VECTOR | 新田留美記者【1998年12月28日(月) 07時04分】→記事にジャンプ |
M.O.W | 谷町一徳記者【1998年12月28日(月) 06時22分】→記事にジャンプ |
ECVV機構 | 潮崎_春樹本人−not記者【1998年12月27日(日) 22時44分】→記事にジャンプ |
第5回NEOトーナメント | なかとん記者【1998年12月23日(水) 19時34分】→記事にジャンプ |
プロフェッショナル・レスリングNEO | 川崎勉造記者【1998年12月22日(火) 20時54分】→記事にジャンプ |
横プロ | ヒロト記者【1998年12月22日(火) 04時05分】→記事にジャンプ |
MWA | 谷町一徳記者【1998年12月21日(月) 07時42分】→記事にジャンプ |
TOS | 古島克広記者【1998年12月20日(日) 05時53分】→記事にジャンプ |
TOS | 凸檄記者【1998年12月20日(日) 00時05分】→記事にジャンプ |
TOS | 凸檄記者【1998年12月18日(金) 02時17分】→記事にジャンプ |
TOS | 凸檄記者【1998年12月18日(金) 02時07分】→記事にジャンプ |
なにわプロレス@WWWWA | 八女記者【1998年12月17日(木) 03時10分】→記事にジャンプ |
TOS | 凸檄記者【1998年12月15日(火) 17時59分】→記事にジャンプ |
TWC | なかとん記者【1998年12月15日(火) 16時03分】→記事にジャンプ |
M.O.W | 谷町一徳/大石昭二記者【1998年12月12日(土) 23時44分】→記事にジャンプ |
東都アウトロースターズ | 凸檄記者【1998年12月11日(金) 12時49分】→記事にジャンプ |
横プロ | ヒロト記者【1998年12月09日(水) 17時41分】→記事にジャンプ |
なにわプロレス@WWWWA | 八女記者【1998年12月08日(火) 21時34分】→記事にジャンプ |
東都アウトロースターズ | 凸檄記者【1998年12月08日(火) 01時38分】→記事にジャンプ |
プロフェッショナル・レスリングNEO | ダー記者【1998年12月07日(月) 21時39分】→記事にジャンプ |
東都アウトロースターズ | 凸檄記者【1998年12月07日(月) 17時05分】→記事にジャンプ |
M.O.W | 谷町一徳/大石昭二記者【1998年12月07日(月) 10時20分】→記事にジャンプ |
ICBM | 赤場記者【1998年12月04日(金) 12時13分】→記事にジャンプ |
M.O.W | 谷町一徳/大石昭二記者【1998年12月02日(水) 10時05分】→記事にジャンプ |
横プロ | ヒロト記者【1998年12月02日(水) 01時46分】→記事にジャンプ |
VECTOR | (新田留美記者)【1998年12月28日(月) 07時04分】 |
『 大和魂 此処に在り!! 』←トップに戻る
第1日程 / 桂木英司 vs ガルシア・ウォーゼン 98/11/25 18:40
年に2回の特別大会。
VECTOR 参戦2年目の桂木選手は特殊大会においては未だ勝利経験がない。
確実なパワーアップは計られているものの結果がついてこない現実。
だが、Duelist からの降格を逃れるためには結果を出すしかない。
<記事詳細はこちら>
M.O.W | (谷町一徳記者)【1998年12月28日(月) 06時22分】 |
去る12月7日、『マスター・オブ・リヴェンジ』シリーズを無事に終えたM.O.Wから全11戦にも及ぶ、次期『ファイティング・ザ・ワールド』シリーズの概要と、シリーズの核となる“世界ストロンゲストタッグリーグ戦”公式戦の全てのカードを含めた主要対戦カードが発表された。←トップに戻る
この『ファイティング・ザ・ワールド』シリーズは、M.O.Wにとって初めて全国区に手を伸ばす重要なシリーズで、98年、激動のM.O.Wマットを締めくくる、最後のシリーズでもある。
北は札幌から南は博多まで、全11戦。アメリカ、カナダ、ドイツ、イギリス、フランス、メキシコ、そして我が日本が競い合い凌ぎを削る“世界ストロンゲストタッグリーグ戦”が今年最後にM.O.Wが持って来た切り札。
シリーズ名は現在進行系だが、あえて今はこう記したい。
世界と闘え。
世界と闘いながら、日本を廻るというM.O.W設立以来最大規模のシリーズは12.18、東京・遊楽園ホールから、いよいよ開幕!
<『ファイティング・ザ・ワールド』シリーズ概要記事へ>
ECVV機構 | (潮崎_春樹本人−not記者)【1998年12月27日(日) 22時44分】 |
まあ私潮崎_春樹ら「悪の首脳部」の企むところは徐々に明らかに←トップに戻る
させていただくとして、日程、メンバー等をさしあたりアップしまし
たのでご覧下さい。
一つ言わせていただくならば、nVVoのベルト独占っちゅうのは無
いと思いますね。レフェリーを変えましたから。
ということは「悪の首脳部」ではなく、首脳部が「真っ当」になった
というべきなのでしょうね、けけけけけけけけ。(談)
<こちらからどうぞ>
第5回NEOトーナメント | (なかとん記者)【1998年12月23日(水) 19時34分】 |
ここは、北海道・日熱レッドドーム。←トップに戻る
第5回NEOトーナメントに出場した、破山。
初の他団体での試合。緊張していなかったといえば嘘になるだろう。
しかし、破山は勝った。緊張すらも己の力にして・・。
試合終了後の控え室には、タイガーマン零が待っていた。
零「勝っちまったな。」
破「はい、なんとか。」
な「早速、コメントを貰いたいんだけど。」
破「すいません、ちょっと時間ください。お願いします。」
零「なかとんさん。ちょっと、待ってやってよ」
な「それじゃ、零。今の試合見てたと思うんだけど、感想を聞かせてよ。」
零「そうだね。いい試合だったと思うよ。中田さんは上手いね。今日、初めて見たけど。」
零「独特の雰囲気があるね。最後も紙一重だったし、次やれば、皇、勝てないんじゃない?」
な「はっきりいうね。」
零「無論、今のままならって事。今日の勝ちを皇が、自分のものに出来れば、また、いい試合が出来るよ」
ここで、破山から、インタビューOKのサインが出た。
な「まずは、おめでとう。」
破「ありがとうございます。」
な「対戦相手の中田選手についてはどうだった?」
破「技術もあるけど、怖さっていうか、凄みっていうか。静かな気迫?それがすごいっす。」
破「うち(TWC)は、そういうの隠してる人が多いから。」
な「また、やりたい?」
破「もちろんっす。今日の試合は最後の方パニックになっちゃって、勝った!って気分じゃないすから。」
な「そんなに効いた技があったの?」
破「最後の方のヒールホールドはやばかったっす。TWCの看板背負ってなかったら耐えられなかったっすよ。」
破「なんとか返したっすけど、後は、もう足攻められたらやばいと思って、無我夢中ってやつっす。」
な「余裕無かったんだね。」
な「次は春一番選手とだけど。」
破「相手は関係ないっす。リングで俺に向かってくる奴は倒す。それだけっす。」
な「期待してるよ。」
実際はかなり長い時間話を聞いたのだが、割愛させてもらっている。
中田選手との一戦はかなりの経験となったようだ。TWCの「聖夜」での活躍も期待できそうだ。
プロフェッショナル・レスリングNEO | (川崎勉造記者)【1998年12月22日(火) 20時54分】 |
NEOの祭典、第5回トーナメント。←トップに戻る
サッカー中継の為に放送が延期された事をお詫びいたします。
<詳細記事です。ナマモノですので、お早めに>
横プロ | (ヒロト記者)【1998年12月22日(火) 04時05分】 |
今年最後の横プロ興行は名勝負続出とともに記録に残る最悪の試合も・・・。←トップに戻る
そしてシリーズの柱B.O.Sはついに3人そろってシーノ率いる悪の軍団に戦いを挑んだ。劇的なフィナーレにありがとー。
ーお疲れさまでした。
会長「やあやあ、どーも。無事終わって良かった。」
ー横プロもONLで一周年を迎え他団体との交流もずいぶん拡がりましたね。
会長「うん、そうだね。うちはそれを大事にしてきたから。それに僕もプロレスファンだから見たいカードはできるだけ実現させたいしさ。」
ー地盤も固まってきたしそろそろ全国展開に出るとか、そんな予定はないんですか?
