WSCプロレス | 林内 合助記者【1998年06月29日(月) 23時57分】→記事にジャンプ |
ECVV | 伊東豪記者【1998年06月28日(日) 23時23分】→記事にジャンプ |
HFA | ぴろき記者【1998年06月28日(日) 00時56分】→記事にジャンプ |
HFA | ぴろき記者【1998年06月28日(日) 00時55分】→記事にジャンプ |
HFA | ぴろき記者【1998年06月28日(日) 00時54分】→記事にジャンプ |
M.O.W | 大スポ 谷町一徳記者【1998年06月27日(土) 08時54分】→記事にジャンプ |
M.O.W | 大スポ 谷町一徳記者【1998年06月27日(土) 06時49分】→記事にジャンプ |
WSCプロレス | 林内 合助記者【1998年06月24日(水) 16時53分】→記事にジャンプ |
ICBM | 赤場クレア記者【1998年06月22日(月) 16時00分】→記事にジャンプ |
アスリーツリーグ | 舞田 憲作記者【1998年06月20日(土) 00時16分】→記事にジャンプ |
R.R.R | 週刊Fプロ記者【1998年06月18日(木) 22時59分】→記事にジャンプ |
プロフェッショナル・レスリングNEO | 川崎勉造記者【1998年06月18日(木) 16時45分】→記事にジャンプ |
プロフェッショナル・レスロングNEO | 川崎勉造記者【1998年06月18日(木) 16時44分】→記事にジャンプ |
プロフェッショナル・レスリングNEO | 川崎勉造記者【1998年06月18日(木) 16時42分】→記事にジャンプ |
プロフェッショナル・レスリングNEO | 川崎勉造記者【1998年06月18日(木) 16時41分】→記事にジャンプ |
横プロ | ヒロト記者【1998年06月18日(木) 06時07分】→記事にジャンプ |
M.O.W | 大スポ 谷町一徳記者【1998年06月17日(水) 03時26分】→記事にジャンプ |
WSCプロレス | 林内 合助記者【1998年06月17日(水) 02時03分】→記事にジャンプ |
HFA | ぴろき記者【1998年06月16日(火) 23時10分】→記事にジャンプ |
WSCプロレス | (林内 合助記者)【1998年06月29日(月) 23時57分】 |
1998年6月27日・マサチューセッツ州ティーランドホール←トップに戻る
>ジャパンタッグ選手権試合60分1本勝負
○ピースフィールド 15分45秒 古賀 基靖●
ルチャマシーン 逆さ押え込み 村田 隆男
※ピース組が5度目の防衛に成功。
・・・その他の試合
>15分1本勝負
○スーパートルネード(首固め、6分42秒)中村富男●
*まさかの大逆転劇でトルネードが大金星!
○グレート・ハタ(エビ固め、9分12秒)中尾浩介●
※ハタボムからフォール。
*FWFのハタが遠征中に遂にWSCと交えた!
▲ラ・ニラック(両者リングアウト、9分5秒)半田信次▲
ECVV | (伊東豪記者)【1998年06月28日(日) 23時23分】 |
皆様、たいへん永らくお待たせ致しました。……というより忘れ去られているかもしれませんが^^;)、見出し通り。初代シングル王者決定致しました。←トップに戻る
下からお入り下さい。
<闘いの軌跡(やや重いです)>
HFA | (ぴろき記者)【1998年06月28日(日) 00時56分】 |
オーガとの対決が目前となったゴッド結盟軍の前に、オーガの親衛隊“闘神四天王”が現れた。てっきり結盟軍を倒すために出てきたのかと思いきや、なにやら複雑な事情があるようだ。←トップに戻る
闘神四天王の初登場は97年12月24日魔神衆自主興行“黒き華”のメインエベント終了後だった。ハイマスターがゴッドに勝ち、そのハイマスターを金 韓宇が破った後に、突如乱入してきたのが“炎の朱雀”ことファイヤー・フェニックスだった。朱雀は金の足を破壊して、その実力をまざまざと見せ付けた。
その後登場した“風の白虎”タイガー・ストライカー、“大地の玄武”ブラック・ロックはなにやら訳ありだ。朱雀と違って、オーガに忠実に仕えているというわけではなさそうだ。“俺達のやりたいようにやる”のが白虎と玄武のやり方らしい。
そして最後に登場した四天王、若きドラゴン“水の青龍”ブルー・ストリークが“闘神”オーガについて語ってくれた。青龍によると、強者の魂を求め続けるオーガを止めるべく、青龍とフウマが結託してゴッドをオーガに仕向けたとのことだ。そして不可解なことだが、オーガ自身もゴッドに倒されることを望んでいるという。
そんな中、白虎 VS 青龍の試合が行われた。オーガについてすべてを知っている青龍を気に入らない白虎から申し込んだ試合だったが、結果は青龍の勝利。“オーガを止める”という部分では青龍に共感しながらも、白虎と玄武はそれ以来姿を見せなくなった。
オーガに仕える朱雀、オーガを倒す青龍、そして失踪中の白虎と玄武。これら闘神四天王が今後どう動くのかによって、結盟軍 VS OGREの展開も変わってくる。次回大会『Gods』で、ついに“闘神”オーガが公の場に姿を現す。そして、未だ未発表とされている対戦相手は誰なのか?久々に登場するゴッドとのからみはあるのか?
ゴッド結盟軍と地下組織OGREとの因縁はまもなく決着する!
HFA | (ぴろき記者)【1998年06月28日(日) 00時55分】 |
OGREに復讐することを誓ったカルロスは“神としてOGREを裁く”という意味合いから“ゴッド”と名を変え、味方となる屈強の格闘家を探し出すことにした。ゴッドがまず声をかけたのは、OGREの中で唯一信頼できる仲間であるハイマスター(現・フウマ)と金 韓宇だった。金は快くゴッドの頼みを聞き入れたが、ハイマスターはそれを拒絶。OGRE側に残り、ゴッドたちと敵対する道を選んだ。←トップに戻る
ゴッドは同志を見つけるために、HFAにやってきた。HFAが提唱する総合格闘技戦に参加して、共にOGREに立ち向かってくれる実力のある格闘家を探し出そうとした。そして、プロボクサーのライセンスを剥奪された元ヘビー級王者のタンク・バイソンがゴッドの仲間となる。バイソンは、ゴッドの父であるリカルド・ガルーシアをボクサーとして尊敬しており、リカルドの敵討ちのために立ち上がった。
そして、ムエタイの元王者であるスコータイ・サムットワットが仲間に加わる。スコータイの父もムエタイの王者だったが、ゴッドの父と同様にOGREの誘いを断ったために殺された。スコータイは自分と同じ境遇であるゴッドと共に打倒OGREを誓う。
ゴッド、金、バイソン、スコータイの4人に加えて、フリーファイトを志す元横綱のあけぼのが加わり、ここに“ゴッド結盟軍”が結成された。しかし、そんなゴッドたちの動きをOGREが見逃すわけがなかった…。
OGREは結盟軍討伐のためにヘル・リーダー率いる地下プロレス集団“鬼神衆”をHFAに送り込んできた。しかし、一流の格闘家集団である結盟軍には到底太刀打ちできなかった。次にOGREが送り込んできたモンスター軍団“魔神衆”を率いるのは、なんとあのハイマスターだった。ここでゴッドは、地下組織OGREを率いるのがあの伝説の生命体“闘神”オーガであることを知る。この時点ではまだハイマスターの真意は隠されていたが、ハイマスターはゴッドが実力をつけてオーガを倒すことを望んでいた。そのために自らを犠牲にし、ゴッドの前に障害として立ちふさがったのであった。
“地下賭博試合での金もうけ”がOGREの実態かと思われていたが、実はオーガに吸収させるべき強者の魂を見つけ出すことこそがOGREの実態だった。ゴッドは“打倒OGRE”から“打倒オーガ”に目標を変えて、鬼神衆・魔神衆を撃破。もはやゴッドの道を邪魔する者はいなくなったかに思えたのだが…。
HFA | (ぴろき記者)【1998年06月28日(日) 00時54分】 |
次回大会『Gods』の開催がもうそこまで迫ってきているHFA。今大会の見所は、なんといっても“闘神”オーガの初参戦と、半年ぶりになる“戦慄のグラップラー”ゴッドの参戦だ。直接対決はないものの、この2人の揃い踏みには注目が集まる。オーガとゴッドの因縁はゴッドが幼い頃までさかのぼる…。←トップに戻る
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ゴッドことカルロス・ガルーシアは南米コロンビアに生まれ、プロボクサーの父を持つ。彼の父、リカルド・ガルーシアは、派手さはないものの中量級で上位にランクされる実力を持ち、紳士的な態度から彼を支持するファンも多かった。カルロスはそんな父を尊敬し、将来プロボクサーになることを夢見ていた。
カルロスの育った南米には、昔から謎の生命体の伝説があった…。
“その生命体、強き者の魂を吸い取り、己の力となす
その生命体、不死身の魂と強き肉体にて、
