ONLニュース(98年02月後半分)
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アスリーツリーグ2月大会詳報 A.L.Orion〜銀矢〜 (前編)
アスリーツリーグ 憲作記者【1998年02月28日(土) 13時44分】→記事にジャンプ

第2回ONL大会・続報
ONL ひろき記者【1998年02月28日(土) 12時17分】→記事にジャンプ

2.28 徳島武闘館大会メインイベント
帝国プロレス 八女記者【1998年02月28日(土) 00時01分】→記事にジャンプ

2.28 徳島武闘館大会セミファイナルマッチその他
帝国プロレス@WWWWA 八女記者【1998年02月27日(金) 23時46分】→記事にジャンプ

1+1で2を越えろ! 3月興業に向けてタッグリーグ戦開始!
R.R.R 週刊Fプロ記者【1998年02月27日(金) 01時29分】→記事にジャンプ

第2回ONL大会(仮称)開催! 各団体の参加をお待ちしております
ONL ひろき記者【1998年02月27日(金) 01時25分】→記事にジャンプ

南海の元、青いユニフォーム……。 相変わらずなボクら 〜 Column of Qadmon.1 セルジオ越前
カドモン ワンダラー・KYOU記者【1998年02月26日(木) 03時49分】→記事にジャンプ

プロレスか否か!? 「エース決定リーグ戦」2日目、戦慄のサブミッション!
HFA ぴろき記者【1998年02月26日(木) 00時24分】→記事にジャンプ

いつか、きっと… Tiger Joe海外渡航前インタビュー
WWWWA 八女記者【1998年02月23日(月) 16時25分】→記事にジャンプ

容量ないと入ってきながら カドモン、3nd興行カード発表
カドモン・本部 ワンダラー・KYOU記者【1998年02月23日(月) 03時15分】→記事にジャンプ

マキシマム、引退・・・ W.W.Oも団体としての活動を一時休止へ
W.W.O 豊田 前記者【1998年02月23日(月) 02時16分】→記事にジャンプ

お詫び・大井町スポーツ新聞 「バトルヒムズ」第2戦/第5試合(メーン)の試合結果
M.O.W 大井町スポーツ 銭形記者【1998年02月21日(土) 23時41分】→記事にジャンプ

番斎、海崎に初勝利も不満顔。 「バトルヒムズ」第2戦/第4試合・第5試合(メーン)
M.O.W 大井町スポーツ 谷町記者【1998年02月21日(土) 23時21分】→記事にジャンプ

圭司、ラジオ出演!? NEO三月興行まであと一週間…圭司の心境は?NEOの未来は?
NEO GONGS チャーマー記者【1998年02月21日(土) 18時19分】→記事にジャンプ

帝国プロレス「3月シリーズ@兵庫」カード発表
帝国プロレス@WWWWA 八女記者【1998年02月21日(土) 06時23分】→記事にジャンプ

何故にアナタは京都に行くの? 修業の旅中のTiger Joe一行インタビュー
WWWWA本部 八女記者【1998年02月21日(土) 04時02分】→記事にジャンプ

これを金星と呼ぶのは失礼だ! 2.21 土佐市市民体育会館大会結果
帝国プロレス@WWWWA 八女記者【1998年02月21日(土) 03時04分】→記事にジャンプ

信ちゃん、修行の旅〜第2弾〜 新山信太郎、新田選手とタッグで激突!
JRA 信子記者【1998年02月20日(金) 19時27分】→記事にジャンプ

猛鬼、復活の狼煙! 「バトルヒムズ」第2戦/第3試合
M.O.W 大井町スポーツ 谷町記者【1998年02月17日(火) 05時08分】→記事にジャンプ

2・15大会の試合結果(前半)
AFW YAN記者【1998年02月16日(月) 00時51分】→記事にジャンプ


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アスリーツリーグ2月大会詳報
A.L.Orion〜銀矢〜 (前編)
アスリーツリーグ (憲作記者)【1998年02月28日(土) 13時44分】

第1試合 鹿嶋 嘉晃(M.O.W) 対 成田 順

 坊主刈りが初々しい、M.O.Wの新人、鹿嶋。当然ながらA.L.には今回が初参戦となる。果たしてどんなファイトを見せてくれるのか、期待が集まった。迎え撃つのは同じ黄色のコスチュームを身につけた成田。A.L.の中では飛び技を多用する選手だ。
 試合の方は、切れのいい剃刀ブレーンバスターや落差のある旋回式ボディプレスなど、臆することのない鹿嶋の伸びのびとしたファイトが場内を沸かせたが、終始自分の距離を保ち冷静に試合をすすめた成田が、最後は逆回し蹴りからジャパニーズレッグロールクラッチで鹿嶋を丸め込んだ。
 敗れはしたものの、鹿嶋のケレン味のないファイトに、会場からは温かい拍手が贈られていた。

   ●鹿嶋{4分30秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ}○成田

 成田のコメント:
  新人らしく、元気があっていい選手ですね。まあ、そう言う僕もプロの世界では新人なんですけどね。お互い経験を積んで、もっと強くなった時にでもまたやってみたいですね。その時には僕の方が敗けるかも知れませんけど。今日は気持ちのいい汗をかかせてもらいました。


第2試合 新山 信太郎(JRA)& 小峰 広志 組 対 新田 英二 & アデミール・オズマ 組

 第2試合では、これも初参戦となるJRAの新山が登場。JRAの広報を通じて新田との対戦を希望、今回はタッグマッチで激突となった。新山と組む小峰は、まださほど目立った活躍こそしていないが、技術的にはしっかりとしたものを持っており、侮れない存在。そして新田と組むオズマは、まだ発展途上ではあるが、最近他団体の興行を積極的に観戦するなど、研究熱心な選手だ。
 試合は、期待どおり新田と新山の2人が先発するが、序盤は比較的静かな展開。まずはお互いに様子見というところか。2分を過ぎ新田と小峰が絡むと、いつものA.L.らしい打激戦となる。手数は小峰の方がやや上か。暫定エースの新田と互角以上に渡り合ってみせた。
 この試合で今までにない動きを見せたのがオズマ。新山に対し感じるものがあったか、ライバル心をむき出しにしてのドラゴンスープレックスホイップ、オズマ・クラッシュ(=ダブルアームホイップ)など豪快な大技で追い込み、いい形で新田につないでいった。
 そして新山。慣れないリング、未知のパートナーという状況にやはり緊張したのか、今ひとつ動きが硬い印象だった。それでもオズマに対して垂直落下式のバックドロップや串刺しDDTを見せ、決して力負けしていないところをアピールしていた。
 中盤、終盤と盛り上がった試合だが、フィニッシュは唐突に訪れた。新山にローリングソバット、フライングニールキックを浴びせた新田がジャパニーズレッグロールに。きわどいタイミングで新山が肩を上げたようにも見えたが、レフェリーのバット若部はカウント3の裁定。小峰も飛び出して抗議したが、受け入れられなかった。

   ●新山{9分50秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ}○新田

 小峰のコメント:
  最後のあれはちょっと、納得いかないね。3つ入ってはいないと思う。今日はパートナーっていうことだったんだけど、俺自身タッグマッチは初めてで、チームとしてうまく機能できなかったと思う。その点でも、新山選手には悪いことをした。

 オズマのコメント:
  今日は、初めてイイ試合ができタ思いマス。シンタロとは、手が合ウというのカ、お互いに激しく闘えタ思ウ。今まででイチバン、イイ感ジだった。もし彼もやりタイ言ってくれれば、今度はシングルでも試合をしタイ。

 新田のコメント:
  最後の?うん、たぶん返してたんじゃないかな、わからないけど。でもレフェリーがそう判断したんだからしょうがない。まあ、それでなくてもちょっと不完全燃焼な試合だったからね、新山選手にはこれに懲りずにまた来てください、と言うしかないな。


第3試合 門仲 伝奇(M.O.W) 対 キース・ガードナー

 A.L.マットでももうお馴染みとなった、M.O.Wの門仲。花道を歩いてくる表情にも、いい意味での余裕がうかがえる。今回の対戦相手は、自ら指名したキースだ。先に入場していたそのキースは、毎試合善戦しているものの、まだ結果を出せていない。そろそろシングルでの勝ち星が欲しいところだ。
 試合が始まると、まずはキースが主導権を握った。伸びのある掌打を中心に、パンチ、ローキックなどで攻め込む。気合も乗っており、「今日こそ…」の期待を抱かせる。
 しかし2分半、早くも門仲必殺のキリング・エッジ(=元祖バックドロップ)が炸裂すると、ややペースダウン。ここからはグラウンドに持ち込んでの膝十字、クルックヘッドシザースなど関節中心の展開となった。
 序盤こそペースを奪われた門仲だが、先述のキリング・エッジを皮切りに本領を発揮し始めた。サイド、フロントのスープレックスから三角絞めなどでじわじわとキースを追い込む。スタンドからの後転ネックロックも有効だった。
 5分を経過したところで、2度目のキリング・エッジが爆発。これで決まってもおかしくはない一発だったが、ややロープに近いことを懸念した門仲は、延髄斬りを挟んで今度はリング中央で文句なしの3発目。完全にグロッキーとなったキースを見て、レフェリーが試合をストップした。