会長「今のところないなあ。ただもう少し狭い範囲で規模拡大ってのは考えてますよ。まあ大きくてもせいぜい首都圏範囲かな。」
サック「フフッ。本拠地が千葉に移るという噂もあるぞよ。」
ーあっ、サックさん。なぜですか?
会長「ハッハッハッ、ヤマモト君そんな奴の寝言につき合う必要ないのに。相手しちゃダメだよ。お前はあっち行け、シッシッ。」
サック「フフッ。簡単に言うとだなあヤマモト君。俺はちょっとした人生の敗北者となって実家に身を寄せる羽目にだな、これが。」
ーそんな個人的な話がなんだと言うんですか。(なぜフフッ?)
サック「フフッ。君は一年経ってもヘッポコ大王の座はゆずらないつもりか。俺を見ろ!この成長著しい横浜の星をさあ。」
ーいつだか俺はハマッ子じゃないしとか言ってたくせに。
会長「ささ、だからこんなニセ横浜の星の言うことなんかほっといて打ち上げに行こうよヤマモト君。」
ーあ、でも、
サック「なんだとー、ニセって言うな、よーしズバリ!横プロとはなんたるかをここで衝撃的に発表してやるぞ。あ、フフッ言うの忘れた。フッ!?フギャァァァーーー・・・」(ゴツン。)
会長の元祖バックドロップがサックに、ん?あれ?会長はここに・・・。
ーあっ!、ひょっとしてあなたは!!
来年に続く・・・
<それではこの一年を振り返りながら。詳細記事へ>
MWA | (谷町一徳記者)【1998年12月21日(月) 07時42分】 |
□10月以降のMWAの主要な出来事−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−←トップに戻る
10月5日、MWA世界ヘヴィ級選手権、MWA世界タッグ選手権の二大タイトルマッチが行われ、“J”はリック・ロックブリンクルという二人目の大物挑戦者を退け、10度目の防衛を果たし、世界タッグ選手権はトニィ、ペイトリ(現J・キング)組から、ブロンソン、カウフマンの欧州コンビへと移動劇があった。
また、この日は欧州の怪物“ラ・モンストレ”ダイノ・ジューダスのMWA正式デビュー戦の日でもあった。そして怪物は、ヨーロッパで築いた連勝記録を101に伸ばし、11月後半までにはさらに『138』までスコアを上げる事に成功している…。
という事で、今回のレポートは10月から11月後半までのMWAの動きをかいつまんで追ってみたいと思う。
要点で挙げてみると、まず10.19、11.2、11.16のMWA世界ヘヴィ戦。そして、11.23の大事件。次は、その事件の“容疑者”である男の戦慄の足跡。また11月の中頃にその“容疑者”の日本への投入が噂され、後に確定した理由。それに絡む形で、とある超大型選手の12月正式デビュー説が浮上したのも11月中旬の事だった。
諸々の細かい出来事としては、トニィ・リトゥルと元ペイトリ、J・キングの抗争や、ブロンソンのM.O.W出場等があったが、今回は割愛させて頂く。
□MWA世界ヘヴィ選手権と“あの”大事件の発端−−−−−−−−−−−−−−−−
ここしばらくの間、MWA世界ヘヴィ級選手権の防衛戦は『月イチ』というのが定型事例となっていたが、10月、11月はそれぞれ二度防衛戦が行われている。
“金髪狼王”R・ロックブリンクルから王座を死守した“J”ことジェイムズ・ローゼンバーグは、10.19のM・スチーヴンス戦、11.2のH・カウフマン戦、11.16のA・ウォリヤー戦と、その三戦全てに勝利し、防衛記録を13と伸ばした。
しかし、11.23。大事件と言える出来事が起った。
事の発端は11.2にあった。カウフマンとの防衛戦を控えた“J”が登場したと同時に、何と“ラ・モンストレ”ダイノ・ジューダスが現れ、“J”とのタイトルマッチを迫ったのである。この事態を見て警備員がドっと出て来たが、いとも簡単にジューダスはその警備員達を殴り倒し、さらにこの日の挑戦者であるカウフマンにも手を掛けようとしたのである。これは他の選手数人が飛び出して来て“怪物”を取り押さえた事で事無きを得たが、リング上は大混乱となってしまった。
選手権試合を前に、なんとも言えないムードが支配し、多くの観客は試合に集中する事が出来ない。形として試合をした王者“J”だったが、最後は怒りを露にしたグレコローマンバックドロップでカウフマンを失神に追い込み、試合を決めている。
ジューダスのテロ行為はその後も度々続き、警備員や、止めに入るレスラーが負傷するまでに発展。MWA首脳部もこの事態を重く見て、いくつかの対策を練った。そのひとつが、ペナルティとしてジューダスを日本に送り込みしばらく隔離するという事だった。事実、この話は噂となって日本にも届いていたが、11月中旬の段階では噂の域を超える事はなかった。
が、11.16A・ウォリヤー戦後、耐えかねた王者“J”が、11.23でジューダスとのタイトルマッチをすると宣言してしまった事で、事態は概ね悪い方向へと歯車は回り出した…。
□“欧州の怪物”戦慄の足跡−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
MWAはとんでもない怪物を呼び寄せてしまったようだ。10.5の正式デビュー以来、負け無しという破竹の会心劇で、11.23のジェイムズ・ローゼンバーグ戦を前に137まで連勝記録を伸ばしていた。100勝まではヨーロッパでの戦績だが、このたった二ケ月の間に37もスコアを上げているのだ。敗った相手は、各地のローカル選手も含めてだが、MWA本部のレギュラー選手も一通り降している状況。実力者ポートノイが何も出来ずに完敗したのを境に“人間発電所王”B・サンガルシア、“金髪狼王”R・ロックブリンクルといった元世界王者の大物達は、ジューダスの名前通りの“怪物”的強さの前に対戦を避け出したのである。
この事でジューダスはフラストレーションが溜まったのだろうか、とうとう実力行使に出る。それが世界王者“J”への挑戦を狙いにしたテロ行為だった。そして狙い通り、“J”との対戦を現実のものとさせたのだ。
このテロに耐えかねた“J”が思わずタイトルマッチでやってやると口にしたが、MWA首脳部はこれを不服とし、試合自体を無効にしようとするものの、王者“J”自身の決意が堅い事で、11.23当日になってノンタイトルでの試合を行う事をしぶしぶ容認した経緯があった。