すべての時代において、すべての者の頂点に立つ”
また、OGRE(読み:おーが)と呼ばれる組織が、あちらこちらで屈強の格闘家を勧誘・誘拐する事件が多発した。その誘いを断り抵抗した格闘家は、巧妙な手口で殺害されたという。OGREの目的がなんなのか、その当時は知られていなかった。
カルロスが10歳の時、突然の不幸が彼を襲った。父・リカルドの事故死。リカルドとその妻(カルロスの母)が乗る自家用飛行機の墜落事故で、木っ端微塵になった飛行機の残骸の中からリカルドたちの死体が発見されることはなかった。一人残されたカルロスはある組織に引き取られることになった。その組織とは、OGRE…。
カルロスはOGREで格闘技を覚え込まされた。日々訓練の毎日。そして6年が経ったある日、カルロスは地下の賭博試合に出場するように命令された。「OGREとは地下賭博試合によって金を儲けている組織だったのか…」そうカルロスは思った。毎日のように戦い、そして勝利を重ねて行ったカルロスだが、そんな自分の境遇に疑問を持ち始めていた。そんな中でも、ハイマスター(現・フウマ)、金 韓宇といった格闘家たちと心を通わせる戦いができたことが唯一の救いだったとカルロスは言う。
しかし、カルロスの耳に突然衝撃の情報が入ってきた。父・リカルドの事故死は実はOGREの仕業だったという。カルロスは憤りOGREへの復讐を誓うが、下手に動いたのでは父の二の舞になってしまう。そこでまずカルロスは、OGREを倒せるだけの戦力を集めることにした。“表の格闘界から有能な格闘家をOGREにスカウトしてくる”という名目で、カルロスは自分の復讐に協力してくれる格闘家を集める旅に出たのであった。
M.O.W | (大スポ 谷町一徳記者)【1998年06月27日(土) 08時54分】 |
『グローリィ・イントゥ・ライド』シリーズを終えた後、第2回ONL記念大会第3試合に参加した東京ZIN。見事に自爆しつつ持ち味を炸裂させた訳だが、その対戦相手、スカル・ゲレーラ(AFW)が何とあの東京に対して「輝度」に」おける闘いでは「俺は電気ウナギで奴は蛍」と爆弾発言。そこで、渦中の東京クンに話を聞いてみた。←トップに戻る
また、同じくシリーズ最終戦の6日後にA.L.5月大会第4試合で縁のある八島との2度目の対戦。キリング・エッジで締めくくり、次につなげた。A.L.6月大会にも参戦する門仲。今度の抱負とあの猛鬼についてインタビューしてみた。
まずは東京から。
谷町「ヨォ!元気してる?」
東京「余計な振りはいらないので張り切ってイキましょー!」
谷町「じゃあ、単刀直入にゲレーラとの再戦は考えてますか?」
東京「その内やなぁ。ふがうぬ。(マスク越しにおもむろにハナ糞をほじる)」
谷町「何だよ、アグレッシブじゃないねぇ。ウナギと蛍の違いを力説してくれるのかと思ったのにさ」
東京「そんな下らん事いいません。つまるとこウナギはお羽がないのでお空に羽ばたけないので、俺様の勝ちなんだけど、しかして、虫の寿命は儚いの。アハ?あ、それよか蚊トンボ(ソウルフライ)の野郎、ICBM出るんだよね。いささかマイったのでイオンコートだよね」
谷町「輝度も糞もない気するんだけどさ、まあいいや、さて次期シリーズの概要は決まったのでしょうか?自称オーナー」
東京「ぼちぼちね。つまるとこ、ちょっとだけよ。シリーズ名は『ヘイル・トゥ・イングランド』。随分前から噂のあったタッグトーナメントをシリーズに組み込む予定。他団体にも声掛けてるけど、初めの構想より少し規模を縮小するよ。コンタクトを取った団体もあるんだけど、いくつかはこっちの都合で見送りにさせて貰うつもり。多分他団体から3団体くらいかと思うね。これから正式に交渉に入る」
谷町「さすが自称オーナー。ところで海崎のAOAヘヴィ防衛戦は?」
東京「MWAから超大物を呼ぶ計画があったんだが、今回はトーナメントもあるから見合わせた。かわりに、MWAで活躍してる日本人レスラー2名が参戦する予定。で、海崎の相手にあっちの“人間圧縮機”エドワード・ポートノイを当てる予定。まあ頑張って貰いましょ」
谷町「ピッコロは今回参戦ナシですか?」
東京「言うに及ばず。新作映画の撮影だとさ。なんだか知らんけど金の無駄だ。そんな事に金使ってないでどっかに寄付しろっての。トニィとペイトリもMWAで、王者としてあっちに行くから暫くはないね。トニィはMOW所属って見てる人が多いかもしれんけど、違うから。今度から正式なMWAのレスラーなんで」
谷町「移籍って事ではないんですか?とは言え顔触れが随分変わるんですね」
東京「移籍も糞も留学生だった訳だからな。また戻って来る時もベルト持ってろよ」
谷町「何ともスムーズなインタビューですが、ここで締め。では今後の抱負を」
東京「ほないきますかカッ!骨野郎、耳の穴よおかっぽじって聞いておきたま屁。俺樣が120ワットのハダカ電球ならば!貴様は15ワットのグローランプだッ!つまるとこ眩しい上に放熱も激しいので素手で触ると危険ダヨ!アハ?」
次は門仲の話。
−2度目の八島戦とAL6月大会の抱負について−
「八島選手とはまだまだ闘っていきたいですね。今回は勝てましたけど、次はどうなるかわかりませんよ。もちろんタッグを組む事も楽しみですよ。それにしても6月大会メインとは驚きですね。パートナーは高村選手ですが、うちの鹿嶋に近い雰囲気があって違和感はないと感じてます。まあ相手が相手(新田&八島)なんで気を抜くつもりはないですよ。楽に勝てる相手じゃないですから」
−猛鬼戦について−
「あれだけ攻めたのにあっちはまだこっちをねじ伏せる力があったって事です。『毒を身に纏う』ってのは確かにコスチュームの面が大きいです。どうせ猛鬼さんがいなくなるんだから変わりに俺が、その位置についてやろうと。見た目だけでもという事ですかね。ファイナルジャッジメントですか?前日に鹿嶋相手に覚えました。自分のは空中静止型ではないんで正確には似て非なるモノなんですけど、試合後に『おまえが使え』って言われました。だから、今後も使います。アマレスだけじゃ自分自身面白くないですから。まあ名称はただの『ファイナルジャッジメント』ですけどね。リベンジですか?まあ機会があればですね。それよりも自分の確立が先ですから」
と謙虚に語る。次期シリーズ概要も固まりつつあるようだ。近く詳細発表があるだろう。さて、どうなる?次期シリーズ。
M.O.W | (大スポ 谷町一徳記者)【1998年06月27日(土) 06時49分】 |
休憩時間が過ぎ、席を離れていた人々が先刻まで居た席に再び収まっていく。第3試合まで幾分空席もあったが、この時間すでにそれも埋まろうとしていた。←トップに戻る
▼第5試合 特別試合・無制限1本勝負
ストロング猛鬼 VS 門仲 伝奇
観衆は猛鬼のM.O.W最後の試合が始まるのを今か今かと待っている。今大会の盛況振りは「猛鬼退団」効果が少なく無い。猛鬼目当ての観衆は“熱体地獄の処刑人”ストロング猛鬼がどんな勝ち方をするのかを期待しているのかもしれない。
そんな観衆にとって対戦相手・門仲は、マットに沈む予定の相手でしかなかった…。
門仲が小走りに現れるとややあって観客が色めき出した。いつものアマレスタイツではなく、ショートスパッツ、肘にはサポーター、そしてオープンハンドグロープという姿だからだ。それだけではない。その色だ。黒と橙。シューズの紐の色はエメラルドグリーン。つまり猛鬼のトータルカラーなのだ。「毒を身に纏う」とは言っていたがなるほど心理作戦という訳か。
そして場内が暗転。ゆっくりと花道を進むその男に大きな猛鬼コールが降り注ぐ。猛鬼リングイン、遂にゴング!
圧倒的な猛鬼コールが残る開始24秒、最初に仕掛けたのは門仲。135kgと決して軽くはない猛鬼の巨体をキャプチュードで2度も投げ切るという滑り出し。続く3発目のキャプチュード後の片エビ固めは1カウントで返す猛鬼。が、余裕を見せた束の間、門仲の捻り式バックドロップから必殺キリング・エッジ!
どよめきが場内を包んだその時、猛鬼の顔から余裕の2文字は消えた。
中盤になっても門仲はちぎっては投げの怒涛の攻め。猛鬼はそこで打撃に切り替えてから、必殺猛鬼独式三連殺!だが門仲の手はロープに。返した門仲は猛鬼を場外に叩き出し、場外マット上で猛虎原爆!が、今度はむっくりと起き上がった猛鬼が高角度P.B.H。
どちらも引かずのまま両者フラフラとリングに戻る。ここで門仲が猛鬼をパイルドライバーの体勢に…。
いや、これは違う!猛鬼の身体が宙高く上がったと思うと一気にマットに叩き落とされる!「毒を身に纏う」だけではなかったのだ。門仲が出した技、正しく猛鬼ファイナルジャッジメント!カウント2.9で猛鬼が何とか返し、高角度P.B.Hで逆襲するが、門仲はさらに再度最後の審判へ!この時、「門仲」コールがカウントを後押しするように沸き起こった!
しかし、カウント3に届かない。ゆっくりと起き上がる猛鬼だが、番斎を子供扱いしたあの時と同じ鈍く光る野獣の眼を佇ませているではないか!怪物の鎖が解かれる!