   ○門仲{5分20秒 K.O.}●キース

 キースのコメント:
  今日は調子も良く、手応えを感じたのだけれど…。最初のキリング・エッジを食らって、慎重になりすぎた。もっと打撃中心に攻めるべきだったのかも知れない。カドナカは技の1つ1つに重みがある。また明日から一生懸命練習して、次こそ勝利を掴みたい。
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第2回ONL大会・続報
ONL (ひろき記者)【1998年02月28日(土) 12時17分】

▼第2回ONL大会参加表明団体(11団体)
ゼーレ、HFA、JRA、カドモン
ICBM、アスリーツリーグ、R.R.R.
M.O.W、AFW、横浜プロレス、ECVV

▼参加未確認団体(11団体)
NEO GONGS、NGR、The Planets、W.W.O
WWWWA(帝国プロレス)、W・A・F、UWK、W=Evolution
坂田プロ、新革命プロレス、〜闘魂継承〜炎

参加する団体はなるべく早めに表明してください。あるいは不参加が確定している団体もなるべく表明してくれると助かります。出場選手についてですが、各団体から最低1人は団体の方で選んでもらうことになります。現在のところ、抽選で対戦相手を決定する方式が有力ですので、誰と対戦することになっても問題ないような選手選定をお願いします。

<ONL大会参加希望受付>
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2.28 徳島武闘館大会メインイベント
帝国プロレス (八女記者)【1998年02月28日(土) 00時01分】

Ladies and gentleman,the following match is scheduled for two fall and is for the coveted WWWWA International Heavyweight Title. This is the Main Event.
FANS................LADIES..........GENTLEMEN........
AAAAAAAAAAAAAAre you RRRRRRRRRRRRRRReady To Rumble!!!!!!!!!!!
Entering the ring first, the challenger, hailing from Tokyo Japan, Boeing Haga,Haga!!
And his opponent, hailing from Minneapolis,MN,U.S.A The WWWWA International Champion, Buuuuuuuuurrrrrrrrn!maniaaaaaaaaaaaaaaa!

WWWWA名物リングアナのミカエル=バッハ氏の名調子に乗って、挑戦者、王者が入場してきました。

(両国の国歌吹奏)

レフェリー、ジョー弘の入念なチェックが両者に行われます。
ルールの説明を行います。場外フェンスアウトルールあり、オンリーフォールルールで61分戦います。2本フォール勝ちを取らないと王座の移動はありません。チェックが終わったようです。いよいよ試合開始です。
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メインイベント WWWWAインターナショナル選手権 61分3本勝負
B.マニア(王者) VS B.羽賀(挑戦者)
羽賀は巨体を生かした投げ、ココナッツクラッシュで最初からスパート。マニアもネックスマッシュからのヘッドシザース、首四の字で反撃するが先週の不調がまだ続いているようだ。羽賀、脳天チョップ、カナディアンバックブリーカー、河津掛けからフォール!2カウント。パイルドライバー、フォール!またも2カウント。
ここから突如チョップ合戦。マニアがやや有利。
そのままマニアの反撃がはじまる。フラフラながらもフライングメイヤーを軸にヘッドロックなどで首攻撃を繰り返してから、ショルダーバックブリーカー2連発、スリーパーホールド。じわじわと羽賀のスタミナが奪われていく。払い腰からスリーパー、汗ですべって外れたが、またもスリーパー。ファイヤーマンキャリーからスリーパー。スリーパー地獄だ(20分経過)。
パイルドライバーをショルダースルーで返した羽賀。コーナーにふって、必殺のジャイアントキック!フォールはロープブレイク。ピンチから脱出したマニアのチンクラッシャー、パイルドライバー。羽賀をフォール!羽賀2カウントで返した。ここで覚悟を決めたマニアのスリーパー連発。羽賀の首の様子が変だ!(36分16秒)

痛みに耐える羽賀、水平チョップ連打からジャイアントドロップキック!フォール!レフェリーの手が3カウントを叩く直前でマニアが肩を上げた。もう一度、羽賀がジャイアントドロップキック!フォール!1,2,3!決まった。羽賀が一本目を先取!

× B.マニア(41分27秒 体固め) B.羽賀 ○

2本目
チャンピオンの意地か、マニアが払い腰、スリーパーをしつこく7連発。羽賀もパイルドライバーで反撃するが、マニアが8度目の払い腰から片エビ固め。1,2,3。2本目は王者はとりました。

○ B.マニア(51分08秒 体固め) B.羽賀 ×

3本目
残り10分弱で、あと一本をとらないと王者を奪えない羽賀。マニアは間合いを取りながら腿キックなどで時間稼ぎに入ったように見える。残り5分となったところで、あわてて羽賀がハイスパート攻撃開始。脳天チョップ、河津掛け、パイルドライバー、アームブリーカー、ジャイアントドロップキック。そしてロープにふって、ジャイアントキック!もう一回ロープにふってランニングネックブリーカードロップ。フォール。2.7くらいのタイミングで返す。もう一回ロープにふった。キチンシンク、ジャイアンドロップキック。羽賀フォールに入る。と同時に試合終了のゴング!ああ、無情。

△ B.マニア(61分00秒 時間切れ引き分け) B.羽賀 △
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2.28 徳島武闘館大会セミファイナルマッチその他
帝国プロレス@WWWWA (八女記者)【1998年02月27日(金) 23時46分】

セミファイナル(30分1本勝負) H.タイラー VS C.市来

まずはじっくりとしたレスリングから始まったこの試合。タイラーはフライングメイヤーから逆エビで腰、市来は背後にまわりこんでレッグトリップ、ボーアンドアローでジワジワと脚を攻撃していく。試合開始4分、両者の大技攻勢がはじまる。市来のブレーンバスター、タイラーはボディスラムで反撃。両者フラフラ。市来がコブラツイストで腰にポイントを移行していく。タイラーのボディスラム2連発をしのいだ市来が必殺の卍固め!

× H.タイラー(9分53秒 K.O.)C.市来 ○
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第四試合(60分3本勝負)100万ガバス争奪マッチ
J.取手&川田上 明 VS アイ=フライヤーズ

2本フォール勝ちすれば、賞金100万ガバスが手に入るという賞金マッチ。
先週以上に気合の入る両チーム。1本目のホイッスルが鳴った!

1本目
最初から両軍入り乱れての合体技合戦。やや外人組(アイ=フライヤーズ)有利、神楽が噛み付き攻撃などを交え、有利に攻める。はやくも取手と川田上流血。場内大ブーイング。日本人組もストレッチプラム、逆エビ固めなどで抵抗するが、流血の影響か力がない。川田上の息があがってしまったところで、神楽のミステリオ・ラナがズバリと決まり1本目先取。

× 川田上明(20分56秒 ミステリオ・ラナ) 伊吹神楽 ○

2本目
突如流血が止まった日本人組。いつまでもやられている日本人組ではない、取手の裸締め、川田上のストレッチプラムがようやく功を奏し、神楽息切れ。取手が人間風車から体固めで神楽をあっというまにフォール。

○ J.取手(22分59秒 体固め) 伊吹神楽 ×

3本目
神楽の反則技で、またもや取手が流血。ここで伊吹舞が登場。いきなりツームストーンパイルドライバー96、原爆固め。取手もサイドスープレックスで反撃。ようやくプロレスらしくなってきたが、伊吹舞まで噛み付き攻撃をはじめる。怒りのあまり、フォローに入った川田上がブレンバスタースラムで伊吹舞を場外に落とす。後を追った川田上が伊吹舞をフェンスの外に投げ込んでしまい、ここでゴング。

× 川田上明(40分23秒 フェンスアウトによる反則負け) 伊吹舞 ○

試合はアイ=フライヤーズが勝ったが、2本フォールをとれなかったため、賞金などはなし。
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(その他の試合結果)
第三試合 ○ 美咲 大和(12分25秒 原爆固め)ヴー ×

第二試合 光本 隆一(15分00秒 時間切れ引き分け)F.インテグラ

第一試合 × 伊吹羅生門(9分37秒 フライングメイヤー→体固め)力士徹 ○
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1+1で2を越えろ!
3月興業に向けてタッグリーグ戦開始!
R.R.R (週刊Fプロ記者)【1998年02月27日(金) 01時29分】