当然、ジューダスはタイトルマッチを訴えたが、ノンタイトルマッチという判断は覆らなかった。戦前、ジューダスはタイトルマッチ以外では絶対にやらないとコメントしていたため、これで試合放棄するのではないかと首脳部は睨んだようだったが、ジューダスはその予想に反して何と、リングに上がったのである。
試合にならずにノーコンテストになるのではないかと予想されたが、意外にもジューダスは“J”とレスリングを見せたのである。まったく受けのプロレスを知らないと言われたがジューダスは“J”の攻めをいくつか受けてみせたのだ。攻めるだけの一遍等のレスラーではない事を示すと、一気ラッシュを掛け試合を決めに掛かった。
ここまでの連勝を築いた技であるエンジェルホロコーストがパーフェクトに決まると、18600人の目の前で3カウントが入ってしまった。
王者が負けた。完敗である。試合が終わってもジューダスは“J”にハイアングルパワーボムホイップとやりたい放題で、どうにか警備員やら他のレスラーの手でバックステージへと送還されている。しかしだ。この結果は真実である。これで“怪物”の連勝記録は大きな1勝を追加し、『138』となった…。
この一件で、“怪物”ジューダスは二ケ月の出場停止処分が課せられる事になった。MWAとしては12月後半にある選手のデビューを画策していたのもあり、その期間は特に邪魔を入れられたく無いという思惑が介在したのだ。実は、この停止処分が適用されるのはMWAでの試合だけ。つまり日本での試合には無効なのだ。そこで手に負えない“怪物”を日本へ送り込み、アメリカから隔離するという案が再び浮上したのである。その日本での収監先とは、そう、M.O.Wである!
12月シリーズ『ファイティング・ザ・ワールド』“世界ストロンゲストタッグリーグ”にMWAから、D・ギャラガー、E・ポートノイ等の多くの選手を送り込む事になっていたが、M.O.W側からもにジューダスのリーグ戦出場の希望があがっていたため、渡りに船となったのだ。
だが、現MWA世界ヘヴィ王者に完勝するという、MWAでも手に負えないような“怪物”をM.O.Wが制御出来るのだろうか?タッグではあるが、その脅威は有り余るものだと言える。12月、日本列島中に戦慄が走る事になりそうだ…。
□12月24日、あの男が遂に登場か?−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
MWA系列の衛星団体での最終調整に入ったと伝えらている、ある超大型選手のデビューが12月24日に内定した。どうやらマスクマンとの事だが、正体は夏頃から潜伏が囁かれたあの男に違いないが、MWAはこの件に関しては口を堅く閉ざしている。
一説によると、悪魔的なイメージをベースにしたマスクマンでリングネームはその悪魔的イメージに沿った感じのものになるという。
“怪物”の次は“悪魔”と、なにやら物騒なMWAマットである。
□主な試合結果−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◎10.19 アメリカン・ウエスト・センター(18200人)
▼MWA世界ヘヴィ級選手権・60分1本勝負
J・ローゼンバーグ◯(6分29秒 足四の字固め)×M・スチーヴンス(挑戦者)
☆王者ローゼンバーグが11度目の防衛に成功
◎11.2 カンザス・コロシウム(14600人)
▼MWA世界ヘヴィ級選手権・60分1本勝負
J・ローゼンバーグ◯(4分59秒 K.O.勝ち*)×H・カウフマン(挑戦者)
☆王者ローゼンバーグが12度目の防衛に成功
*グレコローマンバックドロップ
◎11.16 ナッソウ・コロシアム(18000人)
▼MWA世界ヘヴィ級選手権・60分1本勝負
J・ローゼンバーグ◯(5分17秒 K.O.勝ち*)×A・ウォリヤー(挑戦者)
☆王者ローゼンバーグが13度目の防衛に成功
*グレコローマンバックドロップ
◎11.23 ユナイテッド・センター(20000人)
▼シングルマッチ・60分1本勝負
J・ローゼンバーグ×(4分37秒 AH→片エビ固め)◯D・ジューダス
(本紙通信員:ロニィ・ジェイムズ・リオ/デイブ・ゲイブル)
TOS | (古島克広記者)【1998年12月20日(日) 05時53分】 |
あのトンチキレスラー、東京ZINが新団体TOSの旗揚げ戦に出場する事が決定した。メヒコ取材から日本に戻った僕はその話を聞いて、何でまた東京ZINがと物思いに耽ってみたりしていたのだが、そうこうする内に当日はやって来てしまった。←トップに戻る
百聞は一見にしかず、という事で東京ZINの取材のため僕は遊楽園ホールに向かう事に。
第一試合のカ・シーンのシュート振りが際立った後に、東京ZINが出て来るというのは「何かが間違っているような」という考えが頭にもたげて来たが、やっぱりそうこうする内に奴はリングに立っていた。今日はセコンドに鹿嶋が付いて来ているようだったが、観客席には峯川の姿もあったようだ。その峯川の姿を確認しようと見回してたところで、第二試合開始のゴングがホールに響き渡る。
何だかこのカードの話を聞いた時点で嫌な予感はしていたのだが、試合が始まってそれも確かなものとなった。噛み合ってない。いつもやる気があるのかないのか掴めない東京だが、この日の内容では相手の剣崎が不憫である。
4発目のドラゴンスクリューで足をやったのか、悶絶する東京ZIN。しかし、どこか微妙に胡散臭いのがまた東京ZINだ。それでも、セコンドの鹿嶋は戦々恐々とした表情。どうやら、ほんとにやったらしい。
こうなると試合が決まる迄にそうは掛からない。剣崎のフェイバリットであるドラゴンスープレックスで呆気無く幕切れに終わると同時に、セコンド、TOSのリングドクターが東京を囲んだため、何やらリング上に緊張が走った。
試合としては凡戦。嫌な予感程良く当るというが、剣崎、TOSサイドとしては大きくミソを付けた試合になってしまったようだ。
試合後、東京のコメントを取りに控室に向かったが、東京は涅槃の体勢で僕を待っていた。(肘を立てて横になっているだけのようだが)