焦る門仲はトペコンを自爆、逆に豪快なプランチャを貰い、リングに戻ってからは戦慄のSSD。ここまで喰らっても門仲は脅威的な粘りを見せる。その粘りは「ただでは行かせん」という門仲の言葉を思い出させた。
キリング・エッジから3度目の正直とファイナルジャッジメントと決めるがカウント2。猛鬼の調子が上がっている。ロープに振って喉輪、バックを取りリバースフランケン!まだ粘る門仲はすでに意識朦朧としている筈なのに、まさかのキリング・エッジ!そして、延髄斬り!!希望の光が見えて来た。だが、勝利の光は門仲を照らす事はなかった。
次を狙った筈の門仲の脳天がマットに突き刺さる。猛鬼のKドリラー。強引にエビ固めに捕らえる。3カウント。
決まった後も暴走した猛鬼は制止しようとした若手陣を蹴散らしてしまう程だった。
勝ったのは猛鬼である。しかし、観客のほとんどが声を失っている。暴れる猛鬼をよそにようやく起き上がった門仲に観客が気付くと、門仲コールがつんざいた。それを聞いた猛鬼も次第に落ち着きを取り戻し、門仲に歩みより二言三言告げ、そのままリングを降りた。入場の時と同じように大きな「猛鬼」コールを背に受けて…。
猛鬼はノーコメント、門仲もコメント出来る状態ではないという事で両者から話は聞けなかった。
「門仲は役不足」とマスコミに揶揄され、疑問視されたこの試合。確かに玉砕だった。が、猛鬼の怒りを引き出したのも事実。猛鬼が退団を口にした時にいった言葉がある。「束縛される事無く、闘える場所へ」。これは己自身の怪物性を100%発揮出来る場所へという意味なのではないか?ともすればここまでの猛鬼の暴れぶりは合点がいく。だとすると、それも可能だと示したこのM.O.Wから離れる必要があるのか?
その答えは「すでに、ここは私のいるべき場所ではありません」というくだりと、この試合の内容を見れば明らかである。群れから離れ、1匹狼として生きる腹づもりなのだろう。
しかし、私は思う。同時に戻って来るべき理由がここにあると。それだけの価値がここにはあると―。
□試合結果
猛鬼◯(7分54秒 Kドリラー→エビ固め)×門仲
▼第6試合 MWA世界タッグ選手権試合・60分1本勝負
王者組=トニィ・リトゥル & ペイトリ・ザ・ナイスガイ(第98代王者)
VS
挑戦者=ドン・ギャラガー & ジェシー・ペイガンJr
この日、MWAとの業務提携を結び、M.O.Wは晴れてMWA認可団体となった。遡るは約30日前にトニィとペイトリはMWAからベルトを持ち帰って来るのだが、思えばこれがM.O.WとMWAを結び付ける要因になったのである。
選手権試合の宣言が行われる中、挑戦者組はロープワークを繰り返し、第98代王者組は静かに時を待つ。あの奪取劇から約一ケ月が過ぎた訳だが、リング上に揃った4人を見比べても、トニィ&ペイトリは遜色のないチームになったと言える。
ゴングが鳴ると大将同士の肉団戦から幕開け。トニィは熱血チョップを叩き込み、体格で勝るギャラガ−はトニィにヘッドバットを喰らわせ、3分過ぎ頃、ペイガンJrにタッチ。王者サイドもペイトリに。
開幕戦ではおぼつかなかったペンタゴン殺法も板に付き、華麗なキックでペイガンJrを圧倒するペイトリ。5分頃からそのダイナミックな攻撃が加速する。タイガードライバー'91をペイガンJrに、ギャラガーには必殺ランニン'USAと爆発させた。
中盤に入るとギャラガーの底力が徐々に露になる。それほど喰らっている訳でもないのにペイトリはスローダウン。何故か?それはエルボーにしろ、投げにしろ、一つ一つが重いのだ。ペイトリ悶絶。
何とかトニィのフォローでギャラガーの猛攻を凌ぎ、DKボムを決めるもペイガンJrの執拗なカットに阻まれる。開幕戦でエンスト状態に陥ってしまった事を踏まえてか、ガス欠に陥る前にトニィに試合を託す。
ここまでフォローに回っていたトニィは噂のトニィニヨの超音波声援を背に熱血ファイトを展開。そして、ギャラガーを得意のメルトダウナー!だが、ペイガンJrがカット。このカットだけは完璧なペイガンJrを何とかしなければ、いくら何をしても決まらない。
そんな矢先、フォローに入ったペイトリがペイガンJrを抱え上げ走り出した!ランニン'USAだ!何とペイトリはこの一撃でペイガンJrを行動不能にしてしまったのだ!
こうなれば、トニィ&ペイトリは攻めるだけ。MWAトップレスラーのギャラガーは1人になってもその猛威を振るい続け、まさか勝つのでは、と思わせるがそれも時間の問題だった。
トニィから試合権利がペイトリに移動する。合体パワーボムを放つや、揃ってのナイスポーズ炸裂(勿論グッドスマイリー)!ペイトリはそこから満を持して両手で押さえ込む。ギャラガーから3カウント奪取!初防衛成功!
2人の力で勝った。ここまでの道のりは王者組は決して楽なものではなかった。チームリーダー・トニィの不調が防衛に赤信号を灯したのだ。しかし、パートナー・ペイトリはトニィの奮起を促すように連日好ファイト。そのペイトリに力付けられたトニィは徐々に調子を戻していった。タッグマッチは1人では勝てない。この試合、ペイガンJrを黙らせた事が勝利に繋がったのは言うまでもない。次の防衛戦はどこで、そしてどんな相手になるのか?この2人ならひと時代を築けるかもしれない。
トニィ「このベルトをまた腰に巻いていられるのもペイトリのおかげさ!次の相手は多分、あっち(MWA)の奴等になるだろうネ!でも平気さ!いつでもここに戻って来るゼ!HAHAHAHA!」
ペイトリ「イヤァウォッ!このベルトでオレッチは頂点に立ってやるんダッツ!」
ギャラガー「ガッデムッ!」
□試合結果
ペイトリ◯(15分38秒 両手押さえ体固め)×ギャラガー
※王者・トニィ&ペイトリが初防衛に成功。
▼第7試合 AOAヘヴィ級選手権試合・60分1本勝負
海崎 礼爾 VS 土門 康平
(初代王者) (挑戦者)
AOAヘヴィ初代王者・海崎、防衛第2戦。挑むはサイレント・コア、土門康平。
開幕戦後、初代王者周辺に猛鬼、そして音無との決着戦が暗に噂されるようになる。そんな雑音の中、強敵チャンドラーを退け、挑戦権を手に入れた土門。最終戦カード発表では結局当初の予定通り、挑戦者決定戦を経た土門が挑戦となった。
セコンドもなくひとりで入場してくる土門。土門がM.O.W参戦したのは憧れの海崎を倒す事が第一の理由だった。そして遂にその夢の達成を目前にしているのである。
対する海崎にはある種の自信が漲っていた。開幕戦で失態を犯し、屈辱を味わった海崎はAOAヘヴィ防衛を誓った訳だが、未だに右腕は厚いテーピングで巻かれたまま。不安材料を抱えたままこの一戦に臨むハメになったのにも関わらず海崎の身体から発散されるものは負のイメージではない。試合後、その口から「門仲の試合で実感したよ」という言葉が出たが、それがその自信の正体だったのかもしれない。
開始前から顔を突き合わせての視殺戦が始まるがレフェリーの指示により離されると、両者はアップスタンドの構えに。ゴングの鐘の音と同時にいきなりローキックの打ち合い!フェイントを絡めバックを取った海崎は土門の後頭部目掛けてハイキックを叩き込み、間を置かずに攻める。
短期勝負を狙っているのか、序盤から飛ばす海崎。最近使い始めたエクスプロイダーを皮切りにサマーサルトドロップ、ドラゴンスリーパーと土門を寄せ付けない。
2分過ぎ、土門が反撃の糸口を見つける。低空ドロップキックを海崎の左膝目掛けて繰り出すと、得意の脚殺し開始。間合いを計ってローキック、組付いてドラゴンスクリュー、そして各種脚関節で絞め上げる。中でもドラスクからアンクルホールドの流れは土門の定番ムーブで、この試合幾度も見せるのだが、それだけでは海崎を倒せないのは事実。そこで顔面ニーリフト、STFを挟んだキャプチュード2連発から後頭部ドロップキックとえげつない攻めも見せる。
が、コンビネーションを狙ったところを逆に海崎に蹴倒され、カンクーントルネードを貰って2カウント。今度は機をてらってかロープに振ってカウンターの低空ドロップキック。そして遂にここで海崎のテーピングで巻かれた右腕を捕らえた!だが、後にも先にもこの脇固めが腕を攻めた最後のシーンになった。
王者は流れるようにワンツーのミドルから左右のハイキックを決め土門をダウンさせ、さらにファントムバイツ(ハイマン蹴り)なる変則ハイキックからジャパニーズレッグロールクラッチで固めるがこれはロープに近い。
選手権試合でも土門は脚狙いを崩さない。バックを取られても前転裏膝十字で海崎の脚に絡み付き、ギロチンドロップから裏アキレス腱固めと首を攻めながらも脚攻めを中心に試合を組み立てる。この一本気がこの男の良い所だろう。
だがそれ以上に海崎は強い。脚のダメージは確かに蓄積しているのだろうが、無駄に技を出さずに確実に土門にダメージを与えてゆく。リバースツームストンからカバーに。土門はこれを返すがその後、ローキック1発で崩れ落ちてしまった。
海崎の攻撃はかいくぐり、土門はソバットコンビネーションで波をたぐり寄せる。続くハイキックコンビネーションから、ポストに跳び乗り火の鳥スプラッシュ!3カウントぎりぎりで海崎キックアウト。
この波を形にしようと土門は攻め続ける。マシンガン顔面ニーから狙い澄ましたハイキック。そして得意のアンクルへ。海崎の顔に苦悶の表情が浮かぶ。空いた脚を使って脱出に成功したが、左脚を抱えてのた打ち回る!度重なる脚攻めで海崎の左脚は臨界点を突破してしまったのだ。その脚殺しの実を結ぶために土門は渾身の力を振り絞り裏アキレス腱固めに勝利の想いを込める!