3月興業に向けてのタッグリーグが現在行われているが以下はその出場チームである。

1.パワード&ギガ
2.マスター&グレート
3.イエティ&ビックフット
4.白龍&紅龍
5.ブラック&スパイダーマン(J)
6.ファイヤー&バーニング
7.零&黒龍
8.ドラグーン&ワイルド
9.熊殺しウエリー&なんだこりゃ馬の助

以上の9チームである。この9チームの1位と2位が3月興業でタッグタイトルをかけて激突する。また、マスターズのブラック選手とドリームチームのスパイダーマン(J)選手は1回目興業、2回目興業での対戦で思うところがあったのか、別チームにも関わらずタッグを結成!これからはこのコンビでタッグをねらうと語っていた。

<週刊Fプロ(表紙のみ)>
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第2回ONL大会(仮称)開催!
各団体の参加をお待ちしております
ONL (ひろき記者)【1998年02月27日(金) 01時25分】

ONL実行委員会が再び動き出した。昨年10月19日に8団体の選手を招いて主催した設立記念大会から約4ヶ月。昨年末にONL大賞を発表しつつも、次期大会については何のコメントも得られなかった。しかしついに先日の記者会見にて、第2回ONL大会(仮称)の開催が明らかにされた。

濱地氏(ONL実行委員会)「えー、ONLも設立されたからちょうど半年が過ぎました。その間、設立記念大会を開催しONL大賞を発表したわけですが、そろそろ設立記念大会に続く第2回大会を開催する時期が来たと判断しました。設立記念大会の後、各団体の交流も盛んになってきましたのでここで我々が動く必要はないかとも思いましたが、ここでもう一度ONLの名の下に集まってみようではありませんか。各団体とも独自の活動をなさっているところではございましょうが、是非参加のほどをよろしくお願い致します。」

詳しい開催日や会場などはまだ白紙の状態だそうだ。参加選手の選出方法、対戦カードの決定方法などについてもまだ未定。まずは各団体にONL大会に参加する意志があるのかどうかを確かめて、参加団体を割り出す予定だ。参加団体の数によって、選手の選出方法などを改めて発表するとのこと。

参加する意志のある団体は下記連絡先まで。

<ONL大会参加希望受付>
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南海の元、青いユニフォーム……。
相変わらずなボクら 〜 Column of Qadmon.1 セルジオ越前
カドモン (ワンダラー・KYOU記者)【1998年02月26日(木) 03時49分】

 日本はここ数日、小春日和になったかと思えばじとじとした春雨に悩まされているが、このカリブの空は暑いけど心地よい太陽の光に満ち満ちている。
 ここはプエルトリコ。プロレスファンには西インド諸島の中でもプロレス(それもちょっといかがわしい代物)が行われている地として知られているが、この島がアメリカの自治領だって事はあまり知られていない。人口360万人、その多くがスペイン系白人であり、公用語はカリブ一帯の地域と同じスペイン語である。隣には、先の長野陶器オリンピックの際、イグアナのペイントをしたボブスレーのソリを売りに出した同じ米領・バージン諸島がある。ジャマイカに即発されて、今年はプエルトリコからもチームが出たが、生憎クール・ランニングとは行かなかったらしい。
 この島の首都、サン・ファンの一角に、カドモンで活躍するカポエラ戦士・ゴンサロのジムがオープンしたのはついこの前である。「トルナド(竜巻)ジム」と名付けられたジムは海辺の住宅を買い取った物である。玄関にはきっちりとカドモンのロゴプレートが飾られている。
 ゴンサロはキャーバ出身である。この地で手錠をした黒人奴隷が身につけたカポエラを修得した。だが、政情が不安定なキャーバではロクに活躍できない事を悩んだ彼は、思い切ってこの地に移住した。父母は既に亡く、故郷に帰る気はないらしい。
 このトルナド・ジムに数日前から日本人が住み込んでいる。白のマスクを被っていたから、付近の人はメヒコのルチャドールが修行にきたのかと思ったらしい。現にその男はプロレスラーであるが、持ち物の中には青いサッカーのユニフォームがあった。その男はスペイン語が話せるので、周囲にとけ込むのも早かったけど、なかなか「自分はサッカー日本イレブンのギミックのレスラーだ」って事は理解してもらえなかったらしい。
 セルジオは今、ゴンサロの元でカポエラの特訓をしている。もっとも、カポエラは民俗芸能であるので、楽器の演奏も覚えなくてはならないが、それは特例で許してもらった。日本でフリーファイトをしているゴンサロのジムはキックボクシングなどの総合格闘技道場という事になっているが、やっぱり伝統は守られている。スパーリングの相手をしてくれた練習生が太鼓を取り出すのを見届けながら、セルジオはロード・ワークに出かける。
 自分がレスラーになったのは、今は南蛮帝国のブッカーとして敵対しているP・サミー・オノーにスカウトされたからである。セルジオにプロレスの基礎を叩き込んだのは、今はライバルであるC・W・ニコルズだ。カドモンに所属してからも、ずっと宙ぶらりんの状態でファイトしていた。ようやく、自分自身のプロレスを目指し始めたのは、WWWWAの興行で組んだエアガイツの破天荒な中にも燃える野心を見たからだ。自分に出来る事は……サッカーで培った蹴りしかない……いつの間にか、ゴンサロの元を訪れていた。
 海岸沿いの道路を走るセルジオはジャージ姿。いつか、あのユニフォームを脱がなくてはならない。あのイラン戦をセルジオは会場でじっと見つめていた。勝利した時は、我が事と同じようにファンに抱きついて驚喜していた。そんなユニフォームとも、あと半年でお別れである。敬愛する岡野と、そして日本イレブンがあのユニフォームを脱ぐ時、セルジオの1つの物語が終わる。裸のセルジオは、新しい姿で再びカドモンのリングに立つ時が来るだろう……今は、その時のために特訓を積まなくてはならない。
 プエルトリコにはあともう少しいる。帰ると、3ndの興行が待っている。初の格闘戦だ。
 
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プロレスか否か!?
「エース決定リーグ戦」2日目、戦慄のサブミッション!
HFA (ぴろき記者)【1998年02月26日(木) 00時24分】

HFAのエースを決めるリーグ戦は今日(2月25日)が2戦目。場所は初日と同じ博多スターレーン。当初予定されていた3月上旬よりも早めに開催された。

初日はファイプラー、キリアコフ、フウマがそれぞれ順当に勝利を収めている。今日は優勝候補のファイプラーとキリアコフがメインで激突。大会前吠えていた田所の今日の相手はヤンキー・スミス。パワーファイター同士の激突だ。「んを」入りしたまことは「ファイプラー、怨んでるからな」といいながらも初日にあっさりとファイプラーに負けている。今日の相手はフウマ。勝ち目はない(というか誰が相手でも勝ち目はない)。その他、第一試合には新人女子対決が行われた。

▼▼第1試合(女子シングルマッチ5分1本勝負)
△海野 幸(5分00秒、時間切れ引き分け)△相川 こずえ

海野はデビュー3戦目。デビュー戦の対アスカではまったく技を出せずに完敗。前回のマダム戦では最後にようやくムーンサルトドロップキックを出せはしたものの、技をほとんど出せずじまいだった。一方の相川は今日が2戦目。デビュー戦の対マダムでは得意技をすべてマダムに受けきられ完敗。両者、これが初対決となる。

試合はやられたらやり返す、意地の張り合いになった。相川が得意のアタック攻撃(脳天唐竹割り)を出すと、すぐさま海野は人工衛星ホイップでお返し。相川が助走をつけてアタック(ジャンピングエルボー)すれば、負けじと海野はカウンターのローリングソバット。両者一進一退の攻防で、あっという間に残り時間1分。
ここで両者共に首固めでフォールを狙う。しかし決まらない。残り時間わずかのところで相川が初公開の大技、火の玉ボムを出す!しかし、海野はカウント2で跳ね返し、お返しに海崎(M.O.W)の得意技パールリバープランジ(タイガードライバー)を出す!相川もこれをカウント2で返したところで試合終了のゴング。

海野「今日はたくさん技が出せてよかったです。次も今日みたいな試合ができるようにがんばります。」

相川「5分じゃ短いですよー。もっとやりたかったなあ。」

マダム「うふふ。あの子たちの今後が楽しみだわ。」

▼▼第2試合(「エース決定リーグ戦」公式戦:15分1本勝負)
○フウマ【10点】(5分05秒、チョークスリーパー)×クラッチャーまこと【0点】

今日のまこと、終盤までほとんど見せ場なし。チキンエキスプレス(ロープに振ってカウンターでバックを取ってロープに振って、の繰り返し)に挑戦したが連鎖できず。フウマはいつも以上にトップロープからの飛び技を繰り出す。フウマの技がかかる度に、もはや勝敗を感じ取った観客からため息がもれてくる。
4分30秒を過ぎたころに、フウマの脳天唐竹割りでまことが流血。フウマはこれで完全に勝利を確信してまことに祈りをささげる(念仏拝み)。そして後方から前方回転エビ固め。しかし、まことはこれを返した!これには客もびっくり!でもすぐその後にスリーパーを決められてギブアップ。