声を掛けると、「オッス!元気シテっカ?」と返事が返って来る。サバサバした調子で東京は話し出したが、出てくる言葉はいつもの東京ZINだった。
「ヌアップ!いささかマイったネ!なんつうか今日は(石本)五十六のおっさん風に言うと、駄目ッ!まったく駄目ッ!しかも足痛いんだよッ!相も変らずだけど、今日も気が付いてたら終わってたね。どういう事ジャイ!今度はモウタルブラストかましてやるからなッ!フハゥ!とまあ、こんなとこだーね。ホジホジ(と言うと、無謀にマスク越しにハナクソをほじりだす東京)」
リターンマッチは?という質問には
「コジコジィ。それはぁ、神のみぞぉ知るっちゅうかぁなぁ。取りあえず来年初詣言ってお神籤の結果次第だネッ!そしたら、まずはモウタルなブラストでリヴェンジしてくさるね。おっと、ピーチがかいいぜぇ。掻きたもれ(今度はケツが痒いらしく鹿嶋に掻かせている)」
東京ZINというレスラーは非常にムラのあるレスラーである。つまり、当たり外れの激しい試合が多いのだ。明後日を見ているだけあって立ち直りは早いが、レオパルド戦に続く敗戦には、正直悔しい思いをしていたのだろう。オフレコではあるが近い内にレオパルド、剣崎とのリマッチをしたいと漏らしている。
剣崎がどう取るかはわからないが、お互いすっきりとした形でもう一度やった方がいいだろう。というのが僕の見解である。こんな形で終わらせるのは勿体ない。
[古島克広]
TOS | (凸檄記者)【1998年12月20日(日) 00時05分】 |
TOS旗揚げ戦 『FIRST IMPRESSION』 第二試合←トップに戻る
剣崎瞬vs東京ZIN
第一試合において、TOS所属の星崎が、ECVVのオペラ・ザ・カシーンに圧倒的な敗北を喫した。
この嫌なムードを、なんとしても変えねばならない。
このまま、俺まで完敗するような事にでもなったら、TOSのスタートは最悪のものになる。
負けられない、絶対に。
剣崎は、激しく気負い、出陣した。入場時の剣崎の形相は、阿修羅もかくやというものであった。
その気負いが、アクシデントという事態を招いたのかと思うと、運命の皮肉を感じずにはいられない。
剣崎のボディスラム二発からのスリーパーから、この試合ははじまった。
バックを取られるも落ちついてエルボーで返し、そこから十八番の戦法である脚攻めに移っていく。
ローキックから、さらに足をつかんでのドラゴンスクリュー。さらにZINが起きあがった所に低空ドロップキック。
こういった脚攻めの連携は、剣崎が試合を組みたてるための重要なファクターである。フリー時代の梶原からの金星もこの戦法で掴み取ったものだ。
起きあがったZINの逆水平を受けるも、続いてロープに振られてからのトラースキックはかわし、逆にロープに振り返す。そして大技、飛びつきDDT!
この時点で、まだ試合は一分を経過していない。本来剣崎は、序盤は地味で堅実な技を積み重ね、終盤に大技で畳み込んでいくタイプ。その剣崎がこの時点でフィニッシュ級の技を放っていくのだから、そのいれ込みようが察せられる。
ZINは再びロープに振ってからのトラースキックを狙うも、結果も再現されまたもかわされ、フライングメイヤーで投げ飛ばされる。そして剣崎は膝十字にいく。さらにZINが立ち上がった所にふたたびドラゴンスクリュー。完全に剣崎はZINの脚に照準を定めている。
流れを変えることを狙ったのか、ここでZINは飛びつきエビ固めに行こうとする。しかしこれまた見事にかわされ、ZIN代名詞とも言える自爆。起きあがった所をローキックとパンチのコンビネーションを打ちこまれる。
それが起こったのは、次の瞬間だった。
剣崎がZINの脚をつかみドラゴンスクリュー。さらに、間髪いれずこの試合4発目のドラゴンスクリューを放つ。
受身の失敗か、それとも剣崎の体重が変なふうにかかったのか。
ZINが足を抱えてのたうちまわっている。異変に気がついた両陣営のセコンドが立ちあがる。
試合は、その直後に剣崎が放ったドラゴンスープレックスで決まった。。
3カウントが入ると同時に、セコンドとリングドクターが一斉にリング上のZINの元に駆け寄る。
騒然となる場内。
避けようのないアクシデントとはいえ、またも後味の悪い試合となった。
ZINの負傷がさほどのものでなかったのが救いであるが、TOSの旗揚げを飾るJrシングル二戦は、苦い味だけを残してその幕を下ろした。
「これがTOSである」ということを、何一つ試合で示せないまま。
剣崎は、ノーコメントで控え室に消えていった。
その時の剣崎の表情は、勝利者のものではなかった。
入場時に阿修羅を浮かべた顔は、その時はただ、やり場のない悲しみと悔しさを滲ませていた。
剣崎瞬○(2分13秒 飛龍原爆固め)×東京ZIN
TOS | (凸檄記者)【1998年12月18日(金) 02時17分】 |
遊楽園ホールにて行われた、東都アウトロースターズ旗揚げ第一戦。←トップに戻る
そして、その記念すべき第一試合。
それは、あまりにも壮絶な、そして痛烈な結果を、観客の前にさらし出した。
完敗。
その言葉以外に、この試合を表現する言葉は存在しないだろう。
技巧怪人は、勇吾になにもすることを許さなかった。
壮絶なサブミッションの波状攻撃に、勇吾は必死に耐えた。しかし、それすらも空しくとしか思えないほど、カシーンは容赦なく、そして強かった。
放つキックはことごとくかわされ、必死で試みる反撃はいとも簡単に膝の餌食となり、倒れるやいなや襲いかかる関節技に悲鳴を上げさせられた。
まるで伝説のパンドラの箱のようだった。その箱は開けられた瞬間、中からあらゆる絶望と苦痛が噴き出していったという。
カシーンという名のパンドラの箱。その蓋を開けさせられた勇吾は、ただ無限に吹き上げるかのような苦しみの中で翻弄されつづけた。
この試合に救いがあったとしたら、それは勇吾が最後の最後の瞬間まであきらめなかったことだろう。
終盤、カシーンは高速ダブルアームで勇吾を投げ捨て、スコーピオンデスロックへ。このサソリも、そのままフィニッシュとなってもおかしくないほどに、完全に決まっていた。