苦痛に歪む海崎の表情は険しいが、その奥には力強い何かが見えた。渾身の裏アキレスを返した海崎はWハイキックでシバキ倒し、「立てッ!」と吐き捨て、フラフラと起き上がる土門の背後を奪った。
土門の腰を両腕でガッチリロックするとプロレス芸術品ジャーマンスープレックスへ。さらにグリップを離さずに気合いもろとも土門を投げ切った海崎。見事な人間橋を描いたのだ!
レフェリーがカウントに入る。場内が大きく沸き上がる。猛鬼やS・コアを目当てに来た観衆もまたその中で一緒にカウントを数える。セコンドの若手も一緒にカウントを数えている。また、花道の奥で番斎、門仲もその光景を望んでいる。この時「M.O.Wが変わろうとしている」事を実感したのは海崎だけではなかった筈だ。3カウントが入ると鹿嶋と藤岡がエプロンに上がり勝利の雄叫びをあげた。海崎、2度目の防衛成功!
マイクを渡された海崎は「ベルト、守りました!これで開幕戦の尻拭いが出来たかは解りませんが、大恥かかずに済みました。これも皆さんのおかげです。そして、こいつら(若手達をさして)のおかげです。今日でここを去る者もいますが、そいつらにはこう言っておきます。『またな』と…。音無、稲葉、土門、そして猛鬼…。野垂れ死ぬなよ。今後ともM.O.Wを宜しくお願いします!」と締めくくった。
序盤、速攻を仕掛けるが土門の脚殺しに手こずったとも言える内容だったが、この勝利は受けた上で勝ったものだと感じる。試合後控室では冒頭の言葉を口にした。
海崎「シツコイね。土門の野郎。お互い決め技出さなかったけどそれはそれ。出されてれば負けたかもな。けど音無に劣るとは思わんな。土門は。あいつもこれからなんだからさ。脚痛ぇな糞…。答え?ああ、俺はうねりだ、答えだ何だって言われてもいまいちピンと来なかったけど、門仲の試合で実感したよ。猛鬼が抜ける事であいつらが変わってきてるんだよ。この短い期間でね。鹿嶋は相変わらずだが、近い立場の人間が加わる事に反応してるだろ。魚頭も恐れず突っ込んでいった。番斎も引っ張る立場に居る事に気付いたのかもしれん。で門仲が一番変わろうとしていた。大した奴だよ。次期でいくらかメンバーが変わるが、今いる奴等が一歩進まんとさ…。大層な答えじゃないが、俺なりの解釈がそれだよ」
煽った部分もあったが、うねりの答えは海崎の言葉にある通りだろう。ここで全ての答えが解る訳ではないし、その必要もない。彼等の成長という答えは我々にとって楽しみなものなのだから。
□試合結果
海崎◯(7分51秒 連続原爆固め)×土門
※王者・海崎が2度目の防衛に成功
----------------------------------------------------
驚愕の開幕戦を経て、遂に最終戦を終えたM.O.W。ひとつの風景がこの日で一様の完結となる。果たして猛鬼とサイレント・コアの行く末は?そして、M.O.Wの新たな風景は?近日中に次期シリーズ詳細発表の旨、期待すべし!
WSCプロレス | (林内 合助記者)【1998年06月24日(水) 16時53分】 |
次期シリーズ登場予定のゴールド&シルバーの←トップに戻る
「スパイダース」。
彼らのプロフィールは謎だ。特に情報があるなら
・元AWF世界タッグ王者であること
・必殺技はゴールド、シルバーとも「スパイダースパイク」
・あと、得意技はフライングボディプレス。
これくらいだ。
一応、情報によれば次期シリーズでWSC世界タッグに挑戦するとか・・・。
WSC選手のアメリカ遠征(今月いっぱいまで)でシングルで対戦が組まれているので注目したい。
ICBM | (赤場クレア記者)【1998年06月22日(月) 16時00分】 |
ICBMのオーナーTanimura氏の誕生日を記念して、バースデー興行が開催されることとなった。興行予定は以下の通り。←トップに戻る
6月25日(水) なみはやドーム(大阪)
6月28日(土) 姫路城三之丸広場特設リング(兵庫)
6月29日(日) 松下体育館(和歌山)
3日とも対戦カードは未定だが、25日はICBMの純血興行を、
28,29日は他団体の選手を招待する予定。
また、招待選手だけでなく、自発的な参加も歓迎するとのことだ。
アスリーツリーグ | (舞田 憲作記者)【1998年06月20日(土) 00時16分】 |
アスリーツリーグ6月大会の日程とカードが発表された。←トップに戻る
A.L.Pegasus〜碧雫〜 6月25日(水) 於・岡山遊楽園ホール
第1試合 成田 順 対 ルティ・バロア
第2試合 マハトマ・チャンドーラVII世(横浜) 対 アデミール・オズマ
第3試合 氷野 将也 対 キース・ガードナー
第4試合 吉田 装甲車(カドモン) 対 小峰 広志
第5試合 門仲 伝奇(M.O.W)& 高村 唯希 対 新田 英二 & 八島 康彦
まず見所は第2試合。怪我の治ったオズマが復帰戦を行う。対戦相手は、横浜プロレスから招聘されたマハトマ・チャンドーラVII世。A.L.の興行にはこれが初参戦となるが、昨年11月には新田とシングルで闘っており、A.L.勢とはそれ以来の絡みとなる。見かけによらず、ややダーティなテクニックを持つという噂の選手だ。
第3試合には、先日の第2回ONL大会にA.L.代表として出場したキースが凱旋。大規模な大会で自信をつけて帰ってきた。これを出迎えるのは、存在感は薄いが「影の実力者」との評判が出てきた氷野。マニア層の注目をひく一番となりそうだ。
セミファイナルには、カドモンの吉田 装甲車が2か月ぶりに登場。4月大会では急遽参戦となったにも関わらず、ルティをあっさりと葬り、またその後自団体の興行で新田にも勝利している実力者だ。「打撃テクニックだけなら新田以上」とも言われる小峰が、A.L.の面子を賭けて挑む。
メインは、A.L.にしては珍しくタッグマッチ。赤コーナーにはM.O.Wから常連の門仲 伝奇。前回は八島と2度目のシングルを行い、必殺キリング・エッジで見事K.O.勝利を飾った。そのパートナーには、なんとデビュー4戦目にして高村が抜擢された。オズマ、有倉を立て続けに病院送りにしたユウキスペシャルIIは今回も火を吹くか?対する青コーナーは、昨年末WWWWAのタッグトーナメント「CBD’97」を制した新田・八島のコンビが、約半年ぶりに復活する。事実上A.L.のトップ2人が組み、加えて相手チームの1人は新人の高村。負けは許されないところだが…。
R.R.R | (週刊Fプロ記者)【1998年06月18日(木) 22時59分】 |
どうもこんにちは、週刊Fプロです。←トップに戻る
今日は久しぶりに活動再開が決定したR.R.Rに取材に来ています。
(記者)どうしてたんですか?活動停止かと思っていましたよ。
(卯月)いやー、いろいろありまして・・・まっ、何とかなりましたから、たぶん大丈夫でしょう。
(記者)活動休止中は選手の派遣でしのいでいたようですが?
(卯月)えぇ、私とガーディアン、それとスパイダーマン(J)の参戦でした・・・勝率悪いですねぇ・・・。勝ったのは私だけですねぇ。
(記者)???負けたじゃないですか・・・ミスチェーン長島選手に。
(卯月)え?・・・・・・・・だれが?
(記者)あなたがですよ。
(卯月)私は勝ちましたよ・・・。
(記者)スパイダーマン(J)選手としてのあなたですよ。
(卯月)・・・・おや?
(記者)おや、じゃないですよ。
(卯月)彼は私ではない。
(記者)あなたじゃないですか!
(卯月)私はスパイディ卯月、そして彼はスパイダーマン(J)だ。
(記者)あー!、もう!、もういいです。(変なところだけプロ根性なんだから)
(卯月)久しぶりなんだから、宣伝させて下さいよ。
(記者)はいはい。
R.R.R自主興業(マスターズ主催)
(シングル3本勝負)
ブンブン丸・マスター VS スパイディうづき
(シングル1本勝負)
ブンブン丸・レディ VS ミスチェーン長島
(タッグタイトル戦)
ブンブン丸・パワード なんだこりゃ馬の助
ブンブン丸・G(ギガ) VS 熊殺しウエリー
(ジュニアタイトル戦)
愛狂王・零 VS ブンブン丸・ドラグーン
(メインイベント)
ブンブン丸・グレート VS 加藤圭司
(記者)第二試合が・・・長島選手ですねぇ・・・。
(卯月)そうです、実はうちの女子選手がデビューするんですが、プロの厳しさを教え込むにはうってつけの選手なので、是非にと、こちらから声をかけさせていただきました。
第三試合は依然預かり試合となっていたのですが、馬の助とウエリーのマネージャーのうちの兄が早く試合を組めとうるさいので・・・。
(記者)そうですか・・・第四試合がジュニアのタイトル戦で・・・あっ、メインがグレート選手VS加藤圭司選手ですね。
(卯月)グレートのやつが、俺も出せ!ってうるさいんですよ。
わざわざ圭司選手に出てきてもらって、しょっぱい試合しか出来なかったらグレートは当分シングルでは試合組ませません。
(記者)相変わらず、厳しいですねぇ・・・(自分以外には・・・)
(卯月)なんか言いました?
