YAN
「 NEO GONGSに話が変わりますが。」
竜司
「 はい、最近のニュースには全部目をとうしているんですけど最初のイメージどうりのいい意味でのシビアな団体ですね。 振り落とされないように頑張ります。」
YAN
「 初参戦で初勝利といきたいですね。」
竜司
「 そんな甘いものじゃないですよ、でも自分の力が100%発揮できれば結果は自ずとついてくるとは思っています。」
YAN
「 なるほど。」
竜司
「 あちらのいい所を吸収したいですね。」

というコメントを残してまた練習のため道場へと戻っていった。
彼にとって飛躍の第一歩になるのかそれとも自分の非力さをさらけ出す結果になるのか、見守っていきたいと思う。
←トップに戻る