TOSルールでは、ロープブレイクは存在しない。自力で逃れるより道はない。必死の思いで振りほどく。
起きあがり、組み合った。力を振り絞り、勇吾はカシーンをロープに振り、自分もロープへと走る。
しかし、幾度となく痛めつけられた足は、すでに自由を失っていた。ロープから帰ってきたカシーンにまともにぶつかり、そして勇吾の体は吹き飛ばされた。
場内からあきらめの声が上る。カシーンが高らかに雄たけびを上げ、再びスコーピオンデスロック。
『終わった』
誰もがそう思った。勇吾の脚は、度重なるアキレス腱固めで、ドラゴンスクリューで、クロスヒールホールドで、すでに破壊され尽くしていた。
もう、耐えられるはずがない。
しかし、ただ一人、勇吾だけは、絶望をしていなかった。最後の力で、そのサソリを跳ね返した。場内から驚愕の声が上がる。
そして、起きあがった次の瞬間にカシーンに組みつき、剃刀のようなブレーンバスターを完全に決めた。
その瞬間、驚愕に凍り付いていた場内に、「ユーゴ」コールが巻き起こった。そのコールに答えるように、勇吾はカシーンに腕ひしぎを決める。
だが、その最後の火花のような反撃は、悲しいほどにすぐに消えてしまった。
腕ひしぎを振り解いたカシーンは、「遊びは終わり」と告げるかのように、ビクトル膝十字を完璧に決めた。最後の逆襲で力を使い果たした勇吾に出来ることは、骨折という最悪の事態を避けるために、ギブアップの声を上げるだけだった。
パンドラの箱。その蓋を開けた瞬間、世界には絶望が満ちた。
しかし、その箱の底には、わずかな希望だけが残っていたという。
旗揚げ第一戦、第一試合。
圧倒的なまでの完敗という、重すぎる事実。これは若手をほとんどとする新参団体TOSと、ONL諸団体との実力差を示すものでもあるのだろう。
埋められるとも知れぬ、凄まじいまでの差。
だが、たとえわずかであっても希望は残されている。勇吾が最後の瞬間に必死の反撃を見せたように。かすかなきらめきであっても、それは決して存在しないものではない。
絶望の淵には、決して沈まない。
勇吾の、そしてTOSの、修羅の道の旅が今始まった。
オペラ・ザ・カシーン○(4分12秒 ビクトル膝十字固め)×星崎勇吾
TOS | (凸檄記者)【1998年12月18日(金) 02時07分】 |
――「ONLを意識し始めたきっかけはなんなのですか?」←トップに戻る
剣崎「オフの日にインターネットやってて、それでONLのHPにたまたま行きついたんだよ。それで、団体間のつながりとか、そこから来る選手層の厚さと多才ぶりを知って、変な話だけど感動しちゃってね」
――「そこにちょうどよく氏神選手からのオファーがあったわけですね」
剣崎「そういうこと。渡りに船って感じだね」
――「今後の目標はなんですか?」
剣崎「まずは、結果を残すことかな。試合内容でも、勝敗でもね」
――「それは、さらっと言っていますが、ONLの百戦錬磨の選手たち相手にそれを成し遂げるのは、かなり大変なことですね」
剣崎「まあ、覚悟はしてるさ。でも、もし躓く事になっても、俺はこけっぱなしって事には絶対ならないからね。そうなったら、もっと強くなって復活して見せるさ」
剣崎の言葉には、ONLへの期待と、そして自信があふれていた。
「躓くことになっても、こけっぱなしではいない」
この言葉は、TOSのカラーも表している。ネバーギブアップマインド。
旗揚げ戦のゴングは、まもなくである。
なにわプロレス@WWWWA | (八女記者)【1998年12月17日(木) 03時10分】 |
塩野アナ「海岡さん、いよいよメインイベントですね。」←トップに戻る
海岡「そうですね。なにわプロレスは今のところ全敗ですが、陸王が一矢報いてくれると思います。」
塩野「なるほど、ありがとうございます。朝霞さんは」
朝霞「まあ、恥をさらさないように頑張って欲しいですね。」
塩野「わかりました。あぁっと、そうこうしているうちに陸王寿選手の入場であります!」
次回予告
控室で選手を交えたミーティングが始まった。
栗尾ゆう子「山原さんは、あえて強敵と戦わせることで。選手を成長させようとしているんだわ」
海岡「違う。あいつは単純に俺たちを困らせようとしているだけだ!」
選手A「海岡さん、俺は山原さんに・・・」
<試合結果を見るにはAcrobatが必要です。8ページ目から見てね>
TOS | (凸檄記者)【1998年12月15日(火) 17時59分】 |
剣崎がVIEWを退団してから、まもなく十ヶ月になる。←トップに戻る
今月初めに、TOSに電撃入団を発表するまでの間、剣崎はフリー選手という自由な立場を利用して、ハヤテやランマル、またヘビー級の氷川や梶原らとの夢対決を実現させ、マット界を常に驚かせてきた。
TOS旗揚げ戦を目前として、突然のTOS入団の理由、また、ONLの印象について、語ってもらった。
――「今回のTOS入団は突然でしたね。当分フリー選手としての立場を続けると思っていたので、少し意外な気がするんですが」
剣崎「んー、確かに、フリーの身でいろんなところに参戦して戦うのも、楽しかったんだけどね。一人でやってかなきゃいけないのはそれなりに大変だったけど、まあ海外遠征でも経験してたことだし、それに何より自由だったしね」
――「しかし、それ以上にTOSには魅力があったと?」
剣崎「うん。ガミさん(氏神)がJrを絶対に軽視しないって約束してくれたのもあるし、エンターテイメントとストロングスタイルの融合を目指すっていう団体の方向性にも共感できたから」
――「氏神選手は、Jrが軽視されているという理由でOLIVEを退団したという経歴の持ち主ですから、その言葉には信用が持てそうですね。ところで、ONLについてお話を聞きたいんですが」
剣崎「(ニッと笑って)その質問、待ってたんだ。あの自由で活気にあふれてる中に飛び込んでけるってのが、俺もう楽しみで仕方ないんだよね」
――「なるほど、特にどのあたりに期待をしていられますか?」
剣崎「なんつっても、いろんな相手と戦えるってことだね。団体もファイトスタイルも何もかも違う選手が、団体の枠もなにも気にせずに戦えるなんて、レスラーにとっても見にくる観客にとっても、ある意味理想境みたいなもんだと思わないか?