(記者)いえいえ、では興業楽しみにしています。
(記者)とにかく再びR.R.Rは活動しだした模様です、大会リポートがまとまり次第随時お伝えしていきます。
プロフェッショナル・レスリングNEO | (川崎勉造記者)【1998年06月18日(木) 16時45分】 |
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■1998年6月14日=東京・遊楽園ホール
▽第四回NEOトーナメント一回戦15分一本勝負
中田慎吾 vs 雨宮五月<雨宮道場>
雨宮道場。今回の新生NEO創立に伴い設立されたものではなく、元々雨宮の地元である京都にあるものだそうだ。今まで個人的にNEOに参戦していた雨宮だが、これからは雨宮道場というシステムを使っての参戦となる。雨宮雷のデビューも然りだし、今後雨宮道場支部を通じて新しく参戦してくる選手もいるだろう。
そして、中田慎吾。「んを」解散劇を経てNEOに帰ってきた男…とはいえ、所属がNEOになっただけであって、普段はまったくの別行動。NEOの道場に足を運ぶこともなく、この辺は今も頻繁にNEO道場で練習をしている雨宮とは対照的だ。
立場的にまったく正反対の二人。新生NEO旗揚げ戦は、この二人の対決がメインエベントとなる。
先に入場してきたのは雨宮。黒のガウンにすっぽりとその姿を包んでの入場。そして、そのガウンを脱ぐと…場内からは驚きの声があがった。以前とは比較にならないくらいに逞しく鍛え上げられた胸板。黒のグローブにスパッツ。足はレガースもシューズも無しの素足…。そう、グルーサム選手によくあるコスチュームだったのである。
一方の中田は前回「んを」大会での圭司戦と同じく純白の空手道着。
「コスチュームで試合するわけじゃないよ」
とは中田の発言だが、やはり目をひく新鮮な二人の姿だ。
試合は雨宮が予想外の動きをしたことで、まったく意外な展開となった。
開始直後からボディ・顔面・脳天と、ところかまわずパンチと肘打ちを連発する雨宮。中田は詰められた距離を利用しての膝蹴りで応戦…はげしい打激戦となった。
しかし、さずがにお互いにクリーンヒットは許さない。先に打撃戦を避けたのは中田。グランドの展開での片羽絞め。しかし、先に大技に転じたのは雨宮だった。中田のタックルを潰すと、無理矢理引っこ抜く形でのバックドロップ! 更に脇固め、ネックロック…柔術流の関節技を繰り出していく。「壊し屋」雨宮の真骨頂が出てきた…かに見えた。
中田はグランドの展開で見事に切り返し、腕ひしぎ逆十字。スタンドでもステップキックから高々と持ち上げての水車落し。雨宮がカウンターのストレートを狙うと、鮮やかによけてのバックブローをヒットさせる。右ロー、左ミドル、右、左のボディブローからの左後ろ回し蹴りでダウンを奪うとそのままアームロック。まさか…の展開に場内が沸く。
だが、雨宮も一筋縄ではいかない。今まで無敗できている雨宮はまだ冷静だった。
なんとなく集中力が欠けた瞬間にパッと飛び込むと雨宮流裏投げ…カレイドスコープ!(エクスプロイダー) アームロックを取り返すが中田も必死に逃れた。
試合は二転三転…中田の大振りのバンチが雨宮にクリーンヒット。コーナー際でボディへの膝蹴りでダウンを奪って
「立てよ」
のジェスチャーまでしてみせる。立ち上がった雨宮は遠慮なく2発目のカレイドスコープ。気がつくと、何時の間にか雨宮は鼻血を出していた。大事な試合ではいつも鼻血を出していた雨宮(鼻骨骨折を引きずっていただけだが)。赤鬼と化した雨宮は素早い動作からのショルダーネックブリーカー。更に3発目のカレイドスコープからアームロック。これは完璧に決まったが中田の足はボトムロープ。
まだ、試合は終わらない。中田はパンチ、キックを雨あられ。雨宮の脇固めは「折れるか!?」という角度の危ないものだった。
右ハイキックを浴びて鮮血を飛ばしながら倒れる雨宮。それでも、まだ立ち上がる。中田の息も上がっている。雨宮も立ち上がるのがやっとでガードもままならない。血が目に入って左の視界はもう完全に見えないようだ。また右のハイキック。立ち上がる血染めの雨宮…。
ここで中田は、狙いすました肘打ちに出た。これが雨宮の顔面を捕らえる。グシャッという鼻が潰れる音はリングサイドにまで響いた。すかさず中田は雨宮の右足をキャッチ。踵をロックしてそのままねじりあげ…ギブアップを奪った。
中田慎吾<E1>(6分40秒 ヒールホールド)雨宮五月<E5>
まさか、である。NEOのエース候補確定と言われていた雨宮が一回戦で姿を消してしまった。
中田はしてやったりの表情。「ONLをオーナーの思惑どおりに彩らせるなよ」とは、かつて「んを」入りした時の中田の台詞だ。
それをさかのぼる事数ヶ月前…圭司の中田評は、「彼は新人殺しですから。僕も気を付けないと」と語っていた。
まさに、中田の真骨頂。上昇気流に見えた雨宮を見事にストップしてみせた。試合後はノーコメントだったが、次は三度目となる加藤圭司が相手である。両者相当の覚悟をもってリングに臨むであろう。
「世界一格好いい奴はNEOが決める」
格闘技はキレイな物ではなかった。いくつもの血と汗、涙を吸ってリングはその価値を増していく。混沌とするNEOのリング…旗揚げ戦は終わり、戦士達の次の舞台は準決勝へと移っていく。
●次回大会
「DASH!」
■1998年7月XX日=東京・遊楽園ホール
▽第四回NEOトーナメント準決勝戦15分一本勝負
流星満潮 vs 鶴波力一郎
加藤圭司 vs 中田慎吾
▽第四回NEOトーナメント決勝戦15分一本勝負
プロフェッショナル・レスロングNEO | (川崎勉造記者)【1998年06月18日(木) 16時44分】 |
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■1998年6月14日=東京・遊楽園ホール
▽第四回NEOトーナメント一回戦15分一本勝負
鶴波力一郎 vs 山小屋勇一
この大会がデビュー戦となる山小屋。どんな選手かに注目が集まったのは言うまでもない。前回トーナメントでは新人だった雨宮が優勝している。何が起こるかわからないのがトーナメントの魅力…山小屋に期待が集まっても何ら不思議ではない。
公式発表によると、山小屋は25歳。もう若くはないし、179cm、84kgの軽量である。黒のタイツに黒のレガース…見た目は普通のNEO戦士である。
一方の鶴波も、なんとなく評価が低いままここまで来ている。そろそろ優勝という冠をもって己の存在をアピールしておきたいところだ。
やはり、格の違いだろうか。序盤、鶴波は余裕の試合展開を見せる。ボディスラムで場外に投げ捨ていきなりポイントを奪う。さらにストンピングを連発して、久しぶりに鬼気迫る鶴波というものを新人相手に見せ付ける。
しかし、山小屋はデビュー戦、鶴波相手に見事にブレイクしてみせた。
きっかけは、アッパー2連発だった。
「こいよ、オラ!」
ひるんだ鶴波をすかさずフロントスープレックスで叩き付け、片足タックルでテイクダウン。アキレス腱固めへと移行する。完全に山小屋ペースである。そして、なんと鶴波にバックドロップを決めてみせた。さらにコブラツイスト、グランドでの卍固めも披露し、ついにはフェイスロックで堂々のエスケープ奪取。業師ぶりで鶴波を翻弄してみせる。
しかし、いかんせん基礎体力の違いがモノを言う。鶴波のラリアートに木っ端のように吹っ飛び、ドラゴンスリーパーは首がねじ切れてしまうのではないかというくらいにガッチリと決まった。鶴波のバックドロップからのサソリ固めのフルコースを食らった時には会場から溜め息がもれたが…山小屋はなんとかエスケープ。羽根折り顔面締めで逆襲に転じたのだ。
グイグイと締め上げ、エスケープ。なんとポイントで鶴波より優位に立つ。更に、高角度のバックドロップ! もう一発…ここで山小屋はまたも業師ぶりをみせた。2発目のバックドロップをホールドして、フォールを狙いにいったのだ。完全に虚をつかれた鶴波はなんとか肩をあげる…疑惑の3カウントだ。
「入っただろ…!」
呆然と呟く山小屋。ここに隙があった。鶴波のラリアートを変な角度で受けてしまい、大ダメージ。そして、鶴波の渾身のパワーボムからのサソリ固めでギブアップ。
鶴波力一郎<E2>(7分29秒 スコーピオンデスロック)山小屋勇一<E1>
鶴波「ああいうタイプは苦手だな。若いくせに小細工ばっかり使いやがって(苦笑)。もうちょっとウェイト増やしていかないとこの先厳しいと思うぞ」
記者「準決勝…相手は流星選手ですが」
鶴波「まだやってなかったんだな…なんか、意外な気もするけど、勝つよ。ウン」
山小屋「勝てると、思いました…これがデビュー戦でも、相手が鶴波さんでも、体だって全然違うけど…勝てると思いました…くそ…今日は勘弁して下さい」