フウマ「最後で返してきたのには驚いたが、ガイツ殿に一から鍛え直してもらうべきだろう。」

まこと「うーん…。『んを』のみなさん、ぼく強くなりたいです。

▼▼第3試合(「エース決定リーグ戦」公式戦:15分1本勝負)
○ヤンキー・スミス【5点】(7分56秒、エビ固め)×田所 大介【0点】

序盤から田所が吠えまくる。「くそやろー!」と言いつつ拷問コブラ、「立てオラ!」と言いつつストンピング。一方のヤンキーは序盤はとても静か。だが、ヤンキーの今日1発目のDDTは、なんと場外でのデンジャラスDDT!大丈夫か?田所。どうやら大丈夫そうな田所は、4分過ぎに場外マットのないところでビッグバディボムのお返し!なんかすごい試合だ。無茶しすぎ。
ここからはヤンキーのDDTオンパレード。田所もなんとか反撃しようとヤンキーをコーナーに振る。しかし逆にヤンキーがリング中央に向かってランニングパワーボム!田所はカウント2でなんとか返して喉輪落としからエルボードロップでそのままヤンキーを押え込むがこれもカウント2。ヤンキーは田所をフロントヘッドロックからエルボーを落としてダウンさせて「DDT!」とアピールしつつも、そのまま田所を仰向けにひっくり返してエビ固めでカウント3。割と盛り上がった試合だったが、へなちょこなフィニッシュに客も呆然。

ヤンキー「オーイエー!ユーはショッパすぎ!」
田所「っていうかお前もしょっぱいんじゃー!」

っていうか、両者ともしょっぱい。フィニッシュはかっこよくなくちゃダメ。

▼▼メインエベント(「エース決定リーグ戦」公式戦:15分1本勝負)
○ビクトル・キリアコフ【10点】(1分18秒、腕ひしぎ逆十字固め)×ファイプラー弘樹【5点】

結果はご覧の通りである。1分過ぎにファイプラーがキリアコフをロープに振るも、キリアコフはロープを掴んで返って来ない。プロレスする気、まったくなし。その直後、キリアコフはフロントヘッドロックからのボディニーでファイプラーをダウンさせて腕ひしぎ逆十字。ファイプラー、たまらずギブアップ。さっそうと引き上げるキリアコフ。

ファイプラー「おい、こら!ちょい待ち!なんじゃ今のは!」
キリアコフ「私は手抜き試合をするつもりはない。」
ファイプラー「メルビィをパクってんじゃねえよ!」
キリアコフ「私は常に真剣勝負をするためにリングに立っている。」
ファイプラー「そうじゃないだろバカ!俺達はプロレスラーだ!プロレスラーは技を受けてなんぼじゃ!」
キリアコフ「くだらん負け惜しみだ。」
ファイプラー「てめえ、俺の技を受けるのが恐かったんだろ。受けきれる自信がなかったんだろ。お前のやってることはプロレスじゃねえ!お前はプロレスラー失格!」
キリアコフ「そのとおり。私はプロレスラーではない。」
ファイプラー「あ、そうだね。確かに。それじゃあ、うーん…。」
キリアコフ「とにかく、早く結盟軍とのカードを組んでくれ。」
ファイプラー「あ、あいよ。そんじゃ、次回に結盟軍の誰かと戦えるようにしてやるよ。次回のお前のリーグ戦の相手はまことだから、2試合やっても平気だろ。」
キリアコフ「ふふ、ありがたい。」

▼▼まとめ
第3試合およびメインエベントと、フィニッシュを考えさせられる試合が続いた。やはりフィニッシュはかっこよくあるべきだし、『プロレス』ならば客が攻防を堪能する前のフィニッシュなんて論外だ。なんて思うのであった。

★★★★★★★★★★★★★
次回予告!「エース決定リーグ戦」3日目

【リーグ戦・公式戦15分1本勝負】
▼ビクトル・キリアコフ(10点) VS クラッチャーまこと(0点)
▼ファイプラー弘樹(5点) VS ヤンキー・スミス(5点)
▼フウマ(10点) VS 田所 大介(0点)
【アルティメットファイティング】(ロープブレイクなし、ランバージャック)
▼“横綱”あけぼの VS ビクトル・キリアコフ

乞うご期待!
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いつか、きっと…
Tiger Joe海外渡航前インタビュー
WWWWA (八女記者)【1998年02月23日(月) 16時25分】

ランキング戦のために海外に旅立つTiger Joeさんから伝えたいことがあるということで出かけてまいりました。

八女「こんにちはー。お話があるとかですけど…」
Tiger Joe「この1カ月、自分が修業の旅と称し、日本中をまわっていた理由を憶えているかい。当初の目的はタイトルマッチでArugakに破れたことだ。しかし、その旅の途中で私にとって、もっとも重要な目的ができてしまった。修業中に参加した博多の大会でまたもや、ある男に負けてしまった。記者は、バトルロイヤルの過程で集中攻撃を食らったため、Joeは負けたようにかばってくれているか、やはり優勝した男、ハイパータイガーが強かったということだろう。強い弱いの区別は別にして、私の忘れていた何かが、あの試合で、ぼんやりと見えてきた。
今、自分が倒すべき相手は1人いる。来週世界タイトル挑戦権をかけて再戦するArugak。そしてどんなルールでもいいから戦いたい相手が一人いる。ハイパータイガーだ。彼と戦うことで、忘れてしまった何かを思い出したい。そうすることで、私も虎的に成長できると思う。出来ればオンリーフォールで長い時間戦いたい。そして何度でも…。他団体同士の選手が戦うにはいろんな問題があり、現段階では実現できないというのはわかっている。しかし、いつか対戦したい。何年かかってでも、スタイルを合わせるとか、実現のためにいろいろ努力をしたいと思っている。」
八「で、何がいいたいのでしょうか?」
J「ようするに、実現するまで、やめないで頑張ってくれということをハイパーに伝えて欲しい。そして私も悲しいし、何よりも彼のファンが悲しむだろう。」
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容量ないと入ってきながら
カドモン、3nd興行カード発表
カドモン・本部 (ワンダラー・KYOU記者)【1998年02月23日(月) 03時15分】

 選手の増大による鎖国の論議で揺れているカドモンだが、次回3nd興行はそんな論争を鼻で笑うような恐るべき内容となった。ONLに参戦している諸団体にお礼をこめて、カドモン所属選手全員がシングルで対戦する。現在カドモンに所属している選手は20人だから、実にシングル20連発となる。
 またしても、恐るべき無茶をする。
 対戦カードは以下の通りである。定例により、この発表を以て出場依頼とさせてもらいます。従って、変更などもあります。

【3nd興行カード】

[試合順][カドモン所属選手]   [招待選手]
 1.   オーシャン津軽   vs 新山信太郎(JRA)
 2.   キャメル向山    vs サック万太郎(横浜プロレス)
 3.   C・サンダーサン  vs クラッチャーまこと(HFA)
 4.   ストッキングマン1号vs スパイディうづき(R.R.R)
 5.   nWo弘樹     vs オペラ・ザ・カシーン(ECVV)
 6.   吉田装甲車     vs 新田英二(A.L)
 7.   斉藤多夏史     vs ミスターCB(JRA)
 8.   セルジオ越前    vs 美咲大和(WWWWA)
 9.   F・ガーディアン  vs ピッコロ・ザ・SS(M.O.W)
 10.   C・W・ニコルズ  vs グリン・ピース(横浜プロレス)
 11.   ストッキングマン2号vs 伊吹神楽(WWWWA)
 12.   どすこい熊吾郎   vs 吉川竜司(AFW)
 13.   I・ストーカー   vs フウマ(HFA)
 14.   ぶるうたす     vs ストロング猛鬼(M.O.W)
 15.   ほぼブラジル    vs ハイパータイガー(W.W.O)
 16.   “天軍”九鬼以蔵  vs 蝶極雅比呂(ECVV)
 17.   G・D・アルヴァレスvs 金韓宇(HFA)
 18.   “武骨”刑部兆   vs 土門康平(M.O.W)
 19.   W・レミングストン vs ブンブン丸・ガーディアン(R.R.R)
 20.   加藤驚       vs Giant demon Arugak(WWWWA)