団体としても、他団体との交流は積極的に行っていくっていうし、今からそれが楽しみなんだ」
――「まず、旗揚げ戦でMOWの東京ZIN選手とのシングルが組まれていますね」
剣崎「前回の「飛翔1」での準優勝者がいきなり相手になるわけだね。キテレツ系なんて呼ばれてるらしいけど(^^;)、かなりの実力者だよね。
でも、TOSを背負ってなんて思わないけど、交流の第一歩でケチをつけるわけにはいかないしね。内容をしっかり見せた上で勝ちに行くよ、俺は」
後半に続く
TWC | (なかとん記者)【1998年12月15日(火) 16時03分】 |
開催は発表されたものの、その詳細については発表されていなかったTWCの「聖夜」の内容が発表された。←トップに戻る
前回お伝えした通りメインは、リーグ戦出場者決定トーナメントの決勝である。
トーナメントの組み合わせは、以下の通りだ。
**************************************************************
破山 皇 (驚虎軍)━━━━┓
┣━┓
雷 神 (獅功軍)━━━━┛ ┃
┣━┓
荒岩 厳 (驚虎軍)━━━━┓ ┃ ┃
┣━┛ ┃
龍 牙 (騒龍軍)━━━━┛ ┃
┃
J・ライアン (獅功軍)━━━━┓ ┃
┣━┓ ┃
ジークフリント(フリー)━━━━┛ ┃ ┃
┣━┛
NIGHT−R(騒龍軍)━━━━┓ ┃
┣━┛
GIRA (フリー)━━━━┛
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その他の試合としては、
レイ嵐龍 VS グレート・イーグル(15分1本勝負)
タイガーマン零 VS 風神(ノーロープブレイクマッチ)
獅神王 & タイガーマン空 VS ガムゥ & キングレオ
タイガーマン影 & へルパワー & ?(未定)
VS
エルウィンド & 伊達 光将 & ?(未定)
初代 タイガーマン VS ?(未定)
カードを見る限りTWCの気合が見て取れるが・・。
時期的にはつらいものの、TWCの底力を見せて欲しいものだ。
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会見終了後、同席していたレイ嵐龍にインタビューインタビューする事が出来た。
な「レイ、今回の『聖夜』の見所なんかを聞かせて欲しいんだけど。」
レ「そういうのはさ、広報に聞いてよ。」
な「それじゃ、個人的な目標っていうか、楽しみな所って?」
レ「イーグルだね。あいつが、どれだけでっかくなったか、楽しみだよ。」
な「グレート・イーグルだね。確か、レイがスカウトしたっていう・・」
レ「うん、あいつは、すごいよ。才能だけでいったら絶対、俺を超えてるよ。」
な「すごい評価してるね。じゃ、トーナメントにも出したかったんじゃない?」
レ「それは、まだ早いよ。才能だけじゃレスラーはやってけないから。ハートの強さを見ないとね。」
な「なるほどね。それじゃ、次はトーナメントの予想なんかして欲しいんだけど。」
レ「難しいね。実力は拮抗してるんじゃないかな。誰が勝ってもおかしくない。」
レ「もちろん、全員と戦ったわけじゃないから、見た印象が判断基準だけど。」
な「それじゃ、勝って欲しいのは?」
レ「強い奴。」
な「強い奴?って。」
レ「言葉通りさ、お客が見て、こいつは強い!と思わせる奴。」
レ「ベルトを賭けて争うんだから、そういう奴等と勝負したいってことだよ。」
レイはそう締めくくってから席を立ったが、その言葉通り、ファンを納得させる試合を期待したい。
M.O.W | (谷町一徳/大石昭二記者)【1998年12月12日(土) 23時44分】 |
またM.O.Wが武闘館にやってきた。今回は二冠戦も目玉だが、各試合にテーマが存在する試合になったようだ。←トップに戻る
また第4試合後には、次期シリーズ『ファイティング・ザ・ワールド』で開催される“世界ストロンゲストタッグリーグ”出場チームがここで初めて発表され、観客のどよめきを誘った。
最終戦の内容で次への印象も変るため、ここが肝心である。
<最終戦 日本武闘館大会詳細記事へ>
東都アウトロースターズ | (凸檄記者)【1998年12月11日(金) 12時49分】 |
12月11日、世田谷のTOS事務所において、旗揚げ第一戦のカードが発表された。←トップに戻る
星崎勇吾 対 オペラ・ザ・カシーン(ECVV)
剣崎瞬 対 東京ZIN(MOW)
氏神吉光、岸川勇 対 凶原彰、緑川浩二郎
「旗揚げ戦のテーマの一つとして、まず、TOSという団体がいかなる物であるのか、観客やONL各団体に理解してもらうことがあげられます。それを考えた結果、純血のタッグマッチと、他団体とのシングルというマッチメイクとなりました」
なお、大会名は
「東都アウトロースターズ First Impression」
と決定した。
横プロ | (ヒロト記者)【1998年12月09日(水) 17時41分】 |
ICBM参戦デーとなった興行2日目。復讐に燃える極道コンビに初参戦の怪人シーノ。そして前回ひどい目にあったB.O.Sはなんとかもちなおした?←トップに戻る
ヒロト「ちょっと前の話しになりますが『X-Day』の感想から。」
ツェッペ「そうですね、」
ゼキム「ウガーッ!もう一回やらせてくれ。俺の実力はまだまだあんなもんじゃないぜ。俺のパワーは最強だ!」
ゼキム立ち去る。
ツェッペ「ゼキムは試合後控え室に帰って来てからもやり場のない怒りというか有り余ったエネルギーをサックやチャンドルあたりにぶつけてたみたい。」
ヒロト「試合ではうまくあしらわれてましたからね。全体の印象はどうでしたか?」
ツェッペ「興行として成功したかどうかってのはまだ何とも言えないんじゃないかな。2回3回と続けばその意義も出てくると思う。とりあえずひとつの道が開けたという意味では素晴らしいですよね。個人的には俺は相手の技を一番もらったと思うけど3人ともまだ技の重みがなかったな。なんていうか一つ一つが勢いっていうか。」
ヒロト「チャレンジマッチだったから必死だったんでしょう。」
ツェッペ「うん。まあでもけっこうきつかったのも事実。第一試合にしては盛り上がったし、やっぱり他団体の選手と絡むのは新鮮で良かったです。」
ヒロト「そして今シリーズはその時の対戦相手の一人サックとのシングルからスタート。顔のペイントを落としてコスチュームもだいぶさっぱりしましたね、」
ツェッペ「夏の興行でゼキムに負けてああこのままじゃダメだなって思ったところで、さてどうしようかなって、」