最後は体の大きさと体力差で山小屋を圧倒した鶴波。比較的軽量選手が多いNEOで彼の存在は脅威だ。次の対戦相手である流星は軽量級格闘家の代表的存在である。NEOとは、同じ方向性の選手が戦うのではなく、同じ目的に向かって様々な選手が様々なやり方で戦っていく団体なのだ。それを表現する一戦であった。
プロフェッショナル・レスリングNEO | (川崎勉造記者)【1998年06月18日(木) 16時42分】 |
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■1998年6月14日=東京・遊楽園ホール
▽第四回NEOトーナメント一回戦15分一本勝負
加藤圭司 vs 神城潤一
デビュー以来、未だ勝ち星を得ていない神城。だが、新生NEOでは全員がスタートライン、キャリアは関係ない。誰でもチャンスがある団体…それがプロフェッショナル・レスリングNEOなのである。
「ベルトよりギャラを上げて欲しいなぁ。もうバイトじゃないんだし…あ、今のカットね」(神城)
「勝ちますよ。神城には…宿題ですね。僕に勝て、と。それだけです」(圭司)
一時期、NEO内部で「圭司モード」という冗談が流行った事があった。試合に負けるほどに自分に気合を入れていく様を表現した言葉なのだが、神城はNEOでもっともその感覚が乏しい選手と言えるだろう。
負けても飄々としているその姿がプロとして正しいのか否か、記者には判断しかねるところなのだが、圭司からしてみるともどかしく思っていたのは間違いないだろう。道場で圭司と神城が気合のあるなしで口論しているのを記者は何度も目撃している。
例えるなら炎と水。両者のコスチュームとは裏腹の感情が、新生NEOで化学反応する。
先に主導権を握ったのは圭司。ローキックからフライングメイヤーとオーソドックスな流れからマウントポジションに。
「どうしたよ、ホラ!」
と張り手を6連発。神城はなんとか逃れるが低空のドロップキックを左膝の真正面に打ち込む。そのままフィギュア・フォーでエスケープポイントを奪取。気合の咆哮がホールにこだました。
圭司のラッシュに火がついたかのように神城が反撃。リバースネックブリーカーから得意のブレーンバスターを2連発、特に2発目は勢いあまって圭司が場外まで吹っ飛ぶものであった。しかし、圭司もなかなか老獪。フィギュア・フォーで動きを止め、掌打の打ち合いで不利になってくると飛びついてのネックロックでポイントを奪う。神城もスリーパーでポイントを取り返すがやはり寝業となると圭司に一日の長がある。
疲労の色が濃くなってきた神城にハイキックをヒットさせ、吼える。
「その程度か、ジュン!」
そして腕ひしぎへ。リング中央でガッチリ決まったように見えたのだが…神城は逃れた。
神城の表情が一変していた。怒りの表情を浮かべた神城は、カウンター気味にストレートの掌打を炸裂させ、叫んだ。
「いつまでも…甘く見るなよっ!」
神城の心からの叫び、心からの技…ギロチン式ピースクラッシャー。超長滞空ブレーンバスター。STF。スリーパー。コーナーからのエルボードロップ。全ての技が完璧に決まっていたかのように見えたが…圭司は沈まない。
頭突きのラッシュ、ラッシュ…十数発のヘッドバットを繰り出す圭司。ゴツゴツという鈍い音が記者席にまで聞こえてくる。
最後は腕ひしぎだった。ロープが近いと見た圭司はわざとわずかな間を作り、スパッと一瞬で極めてみせた。
加藤圭司<E5>(9分10秒 クロスアームブリーカー)神城潤一<E6>
圭司「うん、勝ったね…勝ったよ。このまま、優勝するから」
記者「今日の神城選手は?」
圭司「…ま、いいんじゃないの(にっこり)」
記者「次は雨宮五月選手か中田選手ですが…」
圭司「どっちでもいいよ。僕が勝つし、勝たなきゃいけない…NEOだから」
神城「ふざけんなよ、あのサル! いつも、いつまでも人の事見下しやがって! 次は顔の形が変わるまでブン殴ってやる!」
心身ともに充実している圭司。新しい何かを掴み掛けている神城。トーナメント云々を度外視しても意義のある試合だったと思う。
未来とは、NEXTである。圭司のネクストは準決勝。神城のネクストは何か…いまだ明確に見えはしないが、確かな予感を感じる。もう新人ではない。雨宮雷、山小屋といった下からの突き上げも覚悟しなくてはならないだろう。神城、飛翔なるか?
プロフェッショナル・レスリングNEO | (川崎勉造記者)【1998年06月18日(木) 16時41分】 |
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■1998年6月14日=東京・遊楽園ホール
▽第四回NEOトーナメント一回戦15分一本勝負
流星満潮 vs 雨宮雷<雨宮道場>
新生NEO最初の試合はやはり流星から始まった。あのONL記念大会第一試合でスコータイと戦い、敗れ、また挑み…他の選手には失礼だが、若き流星の情熱と姿勢がNEOを体現していると言って過言ではないだろう。
メルビィが独立して改めて格闘技路線を歩むことになった新生NEO。トーナメント最初の試合は立ち業・キック出身の流星と寝業・アマレス出身の雨宮雷。
「こういうカードが僕のやりたかったことかもしれないね…」とは通路の奥で試合を見ていた圭司の言葉だ。
黄色と黒のアマレスコスチュームで初のリングに登場した雷。すでに中年だが、坊主頭が様になっている。アマチュアの世界で鍛えていた岩のような上半身は健在だ。さほど緊張の様子もなく、軽く体をほぐしながら入場するあたり、場慣れしているというかさすがである。
一方の流星は「新調しました」という青のトランクス、青のグローブで入場。トランクスには「NEO」の三文字が刻まれている。
まずはいつも通りにローキックから攻め込む流星。すかざず顔面にストレートを叩き込むが、こらえた雷は超低空の高速タックルでテイクダウンさせると、流星の両腕をホールド。「ぃよぉいしょ!」の掛け声で一気に鮮やかなダブルアームスープレックス。先に場内のどよめきを呼んだのは雷だった。さらに「よう分からんから力だけで絞めてみた」というアキレス腱固め。記者の目から見ればまだまだ甘いと言わざるをえないが、寝業に関してまったく不得手の流星には有効だ。さらに裏アキレスへ。
苦悶の表情を浮かべながらも、必死に空いた方の足で蹴りまくって脱出した流星は、左右のボディブローを的確にヒットさせ、首相撲に持ち込むと得意の右膝蹴りを6連発。更に左膝蹴りを顔面にもぶち込み、ダウンを奪う。
しかし、雷もカウント4で立ち上がると強烈にヘッドロック。なおもサイドバスター気味に叩き付ける。そして今度は高角度のダブルアーム。リバースのフルネルソンホールド(RYUスペシャル)で締め上げるが、これは流星がもがきにもがいてエスケープ。
ここで流星が反撃のラッシュ。右、左のストレート、右ミドル。ぐらついたところに右後ろ回し蹴り。焦った雷のタックルをかわすと、左ロー二連発から右ミドル、左ハイを三連発。サンドバック状態と化した雷は吹っ飛ぶような形でダウン。
だが、試合はまだ終わらない。フィニッシュを狙った流星のバックハンドブローをかわした雷は三発目のダブルアーム。首相撲もフロントネックロックで切り返してみせる。
なんとか技を外した流星は渾身の左ロー。すかさずフォールを狙うがカウントは2.9。大歓声の中立ち上がった両雄だが、やはり流星には大舞台での冷静さがあった。
構え直したかと思った瞬間に左フックが雷の顎をぶち抜いていた。前のめりに倒れた雷を流星がフォールしてカウントは3。
流星が初のフォール勝ち…しかもフィニッシュブローを初公開のパンチで飾った。
流星満潮<E1>(6分6秒 フォール)雨宮雷<E2>
雷「なんや……負けたもんの感想など聞くもんやないで。あの小僧のとこにいったれや」
流星「あーっ、クソ! バックブローで決めるつもりだったのに…僕がまだまだ甘かったってことですね。試合ですか…? 見ての通りです。とにかく投げられないようにしようと思ってたんで。三回…ですか。同じダブルアームだったんですけど、落し方が毎回違ってたんで、受け身がちょっと遅れちゃったりして…でも、いい勉強になりました。押忍。(スコータイ選手から「優勝厳命」という発言が出ていますが)スコータイも僕が優勝すると思ってそう言ったんじゃないですか。期待には応えますよ」
記者「次は鶴波選手か山小屋選手ですが」
流星「鶴波さんでしょうね。やっぱり大きいっていうのは武器ですから。でも、ちょうど自分のハイが鶴波さんの顎の辺りなんで。…真剣に格闘界の明日を考えたら、いつまでも鶴波さんとかロートルがのさばってちゃいけないんですよ。僕ら若い人間が格闘界を支えていかないと。真剣にそう思うんで…勝ちますよ! 押忍!」
流星は勝利の余韻に浸ることなく下克上宣言…取り方によっては「鶴波に引導を渡す」という発言をした。
もはや若手という立場に甘えることはできない。内容・結果…流星は新生NEOを背負う覚悟だ。
その手で時代を変えることが出来るのか? 次の相手は鶴波か、山小屋…まずは流星が新生NEOの初陣を飾った!