 
 今までカドモンの試合を取材してきたが、ここまで無謀な興行は初めて見た。まさに傾奇路線を地で行く大判振る舞いである。
 ではここから軽くカードの解説をしましょう。
 先陣を切るのはオヤジ部。新山、サックといったイキのいい若手選手を相手に渋いレスリングを魅せられるかどうか。
 南蛮若手怪人戦では、カーネルvsまことの「鶏vsケンタッキー」対決が笑いを呼びそう。技巧派のストッキングマン1号も同じ技巧派のうづきを迎え撃つ。nWo
弘樹vsカシーンの真性怪人対決も見物だ。
 多夏史のライバル、吉田は本人の希望によりvs新田戦が実現。この試合の如何によっては、吉田の他団体遠征が許可されるとの事。そして多夏史はミスターCBとの未知の対決に挑む。
 「んを」入りで格闘の血に目覚め始めているセルジオの相手は、裏虎月道場の美咲に決定。セルジオは初の格闘戦になろう。ガーディアンvsピッコロは上質の空中戦が期待できる。
 南蛮ながら自然環境保護のために戦うニコルズは、同志とも言えるグリン・ピースと初接触する。技巧派レーベルであるストッキングマンの2号はヒールとして馴らした伊吹との危険な一戦に望む。南蛮一の極楽ヒール、熊吾郎に対するのは新星AFWのエース・吉川だ。熊相手に大舞台でアピールする事ができるか……この一戦も目が離せない。
 武骨と名勝負を演じたフウマもエントリーされている。対戦相手は、実力派怪人のストーカーである。そしてギリシアの動く石像・ぶるうたすはパワーファイターの大物・猛鬼と、アマゾンの半魚人・ほぼブラジルはスーパーヒーロー・ハイパータイガーと対峙する。この3戦は典型的なヒーローvs怪人バトルである。
 般若第3の男、「海老名のハゲタカ」こと天軍の相手は、カドモンファン内でも登場を期待されていたECVVの蝶極。暗黒の宴の中で天軍がどう立ち向かうのか注目である。
 カポエラの名手、ゴンサロは格闘戦に向かう。相手はテコンドーの金。東西の蹴り技格闘技がカドモンのリングで激突する。
 そして武骨。相手はサイレント・コアの土門を指名。この一戦は交流戦という甘いムードを断ち切る危険な香りに満ちている。
 セミファイナルに、今やONLでも屈指のスープレックスの達人と目されているウイリアムが、オクタゴンの新星・ガーディアンを迎え撃つ。この一戦は、要求次第ではグルーサムもあり得る……もはや観客の生命など置いてけぼり。
 メインは、カドモンのエースにして超遊び人、加藤驚がなんとWWWWAの無敵の魔神・Arugakと激突。無謀にして無茶。カドモンらしい衒気に満ちたメインであろう。

 開催は3月下旬を予定。
 カドモン、やっぱ無謀だわさ。
 
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マキシマム、引退・・・
W.W.Oも団体としての活動を一時休止へ
W.W.O (豊田 前記者)【1998年02月23日(月) 02時16分】

週末の深夜に一通のFAXが送られてきた。
要約すると、W.W.O所属でオーナーでもあるマキシマム前田選手の引退会見を行なうので出席して欲しい、との事だった。先日の興行で引退を免れたはずなのに、なぜ・・・。

一夜明けた日の午後、W.W.O事務所において会見が行なわれた。

マキシ「本日はお忙しいところお集まり下さいまして誠にありがとうございます。さっそく本題に入りたいと思います・・・。先日、某団体との諍いがありました。
決してただのケンカにするつもりはありませんでしたし、そういったものではなかったと信じています。結果として対抗戦の話は流れてしまったわけですが、流れた経緯についてもこの場ではお話するつもりもありませんし、黙したまま墓まで持っていくつもりでいます。
ただ、アドバルーンだけ上げておいて結局何もカタチならず、醜態だけを皆さんにお見せしてしまい、これ以上この件に関して何を語っても見苦しくなるだけなので、出来るだけ早く皆さんの記憶から消していただこうと思いあえてウチとしては何も語らなかったわけですが、あちらのオーナーはそうは思われなかったようです。
正式に話が流れてしまった今、公の場で今回の件に触れて欲しくはなかったです・・・。たとえ外部からの異議があったとしても貫いて欲しかった・・・。
私としては、今回の件をすべて自分の不徳の致すところとして、自身の引退と引き換えに今回のすべての件を水に流して頂きたいと思い、ここに引退を表明したいと思います・・・。
それと、W.W.Oとしましても今回の件が皆さんの記憶から薄れるまで公式の活動を控えたいと思います。ただし、参戦が決まっている他団体の興行には上がらせて頂きたい、と。
最後になりますが、W.W.Oとしては今後一切NEO GONGSと交流を持つ事はありません。以上です・・・。今は質問は勘弁して下さい。」

マキシマム、引退・・・。W.W.O創立時からのメンバーであり、ONLでも支持を得たレスラーの最後はレスラーとしての限界ではなかった。今後はフロントとしての仕事に専念すると言う。
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お詫び・大井町スポーツ新聞
「バトルヒムズ」第2戦/第5試合(メーン)の試合結果
M.O.W (大井町スポーツ 銭形記者)【1998年02月21日(土) 23時41分】

当紙発信による、先のM.O.W2月シリーズ第2戦/第4試合・第5試合(メーン)の記事で、メーンの試合結果を谷町一徳(32)が記載し忘れるという失態をおかし、読者の皆様に御迷惑を掛けた事を深くお詫びします。結果はここに示す通りです。

メーンイベント
□試合結果
海崎×(9分48秒 片エビ固め)◯番斎

また、この件において自分の責任から招いた事態と谷町は自宅謹慎中につき、私、大井町スポーツ新聞社、銭形がかわりに筆をとりました。
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番斎、海崎に初勝利も不満顔。
「バトルヒムズ」第2戦/第4試合・第5試合(メーン)
M.O.W (大井町スポーツ 谷町記者)【1998年02月21日(土) 23時21分】

〜98.2.11第2戦・品川区民ホール〜
▼第4試合 -特別試合- シングルマッチ・時間無制限1本勝負
 音無 誠次 VS 土門 康平

道場での稲葉との一戦ではほとんど何も出来ずに叩き潰された。思えばメルビィ戦も急遽決定されたカードだった。土門の頭のなかにはメルビィ戦の向こうの雨宮戦にしか気持ちが向いていなかった。
目の前の事に集中できない。そんな土門の気持ちを見透かしたようにメルビィは何もさせる事なく秒殺したのだ。
だが、2度も同じ轍は踏まない。この音無戦に集中してトレーニングして来た。もう、後戻りなどしないのだと。

土門が先に入場。その背中に土門コールが起こる。開幕戦の6人タッグで自ら番斎を破り勝ち星をつけた事から観客何かやってくれるのでは?という期待の現れであろうか。変わって音無の入場曲が流れると会場が一瞬のうちに静まり返った。
観客も音無から発散される殺気を感じ取ったとでもいうのか、しばらくの間言葉を失っていたようだ。

ゴングと同時に音無が動きだした。首をとりエルボーを落としダウンさせるとチョークスリーパーだ!だが、土門はなんなく脱出。こんな簡単に負ける訳にはいかない。
何度か音無のチョークが土門を襲うが、それに耐え土門はこだわりの脚攻めを観せていく。
ローキックを主体にミドル、ハイと音無にぶち込んでいき、狙う関節はアンクル、裏アキレスと音無の脚を破壊せんとする。
音無はそれを振払うようにヒールハンマー(踵落とし)コンビネーションを決め、チキンウィングフェイスロックへ。喉輪落としからのチョークスリーパーが決まったが、土門は音無をロープに振り、急角度のフランケンシュタイナーで音無の流れを断ち切ろ。
キャプチュード、ドラゴンスクリューと立て続けに決め、得意のアンクルホールドを極める!ロープには届かない位置だ。音無の顔が歪む。
しかし、音無は強引にそれを解くと土門の首と腕を取り複雑な関節技を極める!そう必殺のメコンデルタ(首極め腕卍)だ!

万事休すか?いや、土門はまだ死なない。
低空ドロップキック、ドラゴンスクリューからアンクルという、フェイバリットムーブで自分のスタイルで音無に挑み続ける。が、音無からギブアップの言葉は発せられない。
喉輪落としを決めると土門を無理矢理引き起こした。ここから何をするのか?観客は固唾を呑む。
何と、音無は土門をハンマスルーし、ロープに振ったのだ。そしてカウンターで風車式バックブリーカーを鮮やかに決め流れるようにチキンウイングフェイスロック!