ヒロト「あの試合の後に基本に返ってという言葉も出てましたね。」
ツェッペ「わかりやすいところで見た目から。」
ヒロト「気持ちを入れ替えたというのは伝わったと思います。サックとのローカードから入ったところにも。」
ツェッペ「サックはR.R.Rのうづき選手との対戦に向けてこのところまあまあまじめにトレーニングしてたみたいだから、いっしょに基本のレスリングをと思ったんだけど。あれはまだまだだな。」
サック「そんなことはないぞよ。俺は日々成長してるから。ちなみに俺がツェッペその顔のかさぶた取ったほうがいいぞってアドバイスしてやったんだぞ。」
サック立ち去る。
ツェッペ「そういえば確かに言ってたな。でもだからじゃないけど。」
ツェッペ選手をはじめ、『X-Day』という一大興行を経験し、またひとまわり大きくなった選手たちの活躍に今後も期待です。
<2日目詳細記事へ行きます>
なにわプロレス@WWWWA | (八女記者)【1998年12月08日(火) 21時34分】 |
塩野アナ「休憩時間となりましたが、海岡さん、スーパー銀河パワーとはなにものなのでしょうかね。」←トップに戻る
海岡「そうですね。予想もつかないですが、かなりの実力者のようですね。彼を地球のために倒さないのがなにわプロレスとしての使命なのかもしれません。でもきっと誰かが成長して地球に平和が訪れる日が来ると思います。」
塩野「なるほど、ありがとうございます。さて、次は第四試合ですが、どういったところが見どころなんでしょうか?」
海岡「ミスチェーンにつきるでしょうが、我々としては安永の金星に期待したいですね。」
塩野「そうですか。あ、朝霞さんが帰って参りました。どこに行っていたんでしょうか。」
朝霞「え?まあ、いいじゃないですか。第四試合ですけど、私はミスチェーンの多彩な技、役者ぶりに期待したいですね。」
塩野「わかりました。あぁっと、そうこうしているうちにミスチェーン長島選手の入場であります!」
第四試合 ミスチェーン長島 VS 安永晃一
<試合結果を見るにはAcrobatが必要です。6ページ目から見てね>
東都アウトロースターズ | (凸檄記者)【1998年12月08日(火) 01時38分】 |
東都アウトロースターズ(以下、TOSと表記)の記者会見では、前記のように公式ルールも発表された。←トップに戻る
レフリー パンサー鳥取氏
試合形式 3カウント
試合時間 シングル=10分 タッグ=15分 ただしタイトルマッチ時は無制限とする。
試合本数 一本勝負
リング HWA
試合会場 不定
ロープチェック オフ
ランバージャック オフ
トルネードバトル 基本的にオフ。ただし試合によって採用の予定もあり。
カットプレイ オン
反則カウント オン
場外カウント オン
目を引くのが、ロープブレイクの廃止である。
「このルールは、ロープブレイクによって試合のテンポが寸断されることを防ぐためです。また、試合時間を短く設定してあるのは、ブレイク廃止による試合のスピードアップを考慮した結果であります」
会見の席上で氏神はそう語った。
勝負がロープ際で接戦になると、確かにロープブレイクで試合が寸断されるのが気になることも多い。一つの試みではあるだろう。
しかし、このルールは反則と場外のカウントの有無を除くと、IWにおける非デスマッチ形式の試合でのルールによく似ている。
IWのように、エンターテイメント性を重視した団体になるのだろうか?
これには、会見に同席していたTOSジュニア選手である剣崎瞬選手が答えた
「そりゃまあ、プロレスである以上、エンターテイメントを抜きにすることは出来ませんよね。だけど、プロレスってのはそれだけじゃなくって強さってのも必要じゃないですか。TOSの理想ってのはその両方のバランスなんですよ。ストロングスタイルを取り入れたエンターテイメント性、その逆でもいいですけど、そういう試合を作ってくってのが、俺達の理想なんです」
熱っぽく剣崎選手はそう語った。ストロング+エンターテイメント。確かに目指す価値のある目標である。
まだ若い選手が多く、ポイントに恵まれているのもベテランの氏神のみということで、人材的には豊富とは言いがたいが、少なくとも熱気だけは非常に高い。
はたしてこの熱気を継続していくことが出来るか。注目である。
プロフェッショナル・レスリングNEO | (ダー記者)【1998年12月07日(月) 21時39分】 |
(ダー:おめでとうございます。どうですか,初めてのリングは)←トップに戻る
春一番「そうだね。今日が,僕がレスラーとしての出発点ですからね。何と言ってもデビュー戦でしたから,そりゃあ緊張しましたよ。開会セレモニーなんか浮き足立っちゃって,流星さんが何を言ったのかすら覚えていないよ。試合前の入場中だって・・・。ただ,リングからは目を離さないようにしていましたね。お客さんの温かい拍手で,よし,やるぞ!と気合いを入れました」
(ダー:デビュー戦にして,初勝利の味はどうでしたか)
春一番「うーん・・・うまく行き過ぎたね。ただ,ロストポイント制だから,完全決着だとどうなっていたかわからないね。まあ,僕は相手がどう来ても合わせることは絶対にしないから。自分のレスリングを貫くだけだから。その点,リラックスできたのかもしれないね。ラッセル選手なんかは怖いのなんの。目が語ってましたね。プロレスラーかって。NEOでは,僕は明らかに色モノでしょうね。プロレスをするから」
(ダー:春一番選手の勝利は,NEOランカーの仲間入りの意味もありますが,それについては)
春一番「結果としては,7位を破ったということですか。なんか,自分の道がまた大きく開けたような,そんな感じがしますね。夢我としては,旗揚げの時期を逃してしまったような。興行しながらトーナメントにも出るなんて器用なことができるかな。まあ,それについてはサックスと相談してみます。アイツも早くデビューしたいでしょうから」
(ダー:最後に,2回戦に向けての意気込みを)
春一番「意気込みって言ったって,相手がわからないからイメージはしにくいですよね。前にも言った通り,夢我のやりかたを僕のやり方を貫くだけです。その上で勝つことができれば,もう,これ以上のことはないですね。プロレスをやりますよ。リアルファイトと言われる格闘技にどこまで対抗できるのかも興味があります。その上で夢我の参考にもできますし。まだ旗揚げもしてないですからね。」
(ダー:ありがとうごぜいました。)
春一番「はい。」
東都アウトロースターズ | (凸檄記者)【1998年12月07日(月) 17時05分】 |