横プロ | (ヒロト記者)【1998年06月18日(木) 06時07分】 |
横プロシリーズ『たどり着いたらいつも横浜’98』最終日終了後の横プロ事務所にて。←トップに戻る
ヒロト「フウマ戦を振り返って。」
ガンマー「思っていた通りのレスラーだった。」
ヒロト「それはどういう意味で?」
ガンマー「強かったってこと。生で試合を観戦したことはなかったけど、今のままじゃ明らかに向こうが上だなと思ってた。」
ヒロト「それで新しい必殺技ですか。」
ガンマー「フウマも俺の資料を少しは持ってただろうし、彼の計算にないことをしないとダメだなと思って。結果は・・・まあ、そういうこと。」
ヒロト「でも良い勝負だったと思います。2度目のスペース・イーターは決まっていてもおかしくなかったと、」
ガンマー「ははは。俺もそう思った。だから負けたのかもね。」
ヒロト「ミヨシさんは、今後どうするのですか。」
トミー「家業を手伝うらしいよ。」
ヒロト「家業とは?」
サック「豆腐屋。」
ヒロト「あれ?・・まあいいや。じゃあ、横プロとはホントにさよならですね。」
トミー「いや、そうでもないよ。なんでさよならしなきゃいけないの?週に一度は事務所にも遊びに来るみたいだし。」
ヒロト「えっ、そうなんですか。トレーニングは続けるんですか。」
サック「なに言ってんだヤマモト。ミヨシは徹マンに来るんだよ。アニキやチンピラは強いからミヨシからカモるのだ。勝てるときに勝つ!」
ヒロト「はあ。良いのか悪いのか・・。」
<遅くなりましたが興行最終日詳細記事なのだ、らっしゃい>
M.O.W | (大スポ 谷町一徳記者)【1998年06月17日(水) 03時26分】 |
「開幕戦から起きたうねりが、遂に答えを出す」と例えた『グローリィ・イントゥ・ライド』最終戦。ここまでの流れで言える事はひとつ。- 時代は変わる -である。←トップに戻る
さて、第1試合開始前にMWAとの正式な提携を結んだ事と、練習生の藤岡 剛(ふじおか・たけし)が次期シリーズにおいてデビューする事が発表された。デビュー戦の相手はおそらく鹿嶋との事。その鹿嶋の第1試合から最終戦は始まった。
◆5月17日・最終戦 武闘館-------------------------------------
▼第1試合 シングルマッチ・15分1本勝負
鹿嶋 嘉晃 VS ゴウジャス・ベンジャミン三世
第3戦では華麗すぎるGB三世に翻弄されてしまった鹿嶋。序盤は攻めあぐねている様だったが、ゴウジャスマジックに惑わされる事なく、中盤からダイビングヘッド、裏投げなど大技を繰り出し、最後はジャーマンホイップから得意のダブルリストアームロックで極めた。登り調子依然好調!
しかして、GB三世、ガウンはやはり豪勢だった。
試合後鹿嶋は「やったス。藤岡?関係ないスよ。でもビビったんじゃないスか?」と結局意識してる模様。だが、鹿嶋のライバル不在は解消された。鹿嶋よ、藤岡と凌ぎを削れ!
□試合結果
鹿嶋◯(7分28秒 ジャーマンH→ダブルリストロック)×GB三世
▼第2試合 ジュニアタッグマッチ・30分1本勝負
ソウルフライ & 東京ZIN
VS
永坂 悟(ICBM) & タイガー・ファントム(ICBM)
依然ピッコロ色濃厚なM.O.Wジュニア戦線。そんな状況に新風を起こすのがこのカードであろう。現ICBMジュニア王者組に敬意を表し、M.O.W組から入場。無論、東京は自ら「トーキョッ」コールで入場。ウルサイ。
変わってICBM組が入場すると場内からどよめきが起り、ICBMファンとおぼしき「永坂ァ!」という声援も聞こえてきた。場内は依然歓迎ムードであったが、ソウルフライ、東京はそれを耳にし、気を引き締めたようだ。
先発は東京と永坂。いきなりの力比べ、これを征した東京はDDTを2連発し、1分前後でソウルフライに。その後、永坂に必殺の腕拉ぎ逆十字固めに捕らわれるが、ブレイク。ソウルフライはソバットで不意を突き、飛距離のあるダイビングヘッド弾。これで永坂はタイガーにタッチ。
このタイガー・ファントム、階級的にフリーに属するため4人の中でも一番上背があるのだが、何をするかと思えばタイガードライバー’91!ソウルフライ、これには面喰らったか、直ぐさま東京にタッチする羽目に。
中盤まで両者引かずだったが、9分前に東京の噂の『明後日ウルトラ・ウラカン』が遂に炸裂。危機的状況に陥るが、ソウルフライに何度も救われ、東京自身もタイガーの猛攻をもうダメだと言うところで自力で返していく。
永坂は派手に動かなかったものの、ソウルフライに対しては高速フルネルソン、ソウルフライの必殺技でもある火の玉ボム(モアニ・モアナ)など強烈な技の数々を繰り出し、王者ここに在りと印象付けた。
だが、その火の玉ボムに対して、キッチリお返ししたのがソウルフライ。疲れの見えたタイガーに高角度ジャーマン、続けてモアニ・モアナ!4分過ぎから出ずっぱりになってしまったタイガーは3カウントを聞く事となってしまった。
試合後のソウルフライ
「今日は第1歩。いい一歩が踏めたと思います。今回あちらのタッチワークがうまくいかなかったようですけど、次はわかりませんね。シングル?それは、相手が望めば。永坂選手、タイガー選手問わずですね。もう一度、手を合わせてしてみたいってのが第一声ですかね」
同じく東京
「フンズバラッ!あのタイガー・ホームレスコノヤーロウ!俺樣を何だと思ってんネーン!アハ?だいたいパワフリャ&しっかりキッカリテクニシャンじゃねぇか!ンフ?して、ICBMチャンプ!蚊トンボ(ソウルフライ)ばかり狙っていやがったね。まあ痛い思いしないで済んだからいいや。が!つまるとこ俺様を相手にしてねぇって事ダネ!またもや、いささかまいったので今度、輝度かち喰らわすぞ!アハ?」
今回、M.O.W側の勝利に終わったが、ICBMとの闘いの架け橋は今掛けられたばかりである。ソウルフライ、東京の存在がまたひとつ確かになった事は確実であろう。
□試合結果
ソウルフライ◯(14分9秒 モアニ・モアナ)×タイガー
▼第3試合 タッグマッチ・30分1本勝負
ピッコロ・ザ・スーパースター & フレデー・M
VS
ジンク・チャンドラー & J・桑平
因縁のピッコロvs桑平。この抗争はまだまだ続くだろう。つまるとこ抗争フォーエバー!なのかッ?
さておき、チャンドラーはやはり相当な実力者だ。鋭い投げから関節技へとスムーズに極め、あっという間にフレデーからピッコロにスイッチさせ、大外刈りでダウンを奪うや馬乗り掌打連打!おまけにスタンドの状態になっても掌打の嵐。
フォローに入ったフレデーとでWドロップキックを放ち、その状況下から脱出を計るが、変わって出て来た桑平はノリに乗っていた。一気にカイザーボムと調子に乗るがピッコロはフランケンで切り返す!が!カットに入ったチャンドラーの蹴りがピッコロの脳天にヒット!それを受けて桑平は今度こそ強烈なカイザーボムへ。結局フレデーにカットされるも、桑平は一向に気にする向きはない。
この試合、ノリまくる桑平がそのまま試合終了まで、一度もタッチせずに暴れまくった事が大きく影響してくる。勿論、チャンドラーがただコーナーを温めていただけなら話は変わっていただろう。だが、彼は実に効果的なフォローを展開した。
ピッコロ&フレデーも良い攻めを見せた。フレデーは持ち味であるネチっこいレスリングでMWAコンビを翻弄する場面もあり、ピッコロはジャイアントスイングで桑平を辱めたり、ドルクラで自身のケツを桑平の顔面に押し付ける等、セクハラチックな攻めを見せてくれた。
だが、桑平のスリーパー攻撃でピッコロもフレデーも終盤になって格段に動きが鈍ってしまう。特にピッコロは、もうグッタリ。加えて桑平はラッシュ型であり、エクスターミネイターΣ(エクスプロイダー)、バックスピンラッシュ、おまけに相手を小馬鹿にするようにステップキックで顔面を蹴り上げる。
完全に試合を掌握した桑平は仕上げに掛かる。この試合6発目となるカイザーボムだが、フレデーがカット。しかし、フォローに入ったチャンドラーはグロッキーのピッコロに馬乗り掌打を乱射。そして、桑平に「後はヨロシク哀愁」とばかりにピッコロを献上し、そこからスリーパーでフィニッシュ!
桑平のコメント
「手応えも何もナシッ!また来るかって?インデスカッ?来てイインデスカッ?(少し溜めてから)イイーンデスッ!ガッ、寧ろ私はあちら(MOW)側で饅頭野郎をケチョンケチョンにするほうが正しいのかもしれないデショー!私には日本人の血が流れてるんデスし」
ピッコロのコメント
「頭痛いヨ、あのインチキハポンは許さないヨ!最近負けが増えてる?このウンコタレ!何度言わすカッ!負けてナンボのレスラー稼業、負けても輝くスーパースター!これネ!その容量の少ない脳味噌に入れとくネ!もう話す事ないネ!消えて失せるベシネッ!」
まったくもって桑平の圧倒的な一人勝ちである。もし、この男がM.O.Wジュニア戦線に完全に参入となると、話がガラリと変わってくるだろう。そこで気になるのが継続参戦を匂わす発言。ソウルフライと東京の第1歩は新たな、そして強大な壁の出現により無へと帰ってしまうか?
そう!これは『M.O.Wジュニア戦線異常有リ』である!!