土門、無念のタップ。技を解いた音無は開幕戦同様に無言でリングを降りていく。土門は認められなかったのか?観客が騒ぎ出す。
ホールの入場口の前で音無が止まると、土門のいるリングを向き、そして拳を突き出したのである。稲葉との再会の時のように。
土門はその樣を見ることが出来ずリングで大の字になっている。
すぐに音無は入場口の奥に消えていった。


音無のインタビュー
音無「認める、認めないはお客にまかせるよ。今日の試合なら、まあいいんじゃないのか?自分のスタイルで来たからな。脚がいてぇよ。ほんとに。
フィニッシュ?ああ、あれか。今、俺達はプロレスの世界にいるんだ。勝てばいい訳じゃない。勝つ上で魅せるのがプロじゃないのか?違うか記者さんよ。実績を積むというのは簡単な事じゃないからな。
土門もまだまだ出来るハズだ。だから、しばらく奴とは組むだけではなく今回のシリーズのように戦うのいいだろう。このチーム自体を磨くためにもな」

土門のインタビュー
土門「くそっ。だめだったか。手応えはありましたよ。ええ。シリーズ開幕直前にNEOが鎖国に入るって発表しましたよね。正直、何の為にやってきたんだって気持ちになったのは確かです。メルビィ戦はもとより雨宮戦もなくなってしまったのかって。けど、音無隊長とやってまだまだ腐っちゃいられないなぁってね。雨宮戦は今でも諦めませんよ。しかし、今ONLに加盟する団体にはもっとすばらしい選手がいるハズ。そういう選手達と肌を合わせてみたいですね。W.W.Oのハイパータイガーさんとかね」

第3戦の第4試合では土門は海崎と組んで、音無&稲葉に挑む。土門が稲葉に借りを返せるか。

□試合結果
音無◯(5分4秒 チキンウィングフェイスロック)×土門

▼メーン タッグマッチ・60分1本勝負
 海崎 礼爾 & 門仲 伝奇
      VS
 左近 番斎 & 大和 鉄之助

左近番斎。大和と『漢』を結成し、俺はかませ犬じゃないと宣言、海崎からの防衛戦の指名も最初はつっぱねた。だが、猛鬼のとの挑戦者決定戦を組まれ防衛戦に絡まざるを得ない状況に置かれた。
王者である海崎とタッグであたるこのカードは仮前哨戦といってもいい。開幕戦では土門のアンクルで痛い負けを喫してしまったが、このカードで海崎から勝ち星を得れば決定戦も大方の猛鬼有利を変えることも可能なのだ。
そして、結果は見事にその海崎からフォール勝ちを奪う事で表してくれたのだ。
序盤、番斎は伝奇をつかまえて流れを海崎組にもっていかせない。合体攻撃も『漢』は見事に決め引き離す。
中盤から終盤にかけては大和の予想外の大暴れによって海崎と伝奇はボロボロに。
特に海崎を襲った、カミカゼドリラー3連発にカイザーボムが試合を決めたといっても過言ではない。フィニッシュは番斎必殺の"Hail and Kill"が決まり、伝奇がカットして難を逃れたと思ったつかぬま、番斎は闘魂的ガッツポーズで気合いを入れ片エビ固めで強引にフォール!
その場にいた伝奇は大和につかまり何も出来ず。


勝者番斎は「決定戦?あんな化けもんに勝てってのか?くだらねぇ。どうにでもなれだッ。失せろッスットコドッコイがぁ!」と海崎に初めて勝ったにもかかわらず怒りのコメントを残している。これはマッチメークの不満から来てるのだろうか?今後どういう展開になってくるかまったく読めない状況になってきた。
そして、海崎の口から「調子?悪かない。悪かないけどな。今日はあっちが強かった。それだけだ。番斎に初めて負けたって?いずれ下の人間が上の人間に勝つのは当然。本当の戦いは同じラインになった時からはじまるんだよ」というコメントした。

番斎にとって海崎から奪った初白星をついに挙げた。
海崎は防衛戦を前に早くも崖っぷちに立たされてしまった。猛鬼に勝った事にかって青信号になったかと思われたがここにきて信号の色は赤へと変わってしまった。
第3戦でどちらが相手になるかが決まる。猛鬼か番斎か?
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圭司、ラジオ出演!?
NEO三月興行まであと一週間…圭司の心境は?NEOの未来は?
NEO GONGS (チャーマー記者)【1998年02月21日(土) 18時19分】

圭司「では、つぎのハガキ」
『NEOの加藤圭司さんへ おいらは、NEOの応援してるぞー。選手もNEOのしか入れてへんでー』
圭司「はい、どうもありがとうございます。会場にも来て下さいね」

『ゴーストマンはNEOで退治せー。クリティカルでも何でもええから勝てー。
前田ならそーしよるはずやで。代わりにメルビィを追放せー。NEOにふざけた奴はいらんでー』
圭司「うーん、ゴーストマンについてですか…今は何も言えないんです。ごめんなさいね。そのうち、きちんとした形で報告しますから。それと、メルビィですか…まあ、正直な話をしますと、メルビィは実家が大富豪で、NEOのメインスポンサーなんですよ。だから、メルビィを外すとNEOは経営的に非常に厳しくなっちゃうわけです。選手も少ないですしね。それに、メルビィは格好こそアレですけど、試合では一切の手加減をしてませんし、コメントでも試合内容でもNEOのイメージは壊してないと僕は思っているんですけどね」

『ハイパーとも決着つけろー。やるなら、セメントでせー。NEOは見せもんやないでー。NEOは魅せもんやろー。試合で魅了してくれー。これ、おいらの要望だわい』
圭司「W.W.Oとやることはまずありえませんね。前にも発言しましたけど、僕らはプロですから。ただの喧嘩をやりたければ路地裏でやればいいんです。W.W.Oのオーナーはどうか知らないですけど、ハイパー選手は常識人だと思ってますから…お互いの団体の名前を出す事はもうないんじゃないですか。
 あと、セメントという言葉ですけど…グルーサムとかが真剣勝負で、そうじゃない普通の試合はギミックってわけじゃありませんからね。NEOはいつでも真剣勝負です」

圭司「さて、次の文体もあと一週間となりましたが…僕は中田と対戦します。NEOはマイナスからスタートしましたし、中田はその存在価値さえ否定されてきましたから…なんて言うのか、感慨深いですね。僕が、中田は本当にその程度の価値しかない選手なのか、NEOってなんなのかを示したいですね。
 では、今週はここまで。来週もお楽しみに…」
(ラジオ番組「加藤圭司のジェット・ストリーム・アタック」より)
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帝国プロレス「3月シリーズ@兵庫」カード発表
帝国プロレス@WWWWA (八女記者)【1998年02月21日(土) 06時23分】

帝国プロレスの次期シリーズのカードが発表された。
今回は、ロサンゼルスよりボニー・ヴァレンタインが来日。2.28 徳島武闘館のタイトルマッチの結果次第ではタイトル挑戦のチャンスとなるため、気合十分だ。

またミネアポリス地区よりW.F.クラシック、W.J.ダニエルも来日、挑戦者の権利をつかむためにもレベルの高い日本で実績を上げたいところだ。

4月新設予定のジュニア王座決定戦の候補選手A組として、J.取手、陸王聡、F.インテグラが指名され、前哨戦として日本で対決することとなった。ヘビー級との戦いで善戦するJ.取手に期待したい。

なお日本側は海外武者修業に出ていた大倉元、B.小島が外線帰国。プロレスに挑戦状を叩き付けたものの相手にされていない裏虎月道場のメンバーに胸を貸す。
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[参加選手]
WWWWA本部
 ボニー=ヴァレンタイン、ワフウ=ジャック=ダニエル、
 ワルドー=フォン=クラシック、陸王聡、フィーバー=インテグラ

裏虎月道場
 美咲大和、ヴー、光本隆一
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[予定カード]
3月7日 ユニバ記念体育館
・B.ヴァレンタイン、W.F.クラシック&F.インテグラ VS B.羽賀、J.取手&越村道明
・W.J.ダニエル、陸王聡 VS C.市来、&川田上明
・ヴー VS 大倉元
・光本隆一 VS B.小島
・伊吹羅生門 VS 力士徹

3月14日 西神戸中央体育館
・B.ヴァレンタイン&W.F.クラシック VS B.羽賀&越村道明
・W.J.ダニエル、陸王聡&F.インテグラ VS C.市来、J.取手&川田上明
・ヴー&光本隆一 VS B.小島、大倉元
・伊吹羅生門 VS 力士徹

3月15日 三木西高校体育館
・B.ヴァレンタイン、W.J.ダニエル&W.F.クラシック VS B.羽賀、C.市来&越村道明
・F.インテグラ VS J.取手
・陸王聡 VS 川田上明
・ヴー&光本隆一 VS B.小島、大倉元
・伊吹羅生門 VS 力士徹