「選手の経歴を見ればすぐに分かることですが、我々はいわばはぐれ者たちの集まり。はぐれ者、無頼漢たちの星となる、という思いが、この団体名であります」←トップに戻る
「東都アウトロースターズ」
一見したところ、プロレス団体の名というよりは野球の球団を思わせるネーミングである。
記者会見の席上で、この団体名について飛んだ質問に対して、氏神吉光選手が答えたものが、記事冒頭の発言である。
団体の代表格である氏神選手は、75年にOLIVE JAPANにてデビュー。Jrのエース格として活躍するも、同団体でのジュニアの地位の低さに反発し、87年にハリケーン力丸選手のVIEW復帰と時を同じくしてVIEW JAPANに移籍。89年にはヘビー級に転向し、VIEW屈指のテクニシャンとして活躍した選手である。
しかし、1997年に「やりたいことがある」という一言を残してVIEWを退団。周囲を驚かせた。
参戦する選手の顔触れを見て、「はぐれ者の集まり」という氏神選手の言葉に納得が行った。
フロントと対立し、団体からはみだした選手。新たな可能性を求めて団を離脱した選手。団体が消滅し、新たな生き方を探すことを強いられた選手・・・・・・。
所属する全ての選手が、何らかの理由で団体を離れ、戦いの場を求めてマット界を
放浪するフリー選手だったのだ。
はぐれ者、無頼たちの集う団体。無法者たちの星、「アウトロースターズ」。
なるほど、これほどこの団体にふさわしい名前もあるまい。
記者会見の席では、公式ルール等、基本となる事項もいくつか発表されたが、それはまた追って報道する。
なお、団体の公式ページは以下の場所である。
<東都アウトロースターズ公式Web Page>
M.O.W | (谷町一徳/大石昭二記者)【1998年12月07日(月) 10時20分】 |
千葉出身の選手が多いM.O.Wでは、千葉大会は欠かせない。客入りも、第二戦の群馬よりも良い。特に今シリーズから、大和鉄之助、太宰陸帝の親子が揃ったため、会場には大和の親族も多く駆け付けたらしく、賑やかな一団を見る事が出来た。←トップに戻る
門仲も千葉出身とM.O.Wでは3人の千葉県人を擁している、結構千葉寄りな団体であるのかもしれない。
二冠戦前哨戦での初戦でブロンソンに痛い黒星を喫した海崎だったが、それで終わる海崎ではない。國重とのM.O.W頂上コンビは、ここぞの時の切り札コンビとなりそうである。
<第三戦 千葉文化体育館大会詳細記事へ>
ICBM | (赤場記者)【1998年12月04日(金) 12時13分】 |
永らく沈黙していたICBMだが2日後の12月5日(日)に←トップに戻る
なみはやドームサブアリーナに於いて「ONL4万人目踏んじゃった&ICBM3000人記念」単発興行を開催することが突如発表
された。
単発開催ということでカードは普段の5試合より数試合増える
事が予定されている。
詳細は未定だが、すでに決定している注目カードをご紹介しよう。
ICBMヘビー級選手権試合
▼テリー・ダックス(選手権者) VS ケン・ジェネレイツ(挑戦者)
横浜プロレスのグリン・ピースとのエコタッグで実力を増した
9代チャンピオンにICBMのリーダーがどう挑むか。正規軍トップ
決定戦の意味合いも含んでいるだけに両者とも一歩も引けない
ところだ
▼五十嵐 琢磨(M.O.W)/近藤 勝利(M.O.W)
VS
赤場 ハヤト/タイガー・ファントム
11.24M.O.W興行「マスターオヴリヴェンジ」で現・英連邦タッグ
チャンプ、左近番斎の口から飛び出した3人にタイガーを加えて、
のタッグマッチ。事実上、門仲・番斎組への挑戦者決定戦といって
も良いだろう。
M.O.W | (谷町一徳/大石昭二記者)【1998年12月02日(水) 10時05分】 |
初の群馬興行を迎えたM.O.W。群馬出身の石本五十六の地元凱旋に、五十六横断幕が遂に出現。東京ZINの母方の親戚も多い群馬はコンニャクの名産地。また下仁田ネギは独特の甘味で有名だ。←トップに戻る
しかし、海崎にとって群馬は甘いところではなかった。ブロンソンの脅威は海崎の首に赤信号を灯してしまったのである。
<第二戦 群馬県民体育館大会詳細記事へ>
横プロ | (ヒロト記者)【1998年12月02日(水) 01時46分】 |
今年も残すところあと一ヶ月。年末興行ラッシュのなかで横プロも今年最後のシリーズが始まりました。こてんぱんにされたのは誰でしょう?←トップに戻る
ヒロト「今年の下半期は大忙しでしたね。」
レオパルド「なにしろメキシコより日本にいるほうが長かったからね。時々あっち(メキシコ)に試合しに帰るって、いつもと逆でしたよ。」
ヒロト「そしたらまず『X-Day』の感想から。」
レオパルド「大きな興行だった。初めての試みだったからカード的には顔合わせというか実験段階だったかもしれないけど、あれだけの選手をそろえられるんだからこれから回を重ねていくことができれば夢の興行になるはず。」
ヒロト「ジュニアワンナイトトーナメントは定番になりそうですね。」
レオパルド「うん、そういう意味でもジュニアってのはフットワークが軽いから。俺はあそこまで大きな興行今まで出たことなかったから、はりきって大阪に乗りこんだんだけど。さすがに成田選手は強かった。」
ヒロト「そして『飛翔・1』では再び熱戦を繰り広げました。」
レオパルド「飛翔の会、よくぞやってくれたって感じですかね。ピースにはずいぶんうらやましがられましたよ。あの時ピースはオーストラリアの海で珊瑚礁を調査してたらしい。」
ヒロト「初戦はリチャード・オガタ選手をボディアタックで撃破。」
レオパルド「あれはシードだったのが大きかったですね。あの二人どちらも優勝候補だっただけにつぶし合いが激しかったでしょう。それでもオガタ選手とは紙一重だった。やってておもしろい試合でした。」
ヒロト「ZIN選手にはきれいに丸め込まれましたね。ちょうど一年前タッグマッチで対戦した時と比べてどうでしたか。」
レオパルド「あれは勢いでもっていかれたように見えるかもしれないけどそんなことはなくって。テクニックでしっかりと一本とられました。一年前と比べると明らかに強くなってましたよ。こっちもスタミナには自信があったからトーナメントだってのは関係ないです。まあまたカード組んでもらったから。」
ヒロト「はい、ZIN選手とは今『ぶらり旅』と同時に行われているM.O.W興行『マスター・オヴ・リヴェンジ』でシングルマッチが組まれてますね。」
レオパルド「さすがに2連敗はかっこ悪いから必死でがんばります。」
ヒロト「がんばって下さい。」
−以上、暮れにむかってますます多忙なレオパルド選手でした。
<詳細記事へ行きま>