□試合結果
ピッコロ×(13分33秒 裸絞め)◯桑平
▼第4試合 タッグマッチ・45分1本勝負
左近 番斎 & 魚頭 玉三朗
VS
音無 誠次 & 稲葉 開山
昨年10.25遊楽園大会からM.O.Wに参戦して来たサイレント・コア。音無の宣告通り、この最終戦をもって海外マットへと主戦場を移す事になる。
その音無&稲葉の最後の相手は番斎&魚頭。番斎は第3戦、音無vs番斎戦に惨敗するも、その負けを清く認めた上で、次は勝つと付け加えるのを忘れなかった。
この試合、実績でも体格でも劣る2人。どう考えても勝ち目は薄いが…。
試合はオツユ戦士魚頭の意外な健闘が光る。体格差をモノともせずに序盤から飛ばす。勿論オツユも!稲葉を引っ込ませると音無が登場。
が、音無に対しては無理する事なく番斎に任せる。注目の番斎vs音無は、番斎が大外刈りからキングコングニーと先手を取るが、音無はスックと起き上がり番斎の顔面に膝を突き立て、ダウンしたところで股間にニースタンプ一撃!
関節技や打撃だけが音無のスタイルではない。時折顔を出すラフ攻撃とプロレス技。それが音無の強みでもあるのだ。とは言え、音無の組み立ては、ほぼ最後には関節技へと流れつく。
番斎もローリングエルボーで意地を見せるが、DDTからマウントパンチを浴び、そこで止まってしまった。どうした番斎?そう思った矢先、魚頭が猛然とカット。番斎のピンチを救った上で正式にタッチを受け、揚々とリングに舞い戻る!そこからドカンと行きたい所だったが、見事にWブレーンバスターを頂戴。魚頭の馴染み深いオツユしたたり顔がようやく見れた事に安堵した束の間、音無は稲葉にスイッチ。
稲葉は魚頭をふん捕まえガイエスブルグを狙うが魚頭、これをリバースしてそのまま稲葉を場外に!そして、リングに入って来た音無にアバランシュプレス!今日の魚頭やっぱりは何かが違う!帰還した稲葉にも腿キックから逆エビ固めで絞め上げつつ、オツユを広範囲にスプラーッシュ!
フォローに回った番斎も音無に裏投げ、稲葉に必殺"Hail and Kill"と連続で決めて、先刻の鬱憤を晴らす。
だがしかし、7分過ぎ。ここに来て試合がひっくり返る。魚頭の健闘を粉砕してしまう程の余力が稲葉には残っていた。ショートレンジラリアットで魚頭をなぎ倒しドラゴンスリーパーへ。
駆け付けた番斎は稲葉に蹴りを入れ、フォローに来た音無にバンザイトゥダイ(ドラゴンSホイップ)と、やや盛り返したかに思わせたが、稲葉は朦朧とする魚頭を必殺ガイエスブルグ(高角度P.B.H)で、大の字にしてしまう。
そこから再度ドラゴンスリーパーに行くが番斎が必死にカット。が、稲葉はエルボーで番斎を黙らせ、またもガイエスブルグ!しかもガッチリ固めてレフェリーのカウントを待つ。そして文句無しの3カウント。
試合が決まってから、番斎が稲葉をフロントバンザイホイップで場外に叩き落とすが、判定は覆らない。
試合後、音無は「ここから去るのは事実だが、何も学ばなかった訳ではない。学んだ事は多い。前にも言ったが、まだ熟れてないと例えたな?狩り時は確かに定かではない。海崎も土門にやられるようじゃ用はないな。だが、ひとつ。これだけは言える。番斎や彼等はこれからの人間だ。次の主戦場?貴様(私、谷町に対し)記者なんだろ?機密事項だ。スッパぬいてみろ。期待してるぞ」と語った。
試合を決めた稲葉「今日は気分が良かったぜぇ。オツユにはちょっと手こずらされたが、キッチリ決めたぜ。最後に山猿に余計な事されたがなぁ。心残りなのは海崎の旦那とシングルで出来なかった事だな。ま、メーンの土門君に期待しようかね」と手短に終えた。
一方、番斎は「俺等がこんなもんかって思われたかもしれねぇ。これが事実。まだまだだぜ、糞ッ。魚頭が気張ったのに俺が足引っ張ちまったなぁ。もう足踏みはお仕舞いにしねぇとなぁ。けどよぉ、外人どもにセミ取られてんだぜ。情けねぇッ!この団体は俺等の団体だ!猛鬼が抜けた穴がどうしたってんだ?ああッ?黒服どもが抜けたからなんだっつうんだよッ!このまま野垂れ死ぬつもりは毛頭ねぇよッ!糞ったれがッ!」
横でのびている魚頭、そして自分言い聞かせるように番斎は叫んだ。団体が分散方向に向かった時、番斎はこのM.O.Wが自分の居場所だとようやく認識したのだろう。ここが彼等の分岐点。どう転ぶかは、己次第。音無の言葉を借りるならば、彼等は『これから』なのだから…。
□試合結果
魚頭×(8分30秒 ガイエスブルグからそのままエビ固め)◯稲葉
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残る猛鬼vs伝奇、MWA世界タッグ戦、そしてAOAヘヴィ戦。決戦間近!
WSCプロレス | (林内 合助記者)【1998年06月17日(水) 02時03分】 |
1998.6.10WSCプロレス後楽園ホール大会主な結果←トップに戻る
>インターナショナルヘビー級選手権試合60分1本勝負
○ダークレイザー(リングアウト、11分51秒)沖 孝澄●
(王者) (挑戦者)
※ダークレイザーが初防衛に成功した。
>タッグマッチ45分1本勝負
S・ハッセン 19分28秒 小島 健次●
○P・マスク エビ固め 中村 富男
*サンダーファイヤーパワーボムからフォール。
◎黄金コンビが1年ぶりの敗北。
>WSCジュニアヘビー級選手権試合60分1本勝負
○加山 靖(岩石落とし固め、13分4秒)ブラックジャガー●
(王者) (挑戦者)
※加山が2度目の防衛に成功した。
1998.6.16東京体育館速報
>WSC、インターナショナル二冠タッグ選手権試合60分1本勝負
小島 健次 34分51秒 ダークレイザー●
○塚田 政男 体固め ザ・ベルガー
(WSC王者) (インター王者)
*喉輪落としからフォール
※小島組が初代WSC世界タッグ王者となる
>WSCヘビー級選手権試合60分1本勝負
○S・ハッセン(片エビ固め、8分56秒)プロレスマスク●
※ハッセンが初防衛に成功
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1998スーパーサマーシリーズ
7/10・広島サンプラザ〜8/3・大阪府立体育会館までの
全10戦で行われます。
来日外国人選手(数字は来日数)
B・ジャイアント 37
S・ハッセン 17
B・フルディ 16
ゴールドスパイダー 初
シルバースパイダー 初
ピースフィールド 9
ルチャマシーン 12
スーパートルネード 2
ラ・ニラック 3
HFA | (ぴろき記者)【1998年06月16日(火) 23時10分】 |
ONL大会も終わり、次大会に向けて動き出したHFA。ここへきて急展開!←トップに戻る
正規軍の活躍のせいで、最近はめっきり影が薄くなったゴッド結盟軍。スコータイや金 韓宇(キム カンウ)など個別の活動は行っていたが、結盟軍としての活動は昨年クリスマスイブの“黒き華”以来すっかり中断されてしまっていた。その結盟軍が再び動き出す!ゴッドの参戦は実に半年ぶりとなる。
ゴッド結盟軍といえば、地下組織OGRE(読み:オーガ)を倒すために集った戦士たち。HFA創成期には大活躍し、圧倒的な存在感をかもしだしていた。そして鬼神衆、魔神衆を蹴散らし、OGREの総帥“闘神”オーガの側近である闘神四天王をおびき出した。
その闘神四天王だが、青龍はフウマ(正規軍)と共にゴッドを利用してオーガを倒すと宣言している。白虎と玄武は3月10日の白虎VS青龍戦の敗北以来姿を見せない。この2人は元々オーガの言いなりというわけではなく、好き勝手にしていたらしいが…。朱雀はどうやらまだオーガの元に師事しているらしい。そんな中、朱雀ことファイヤー・フェニックスから1枚のFAXがHFA事務所に届いた。
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次回大会にオーガ様が参戦する!
今迄にない戦士の登場に感奮興起せよ!
そして裏切り者には制裁を!
我らOGREの力を思い知れ!
メインの座を空けて待っていろ!
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OGREの総帥“闘神”オーガ参戦!!HFA創成期から結盟軍の最終目標となっていたオーガがついにHFAのリングに降り立つ!果たしてどのようなファイトをするのか?気になる対戦相手は一体?朱雀の言う“裏切り者”が対戦相手なのか?一体それは誰なんだ?それとも他団体の強者か?
“闘神”とゴッドとの揃い踏み!大会名は『Gods』!一触即発だ!
------------------6月中開催予定------------------
▼【女子タッグマッチ:ピンクパンサーHFAデビュー戦】
マダム有明&相川こずえ
VS
ピンクパンサー&海野 幸
▼【鬼神衆 VS 正規軍】
ヘル・リーダー&ポーカーフェイス(鬼神衆)
VS
ヤンキー・スミス&チキンタイガー(正規軍)
▼【弘樹の名をかけて〜第1弾〜】
ポイズン・ジャイアント(OGRE魔神衆)VS nWo弘樹(カドモン・南蛮帝国)
▼【新旧エース対決】
ファイプラー弘樹(正規軍) VS マウント富士(正規軍)
▼【神VS黄金】
ゴッド(結盟軍) VS ゴールドスタチュー(OGRE魔神衆)
▼【闘神来襲!!】
“闘神”オーガ(OGRE)VS 未発表
追加:田所 大介(正規軍)とICBMの選手との対戦も予定(現在交渉中)
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乞うご期待!!
<こいつらがゴッド結盟軍だ!>