3月21日 氷上スカイレーン特設会場
・B.ヴァレンタイン&W.J.ダニエル VS B.羽賀&C.市来
・W.F.クラシック&F.インテグラ VS 越村道明&川田上明
・陸王聡 VS J.取手
・ヴー&光本隆一 VS B.小島、大倉元
・伊吹羅生門 VS 力士徹

3月28日 春日町武闘館
・B.ヴァレンタイン VS B.羽賀
・W.J.ダニエル VS C.市来
・W.F.クラシック VS 越村道明
・F.インテグラ VS J.取手
・陸王聡 VS 川田上明
・ヴー&光本隆一 VS B.小島、大倉元
・伊吹羅生門 VS 力士徹
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何故にアナタは京都に行くの?
修業の旅中のTiger Joe一行インタビュー
WWWWA本部 (八女記者)【1998年02月21日(土) 04時02分】

ここは丹波篠山のボタン鍋専門店。いろりの鍋を囲んで3人が正座している…
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八女「こんにちは。今日は修業の旅に出たというTiger Joeさん、お供のく〜り〜STさんのインタビューに成功しましたので、お伝えしまーす。」
く「相変わらず失礼なヤツだね、八っつあん」
J「(礼)」
八「今までどこに行ってたんですか?」
く「うん。これからのために猛特訓をしようと思ってね。Tiger Joeも当初の野性を取り戻すためにと山を渡り歩いてきたんだよ。愛媛からスタートして大歩危小歩危を渡って、徳島へ。鳴門大橋でウンテイをやりながら本州上陸。いやあ、色々あったなあ。讃岐うどん、すだち、神戸牛はうまかったよぉ。」
J「(火のついた棒をく〜り〜の背中に押し当てる。)」
く「あちっ!」
八「その火のついた棒はなんですか?」
J「これは、闘魂注入棒と行って、特訓に使ってきたものなんだ。略してトーチ。これに火をつけて、防御の練習をすれば、防御力だけでなく敵の攻撃に対する恐怖心とかを克服してくれるんだ。」
八「本当に効果あるんですかね。なんか洗脳とか条件反射で変な効果しかないような気が…まあ、いいや。インタビュー続けます。Joeさん、いよいよ1週間ですね。世界タイトル挑戦者決定戦。試合に対する意気込みと特訓の成果なんかを教えてください。」
J「(首振り)」
く「それは試合を見ればわかるはずだと言ってるみたいね。」
八「そうですか。次回挑戦者になることを祈ってます。えと、く〜り〜さんは一カ月後にWWWWAランキング昇格戦。試合を見ればわかるんですよね。じゃあ今日の取材は終わり!」
く「待てっ!((火のついた棒をく〜り〜の背中に押し当てる。)」
八「あぢぃ!何するんですか!」
く「まあ、落ち着け。これで特訓する効果がわかったかな。あと一カ月もあるから特訓の成果は、まだ言う段階ではない。それよりも、これからの予定を聞いてくれ。」
八「聞くだけですよぉ。ランキング外の試合を全然やってないアンタなんか誰も注目していないんだから。」
く「まあ、注目してもらうために書いておいてよ。まず明日アメリカに向かうTiger Joeと別れる。その後しばらく京都で特訓を行う。」
八「いったい何がそこに?」
く「天下一品で中華そばでも食おうかなと思ってね。」
J「(火のついた棒をく〜り〜の背中に叩き付ける。)」
く「ぎゃあ!」
J「(首振り)」
八「ということで、ついて行けばわかるということですね。今日はつまんない話をありがとうございましたぁ。Tiger Joeさん、頑張ってくださいねぇ。」
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これを金星と呼ぶのは失礼だ!
2.21 土佐市市民体育会館大会結果
帝国プロレス@WWWWA (八女記者)【1998年02月21日(土) 03時04分】


メインイベント(30分1本勝負)
B.マニア&H.タイラー VS B.羽賀&越村 道明
先週屈辱の敗北を喫した王者バーン!マニア、越村で試合はスタート。先週の恨みをはらすべく、ネチネチとヘッドシザース、首四の字で越村をいたぶる。代わったタイラーは腰攻撃。日本人組連係技を駆使しながら反撃するが、確実かつ正確な攻撃をする外人組に対し押されぎみ。試合は、首を痛めながらも越村が異常な粘りを見せ、マニアをジャパニーズレッグロールクラッチでフォール。王者から二試合連続フォール勝ち。

○ 伊吹 舞(29分33秒 原爆固め)C.市来 ×

セミファイナル(30分1本勝負)
C.市来&J.取手&川田上 明 VS アイ=フライヤーズ&F.インテグラ
先週の戦いで、伊吹舞を破って絶好調の取手。今日の日本人組は、現在の勢いをそのまま持ってきたかのようにガンガン攻め込む。日本人3人がそれぞれ外人組にコブラツイスト。しかし少し元気がない市来が外人組の連係の餌食に。試合はカットに入った神楽のバックをとった市来が急所打ちを食らい、それを舞が原爆固めでフォール。来週は、川田上、J.取手組対アイフライヤーズ。どっちが勝ってもおかしくない次週の賞金マッチが楽しみだ。

○ 伊吹 舞(26分28秒 原爆固め)C.市来 ×

(その他の結果)
第一試合 ○ 伊吹羅生門 (10分0秒 時間切れ引き分け) 力士徹 ×

第二試合 ○ ヴー (11分14秒 体固め) 光本 隆一 ×
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信ちゃん、修行の旅〜第2弾〜
新山信太郎、新田選手とタッグで激突!
JRA (信子記者)【1998年02月20日(金) 19時27分】

え〜と、京スポの信子記者です。
今回はM.O.W.2月興行にフル出場し、2・21の
A.L.興行に参加する新山選手とJRA広報部長みゆき氏に
来ていただきました。
信子 「早速ですが、新山さん、M.O.W興行はいかがでしたか?」
みゆき「あ、その件は今は聞かないでやって下さい。思うとこが
    あって、今日は勘弁してやって下さい。」
新山 「すいません、勝手な事を言って。」
信子 「それじゃ、それは別の機会という事にしておいて、A.L.
    の方はいいですか?」
みゆき「それも駄目やったら、ここに来てへんがな。」
信子 「それも、そうですね。それでは、A.L.戦については
    いかがですか?新田選手とタッグながら、戦えるという
    事ですが。」
新山 「そうですね。とりあえず、新田選手とオズマ選手の胸を
    借りて、持てる力を全てぶつけたいですね。」
みゆき「ぐわっ。また、そんな事言ってる。たかだか、ALC‘97
    で優勝しただけの木っ端じゃん。取りあえず、キックさ
    え防いだら、恐い事あらへん、と言ってます。」
新山 「言うてへん。言うてへん。とにかく、パートナーの小峰
    選手の足を引っ張りたくないと。」
みゆき「味方の小蜂なんて、邪魔やしおらん方がええと、言って
    ます。」
信子 「なんで、日本語通訳するの?しかも、無茶苦茶に。おま
    けに小峰選手ですよ。はちって失礼でしょうが。」
みゆき「あれ?はちって読むんじゃないの?」
信子 「通訳が漢字しらんで、どうするの。」
新山 「広報部長、あんまししゃべらない方がいいんじゃ、」
みゆき「やかましい、広報部長は細かい事にこだわらへんの。だ
    いたい、8人しかおらん団体に媚びて、どうすんねん」
新山 「でも、新田さん、強いですよ。8人と言っても精鋭みた
    いですしね。」
信子 「でも、JRAは5人じゃないんですか?」
みゆき「うっ、そやった。」
信子 「しかも、M.O.Wでは散々言われてましたよ。」
新山 「・・・・・・・。」
みゆき「ほら、その件に触れないでって言ったでしょうーに。」
信子 「あ、忘れてました。すいません。それでは、話題を戻し
    てA.L.戦の後の予定なんかはいかがでしょうか?」
みゆき「JRAで第2回興行しようかな、なんて思ってるの。」
信子 「あら、そんな計画されてたんですか?」
みゆき「当たり前でしょ。興行やらなけりゃ、もうからへんが
    な。」
信子 「まあ、貪欲なんですね。」
みゆき「あほ、私らはプロやでボランティアとは違うの。」
新山 「部長、ちょっと、休みません。2・8からM.O.W、A.L.
    とたて続けなんですけど。」
みゆき「何を言ってるの、あんたらの知名度で食っていける程、
    世間は甘くない。よそは定期的に興行してるやろが。」
新山 「まあ、それはそうですけど。」
みゆき「試合数を減らして、欲しければ、どこやらの格闘家ぐら
    い稼いでみよし。」
信子 「厳しいんですね。JRA内部では。」
みゆき「働らかざる者、食うべからず。」
新山 「とりあえず、興行に来てくれそうな団体をリストアップ
    してきます。」
みゆき「よしよし、少しは働く気になったようだな。」
信子 「でも、今のは広報さんとこの仕事じゃないんですか?」
みゆき「ええの。それも強くなる為の精神修行なの。」
信子 「それで、みゆきさんは何するの?」
みゆき「あ、私?きまってんじゃん、カラオケの練習するの。」
信子 「そんな事だと思ったわ。以上JRA新山選手とみゆき
    広報部長の談話でした。」
    
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猛鬼、復活の狼煙!
「バトルヒムズ」第2戦/第3試合
M.O.W (大井町スポーツ 谷町記者)【1998年02月17日(火) 05時08分】

やあ、気張ってる?うん、なるほどね。じゃあ、いってみようかな。

▼第3試合 45分1本勝負
 ストロング猛鬼 & ピッコロ・ザ・スーパースター
          VS
 トニィ・リトゥル & ボン・ジョンボビ

第3試合は猛鬼&ピッコロvsトニィ&ジョンボビのメリケンのタッグ対決だ。
開幕戦では両者敵同士にわかれ激突し、「戦っても熱い関係」を見せつけたメリケン。
猛鬼&ピッコロはONL記念大会に出場したコンビである。それぞれがカルトな人気を有しており、M.O.Wの裏の看板コンビである。

さて、試合のほうは肉体派3人と怪奇的ルチャ崩れ1人という構成から、かなり濃厚なコテコテのラーメンのような試合になった。その要になるスープのベースとは間違いなく猛鬼だった。
怒涛の肉弾技はトニィとボビのマッチョバデーをものともせずに蹴散らしていく。
だが、メリケンもこの濃厚コテコテラーメンの重要な具でもある。
4分すぎにベリートゥバックでチャンスを掴み、ピッコロにボビ必殺のバッド・メディシンが炸裂!そして、ダブルアームホイップで叩きつけR・Y・Uスペシャルで締める絞める。
猛鬼がカットに入るのと同時にトニィもフォローのためリングインし、グロッキー気味のピッコロをふん掴み、アメイジング・D!!そして連続でボビの旋回式ボディプレスがピッコロの身体に降り注ぐ!

だが、これは猛鬼がカットに入り、そのままピッコロに逃げられてしまう。
ピッコロに替わった猛鬼は途中、メリケンの喉輪岩石を喰らうもケロリと立ち上がり、ボビを捕まえるなり場外戦へ持ち込む。
トニィもピッコロもすぐに駆けつけ乱戦に突入する。猛鬼はボビに場外で衝撃のSSDを決め、近くにいたトニィもピッコロと合体パワーボムで料理!
その後リングに戻るも猛鬼の猛攻は一向にやまず、ボビはアイアンクローできりきり舞いに。トニィもカットに入るもピッコロに捕まり得意のフィッシャーマンバスターで逆にカットされてしまい、ボビを孤立させてしまった。
猛鬼のラッシュで完全にグロッキーになったボビには、最後のKドリラーからの裏拳2発を避ける余裕はなかった。止めのアイアンクローが決まるとレフェリーが直ぐさま試合を止めゴングを要請。

メリケン完敗。この結果が今後の彼等のパートナーシップに傷が付かなければいいが・・。
久し振りに猛鬼らしいプロレスが観れた観客は大きな猛鬼コールでそれに応えた。猛鬼も王座決定トーナメント、ゴーストマン戦、そして開幕戦での海崎に敗れるなど、どうもスランプ気味だったためようやく勝てた事が相当嬉しかったらしく、花道で観客に「イナズマ!!」と振り向きポーズでファンサービスしていた。で、控え室に戻った猛鬼&ピッコロインタビューを試みた。

猛鬼「ありがとうございます。みなさんのおかげでようやくかてました。わたしはとってもうれしいです。はい」
谷町「今日の試合は猛鬼選手らしい試合でしたね。開幕戦で海崎選手に自ら土をつけるという最悪の結果になった訳ですが今日の試合を見る限りではそれほどショックはないようですね」
猛鬼「はい。まけ続きでとてもつらかったです。それに奥さんと子供達に怒られてすごくショックでした。でも、家族のみんなは最後はがんばって、と言ってくれました。だから、わたしがんばります。マイホームの資金も貯まってきました。もうすぐ、マイホームに住めると思います。それにはベルトが欲しいですね。がんばります」
谷町「そうでしたか。早くマイホームに住めるといいですね。さて、ピッコロ選手、あなたの弟子のZINがヘポコなんたらという軍団を発足しましたけど、ピッコロ選手はその軍団に関与しているのですか?もしくはするのですか?」
ピッコロ「このウンコタレ!!アナタ、相変わらずネ。あんなヘポコどもの軍団なんてノーズシットにもあたいしないネ!!せいぜい、フンコロガシのシット止まりネ!!」
谷町「すぐシットに例えるのはやめてくださいよ。もう。あ、それよりデープさんは?」
ピッコロ「みればワカルネ!首はねたネ!」
谷町「は、犯罪ですか?」
ピッコロ「このウンコタレ!!そんな訳ナイネ!ワタシに口ウルサク言うから首にしたネ!」
谷町「では猛鬼選手がデープさんに借金してるとか言う話は?」
ピッコロ「ワタシが肩代わりしてミミ揃えて返してクレタネ!!ワタシ、つまるとこジェントルメンネ!」
谷町「嘘くさ。まあ、いいです。その件は。そいうえば去年のインタビューでもっと交流戦に出たいとか言ってましたけど、最近とんとそんな話ないですね。何か策でも?」
ピッコロ「シリーズが終わったら横プロ観に行くネ!きっと、ワタシを必要としてるハズネ!」
谷町「まさか乱入とかしないでしょうね?ただでも品が悪いんだからやめといたほうがいいですよ」
ピッコロ「このウンコタレ!!ワタシはエレガントでスマトで、ダンディズムネ!!観戦するだけネ!グフフ」
谷町「そうですか、では今後の展開期待しますわ」

と、家族愛に支えられ復活へと向かう猛鬼。挑戦者決定戦は意地でも負けられないだろう。ピッコロも横プロに視線を向けジュニア戦線に打って出る腹づもりだ。
トニィとボビは次の第3戦ではまた敵味方に分かれてタッグ対決。ここで何かドラマは生まれるか?

□試合結果
 猛鬼◯(9分52秒 裏拳2連発→アイアンクロー)×ジョンボビ


さて、次の試合は音無と土門のサイレント・コア対決。潰しに出ると宣言した音無にどこまでその牙城を切り崩せるかがこの試合のポイントか。
メーンは海崎組と番斎の『漢』のタッグマッチ。開幕戦で猛鬼を直接降した海崎。この試合も番斎を降せば防衛に一歩ちかずくハズ。しかし、番斎はベルト云々より海崎の首が目当て。光はどちらを照らすか?

▼第4試合 -特別試合- シングルマッチ・時間無制限1本勝負
 音無 誠次 VS 土門 康平

▼メーン タッグマッチ・60分1本勝負
 海崎 礼爾 & 門仲 伝奇
      VS
 左近 番斎 & 大和 鉄之助
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2・15大会の試合結果(前半)
AFW (YAN記者)【1998年02月16日(月) 00時51分】

 公式には初めてとなる2・15大会が行われた。
 結果は以下のとうり。

第一試合 15分1本勝負

 ○山田年男 (脇固め、12分38秒) ダスティ・マクマイケル●

入念な腕殺しが功をそうしカウンターの脇固めで勝利。

第二試合 30分1本勝負

 ○ラスト・テンプラー (エルボードロップホールド、7分10秒) B・バッカス●

B・バッカスいい動きで攻めていくがラスト・テンプラーを攻めきれず後半捕まりフォール。

B・バッカス
「ふー負けた負けた、あいついつのまにか力をつけてるね。しょうがないな、あいつの要求のむしかないね。」
ラスト・テンプラー
「あ〜、だぁ〜!(語尾下げる)。」

第三試合 30分1本勝負

 ○ビッグ・モア (フロントスープレックス・H→片エビ固め、5分9秒) 荒田英雄●

B・モアはスープレックスのラッシュが魅力の選手かたや荒田英雄はクラシカルな技とインサイドワークで攻める選手。
正反対の二人がどんな試合になるか楽しみであったが試合が始まり静かな展開からモアのぶっこぬきブレーンバスターからモアのラッシュが始まった。
3分間の間モアのスープレックスでポンポンと面白いように飛んでいく荒田の姿があった。
何とかペースを変えようとする荒田、しかしモアは単発の攻撃などものともせずになげまくる。
最後はフロントスープレックス・Hからフォールであっけなく試合は終わった。
終了後のモアのものたりなげな顔が印象的だった。

以下後半へ続く。
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